
hi-ho Lets Wi-Fiが気になっている人の、
- 自分が見逃してる条件とかないかな…。
- 注意点とかデメリットがあれば知っておきたい。
- 他のサービスと比べてどうなんだろう?
こういう疑問や不安にお答えします。
理由は本文で詳しく書きますが、hi-ho Lets Wi-Fiはプロ目線で条件をチェックして、実際にテストして「堅実でおすすめできるサービス」だと分かりました。
ただ、申し込む前に理解しておくべき点がいくつかあるので注意してください。
特に「データ容量月間200GB超え」という、月間最大通信量にメリットを感じている方は要注意です。制限値はあくまでも1日7GBで、「ギリギリまで毎日使えば」という前提条件が付きます。
それでも1日7GBという通信量は「たっぷり動画を楽しめる通信量」だし、実際に使ってみて接続回線・通信速度も安定していたので、自信を持っておすすめできます。
公式ページ:hi-ho Let’s Wi-Fi
目次
- 【結論】hi-ho Lets Wi-Fiは堅実で「おすすめできる」
- hi-ho Lets Wi-Fi 4つの注意点
- 通信量は多いが速度制限が厳しい
- 正確な通信量の確認できるまで時間がかかる
- 2年契約で1年目の解約違約金が高い
- ライトプランなら月100GBの他社サービスがおすすめ
- hi-ho Lets Wi-Fiを「おすすめできる」理由
- 使える通信量がハッキリしている
- キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い
- 料金が安すぎずない妥当な料金
- プロバイダーとしての歴史・実績がある
hi-ho Lets Wi-Fiを実際に使ったレビュー
- 常にソフトバンク回線につながっていた
- 混雑しやすい昼・夜も通信速度が落ちない
- リアルタイムに通信量をチェックできる
- たまにエラーになって再起動した
- たっぷり動画を観られる通信量がある
- まとめ
- hi-ho Lets Wi-Fiの申し込み・解約方法
- hi-ho Lets Wi-Fi 競合サービスとの比較
【結論】hi-ho Lets Wi-Fiは堅実でおすすめできる
hi-ho Lets Wi-Fiは、大手キャリアのLTE回線を1日7GBまで使えて「月額4,730円」という大容量かつ安いのが魅力のポケットWiFiサービスです。
1日7GBまでなので、最大限利用すれば1ヶ月200GB以上使えます。
類似サービスで多い条件が「1ヶ月の通信量が100GBまでで3千円台後半」なので、1ヶ月100GBでは足りないという方におすすめのサービスです。
でも、ひとつ重要な注意点があります。それが「通信量は多いが速度制限が厳しい」という点です。
hi-ho Lets Wi-Fiは「1日7GB」をオーバーすると、翌々日に終日128kbpsに速度制限されてしまいます。この速度はスマホのパケ死と同じ速度なので、ほぼ使い物にならない通信速度です。
ですから「絶対に1日7GBをオーバーしない」使い方をすることがポイントです。7GBあれば、私の経験上テレビでネット動画を4時間半は観られるので、そうそうオーバーすることはないと思います。
ちなみにこの1日7GBという通信量は、使い放題を謳うサービスを除けば一番多い通信量です。
初めてモバイルWiFiを持つ人はもちろん、WiMAXを使っていて「3日10GB」の速度制限に困っていた方、屋内や地下で使えなくて不便していた方にもおすすめです。
ここからは、注意点やおすすめできる理由などを深掘り解説しています。レビューを先に見たい方はhi-ho Lets Wi-Fiを実際に使ったレビューからご覧ください。
hi-ho Lets Wi-Fi 4つの注意点
hi-ho Lets Wi-Fiの注意点は以下の4点です。
- 通信量は多いが速度制限が厳しい
- 正確な通信量の確認できるまで時間がかかる
- 2年契約で1年目の解約違約金が高い
- ライトプランなら月100GBの他社サービスがおすすめ
【注意点1】通信量は多いが速度制限が厳しい
hi-ho Lets Wi-Fiは「1日7GB」も使えますが、速度制限が厳しいので7GBをオーバーしないように使わないといけません。
hi-ho Lets Wi-Fiの速度制限は「7GB使った翌々日の通信速度が128kbpsになる」というもの。
1日ごとの通信量が決まっているサービスの速度制限は、一般的に「オーバーした当日の12時まで」です。ですから、オーバーしたことに気付くし制限される時間も短いです。
それがhi-ho Lets Wi-Fiだと、制限が翌々日なので注意してないとオーバーしてしまうし、制限速度が128kbpsなのでその日は丸1日Wi-Fiが使い物になりません。
「Wi-Fiが異常に遅いな」で前々日の使い過ぎに気付くということもあり得ます。
ただhi-ho Lets Wi-Fiの1日7GBは、1人で普通にネットを使う分には十分な量だし、他社サービスと比べると大容量です。(WiMAX「3日10GB」・限界突破WiFi「1日5GB」・縛りなしWiFi「1日2GB」)
