注意!工事不要のWiFiに「無制限はない」から騙されないで!

注意!工事不要のWiFiに「無制限はない」から騙されないで!

無制限に使える工事不要のWiFiを探していますね?

いきなり結論を書くと、工事不要のWiFiで完全に無制限に使えるサービスはありません。無制限を期待して契約しても、必ず速度制限されるので騙されてはいけません。

この記事で分かること

  • 工事不要のWiFiに「無制限はない」と断言する理由
  • 工事不要のWiFiサービスの種類と制限
  • 制限あるけど沢山使えるWiFiおすすめ3選

申込ページに「無制限」「使い放題」と書いてあっても、必ずどこかに速度制限に関する注意書きがあります。それってどうなの?と私も思いますが、実状を知って騙されないことが肝心です。

工事不要のWiFiサービスに「無制限」を期待している方は、読んで損はない内容になっています。最後まで読んでいただければ、制限を納得した上でWiFiサービスを選ぶことができます。

目次

  1. 工事不要のWiFiに「無制限はない」と断言する理由
    • 【理由1】必ず制限に関する注意書きがある
    • 【理由2】キャリアより安くて大容量はあり得ない
    • 【理由3】最初は無制限でも利用者が増えると制限される
  2. 工事不要のWiFiサービスの種類と制限
  3. 工事不要のWiFiは「制限があるから安定して使える」
  4. 制限あるけど沢山使えるWiFiおすすめ3選
    • 短期の一律制限値が撤廃されたWiMAX+5G
    • ドコモのホームルーターサービス home5G
    • 1ヶ月100GB使えて縛りなし クラウドWiFi
  5. まとめ

工事不要のWiFiに「無制限はない」と断言する理由

工事不要で使えるWiFiサービスに、無制限はありません。そう私が断言する理由は以下の3つあります。

  • 【理由1】必ず制限に関する注意書きがある
  • 【理由2】キャリアより安くて大容量はあり得ない
  • 【理由3】最初は無制限でも利用者が増えると制限される

ひとつずつ詳しく解説します。

【理由1】必ず制限に関する注意書きがある

サービスの紹介ページに「無制限」や「使い放題」と書かれていても、どこかに必ず制限に関する注意書きがあります。例えば↓これはドコモのホームルーターサービス home 5Gの公式ページです。

ドコモ home5G 公式ページ スクリーンショット

中央のボックス POINT2のところに「データ量 無制限」とハッキリ書いてありますが、横に※1マークが付いていて、下に小さい字で注釈が書かれています。

※1 ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。

回りくどく書かれていますが、簡単に言えば「長く・大量に使うと速度制限します」という注意書きです。以下の通り、実際の利用者の口コミもあります。

通信が完全に途切れるわけじゃないので、考えようによっては無制限かもしれませんが、通信速度が遅くて困ってる方もいるのが現状です。

「無制限のはずなのに速度制限の注意書きがあって、実際に制限される」というのが実状です。申し込みページの「無制限」を真に受けてはいけません。

ここで例に挙げたhome5G以外のサービスも、無制限やそれらしい言葉が書かれていても、必ずどこかに速度制限の注意書きがあります。要するに、無制限ではないわけです。

他のサービスの制限についてはこちらで詳しく書いています。

【理由2】キャリアより安くて大容量はあり得ない

キャリア ロゴ

工事不要のWiFiサービスは沢山ありますが、基本的に使っている電波はキャリアの物です。ですから、基本的に「キャリアより極端に安い・大容量」というのはあり得ません。

ここで言うキャリアはドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアと、WiMAX・楽天の5社です。他のサービスは全て、電波を借りている業者か代理店です。

楽天はRakuten UN-LIMITで無制限を謳っていますが、エリアが楽天回線エリアに限定されるし、今後利用者が増えた時に無制限を維持できるかは分かりません。

他のキャリアに関しては、完全無制限のプランはありません。

それなのに、キャリアから電波を融通してもらっているサービスが、無制限プランを安く販売してビジネスモデルが成立するわけがありません。

日本の通信事業は、基本的にキャリアが儲かる仕組みになっています。

それなのに、本当の意味での「無制限のWiFiサービス」ができてしまったら、キャリアに高い利用料を払う人がいなくなってしまいます。だから「工事不要の無制限WiFi」なんて夢物語なんです。

