Youtubeのデータ通信量の目安を画質ごとに検証&上手に減らす方法

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Youtubeを見るとどれくらい通信量を消費するか気になりますよね。

スマホのパケット量が足りなくて「ユーチューブ見たいけどパケ死が怖くて我慢してる」なんて人もいると思います。

そんな方のために、Youtubeの10分動画で画質ごとにデータ通信量を測定し、1時間・1ヶ月の目安の通信量を算出しました。

残りの通信量と照らし合わせて、Youtubeをどの画質で観ればいいか判断できます。

他にも「Youtubeのデータ通信量を減らす方法」も詳しく解説しています。来月から我慢せずYoutubeが観られるように対策しましょう。

目次

  1. Youtubeの通信量の検証方法
  2. 画質別 データ通信量の目安【実測値】
  3. 【まとめ】スマホだと480p以上は要注意
  4. Youtubeのデータ通信量を減らす方法
  5. まとめ

Youtubeの通信量の検証方法

Youtubeの通信量はスマホアプリ(機種:ASUS ZenFone5)で計測しました。

スマホのYoutubeアプリ アイコン

動画は短すぎず長すぎない 10分の長さの作品を2つ選びました。

ド定番のHikakinさんと、筆者はスケボー好きなんでろびんトよしさんの動画からセレクトしました。

通信量測定に使った10分の動画

計測に使ったアプリは通信量モニター です。

アプリ個別の通信量を細かい数字で出してくれるので選びました。

通信量測定に使ったアプリ「通信量モニター」

正確に計測するために注意したこと

正確に通信量を測定するために、画質を変更するたびにYoutubeアプリのキャッシュを削除しました。

キャッシュというのは、一度再生した動画を次回スムーズに再生できるように保存される一時ファイルのことです。データ通信量を節約する効果もあります。

Youtubeアプリのキャッシュを削除する手順

画質を変更するのでキャッシュは関係ないとも思いましたが、念のため画質を変更するたびに削除してから再生しました。

Androidの場合、アプリの管理画面からYoutubeアプリをタップして簡単に削除できます。

画質別 データ通信量の目安【実測値】

データ通信量を測定した画質は全8種類です。

通信量を測定した画質

低画質 標準画質 高画質
・144p
・240p
・360p
・480p
・720p
・720p60
・1080p
・1080p60
720p60・1080p60は、60が付かない720p・1080pの動画よりも、1秒当たりのコマ数が2倍なので動きが滑らかでキレイに見えます。

でもコマ数が増えればデータ量も大きくなるので、ここでは60の有無で別々に計算しました。

スマホでYoutubeの動画を見る場合、画質は通信速度に応じて360p~720pの間で自動設定されることが多いのでそこを中心にご覧ください。

※1GBは1024MB・1ヶ月は30日で計算しています。

144p画質の通信量

画質144p 10分あたりの通信量

  • 動画1:17.4MB
  • 動画2:20.8MB

Youtubeの最低画質 144pで10分の動画を2本視聴した通信量を平均すると19.1MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
114.6MB 約9時間 約3.4GB

1GBで約9時間も視聴できますが、画質が悪すぎてとてスマホを縦持ちした小さい画面でも観ていられません。

240p画質の通信量

画質240p 10分あたりの通信量

  • 動画1:24.8MB
  • 動画2:30.1MB

240pで10分の動画を2本視聴した通信量を平均すると27.5MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
165MB 約6時間 約4.8GB

低画質ですがスマホを縦持ちした小さい画面なら観られるレベルの画質です。すき間時間に少し観るくらいならアリだと思います。1GBで6時間も観られます。

360p画質の通信量

画質360p 10分あたりの通信量

  • 動画1:36.8MB
  • 動画2:40.6MB

360pで10分の動画を2本視聴した通信量を平均すると38.7MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
232MB 約4時間半 約6.8GB

横長の全画面表示で見ると「少し粗いな」と感じるレベルの画質です。スマホ縦持ちならキレイに感じます。1GBで4時間半も観られるし、画質・通信量のバランスの取れた画質です。

480p画質の通信量

画質480p 10分あたりの通信量

  • 動画1:60.0MB
  • 動画2:64.7MB

480pで10分の動画を2本視聴した通信量を平均すると62.4MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
375MB 約2時間半 約11GB