hi-ho Lets Wi-Fiは「1日の通信量は多いけど制限が厳しい」と覚えておいてください。
【注意点2】正確な通信量の確認できるまで時間がかかる
hi-ho Lets Wi-Fiは、サービスの管理画面と端末の管理画面 2つの方法で通信量が確認できます。
このうち、正確なのはサービスの管理画面なんですが、反映されるのが翌日の夜23:50分です。実質前々日の通信量までしか確認できません。
上写真は私が8月6日朝にサービス管理画面を確認した時のスクショです。8月4日までの通信量しか掲載されていません。
1バイト単位まで正確に掲載されていますが、ちょっと反映されるのが遅すぎます。
端末の管理画面で概算が分かる
前々日の通信量しか分からないのでは不安で使えませんが、端末の管理画面なら概算のリアルタイムの通信量が分かりますので安心してください。
使い方は、スマホやパソコンをhi-ho Lets Wi-FiのWiFiに接続した状態で、ブラウザのアドレスバーに「192.168.43.1」と入力するだけです。
ただ、端末の仕様で通信量が朝9時にリセットされるので注意しましょう。
ややこしいですが、日付が変わる直前に7GB超えていなくても、前の晩の深夜12時から朝9時までの通信量も加算されるので7GBをオーバーしている可能性があります。
この点に関しては、レビューのリアルタイムに通信量をチェックできるでも詳しく解説しています。
【注意点3】2年契約で1年目の解約違約金が高い
hi-ho Lets Wi-Fiは2年契約で、1年目に解約すると解約違約金が18,000円にもなります。高いので条件をよく理解した上で契約しましょう。
hi-ho Lets Wi-Fiの解約違約金の条件がこちら。1年目の解約違約金がかなり高いです。
- 0~11ヶ月目:19,800円
- 12~23ヶ月目:10,450円
- 更新月(24ヶ月目):0円
- 25ヶ月目以降:10,450円
これは、端末代が0円のサービスによくある条件で、WiMAXも端末代0円のプロバイダー(GMOとくとくBBなど)だと1年目は20,900円の解除料がかかります。
逆にBIGLOBE WiMAXのように、端末代の実費負担(21,120円)があるプロバイダーは解除料が安い(1,100円)です。
2万円くらいする端末が0円になるので、解除料が高いのも止むを得ませんが、できれば解約するサービスに高い解除料を払いたくないので、内容をよく理解してから申し込みましょう。
契約してすぐ(8日以内)なら初期契約解除という、ネット回線のクーリングオフ的な制度が使えて解除料はかかりません。(契約事務手数料 3,300円・返送送料は自己負担)
【注意点4】ライトプランなら月100GBの他社サービスがおすすめ
hi-ho Lets Wi-Fiには、おすすめしてる1日7GBまでの通常プランの他に、1日4GBまでのライトプランもあります。ただライトプランを選ぶなら、月100GBの他社サービスがおすすめです。
理由は「価格」「使い勝手」の2点です。
他社の100GBプランの方が安い
hi-ho Lets Wi-Fi ライトプランの価格は3,828円ですが、他社の100GBプランだとMUGEN Wi-Fiだと3,718円、クラウドWiFiも3,718円で、hi-ho Lets Wi-Fi ライトプランより110円安いです。
日4GBより月100GBの方が使いやすい
hi-ho Lets Wi-Fi ライトプランの場合、1日4GBという通信量設定ですから最大限に使えば、30日換算で120GBなので月100GBより多いです。
ただこの数字は、あくまでも制限値ギリギリまで毎日使えばという話です。
毎日ギリギリを攻めるということは、オーバーしてしまう可能性もありますよね?オーバーすると翌々日に終日速度制限されてしまいます。
1日の通信量は、多い日もあれば少ない日もあるのが普通です。4GBを超える日もあれば、2GB以下の日もあるでしょう。
ですから、1ヶ月のトータルの通信量で調整した方が絶対に使いやすいです。
というわけで、ライトプランを選ぶならMugen WiFiやクラウドWiFiの100GBプランを選びましょう。
hi-ho Lets Wi-Fiを「おすすめできる」理由
注意点を先に書きましたが、hi-ho Let’s Wi-Fiはおすすめできるサービスです。ここではそう断言する4つの理由を紹介します。
- 使える通信量がハッキリしている
- キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い
- 料金が安すぎずない妥当な料金
- プロバイダーとしての歴史・実績がある
使える通信量がハッキリしている
hi-ho Lets Wi-Fiは「1日7GB超えると翌々日に速度制限される」とハッキリ決まっています。
同じ端末を使う競合サービスに「無制限・使い放題」とPRするサービスがある中で、条件が悪いように感じるかもしれませんが、通信量が「1日7GB」と決まっている方が安心して使えます。
