ポケットWiFiに無制限は無い!クラウドSIMのデメリットを知ろう!

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クラウドSIMのポケットWiFiは無制限じゃないの?

無制限に使えるポケットWiFiを探してる人の、

  • 本当に正真正銘「無制限」なの?信じていい?
  • クラウドSIMのポケットWiFiって大丈夫かな…。
  • デメリットや注意点があるなら知りたい。

こういう不安や疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • ポケットWiFiに無制限は「あり得ない」と断言する理由
  • クラウドSIM型サービスのデメリット・注意点
  • クラウドSIM以外でポケットWiFiで大容量使う方法

いきなり結論から書きますが、ポケットWiFiに完全な無制限はあり得ません。

「無制限・使い放題・通信制限なし」と書いていても、『具体的な制限値を設けていない』と同意と解釈しましょう。大容量通信を続ければ、必ず制限されます。

ですから、「完全無制限」を期待してクラウドSIM系のポケットWiFiを契約してはいけません。

「月に100GBくらい使えれば…」という方ならアリですが、「300~500GB使いたい」「青天井で使える」と思ったら大間違いです。ポケットWiFiに期待せずに固定回線を利用しましょう。

この記事では、↑こう断言する理由を詳しく書いています。
(2019年3月のクラウドSIM系サービス開始から、今までの経過を見てきたのでよく分かります。)

月200GBまでなら使い放題ではない、使える通信量が決まっているサービスがおすすめです。100GBまでならそれがだいじWi-Fi、200GBならhi-ho Let’s Wi-Fiです。

目次

  1. ポケットWiFiの無制限は幻だと断言する3つの理由
    • 1.絶対売れるのにキャリアに完全使い放題プランが無い
    • 2.回線を補充し続けなきゃいけないシステムの不安定さ
    • 3.2020年2月以降 利用者の評判が悪すぎる
  2. 使い放題のクラウドSIM型ポケットWiFiのデメリット
    • 接続する回線を自分で選べない
    • 速度低下の原因が不透明
    • キャリアの方針に左右される
    • 【結論】クラウドSIM型のポケットWiFi1本にするのは危険
  3. 無制限ではないけどポケットWiFiで大容量使う方法 おすすめ!
  4. まとめ

ポケットWiFiの無制限は幻だと断言する3つの理由

2019年3月に「通信量無制限・使い放題・通信制限なし」でスタートしたポケットWiFiが「どんなときもWiFi」です。それが、丸1年経った今どうなっているかというと、

2020年2月下旬から4月まで続いた通信障害の影響で「新規申し込みを停止中」で、一部の利用者は「月の通信量が25GBまでで、利用料は更新月まで料無料」という状態です。

「月25GBまで」「利用料無料」とか、これまでの経緯を見ていない人には、わけが分からない状態ですよね。

詳しいことは使い放題のクラウドSIM型ポケットWiFiのデメリットに書きますが、無制限・使い放題を「期待して」「信じて」契約した人は、裏切られてしまったわけです。

この事例を踏まえて、無制限を謳うポケットWiFiを取り巻く状況について、まず解説します。

2020年6月19日に総務省が「どんなときもWiFi」を運営している株式会社グッド・ラックに対し行政指導を行いました。

詳細の文面は総務省のHPを見てください。簡単に言うと、「「無制限」として集客していたのに、実際の通信品質が違いすぎたから改めなさい。」というもの。

他の類似サービスへの注意喚起もありますので、今後「無制限」という表記はなくなるかもしれません。

1.絶対売れるのにキャリアに完全使い放題プランが無い

まず↑これです。キャリアにはまだ完全使い放題のプランは無いです。

あったら絶対に売れると思いませんか?

Youtubeをどんなに観ても、オンラインゲームを一日中やっても、キャリアの通信品質で通信制限されずに使えるなら、多少高くても契約しますよね?

なのに、ドコモ・au・ソフトバンクの大手に「無制限プランがない」ということは、「無制限プランは料金を高くしてもリスクが有る」と考えているからでしょう。(←筆者の想像ですが)

リスクというのは「回線がパンクするリスク」や「無制限プランを制限しなきゃいけなくなるリスク」です。そこを鑑みて、『無制限プランは現実的じゃない』と判断しているから無いんだと思います。

そんな無制限プランを、キャリアから回線を借りてるサービスが実現できるわけないと思いませんか?