横長の全画面表示でもキレイに感じるレベルの画質です。ただ、360pの1.6倍の通信量なので、約2時間半で1GB消費してしまいます。閲覧時間には注意しましょう。

720p画質の通信量

画質720p 10分あたりの通信量

  • 動画2:114.3MB

720pで10分の動画を視聴した通信量は114.3MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
686MB 約1時間半 約20GB

横長の全画面表示だと自動で設定されることもある画質です。とてもキレイですが約1時間半で1GBを消費してしまうので、WiFi利用時に使うようにしましょう。

720p60画質の通信量

画質720p60 10分あたりの通信量

  • 動画1:163.2MB

720p60で10分の動画を視聴した通信量は163.2MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
980MB 約1時間 約30GB

720pより1.4倍も通信量が多かったです。720pより1080pの通信量に近いです。

コマ数が多いので滑らかで見ててチラチラしないのが良いです。ただ1時間で1GB消費してしまうので閲覧時間に注意しましょう。

1080p画質の通信量

画質1080p 10分あたりの通信量

  • 動画2:181.1MB

1080pで10分の動画を視聴した通信量は181.1MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
1086MB 約1時間 約32GB

1080pの画質はスマホだと自動で設定されることはありません。パソコンでも720pまでのことが多いです。大きいディスプレイやテレビで観る時に設定する画質です。

1080p60画質の通信量

画質1080p60 10分あたりの通信量

  • 動画1:312.4MB

1080p60で10分の動画を視聴した通信量は312.4MBでした。

1時間で消費する通信量 1GB消費する目安時間 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
1.8GB 約30分 約55GB

1080pの1.7倍のデータ量でした。約30分で1GB消費してしまいます。スマホ回線やポケットWiFiでは通信量が気になって使えない画質です。

ブラウザで測定した結果

他のブログで「アプリではなくブラウザだと通信量が少ない」と解説している人がいたので、ブラウザでも同じ動画を再生して通信量を測定してみました。

chrome・FireFox アプリアイコン

使ったブラウザはGoogle chrome・FireFoxの2つで、360pの画質で測定しました。

結果は「通信量はほとんど変わらない」でした。本当に気持ちいいくらい変わらなかったです。

動画1(Hikakinさん) 動画2(スケボー)
Youtubeアプリ 36.8MB 40.6MB
Google chrome 36.6MB 38.9MB
FireFox 36.8MB 39.2MB

「ブラウザでも通信量は同じ」という結果ですから、ブラウザでYoutubeを観るメリットはありません。

【まとめ】スマホだと480p以上は要注意

画質ごとにデータ通信量を測定して分かったのは「480p以上の画質だと通信量が急に増加する」ということです。

10分の測定値だと差を感じにくいですが、1ヶ月だと約6.8GBが約11GBまで増えますからスマホの通信量を圧迫してしまいます。

画質ごとのデータ通信量 一覧をご覧ください。

画質 10分あたり 毎日1時間 1ヶ月見た通信量
低画質 144p 19.1MB 約3.4GB
240p 27.5MB 約4.8GB
標準画質 360p 38.7MB 約6.8GB
480p 62.4MB 約11GB
高画質 720p 114.3MB 約20GB
720p60 163.2MB 約30GB
1080p 181.1MB 約32GB
1080p60 312.4MB 約55GB