【理由3】最初は無制限でも利用者が増えると制限される

サービスがスタートした直後は「無制限」と勘違いするくらい使えたサービスも、利用者が増えると制限されるようになるというパターンを、これまでにいくつも見てきました。

どんなときもWiFi スクリーンショット

その代表格が、2019年3月にサービス開始したどんなときもWiFiです。

どんなときもWiFiの事例

どんなときもWiFiは、2020年10月31日には無制限プランを終了させます。今までになかった「無制限のモバイルWiFi」が売りで爆発的に利用者が増えたんですが、それが仇になった形です。

私も実際に契約して2019年7月にテストしましたが、1日100GB使っても速度制限されず驚きました。(下写真がテスト時の通信量・通信速度の記録です。)

どんなときもWiFi 100GBテスト

しかし利用者が急増する中で、私のような「一時的なテスト」での大容量通信ではなく、日常的に大容量通信する利用者が増えて、ネットワークを圧迫するようになりました。

そして、2019年8月末に1回目の大規模な通信障害を起こし、その後、月末になると速度低下するようになって、2020年2月末~3月にまた大規模な通信障害が起きました。

この時、障害の期間が長かったこともあって、炎上状態になり多くの利用者が解約しました。これでネットワークに余裕ができたかと思っていましたが、10月末で終了すると発表されました。

終了に至る経緯が、運営会社による発表資料で説明されていましたが、要は「採算が合わないから続けられない」と書かれていました。

どんなときもWiFiの類似サービスも要注意

どんなときもWiFiには、同じシステムを使う類似サービスが沢山あります。サービス終了はしていなくても、無制限プランの新規受付を停止しているものがほとんどです。

どんなときもWiFiの類似サービス

Mugen WiFi・よくばりWiFi・めっちゃWiFi・ギガゴリWiFi・限界突破WiFi・THE WiFi・ZEUS WiFi・FUJI WiFi・hi-ho GoGo Wi-Fi・どこよりもWiFi・クラウドWiFi東京 など

2022年10月現在、無制限で新規契約できるようなサービスはありませんが、上記以外のサービスで「無制限」を見つけても信じて契約してはいけません。近い将来、どんなときもWiFiと同じ道をたどるのが見えています。

工事不要のWiFiサービスの種類と制限

ここでは、工事不要のWiFiサービスの種類と、実際の制限について解説します。

各社「無制限」や「使い放題」っぽくPRしていますが、実際は「無制限じゃない」ということが分かると思います。

1.WiMAX+5G は「沢山使った場合」

WiMAXは工事不要のWiFiサービスの老舗の定番サービスです。持ち歩けるモバイルルーターと家用のホームルーター両方ラインナップしています。現行サービスはWiMAX+5Gです。

WiMAX+5Gは「ギガ放題プラス」というプラン名ですが、「通信速度を制限する場合があります」という注意書きがあります。回線元のUQ WiMAXの注意書きが下画像の赤枠の部分です。

小さいので抽出すると「一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。」と書いてあります。

期間や通信量、制限速度の具体的な数値はありませんので、考えようによっては「いつどんな状況で制限されるのかわからない」という状況です。

「3日で15GB」の制限が撤廃されて現在に至る

実は、WiMAX5Gは2022年1月まで「3日で15GB」という、ハッキリした制限値を設定していました。

制限値をオーバーすると、翌日の混雑する時間帯(18時~翌2時頃)に通信速度が1Mbpsに制限されました。実際に私が制限された時の通信速度が↓こちらです。

WiMAX+5G 速度制限時のスピ度テスト結果

下り 0.91Mbps・上り 0.51Mbps・Ping 64ms

この非常に評判が悪かった3日制限が撤廃されて、今に至るわけです。

ですから、普通に考えて3日で15GB以上は使えると考えるのが妥当です。実際に、私もテストしましたが3日で100GB以上使っても制限されませんでした。下画像がテスト結果です。

WiMAX+5G 3日間の通信量テスト結果

3日間で102.58GB使いましたが、速度制限されませんでした。これがWiMAX+5Gの現状です。

2.ソフトバンクエアーは「混雑・高負荷時」

ソフトバンクエアーも工事不要WiFiの定番サービスで、端末は家用のホームルーターのみです。

公式ページ:SoftBank Air(ソフトバンクエアー)