2.回線を補充し続けなきゃいけないシステムの不確実さ

今「無制限・使い放題」を謳うポケットWiFiが使っているのが、クラウドSIMというシステムです。

このシステムは、従来のサービスのように1枚のSIMカードで使える回線・通信量に縛られず、SIMサーバー上で管理されているSIMカードを、切り替えながら使うシステムです。

1枚ずつのSIMカードには通信量の上限があっても、上限に達していないSIMに切替えれば、また使えるようになります。

通信量だけでなく、位置情報によって使う電波も切替えられるので「使い放題・無制限・どこでもつながる」というポケットWiFiの理想的なサービスが「理論上」は可能になります。

「理論上」と書いたのは、不安定な要素が少なくないからです。

そもそも、クラウドSIMでサービスを提供している会社は、自社で通信インフラを持っているわけではなく、SIMカードをキャリアやMVNO(格安SIM)から調達しています。

増え続ける利用者(=通信量)に合わせて、SIMカードを補充し続けなきゃいけません。

このSIMカードの補充が何らかの理由で止まったらどうなります?キャパオーバーで「速度低下」「通信障害」が起こるのは簡単に想像できます。

常に、抱えている利用者全員がフルMAXで通信しても、カバーできるだけの通信量(=SIMカード)を確保していれば心配ないですが、コスト的にそんなわけにもいかないでしょう。

上限のあるSIMカードをかき集めて「無制限です」と謳っているわけですから、完全無制限は期待できません。

3.2020年2月以降 利用者の評判が悪すぎる

冒頭で紹介した「どんなときもWiFiの通信障害」が起きたのが2020年2月中旬からで、それ以降すごく評判が悪いです。ここでは以下の6つのサービスの2020年4月の評判をTwitterから抽出しました。

  • ギガゴリWiFi ワールドプラン
  • THE WiFi
  • ZEUS WiFi
  • MUGEN WiFi
  • よくばりWiFi
  • めっちゃWiFi

ネットの性質上、悪い評判が多く目に留まりやすいですが、普通に使えている人や「良い」と思っている人の声はネット上に現れにくいです。そういう性質も踏まえてご覧ください。

ギガゴリWiFi ワールドプラン

GMOインターネットが運営するギガゴリWiFiは、「月末になって急に通信速度が下がった」「FB-NETという不明のプロバイダに接続する」という口コミがあります。

THE WiFi

TVやネット広告でよく見かけるTHE WiFiですが、下り1Mbpsを下回っていて「遅すぎる」「使い物にならない」という評判が目立ちます。

ZEUS WiFi

4月からスタートした新しいサービスですが、こちらも下り1Mbpsを下回ってる方の口コミが多く、「普通に使えている」という方はすごく少ないです。

Mugen WiFi

2019年10月頃からスタートしたサービスですが、コロナ騒動が始まってから端末の在庫が切れて「全然届かない」という口コミが多いのと、他社と同じように「遅い」と書いてる方が多いです。

よくばりWiFi

1人だけ「300GB超えても制限がかかっていない。」と書いてらっしゃいますが、「速度制限されている」と書いてる方の方が多いです。制限されてる方がどれだけ使ったかは分かりません。

めっちゃWiFi

3件目の方だけ普通の通信速度が出ていますが、他2人は極端に速度が遅くて、明らかに普通な通信速度ではありません。

 

総評

ネット上は悪い評判が目立ちやすいという特性を踏まえても、クラウドSIM型のサービス全般で「月の下旬・月末になると遅くなる」という口コミが非常に多いです。

遅くなっている方が、それまでどれだけ使ったかは不明ですが、確実に言えることは「完全な使い放題じゃない」ということです。

どのサービスも下に引用したような注意書きがあるので、あんに「完全な使い放題じゃないよ」とは契約前に断っているわけですが、

利用者の評判をみると「こんなに使ったから仕方ないな」と納得しているようには思えません。

国内外の通信会社では、ネットワーク品質の維持および公正な電波利用の観点から、著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合、該当のお客様に対し通信速度を概ね384Kbpsに制限する場合があります。また違法ダウンロードなどの不正利用の疑いがある場合、ご利用停止を行う場合があります。

出典:【公式】よくばりWiFi – 新世代の通信サービスでよくばっていこう –
https://yokubari-wifi.jp/

というわけで、今のポケットWiFiの無制限は幻だと私は断言します。おさらいすると以下の3つが理由です。

  • 「無制限が可能ならキャリアが出してる」
  • 「今のシステムには不安定な要素がある」
  • 「利用者の評判が悪い」

この春スタートしたキャリアの5G(ファイブジー)サービスは、真の「使い放題」が実現するのかもしれませんが、今普及している4G回線で真の使い放題は実現できないと思います。