「1日1時間も観てないよ」と思うかもしれませんが、手の空いた時間に細切れで観ているだけでも、回数が増えれば現実的に普通にある閲覧時間です。

『最近、通信量が増えてる』『月半ばからパケ死が怖い』という方は、まずはYoutubeの画質をチェックしましょう。

自動設定になっていると480pになることも多いし、通信速度が速いと720pに設定されることもあります。通信量が気になる方は手動で360pに設定しましょう。

次の章では画質を下げる具体的な方法と、その他の通信量を上手に減らす方法を紹介します。

Youtubeのデータ通信量を減らす方法

Youtubeにはありとあらゆるジャンルの動画があって、ハマると時間を忘れて観てしまいます。

「フリーWiFiに繋いで観る」というのが通信量節約の王道なんですが、Youtubeを観るために毎回WiFi探していられませんよね。

ここでは「Youtubeのデータ通信量を減らす方法」「(フリーWiFi以外で)通信量を気にせず観る方法」を4つ紹介します。

【簡単】画質を下げる

一番簡単に通信量を減らせるのは「画質を下げる」方法です。

具体的な手順を紹介します。

まず「①動画再生部分をタップ」して「②右上のボタンをタップ」します。

Youtube 画質の変更方法 1

設定項目が表示されるので「③画質メニューをタップ」します。

最上部が現在の画質なので「④変更したい画質をタップ」します。

Youtube 画質の変更方法 2

とっても簡単ですよね。

144p・360p・720pの画質比較

画質によってどれくらい見え方が変わるか、3つの画質で比較しました。

トンボが水面にタッチして波紋を起こしているシーンです。

Youtube 画質の違い 144p・360p・720p

出典:これで恐怖心克服?オーリー練習に便利なストッパー – YouTube オープニング部分

  • 144p:粗すぎて波紋や水面の反射が分からず何が写ってるか分からない
  • 360p:水面の波紋・反射が分かって状況が判別できる
  • 720p:水面の反射のキラキラがきれいで細部まで精細に写っている

画質が良いに越したことはないですが、スマホの小さい画面なら720pまで精細な必要はないと思います。

というわけで、スマホで見るなら360pが画質とデータ通信量のバランスが良くておすすめです。

通信量が足りなくなってきたら240pもありです。スマホ縦持ちの小さい画面で観るなら気にならない画質です。

Youtubeのデータ通信量が気になる方が、一番【簡単】にできるのはこの画質を下げる方法です。

【微妙】Youtubeプレミアムに加入してDLして観る

Youtubeプレイミアムに加入すると、動画ファイルをダウンロードしてインターネット接続なしで観られます。

WiFi環境下でダウンロードしまくっておけば、外出先でデータ通信量を気にせずYoutubeを楽しめます。

ただ料金が月額1,180円もします。

この料金設定はどう感じますか?私は「通信量を減らすため」なら高いと思うので【微妙】と判断しました。

でも「動画をダウンロードできる」以外にもメリットがあるので、総合的に判断してください。

ダウンロードできる以外のメリット

  • Youtubeをバックグラウンドで再生できる
  • 広告表示がなくなる
  • YouTube Originalsでオリジナルシリーズや映画が観られる
  • Youtube Musicも広告なし・バックグラウンド再生できるようになる
  • Google Play Musicの有料プランを利用できる

Youtubeをよく見る人にとって、頻繁に出る広告は鬱陶しいでしょうから広告なしは魅力的ですよね。小さい子供も同じ端末を使うなら、子供に見てほしくない広告を見せなくて済むのもメリットです。

Google Play Music+200円と考えればアリ

もし今Google Play Musicの有料会員(980円/月)になっている人は、Youtubeプレミアムの方で1,180円払えば、Google Play MusicとYoutube 両方の有料サービスが受けられます。

差額はたった200円です。

200円でYoutubeの動画がダウンロードできて、広告なしになるならアリだと思います。

初めて登録する方は1ヶ月無料で試せますので、気になる方はどうぞ。

公式ページ:YouTube Premium – YouTube

Youtubeの通信量を減らすという意味では【微妙】ですが、他のメリットもトータルで検討してください。

【便利】Youtube見放題のプラン・オプションを使う

ソフトバンク ウルトラギガモンスター+

テレビCMでお馴染みソフトバンクのウルトラギガモンスター+です。

このプランは以下のサービスが使い放題な上、50GBのデータ通信量が付いています。

【2019年6月時点】
YouTube・Abema TV・TVer・GYAO!・hulu・LINE・インスタグラム・Facebook・ツイッター・TikTok

Youtubeだけでなく、Abema TV・TVer・GYAO!・huluもどれだけ観ても通信量にカウントされないのは、動画好きには魅力的です。

魅力的だけど料金が高すぎる

動画・SNSをヘビーに使う人には魅力的なプランですが、料金が高すぎます。

CM・公式ページには料金が3,480円~と書かれていますが、この金額で使える人は限られていて、1人で加入してネット回線(ソフトバンク光)なし、5分かけ放題を付けると月額6,980円(2年目以降 7,980円)になります。

これに端末代がプラスされるので、さらに高額になります。

公式ページ:ウルトラギガモンスター+(プラス) | ソフトバンク

どうせ乗り換えるなら、次項のBIGLOBEモバイルに乗り換えた方が絶対安いです。

BIGLOBEモバイル エンタメフリーオプション

BIGLOBEモバイル エンタメフリーオプション

これは、Youtubeなど動画・音楽のエンタメ系アプリでの通信量がカウントされないオプションです。

音声通話SIMの契約ならオプション料金は480円/月です。

対象サービスは以下のサービスです。

YouTube・AbemaTV・U-NEXT・YouTube Kids・Google Play Music・YouTube Music・Apple Music・Spotify・AWA・Amazon Music・LINE MUSIC・radiko.jp・らじる★らじる・Facebook Messenger