現在は速度低下に怒っている口コミが減りましたが、3月~6月上旬は「遅すぎる」「使い物にならない」という口コミがすごく多くて、さながら炎上状態でした。
そして今も多くのサービスが新規受付停止や、受け付けていても出荷待ちの状況です。
使い放題サービスの草分けで、影響が大きかった「どんなときもWiFi」を運営する㈱グッド・ラックには、総務省の行政指導も出ました。
参照:総務省|MVNOサービス「どんなときもWiFi」の利用者へのサービス提供に係る株式会社グッド・ラックに対する指導等
というわけで、「1日7GBで足りる方」は無制限を謳うサービスよりも安心して使えます。そして、1日7GBという条件は無制限のサービスを除いて業界トップクラスの通信量です。
【体験談】1日7GBでなにができる?
私はWiMAXのホームルーターを自宅兼事務所のネット回線として使っていますが、2020年6月28日に6.8GB使いました。なにに使ったのか参考に紹介します。
この日は、ノートパソコンを32インチのテレビにつないでHuluを観ました。タイトルはアニメ妖怪ウォッチを3本(合計 約72分)と、映画 ペット(86分)で併せて約2時間半です。
画質設定は自動でしたが、普通にきれいな画質で観れていたのでフルHD(1080p)で再生できていたんだと思います。
他に、パソコンでYoutubeを合計2時間くらい観ました。ディスプレイは23型ワイドで画質は720pです。
というわけで、テレビやディスプレイで4時間半 ネット動画を観ると通信量が7GB近くなりました。
(その他に、私がスマホを、妻がスマホとタブレットをWi-Fi接続して、SNSとWEBブラウジングで使いましたが、短時間なので通信量は多くないと思います。)
テレビやディスプレイサイズでこの時間ですから、スマホなら3~4倍は観られます。
キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い
hi-ho Lets Wi-Fiが使う電波は、大手キャリアのLTE回線です。ですから、「スマホが繋がる場所ならどこでも使える」と考えて間違いありません。
え?!どのポケットWiFiも「どこでも使える」んじゃないの?
違います。モバイルWi-Fi最大手のWiMAXの場合、LTE回線より周波数が高い電波を使っているので、障害物に弱く、屋内は電波が弱くなったり圏外になりやすいです。
ですからhi-ho Lets Wi-Fiは、都会・地方・屋内・屋外どこで使う人にもおすすめできます。
料金が安すぎずない妥当な料金
hi-ho Lets Wi-Fiの料金は、月額4,730円です。正直に言って「安くない」です。
他のサービスと料金を比較しましたが、hi-ho Lets Wi-Fiが一番高いことが分かります。
月額料金 | 通信量 | 使用回線 | 契約年数 | |
---|---|---|---|---|
hi-ho Lets Wi-Fi | 4,730円 | 7GB/1日 | ソフトバンク・au・ドコモ | 2年 |
それがだいじWiFi | 3,718円 | 100GB/月 | ソフトバンク・au・ドコモ | 2年 |
クラウドWiFi | 3,718円 | 100GB | ソフトバンク・au・ドコモ | 2年 |
どこよりもWiFi (スタンダード) |
3,400円 | ~100GB | ドコモ | なし |
WiMAX+5G (カシモWiMAX) |
4,705円(実質) | 3日15GB | WiMAX | 3年 |
料金は高いですが、通信量は一番多いです。
実際には無制限じゃないし、2020年2月~6月の速度低下の状態と、それに困るユーザーの口コミを見ているからです。今後も利用者が急に増えたり、全体の通信量の増加や、ネットワークの増強の遅れなどで速度低下する可能性は大いにあります。
どんなサービスも同じですが「妥当な料金」があると私は思います。
大手キャリアだと使い放題プランは割引前で7,000~8,000円もする上に「テザリングは30GBまで」などの条件の制約も厳しいです。
それなのに、キャリア回線を借りて運営してるサービスだと3,500円以下で使えて条件の制約もないなんて、おかしいと思いませんか?いや、おかしいんです。
実際に大規模な通信速度の低下(通信障害)を起こしたし、多くのユーザーが長期間WiFiが使えなくて困ることになりました。そんなリスクのあるサービスはとてもおすすめできません。
結果として「安くて使い放題」という非現実的な話に、利用者が翻弄された形です。
安定した通信品質を維持するには、それなりにコストがかかるわけですから、見合った費用を払うのは当然でしょう。安くても使い物にならなかったらWiFiの意味がありませんからね。
hi-ho Lets Wi-Fiの場合、1日7GBで1ヶ月最大200GB以上使えます。それに約2万円の端末代も考えて、月額4,730円は妥当な設定だと思います。
プロバイダーとしての歴史・実績がある
hi-ho Lets Wi-Fiを運営するのは株式会社ハイホーで、元は現パナソニックの松下電器産業が設立した会社です。