使い放題を謳うクラウドSIM型ポケットWiFiのデメリット

ここからは、「クラウドSIM型ポケットWiFiサービスのデメリット」を具体的に紹介します。

接続する回線を自分で選べない

速い回線・SIMカードを自分で選べれば良いですが、どこに繋がるかはシステム任せです。

通信速度が遅くなった時にユーザーができることは「再起動」だけというのが現状です。「次は品質のいい回線に繋がってくれ」と願うことしかできないわけです。

制限量に達していない通信品質の良いSIMが揃っていれば、どのSIMを指定されても問題ないですが、前章の評判を見ると「そういう状況ではない」ことが分かります。

速度低下の原因が不透明

クラウドSIM型のサービスは、「使い放題・無制限」を謳っているので、基本的に「●GBまで」という制限値は存在しません。

だから速度低下した時に「なぜ速度低下したのか」が分からないんです。

私は2019年12月までに3社(どんなときもWiFi・Mugen WiFi・よくばりWiFi)を契約してテストしましたが、速度制限されたことはないし1日100GB使っても大丈夫でした。

でも↑これは過去の話で、今は頻繁に速度低下していて、検証してる方が「1日5GBまで」「1日10GBまで」「1ヶ月300GBまで」など諸説入り乱れています。

一方で「速度低下していない人」もいて、どの事例が自分に当てはまるのか分からない状況です。

「●GBまで」と決まっていれば、そこに向けて使い方を工夫することもできますが、「制限値がないのに速度低下する」というのが今の状況です。

キャリアの方針に左右される

冒頭に書いた「どんなときもWiFiの通信障害」ですが、原因のひとつに「一部のキャリアからのSIMカードの提供がストップしており、SIMの増強に遅延が生じている。」というものがありました。

通信障害の原因に関するご報告 – どんなときもWiFi お客様サポート

発表によると、その原因は「キャリア全体のデータトラフィック(通信量)の増加」だそうです。

この発表が2020年3月20日ですから、新型コロナウィルスの影響で大きくなり、休校や在宅ワークに切り替わった頃で、キャリアのトラフィック増加は納得できます。

でもその影響で「SIMを提供できない」と言われると、通信インフラを持たない「どんなときもWiFi」は完全にお手上げだったと思います。そりゃ通信障害も起きるわけです。

この事例はあくまでもどんなときもWiFiの話ですが、同じシステムを使っている他のサービスで起きないとは言い切れないと私は思います。

キャリアやSIMを提供する側の方針に、大きく左右されるのがクラウドSIMだと思います。

【結論】クラウドSIM型のポケットWiFi1本にするのは危険

ここまで読んでクラウドSIM型のポケットWiFiをどう感じますか?

サービス提供側は「無制限です」「使い放題です」と言っているので、紹介する側として「無制限ですからおすすめです」と言いたいところですが、現実が違い過ぎて額面通りに薦めることはできません。

絶対に言えることは「使い放題」というワードを信じて、クラウドSIMのサービス1本に頼るのは危険です。

速度低下や速度制限されたときに使える代替回線と一緒に使うのがベストです。

「使い放題なのに代替回線を持つ」なんておかしな話ですが、現時点のポケットWiFiの無制限(クラウドSIM型サービス)は、その程度のサービスだということです。

以下のページでもクラウドSIM型サービスの障害について書かれています。

障害続出のモバイルWi-Fi、もはや“過去の遺物”?スマホのテザリングが当たり前に

完全無制限を求めるなら「光回線」一択

やはり、完全無制限を求めるなら「光回線」一択です。

いち早くクラウドSIM型サービスを始めた「どんなときもWiFi」が登場した時は、私も「これで光回線は必要なくなる」と思いましたが、約1年でボロが出てしまいました。

2019年7月に実際に契約してテストした時も、24時間で100GB使ってテストしても速度制限されず「すごいな」と思いました。

ただ冷静に考えてみれば、有限の電波を使った無線通信で、自社のインフラではない業者が、増え続けるユーザー全員に無制限でサービスを提供できるわけがありません。

しかも3千円台半ばという低価格でです。

考えれば考えるほど「あり得ない」ですよね。私はこのように思います。

繰り返しになりますが、完全使い放題を求めるなら「光回線」を選びましょう。

無制限ではないけどポケットWiFiで大容量使う方法

ここまで読んでいただければ、「ポケットWiFiで無制限は無理」というのは分かっていただけたかと思います。

それでも「無制限は無理でも、ポケットWiFiをできるだけ沢山使いたい」と思う方におすすめのサービスを紹介します。

1ヶ月100GB使えて月額3,250円【それがだいじWiFi】

それがだいじWiFi スクリーンショット

それがだいじWiFiは月間100GBの通信量を保証してくれて、月額料金が3,250円と安いのが魅力です。

どこよりもWiFiなどの使い放題を謳うサービスとほぼ変わらない料金、通信量が決まっているので「予期しない速度低下・通信障害のリスク」は少ないので安心して使えます。

