この記事では、2024年4月に高校生になる方で、新たにスマホを持つ方におすすめの格安SIMサービスを紹介しています。
↓こんな方は、ぜひ参考にして下さい。
- サービスが多すぎて選べない
- 選ぶの面倒だからキャリアにしようかな…。
- 格安SIMって大丈夫なのかな?
当記事では通信量が多め・少なめの2パターンで、最初に契約するサービスと次に乗り換えるサービスまで提案しています。
昔と違って、最低利用期間の縛りはないし、違約金もないです。MNP転出手数料もありませんから、スマホは通信回線を乗り換えて使うのが今のスタイルです。
「長く使うから」と考え過ぎず「とりあえず1つ目に」という感覚で選びましょう。
目次
【決まる】高校生におすすめの格安SIM 2つの選択肢
高校生におすすめの格安SIMの使い方は、通信量に応じて以下の2つから選ぶのが良いとネット通は考えます。
学割や割引キャンペーンがお得なサービスから始めて、特典期間が終わったら次のサービスに乗り換えるという流れです。もちろん、乗り換え先の提案もしていますので安心して下さい。
↑この使い方が一番無駄がなく、コスパが良いので是非参考にして下さい。
【選択肢1】通信量多めならUQモバイルから
通信量が多め(10~30GBくらい)なら、まずUQモバイルのコミコミプランをUQ親子応援割で契約します。これで12ヶ月間 30GBを月額1,958円で使えます。
そして割引が終わったらJ:COMモバイルにMNPして、20GBプランを最強ヤング割で使うという流れがおすすめです。これで6ヶ月間 20GBを1,650円で使えます。
これで1年半は20GB以上を2,000円以下で使えます。どちらもギガを使い切っても通信速度 1Mbpsで使えるので、動画をスマホで見るなら止まらず見られます。
UQモバイルの学割は、例年夏前の5~6月で受付が終わるので、先にUQモバイルを契約しましょう。J:COMモバイルの学割は通年あります。
【選択肢2】通信量少なめならLINEMOから
通信量が少なめ(3GB以下)なら、まずLINEMOのミニプランを契約します。5ヶ月利用すれば、うち3ヶ月分は基本料990円相当のPayPayポイントを還元してくれるので実質無料になります。
LINEMOでPayPayポイントを受け取り終わったらIIJmioにMNPして、2ギガ(850円)または5ギガ(990円)プランを利用します。
IIJmioはほぼ常時 基本料を数ヶ月間割引してくれるキャンペーンをしていますので、上記の金額より安く使えます。
これで約1年は激安(実質月額500円弱)でスマホが使えます。LINEMOは初期費用が無料なので、始めやすいのも魅力です。
高校生におすすめの格安SIM5選
ここでは、前章で紹介した4つのサービス(UQモバイル・J:COMモバイル・LINEMO・IIJmio)と楽天モバイルの計5つのサービスを詳しく紹介します。
【おすすめ1】1年間 割引で激安 UQモバイル
UQモバイルは、18歳以下とその家族が利用できるUQ親子応援割が非常にお得です。対象プランはコミコミプランのみです。
高校生なら7ヶ月間は35GB、以降12ヶ月目まで30GBが、月額1,958円で利用できます。10分かけ放題付きなので、長電話しなきゃ通話料が加算されることもありません。
基本条件・キャンペーン
料金プラン | 20GB+10分かけ放題 3,278円 |
通話料 | 10分以内の国内通話かけ放題 10分超過分:22円/30秒 SMS送信:3.3円~/通(70文字以内) |
---|---|---|---|
通話オプション | 通話放題:1,100円 | 特徴 | ・UQ親子応援割 |
種類 | サブブランド | 使用回線 | au |
主要キャンペーン | ・UQ親子応援割で12ヶ月間 1,320円引き(18歳以下+家族) ・UQ親子応援割で12ヶ月間10GB増量(18歳以下) ・増量オプションⅡ550円 7ヶ月無料 |
サブブランドのUQが格安SIMより安く使える
UQ親子応援割を使えば、高校生は12ヶ月間 30GB(7ヶ月目までは増量オプションIIで35GB)+10分かけ放題が月額1,958円で使えます。
この金額は主要な格安SIMよりも全然安いです。
例えば格安SIMのIIJmioだと、30ギガプラン 2,700円+通話定額10分+ 700円で月額3,400円です。UQモバイルより1,442円も高いです。