2007年から大手電気通信事業者のIIJグループに加入して、モバイルWiFi・ADSL・光回線などのプロバイダーサービスを展開してきました。(今は株式会社IPSホールディングスの傘下です。)
@nifty・OCN・BIGLOBE・So-netなどと比べるとネームバリューは劣りますが、20年以上の歴史・実績のある会社です。
クラウドSIM系のサービスは、設立間もない会社のスタートアップ事業として運営されている場合も多いですが、hi-ho Lets Wi-Fiは違います。
hi-ho Lets Wi-Fiを実際に使ったレビュー
今回はhi-hoさんにサンプルの貸し出し提供を受けました。ありがとうございました。良い所だけでなく、悪い所や気になった点もきっちりレビューしています。
いきなり総括すると「接続が安定していて、通信速度も速くて良かった」です。通信量も普通に使っていれば「7GBオーバーすることはなかった」です。
レビューの要点は以下の5点です。
- 常にソフトバンク回線につながっていた
- 混雑しやすい昼・夜も通信速度が落ちない
- リアルタイムに通信量をチェックできる
- たまにエラーになって再起動した
- たっぷり動画を観られる通信量がある
1.常にソフトバンク回線につながっていた
テスト期間中くり返しスピードテストを行いましたが、常にソフトバンク回線に繋がっていましたので、通信速度が安定していました。
hi-ho Lets Wi-FiのようなクラウドSIM型のサービスは、場所や時間帯によって繋がる回線が変わるので、遅い回線に繋がってしまうと急に速度が落ちてしまいます。
例えば、↓こちらのFB-NETとかIIJだったりです。(サービスはTHE WiFi)
"ピーク時間帯に於いても概ね一定の速度でのデータ通信ができる状態"……ねぇ? 一定の速度ってのはキロバイトで測れる速度ってことでいいですかね #アプリックス さんよ。#THEWiFi pic.twitter.com/mi5tpKhfxP
— suilen (@suilen_tewi) July 27, 2020
ソフトバンク回線につながったからと言って、絶対に速いわけじゃありません。通信量の上限に達しているソフトバンクのSIMカードを割り当てられたら遅くなります。
しかし、私がこれまで使ってきたクラウドSIM型端末の接続先で、ソフトバンクが一番安定していますし、「使い放題じゃない」ので上限に達したSIMに当たるリスクも少ないと思います。
というわけで「常にソフトバンク回線につながった」というのはポイント高いです。
2.混雑しやすい昼・夜も通信速度が落ちない
hi-ho Lets Wi-Fiは、回線が混雑しやすい昼・夜も安定して速かったです。
試用期間中にスピードテストした結果を下表にまとめました。(混雑しやすい昼・夜の時間帯は、背景をピンクにしています。)
日時 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | Ping(ms) |
---|---|---|---|
7月24日 14:06 | 19.8 | 13.5 | 72 |
14:51 | 32.9 | 14.2 | 85 |
17:36 | 45.6 | 15.1 | 50 |
20:01 | 49.3 | 13.8 | 50 |
7月25日 10:06 | 50.1 | 15.3 | 55 |
16:18 | 43.3 | 14.6 | 37 |
21:15 | 51.0 | 14.0 | 43 |
7月27日 12:21 | 47.7 | 13.8 | 52 |
12:57 | 48.0 | 14.1 | 56 |
7月28日 7:33 | 47.6 | 14.7 | 51 |
7月29日 8:12 | 31.5 | 13.5 | 41 |
11:34 | 32.6 | 14.3 | 47 |
20:25 | 18.2 | 14.7 | 40 |
7月30日 17:46 | 52.0 | 14.8 | 50 |
7月31日 8:15 | 47.8 | 14.6 | 52 |
13:25 | 36.1 | 14.1 | 52 |
平均 | 40.84 | 14.32 | 52.06 |
1週間ランダムに16回のテストを行いましたが、「混雑する時間帯も、他の時間帯と変わらない速度が出ている」ことが分かります。
平均速度は下り40.84Mbps・上り14.32Mbps・Ping52.06msで、ポケットWiFiとしては充分な通信速度が出ていて、全体の数値を見比べても平均速度と大差がないことも分かります。
試用期間中は終日hi-ho Lets Wi-Fiを使っていましたが、とても快適でした。PCをテレビにつないでUーNEXT・Youtubeを観ましたが、ほぼ止まりませんでした。
3.リアルタイムに通信量をチェックできる
公式ページの「よくある質問」には、データ量について「リアルタイムの確認はできません。」と書かれています(上写真)が、実際にはできました!