ページの各所に「ネットし放題」「データ容量制限なし」と書かれていますが、制限に関する注意書きがあります。小さくて見にくいですが、下画像の赤枠の部分です。

ソフトバンクエアー 公式ページ スクショ

※1 ベストエフォート形式のため、お客さまの通信環境により実際の通信速度は変化します。ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

ソフトバンクエアーの制限の注意点

ソフトバンクエアーの制限は、「具体的な数字が一切明示されていない」というのが注意点です。数字が書かれていない以上、いつどういう制限をされるかわからないわけです。

制限に関する詳細ページにも、今は↓こんな記述があるだけです。

サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

  • ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
  • 特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供に伴う速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

出典:SoftBank Air(ソフトバンクエアー) の速度制限などについて
https://www.softbank.jp/ybb/air/data-about/

WiMAX+5Gも同じですが、制限される通信量・制限時間・制限速度など、なにひとつ具体的な数字が書かれていませんよね。

ここを言い出すときりがないですが、「無制限ではない」ということが分かってもらえたと思います。実際に制限にあった利用者の口コミがこちらです。

3.クラウドSIM系WiFiは「大容量通信した場合」

クラウドSIM系のWiFiは、前述した「どんなときもWiFi」や「THE WiFi」などのサービスで、「無制限」を堂々と謳っています。(今は新規受付停止や「上限あり」のプランに移行してるサービスが多い。)

ここでは、代表としてどんなときもWiFiを例にします。

「データ容量無制限」「ネット使い放題」と書いていながら、制限に関する注意書きがあります。こちらも小さいですが、下画像の赤枠の部分です。

どんなときもWiFi 制限

※1国内外の通信会社では、ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。また違法ダウンロードなどの不正利用の疑いがある場合、ご利用停止を行う場合があります。

クラウドSIM系WiFiの制限の注意点

クラウドSIM系の無制限プランも、制限の注意書きに「具体的な通信量が明示されていない」です。ですから、どれだけ使ったら制限されるか分からないわけです。

これはどんなときもWiFiに限らず、類似サービス全てに言えます。

そして、実際に「月200GB」「月150GB」「1日10GB」「1日5GB」など色んなパターンで利用者が速度制限されています。しかし、運営側は「制限はしていない」の一点張りでした。

だから利用者は、制限を感じたら「速い回線を掴むまで端末の再起動を繰り返す」しかありませんでした。どこが無制限なんだ!という話ですよね。

というわけで、クラウドSIM系の無制限WiFiも、実際は制限がありました。

工事不要のWiFiは「制限があるから安定して使える」

ここまで読んでもらえれば、電波を使う工事不要のWiFiに「無制限はあり得ない」と分かってもらえたんじゃないかと思います。そして実際にどのサービスにも速度制限があります。

逆説的ですが「制限があるから安定した通信品質で使える」とも言えます。

どんなときもWiFiは、「無制限」を謳ったばっかりにデータ量を異常に使う利用者が集まってしまいました。そして、ネットワークを圧迫してサービスを維持できなくなりました。

回線を貸してるキャリアに上限のあるプランしかないのに、借りる側で「無制限」「安い」を両立させられるわけがないんです。採算が取れないのは火を見るより明らかです。

このどんなときもWiFiの例で、工事不要のWiFiでは無制限を謳うことも、無制限を求めることも現実的じゃないとハッキリしました。

実際に、どんなときもWiFiの類似サービスは続々と「上限があるプラン」に変更させています。古くからあるWiMAXも、通信量による速度制限があるし、ソフトバンクエアーも無制限ではありません。

工事不要のWiFiに「無制限はない」「制限があるから安定して使える」と理解してください。

制限あるけど沢山使えるWiFiおすすめ3選

ネット通が選ぶ3つのおすすめ

「工事不要のWiFiに無制限はない」と分かってもらえたところで、ここでは制限があるけど沢山使えるWiFiのおすすめを3つ紹介します。

短期の一律制限値が撤廃されたWiMAX+5G

WiMAX+5G ホームルーターL11

WiMAX+5Gは工事不要WiFiの王道で、「3日制限がなくなった」「通信速度が速い」「ホームルーターもある」ので家用のWiFiにも人気です。

(私は光回線を引くまで、自宅兼事務所のネット回線にWiMAX+5Gのホームルーターを使用していました。

通信速度は電波状況にもよりますが、周波数の高い電波を使っているので速いです。下写真は直近にスピードテストした2022年5月20日午前11時ころのWiMAX+5G(L11)の通信速度です。