出典:エンタメフリー・オプション | BIGLOBEモバイル

Youtubeの他にAbemaTV・U-NEXTも通信量を気にせず見放題で、音楽ストリーミングサービスのラインナップも充実しています。

音声通話SIMの料金+オプション料金で、3ギガプラン 2,080円・6ギガプラン 2,630円です。Youtube見放題でこの料金は激安ですよね。

公式ページ:BIGLOBEモバイル

画質にこだわりたい人はおすすめしない

エンタメフリーオプションの通信は、スマホ向けに最適化されているので、Youtubeだと画質は360p以下になります。

その他の動画サービス AbemaTV・U-NEXTは最低画質です。

少しでもキレイな画質で観たい方や、タブレット・PCでも観たい方にはおすすめしません。スマホ専用と考えてください。

Youtubeの使用分が通信量にカウントされないのは魅力的ですが、ウルトラギガモンスター+は高すぎるし、エンタメフリーオプションは安いけど通信が最適化されていて画質の制限があります。

通信料を気にしなくていいので【便利】ですが一長一短があります。

【最強】大容量のモバイルルーターを持つ

WiMAX W05

スマホ以外に大容量のモバイルルーターを持つと、通信量を気にせずYoutubeを楽しめます。

今は、月●GBまでとかではなく「無制限」または「非常にゆるい制限」のポケットWiFiが月額3,500円くらいで持てます。

ポケットWiFiを持つ代わりにスマホのパケットプランを最小まで下げたり、格安SIMに乗り換えれば通信費がトータルで安くなります。

通信容量無制限「どんなときもWiFi」

通信制限についてのイラスト スクショ

どんなときもWiFiは、通信容量が完全無制限で月額3,480円という2019年3月にスタートした新進気鋭のサービスです。このサービス以外に「完全無制限」のポケットWiFiはありません。

回線はドコモ・au・ソフトバンクの3回線を、状況に合わせて自動で選択してくれます。ですからエリアが広く、サービス名通り「どんなときも繋がるWiFi」です。

ただ、今は申し込みが増えすぎて端末の入荷待ちの予約受付の状態です。

「通信量を気にしたくない」という方はどんなときもWiFiがおすすめです。

どんなときもWiFiを詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。評判やデメリットも詳しく解説しています。

通信速度が速くて制限がゆるい「WiMAX」

WX04

WiMAXは下り最大440Mbpsで通信速度が速く、ギガ放題プランなら月間の通信量制限がありません。

最安のプロバイダーで契約すれば、料金は3,480円(最初3ヶ月は2,170円)で端末代は0円です。

3日間で10GB使うと夜だけ速度制限されますが、制限速度が1Mbpsなので360p・480pの画質なら止まらず観られます。

WiMAXの速度制限については以下のページで詳しく解説しています。

どんなときもWiFiの無制限と違い制限はありますが、長くポケットWiFiの王道サービスとしてトップに君臨してきた実績あるサービスです。

通信速度の速さ・同時接続台数の多さならWiMAXです。

2019年6月現在 WiMAXを最安で契約できるのはGMOとくとくBBの月額割引キャンペーンです。端末代0円で月額3,480円(最初3ヶ月2,170円)です。もっと詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

無制限または制限がゆるいポケットWiFiを持ってると、Youtubeに限らず通信量を気にせずネットが使えます。

一人暮らしなら家のネット回線も必要ありません。持ち歩く端末がひとつ増えますが大容量のモバイルルーターは【最強】のツールになります。

まとめ

Youtubeは、見始めると楽しくて時間を忘れて見てしまう魅惑的な動画サービスですが、見れば見るほどスマホの通信量を圧迫してしまいます。

ですから、画質によるデータ通信量の違いを把握して、パケ死しないようにYoutubeを楽しみましょう。

画質を落としたり、時間を短くするのが嫌な方は、大容量のモバイルルーターを持つのがおすすめです。

Youtubeの通信量の多さに悩んでる方は、ぜひ参考にしてください。