リアルタイムの通信量は、端末の管理画面から行います。スマホやパソコンのブラウザに192.168.43.1と入力するだけです。
ただ、端末の通信量カウンターは午前9時にリセットされるので、夜12時で切り替わる「1日7GB」の制限値とは差があります。
ですから、夜12時前にチェックして7GB超えていなくても、前日の12時過ぎ~朝9時の通信量が入っていませんのでオーバーしている可能性もあります。
少し計算がややこしいですが、通信量カウンターを見ながら2、3日使えば慣れると思います。
4.たまにエラーになって再起動した
私がこのレビューを書くまで約1週間終日使いましたが、3回だけ接続エラーでインターネット接続が途切れました。
エラーになってる時は、下写真のように「端末のアンテナマークが点滅している」ので分かります。
エラーになっている時は、1度電源を切って再起動するだけで復活しました。
エラーは無いに越したことはないですが、頻度はそれほど多くないですし、あまり気になりませんでした。
hi-ho Lets Wi-FiのU2sとは別の端末ですが、接続エラーはポケットWiFiあるあるなので、頻度が多くなければ気にしなくていいと思います。
5.たっぷり動画を観られる通信量がある
折角なので、制限値の7GBでどれくらい動画が観られるかテストしました。視聴前後の通信量カウンターの数値がこちら。
約6GB消費しています。観たのはU-NEXTの『アローン(106分)』『LIFE!(114分)』の2本です。ノートパソコンを32型のテレビにHDMI接続して観ました。
私は視聴前に仕事で約1GB使っていたので、翌々日に速度制限されましたが、動画以外にあまり使わない方は1日映画2本は余裕です。
流石に「1日中VODを見続ける」なんてことはできませんが、映画2本で4時間弱ですから「たっぷり観られる」と言っても良いと思います。
まとめ
ここまで、hi-ho Lets Wi-Fiの「注意点」と「おすすめできる点」「実際に使ったレビュー」を詳しく解説してきました。
注意点 | おすすめできる点 |
---|---|
・通信量は多いが速度制限が厳しい ・リアルタイムの通信量チェックができない ・2年契約で1年目の解約違約金が高い |
・使える通信量がハッキリしている ・キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い ・料金が安すぎずない妥当な料金 ・プロバイダーとしての歴史・実績がある |
これを踏まえて、当サイトでは「hi-ho Lets Wi-Fiはおすすめできる」と判断します。条件は「1日7GBで足りる」この1点だけです。
初めてモバイルWiFiを持つ人はもちろん、今までWiMAXを使っていて「3日10GB」の速度制限に困っていた方や、屋内や地下で使えなくて不便していた方にもおすすめです。
「hi-ho Lets Wi-Fiは高いし通信量の制限があるからダメ」と書いてるサイトもありますが、「使い放題で安い」サービスは、実際には通信量制限があるし、通信量の需給バランスが崩れると速度低下して使い物にならなくなるリスクがあります。
それよりもhi-ho Lets Wi-Fiのように、1日の容量が決まっていて安心して使える方が失敗は少ないです。(速度低下している時の利用者の口コミは本当にひどかったですから…。)
hi-ho Lets Wi-Fiの申し込み・解約方法
ここでは、hi-ho Lets Wi-Fiの申し込み方法・解約方法を解説します。
もっと鬼コスパキャンペーン【~2021年7月31日】
hi-ho Lets Wi-Fiはもっと鬼コスパキャンペーンを2021年6月30日まで開催しています。
内容は「事務手数料3,300円無料」と、通常4,730円の通常プランの利用料が「12ヶ月間3,278円」になるというもの。地味ですが特典総額20,724円は大きいです。
申し込み方法
hi-ho Lets Wi-Fiの申し込みは、この公式ページ限定で「もっと鬼コスパキャンペーン」を展開しています。他のページから申し込むとキャンペーン対象外になるので注意してください。