Speed Wi-Fi HOME 5G L11 通信速度 2022年5月20日 11時頃

下り 81.3Mbps・上り 2.07Mbps・Ping 43ms

コンセントに挿して使うホームルーターなら、アンテナ感度が良くてWiFiも遠くまで飛ぶので、家用のWiFiとしても快適に使えます。(私はSpeed Wi-Fi HOME 5G L11(下写真)という端末を使っていました。)

Speed Wi-Fi HOME 5G L11

現行のWiMAX+5Gは、以前のWiMAX2+より使える電波が増えて、3日制限もなくなり、圧倒的に使いやすくなっています。

契約するならGMOとくとくBBがおすすめ

GMOとくとくBB 5Gプラン スクリーンショット

WiMAXを契約するならGMOとくとくBBがおすすめです。理由はシンプルに「最安だから」です。

2022年10月は23,000円のキャッシュバックが貰えて実質月額3,649円で使えます。回線元のUQ WiMAXだとキャッシュバックがないので、実質月額が4,638円になってしまいます。

WiMAXはどこで契約しても、通信品質や速度制限の条件は同じなので、安いキャンペーンを利用するのが鉄則です。

【公式】GMOとくとくBBはこちら

ドコモのホームルーターサービス home5G

docomo HOME 5G

ドコモ home5Gも工事不要WiFiの王道で、「ドコモだから安心」「通信量がほぼ無制限」なので多くの人に選ばれています。

2021年8月下旬にスタートした新しいサービスですが、通信量の多さと速さが評価され「家用のネット回線の新しい選択肢」として一気にシェアを広げています。

ドコモの5Gだけでなく、4G回線が使えるエリア全域で使えて、通信量はほぼ無制限で、以下の通り速度の評判も上々です。

契約するならキャッシュバックのある代理店がおすすめ

アイ・ティー・エックス スクリーンショット

home5Gを契約するなら、キャッシュバックがもらえる代理店がおすすめです。アイ・ティー・エックス株式会社なら、開通の翌々月末に15,000円受け取れます。

端末代は実質無料で、月額料金は4,950円。

契約期間の縛りはありませんが、端末代が36回払いなので、支払期間中に解約すると、割引が終了するので残債の支払いが発生します。

ドコモショップでも契約できますが、現金キャッシュバックがもらえる代理店がおすすめです。もちろん、代理店でも端末・通信品質の差はありません。

\翌々月に15,000円キャッシュバック/

【代理店】home5Gはこちら

1ヶ月100GB使えて縛りなし クラウドWiFi

クラウドWiFi スクリーンショット

クラウドWiFiは、クラウドSIM型のポケットWiFiレンタルサービスです。「安い」「縛りなし」「持ち歩ける」ので選ばれています。

プランは20GB・50GB・100GBの3つで、100GBでも月額3,718円です。

メインでつながるのはソフトバンク回線で、エリアによってドコモ・au回線がフォローする形です。ですから、基本的にソフトバンクがつながるエリアならどこでも使えます。

契約期間の縛りがないので、ポケットWiFiが必要なくなったり、通信品質に不満を感じたら、違約金を気にせず解約できます。

【公式】クラウドWiFiはこちら

まとめ

このページでは、工事不要のWiFiサービスに「無制限はない」という点を詳しく解説しました。要点をまとめると以下の3点になります。

この記事の要点

  • キャリアの電波を使う工事不要のWiFiに無制限はあり得ない
  • 無制限を売りにしていたどんなときもWiFiは無制限をやめた
  • 制限があるから、通信品質が安定して使える

工事不要のWiFiを調べていて、もし「無制限」とかそれらしい言葉でPRしているサービスがあっても、絶対に無制限には使えないので、騙されて契約してはいけません。

本当の意味での無制限でWiFiを使いたいなら、工事をして光回線を引きましょう。

工事不要のWiFiは「制限の中で工夫しながら使う」物です。長文お読みいただきありがとうございました。自分の使い方に合ったWiFi選びの参考にしてください。