サブブランドは格安SIMより通信品質が良い
UQモバイルはauのサブブランドという位置づけです。au(KDDI)傘下の低価格ブランドとイメージして下さい。
au直下のサービスなので、通信品質はauと同等クラスです。
一方格安SIMは、キャリアと関係ない企業が、キャリアから一定量の回線(帯域)を借りて提供しているサービスです。
ですから、利用者が集中する時間帯は帯域が足りなくなり、結果的に通信速度が低下します。
激安なのは12ヶ月間ですが、通信品質の良いサービスが安く使えるんですから、18歳以下の高校生にベストな選択肢だと思います。
UQ親子応援割は「終了時期未定」とアナウンスされていますが、例年、UQモバイルの親子割は12月から翌年の5月末で受付終了します。気になる方はお早めに。
【おすすめ2】6ヶ月間 割引で激安 J:COMモバイル
J:COMモバイルは、26歳以下の方が利用できる最強ヤング割がお得です。6ヶ月間月額料金が1,078円引きで使えます(5GBプラン以上)。
20GBプランでも月額1,650円で使えます。家族も含めて最大5回線まで割引してもらえます。
期間は6ヶ月と短いですが、割引額が大きいし、WEBからの申し込みだと通常3,300円かかる事務手数料が無料なので、乗り換えコストもかからずお得です。
基本条件・キャンペーン
料金プラン | 1GB:1,078円 5GB:1,628円 10GB:2,178円 20GB:2,728円 |
通話料 | 国内通話:22円/30秒 SMS送信:3円~/通 |
---|---|---|---|
通話オプション | かけ放題(5分/回):550円 かけ放題(60分/回):1,650円 かけ放題:1,430円 |
特徴 | ・J:COMの他サービスと併用でデータ増量 ・26歳以下とその家族 6ヶ月割引 |
種類 | 格安SIM | 使用回線 | au |
主要キャンペーン | ・最強ヤング割(26歳以下の利用者+家族が6ヶ月間 割引) ・WEB申し込み限定で契約事務手数料無料 |
事務手数料・契約期間の縛り・違約金なし
先ほども書きましたが、J:COMモバイルはWEBからの申し込みだと通常3,300円かかる事務手数料が無料です。
そして、契約期間の縛り・違約金もないので、とりあえず割引される6ヶ月使ってみるというのもアリです。
UQモバイルからの乗り換えがおすすめ
先に紹介したUQモバイルのUQ親子応援割は、春先までの期間限定ですが、J:COMモバイルの最強ヤング割は、私がこれまで見ている限り通年受付しています。
ですから、先にUQモバイルを1年間使って、J:COMモバイルに乗り換え(MNP)するという流れがおすすめです。これが選択肢1で紹介した使い方です。
【おすすめ3】通信量3GBで収まるならLINEMO
通信量が3GB以下で収まるならLINEMOのミニプランがお得です。基本料は990円ですが、3ヶ月分PayPayポイントで還元してくれます。(利用開始月の翌々月から3ヶ月間)
7ヶ月目まで5分かけ放題(通話準定額)が無料なので、短い通話なら通話料の加算もありません。事務手数料も無料です。
基本条件・キャンペーン
料金プラン | 3GB(ミニプラン):990円 20GB(スマホプラン):2,728円 |
通話料 | 国内通話:22円/30秒 SMS送信:3.3円/通 |
---|---|---|---|
通話オプション | 通話準定額(5分):550円 通話定額:1,650円 |
特徴 | ・LINEのデータ消費量ゼロ ・eSIM対応 |
種類 | 格安プラン | 使用回線 | ソフトバンク |
主要キャンペーン | ・ミニプラン 990円相当×3ヶ月PayPayポイントプレゼント ・スマホプラン MNPで10,000円相当・新規で3,000円相当PayPayポイントプレゼント ・通話準定額(国内通話5分以内かけ放題)7ヶ月無料 |
LINEアプリ利用分はギガを消費しない
LINEMOは、LINEのトーク・音声通話・ビデオ通話など主要な機能利用分は、ギガを消費しません。
また、ギガを使い切ってもLINEアプリの通信速度は落ちませんので、少ない通信量のミニプランでも通信量を気にせず利用できます。
LINEMOはソフトバンク直下の格安プランなので、通信品質も良いです。私も1年使った経験がありますが、非常に快適でした。
【おすすめ4】利用料&端末どっちも安いIIJmio