しかも100GBという通信量は、WiMAXの「3日10GB」の制限を受けないように使った場合とほぼ同じ通信量です。

使う端末はクラウドSIM型のU2sで、ソフトバンク・au・ドコモ 3社のLTE回線が使えるのでエリアの心配はありません。

「通信量は月間100GBで足りる」という方は、使い放題のサービスより「それがだいじWiFi」がおすすめです。

それがだいじWiFiは、初月利用料が日割りにならないので、出来るだけ月初めに契約した方が無駄がないです。

2年契約で契約期間内の解約は4,500円の解除料+端末代の残債が発生します。短期で解約するつもりの方にはおすすめしません。

\100GB/月で3,250円/

【公式】それがだいじWiFiはこちら

1日7GB使えて4,300円【hi-ho Lets Wi-Fi】

hi-ho Lets Wi-Fi スクリーンショット

hi-ho Lets Wi-Fiは、1日7GBも使えて月額料金は4,300円です。

前項の「それがだいじWiFi」の月100GBで足りない方はこちらがおすすめです。

月額4,300円なので、それがだいじWiFiの100GBで3,250円より割高に感じるかもしれませんが、最大量使った場合の10GB当たりの単価を計算すると、hi-ho Lets Wi-Fiが205円、それがだいじWiFiが325円なので、hi-ho Lets Wi-Fiの方がコスパが良いことが分かります。

使う端末・電波は同じで、契約年数は2年で端末代は0円です。1年目の違約金が18,000円と高いので短期利用の方にはおすすめしません。

2020年8月31日までキャンペーンで初月利用料0円+2ヶ月間2,980円+事務手数料無料で使えます。

使い放題が嫌な方で「出来るだけ大容量使いたい方」におすすめです。

\7GB/日で4,300円/

【公式】hi-ho Lets Wi-Fiはこちら

Youtube・音楽はカウントフリーの格安SIMを使う

私はWiMAXのホームルーターを、自宅兼事務所のネット回線として使っていて固定回線は引いていません。ですから、3日で10GB使うと速度制限されます。

そこでWiMAXの通信量節約のために導入したのが、スマホで使っていた格安SIMのBIGLOBEモバイルエンタメフリーオプションです。

スマホ画質(360p)までですがYoutubeが見放題ですし、主要な音楽のストリーミングサービスもカウントフリーで使い放題です。

これが地味に効いてWiMAXで速度制限される回数が減りました。

2020年4月半ば以降、小学校が休校になって子供が毎日1時間くらいアニメを観るんですが、それでも3日10GBは超えず速度制限されません。

2020年4月下旬のWiMAXの通信量

↑これは2020年4月下旬のWiMAXの通信量です。4月20日だけやけに多い(理由は不明)ですが、他の日は2GB台で収まっていますから、3日累計で10GBを超えることはなかったです。

上写真の通信量に、毎日Youtubeと音楽のストリーミングで消費する500MB~1GBが加算されると、ほぼ毎晩速度制限されることになります。エンタメフリーオプションが良い仕事してくれてます。

まとめ

この記事では、「無制限」を謳うクラウドSIM型ポケットWiFiは、実は「無制限じゃない」という現実を紹介してきました。おさらいすると以下の3点になります。

この記事で紹介したこと

  • ポケットWiFiで「無制限」は現実的じゃない
  • クラウドSIM型サービスはシステム上の無理がある
  • 実際にクラウドSIM型サービスを使っている人の評判が悪い

ポケットWiFiの「無制限」「使い放題」という言葉を真に受けてはいけません。遅い回線につながることもあるし、高速で無制限で使えるわけではありません。

使い放題を求めるなら、素直に光回線を引いた方が絶対に良いです。

私は光回線を引きたくないので、WiMAXをメインのネット回線で工夫しながら使っています。使い放題ではないですが、速度制限の基準がハッキリ決まっているので扱いやすいですよ。