申し込みページへ進む
公式ページにアクセスしたら条件を確認して、【お申し込みはコチラ】をタップして申し込みフォームに進みます。
端末カラー・オプションの選択
端末のカラーを選んで、端末補償とその他のオプションを選択します。
スマホをよく落としたり水没などで壊す方は、加入しておいた方がいいでしょう。端末補償オプションは申し込み時にしか加入できません。端末補償以外のオプションは必要ないと思います。
契約情報の入力
契約者の個人情報とクレジットカード情報を入力します。本人確認書類の提出義務はありません。
最後に規約等を確認して、【申し込みをする】をタップして完了です。
注意するのは「キャンペーン対象ページから申し込む」のと「端末補償に入るかどうか」だけです。プラン・端末の選択もありませんので非常に簡単です。
解約方法
続いて、hi-ho Lets Wi-Fiの解約方法について解説します。
hi-ho Lets Wi-Fiは2年契約で、違約金が発生しない更新月は「端末受取月を1ヶ月目として24ヶ月目」です。2021年6月に端末を受け取ったとしたら、更新月は2023年5月です。
解約手続きは、hi-hoインフォメーションデスクへの電話のみになります。WEBで手続きはできません。受付期間は解約したい月の「前月25日~当月24日18時まで」です。
25日以降になると翌月の解約になって2年契約が自動更新され、9,500円の違約金が発生しますので注意しましょう。
ですから、hi-ho Lets Wi-Fiに申し込んで端末が届いた時点で、スマホのカレンダーアプリや、リマインダー機能で更新月に通知が入るように設定しましょう。これで更新月を忘れることはありません。
hi-ho Lets Wi-Fi 競合サービスとの比較
最後にhi-ho Lets Wi-Fiと競合サービスの条件を比較します。hi-ho Lets Wi-Fiの条件が「少し違うな」と感じる方は参考にしてください。
「もう少し安いサービスが良い」という方
どこよりもWiFiは、従量制の料金プランのレンタルポケットWiFiサービスで、最大200GBまで使えて4,400円(2年割適用時)です。
hi-ho Lets Wi-Fiの通常プラン 4,730円より少し安いですし、従量制なので使用量が少なければ4,400円より安くなります。例えば150GB以下なら3,900円になります。
端末はクラウドSIM型ではなく、ドコモSIMを使う端末です。注意点は、3日で20GB・1日7GBを目安に速度制限される可能性があるという点。
hi-ho Lets Wi-Fiも「1日7GBまで」なので近い条件と言えるでしょう。そして、月額料金が少し安く従量制で無駄がないのがポイントです。
「やっぱり使い放題のWi-Fiが良い」という方
2021年6月現在、クラウドSIM型のWi-Fiサービスで無制限プランを申し込めるところはありません。ですから、無制限に一番近いのはWiMAX+5Gになります。
WiMAX+5Gは「3日で15GB」をオーバーすると、翌日の夜(18時頃~翌2時頃)に速度制限されます。ただ、この時間以外に制限はありません。制限時間以外は使い放題というわけです。
WiMAX+5Gを最安で使えるのは、カシモWiMAXです。端末代0円で月額料金は4,750円の3年契約です。
WiMAX+5Gは、旧サービスのWiMAX2+よりエリア・通信速度・通信量の面で使いやすくなっています。
「長期契約したくない」という方
クラウドWiFiがおすすめです。通信量は月間100GBになりますが、月額料金は3,718円で1,012円安いです。さらに契約期間の縛りがありません。
あるのは最低レンタル期間1ヶ月という条件だけなので、1ヶ月過ぎれば違約金なしで気軽に解約できます。
クラウドWiFiは100GBなのでhi-ho Lets Wi-Fiの約半分ですが、1ヶ月単位の制限値なので日によって使う量にバラつきがある人は、クラウドWiFiの方が使いやすいと思います。