IIJmioは、少ない容量から大容量までプランが豊富で料金設定も安いです。セットで購入できる端末が豊富で安いのも魅力です。
特に乗り換え(MNP)とセットだと、新規より5,000~35,000円も安くスマホが購入できます。
学割はありませんが、通常キャンペーンで3~6ヶ月安く使えます。
基本条件・キャンペーン
料金プラン | 2ギガ:850円 5ギガ:990円 10ギガ:1,500円 15ギガ:1,800円 20ギガ:2,000円 30ギガ:2,700円 40ギガ:3,300円 50ギガ:3,900円 |
通話料 | 国内通話:11円/30秒 SMS送信:3.3~33円/通 |
---|---|---|---|
通話オプション | 通話定額5分+:500円 通話定額10分+:700円 かけ放題+:1,400円 |
特徴 | ・eSIM対応 ・スマホ標準アプリでも通話料半額 ・IIJmioひかり併用で660円引き |
種類 | 格安SIM | 使用回線 | ドコモ・au |
主要キャンペーン | ・最大6ヶ月間 月額基本料 440円引き(20ギガプランまで) ・最大3ヶ月間 月額基本料半額&5ギガ増量(30~50ギガプラン) ・最大6ヶ月間 通話オプション 410円引き ・スマホがMNP特価(SIM+端末セットの乗り換え) |
乗り換え(MNP)とセットでスマホが超お得
IIJmioは、スマホが欲しい人にまずチェックしてほしいサービスです。
Androidスマホのラインナップの多さ、乗り換え(MNP)とのセット価格の安さは、間違いなく業界No.1です。moto g52j 5G・OPPO Reno7 Aなどミドルクラスなら1万円以下で購入できます。
家族の電話番号をMNPしてセット購入でもOK
「高校生で新規で契約したいんだけど」という方は、家族の電話番号をIIJmioにMNPして、スマホをセット価格で購入して、新規契約はLINEMOとかでも全然大丈夫です。
セット購入したスマホはSIMフリーなので、LINEMOのSIMカードを挿して使えばOKです。
そして、IIJmioにMNPした家族の電話番号(SIMカード)は、元々使っていたスマホで使う感じです。元のスマホがSIMロック解除されていれば問題なく使えます。
iPhoneにこだわらないのであれば、IIJmioでスマホを購入するのが一番安いです。MNPセット価格を賢く利用してお得にスマホをゲットしましょう。
【おすすめ5】通信量無制限 楽天モバイル
通信量無制限で月額3,278円という破格の料金設定なのが楽天モバイルです。専用の通話アプリ(楽天リンク)を使えば通話料無料です。
ただ、電波事情が他のキャリア・格安SIMと違い圏外になりやすいです。
でも、楽天の自社回線に安定して繋がれば、速いし途切れないし通信量無制限だし、間違いなくコスパ最強のサービスです。
楽天モバイルは正確にはキャリアなので、格安SIMの括りではありません。ただ大手3キャリア以外ということで紹介しています。
基本条件・キャンペーン
料金プラン | ~3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
通話料 | 国内通話:22円/30秒 (Rakuten Linkアプリ使用で0円) SMS送信:3.3円~/通 |
---|---|---|---|
通話オプション | 15分(標準)通話かけ放題:1,100円 | 特徴 | ・通信量の制限なし ・専用アプリ使用で通話料無料 |
種類 | キャリア | 使用回線 | 楽天・パートナー回線(au) |
主要キャンペーン | ・楽天市場での買い物で ポイント5倍 ・楽天カード利用分がポイント2倍(上限500ポイント) |
楽天回線に繋がる場所で使えれば最強
楽天モバイルは、自社回線とauのパートナー回線を切り替えながら使うサービスです。
楽天回線は、まだつながりやすい周波数の電波(プラチナバンド)が運用されていないので、エリアマップで色が付いていても、建物内や障害物の影響で圏外になりやすいです。
それをパートナー回線がカバーするんですが、使えないエリアがあったりシームレスに切り替わらなかったりで、圏外になりやすいです。
ただ、楽天回線に安定して繋がれば、通信量無制限で速くて最強なのは間違いありません。
私はポケットWiFiを自宅で3ヶ月テストしました
私は、2023年12月から翌年2月までの3ヶ月、楽天モバイルのポケットWiFiを自宅で使いテストしました。幸運にも自宅は楽天回線に安定して繋がり、光回線の替りにしても遜色ない使い方ができました。
そして2月は1ヶ月で150GB以上使いました(上画像)。もちろん料金は3,278円です。
と言うように、使う場所によっては楽天回線に安定して繋がり、コスパ最強のサービスになるかもしれません。試しに使ってみる価値はあります。
高校生が格安SIMを選ぶ時の4つの注意点
【注意点1】学割の金額だけでは選ばない
高校生が使うスマホだからって、学割の金額だけで選ぶのは間違いです。割引額が大きいということは、多くの場合「元値が高い」ことが多いからです。
例えばワイモバイルの場合、ワイモバ親子割でシンプル2 M/Lプランが13ヶ月目まで1,100円引きになります。割引額は大きいですが、下表の通り格安SIMと比べたら安くありません。
20GB | 30GB | |
---|---|---|
ワイモバイル | シンプル2 M 4,015円-1,100円=2,915円 |
シンプル2 L 5,115円-1,100円=4,015円 |
IIJmio (格安SIM) |
ギガプラン 20GB 2,000円 |
ギガプラン 30GB 2,700円 |
大事なのは学割の額ではなく、通信量に応じた最終的な支払額です。
学割がお得なのはUQモバイルとJ:COMモバイル
当記事の前半で紹介していますが、学割がお得なのはUQモバイルのUQ親子応援割と、J:COMモバイルの最強ヤング割です。
UQモバイルは、月額1,958円で7ヶ月間は35GB、以降12ヶ月目まで30GB利用できます。
J:COMモバイルは、月額1,650円で6ヶ月間 20GB使えます。(5GB・10GBプランもある)
通信量と支払月額を見れば分かりますが、特にUQモバイルの学割がお得です。35GB・30GBが2,000円を切るなんて凄いです。
【注意点2】格安SIMは乗り換えながら使うべし
格安SIMは長く使ってもメリットありません。乗り換えながら使うのがベストです。乗り換えるタイミングは自由ですが、わかりやすいのは以下の3パターンです。
- 「キャンペーン特典をすべて受け取ったら」
- 「通信量が足りなくなった(沢山余すようになった)」
- 「新しいスマホが欲しい」
最近は最低利用期間・違約金が無いサービスがほとんどだし、初期費用(事務手数料・SIMカード発行料など)が無料のサービスもあります。
というように、乗り換え易い条件が整ってきましたので、今後スマホ回線は乗り換えながら使う流れになると思います。
【注意点3】通信速度はキャリアより劣る
格安SIMの通信品質はキャリアより劣ります。特に混雑する時間帯は通信速度が遅くなります。例えば、昼12時台、朝の通勤・通学時間、夕方の帰宅時間、夜21・22時台です。
特に顕著なのが、昼12時台です。場合によって下り 1Mbpsを下回ることもあります。
下画像は、2024年1月19日 昼12時台に、今私が使っているIIJmioでスピードテストした結果です。この速度だと多少遅さを感じます。
格安プラン・サブブランドは遅くならない
格安プラン(LINEMO・ahamo・povo)、サブブランド(UQモバイル・Y!mobile)は、キャリア直下のサービスなので、通信速度はキャリアと同じです。
通信速度にこだわるなら、格安プラン・サブブランドを選びましょう。
当記事で紹介してるサービスの中で格安SIMはJ:COMモバイルとIIJmioです。
【注意点4】親と同じ回線を選ぶ必要はない
高校生だからといって、親と同じ回線(通信サービス)を選ぶ必要はありません。
親が大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用していて、光回線のセット割や家族割でスマホ代を安くしていても、学割プランを使うとセット割・家族割が適用されません。
学割プラン自体、キャリア的には安いですが、サブブランド・格安SIMと比較すると安くありません。
【ドコモの場合】U15はじめてスマホプラン
ドコモの場合、U15はじめてスマホプランが新高校生向けの学割プランになります。通信量と料金設定は下表のとおりです。
5GB/月 | 10GB/月 |
---|---|
1,815円 | 2,695円 |
ドコモにしては安いですが、高校生におすすめの格安SIM5選で紹介してるサービスの方が全然安いですよね?
dカードお支払割を使えば187円/月安くなりますが、割引額が大きいドコモ光セット割・みんなドコモ割は重複して利用出来ませんので、料金面で選ぶメリットはありません。
格安SIMに関するよくある質問
格安スマホと格安SIMはなにが違うの?
「格安スマホ」は、大手キャリア以外の料金が安いサービスを使っているスマホを指すこともあるし、大手キャリア以外で購入するSIMフリーの安価なスマホ端末を指すこともあります。
言葉を使う人の認識で違うので、意味を断言はできません。ですからネット通ではあまり使っていません。
「格安SIM」は、格安SIMサービス自体を指して使うことが多いです。大手キャリアから回線を借りて安価で通信サービスを提供しているサービスのことです。
格安SIMだと繋がりにくいとかはない?
格安SIMは、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)いずれかの電波を借りて運用しているので、キャリアより繋がりにくい(圏外になる)ということはありません。
ただし、借りている量(帯域)に上限があるので、利用者の多い時間帯は通信速度が遅くなります。その点、キャリア(サブブランド・格安プラン 含む)は安心です。
ただし、基地局単位での混雑の場合、キャリアでも格安SIMでも区別なく遅くなります。いわゆるパケ詰まりという現象です。パケ詰まりだとキャリアでも通信速度が遅くなります。
格安SIMはなぜ安いの?
格安SIMは、大手キャリアから回線を借りている(=インフラを保有していない)ので、メンテナンスや増強にかかるコストはかかりません。
また、ドコモショップ・auショップというような実店舗も基本的にはありません。mineoなど一部の格安SIMは実店舗や提携するショップがありますが、店舗数はキャリアと比べ物になりません。
実店舗の運営費や人件費のコストもありません。
この2つのコストがかからない分、格安SIMは料金設定を安くできます。
格安SIMだと出来ないこと・デメリットは?
格安SIMで出来ないことは、主に以下の5つです。
- 店舗でのサポートがない
- 初期設定を自分でしなきゃいけない
- 混雑時に通信速度が低下する
- キャリア決済などのキャリアサービスが使えない
- 災害用伝言ダイヤルが利用できない
はじめてスマホを持つ高校生だと想像出来ないかもしれませんが、恐らく今の高校生なら初期設定は簡単にできますし、店頭でサポートを受ける機会はまずないと思います。
5つの中で使用感に直結するのは「混雑時に通信速度が低下する」だけです。
速度低下は昔ほど酷くない
私は10年以上格安SIMを使っていますが、最近の速度低下は昔ほど酷くありません。
昔は昼12時台のピーク時だと下り 1Mbpsを切るのは当たり前で、1枚WEBページを開くだけでも延々と時間がかってイライラしました。動画を見るなんて無理でした。
最近も遅くはなりますが「少しタイムラグあるな」程度のことが多いです。
高画質の動画視聴や、FPS・TPSゲームなど通信負荷がかかることは厳しいですが、日常のスマホ用途なら問題なく使えます。
こればっかりは実際に使ってみないとイメージしにくいですが、私は「キャリアとの価格差を逆転するほどじゃない」と思っています。
まとめ
当記事では高校生におすすめの格安SIMサービスについて、おすすめのサービスと選び方のポイント・注意点などを詳しく解説しました。まとめると、
- UQモバイルのUQ親子応援割がすごくお得でおすすめ
- 通信量が少ないならLINEMO ミニプランがおすすめ
- 格安SIMは乗り換えながら使うのがベスト
通信量が多い(20GB程度)ならUQモバイルを1年使ってからJ:COMモバイルに、少ない(3GB程度)ならLINEMOミニプランからIIJmioにMNPするのがおすすめです。
というように、乗り換えながら使うのが今のスマホ回線の流れです。1社を長く使ってもメリットありませんからね。賢く選んで通信料を節約しましょう。