
「それがだいじWiFi」について、要点が1分で分かるようにまとめました!ポイントは以下の3点です。
- 月100GBで足りるならベストチョイス
- 短期の制限がないから使いやすい
- 2年以内に解約すると端末の残債が残る
※当記事は2020年6月18日にプランを一新したあとの内容です。
名前はギャグっぽくてセンスを感じませんが、サービス内容は非常に良い「今の時代にマッチしたWi-Fi」です。1ヶ月の通信量が100GBで足りるならイチオシです。
「同じくらいの料金で使い放題のサービスが有るのに…」と思うかもしれませんが、使い放題を謳うサービスも実は通信量の上限があって、速度低下に困ってる人が多いのが現状です。
使い放題サービスの草分け「どんなときもWiFi」には6月に総務省の行政指導が出て、8月に使い放題プランの終了が発表されました。
そんな中、安い料金で「月間100GB保証」を打ち出したのがそれがだいじWi-Fiです。当記事では契約前に理解しておくべき注意点を中心にサービス内容を詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
目次
- 【結論】月100GBで足りるならイチオシ
- それがだいじWiFi 4つの注意点
- 2年以内の解約だと端末代の残債がある
- 100GB使い切ると月末まで速度制限される
- 開通月も利用料が日割りにならない
- 解除料なしの更新月が1ヶ月しかない
- それがだいじWiFiのメリット
- 月額料金が安くて通信量が多い
- 短期の通信量制限がない
- 端末代は実質無料で返却不要
- キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い
- それがだいじWiFiをおすすめする人しない人
- まとめ
- それがだいじWiFiの申し込み・解約方法
【結論】月100GBで足りるならイチオシ
それがだいじWiFiは「100GBの通信量で足りる」ならベストな選択肢です。
月間100GBという通信量は、1人でWi-Fiを使う人には十分な量です。1日・3日などの短期の制限がないので、通信量が短期的に多くなっても速度制限されにくいです。
モバイルWi-Fi最大手のWiMAXだと「3日10GB」の制限があるので、制限されないように使おうと思うと1日平均3.3GBしか使えません。
使用する電波は大手キャリアのLTE回線なので、エリアが広くてつながりやすいです。
2年契約で料金はずっと変わらず3,250円。400円/月の端末補償オプションに入っても3,650円です。
同じくらいの料金で「使い放題」を謳うサービスがある中で、それがだいじWiFiの「月間100GB」はイマイチに感じるかもしれませんが、通信量を保証してくれるサービスの方が安心して使えます。
10月現在は、ほぼ全てのサービスが無制限での受付を停止していて速度低下に怒っている口コミが減りましたが、3月~6月上旬は「遅すぎる」「使い物にならない」という口コミがすごく多くて、さながら炎上状態でした。
そして使い放題サービスの草分けで、影響が大きかった「どんなときもWiFi」を運営する㈱グッド・ラックには、総務省の行政指導も出ました。そして8月下旬に無制限プランの終了を発表しました。
参照:総務省|MVNOサービス「どんなときもWiFi」の利用者へのサービス提供に係る株式会社グッド・ラックに対する指導等|無制限プラン終了と代替プランについて
というわけで、「月100GBで足りる方」は、使い放題を謳うサービスより安心して使えるのでそれがだいじWiFiがおすすめです。次章で4つの注意点を紹介しますが致命的ではありません。
それがだいじWiFi 4つの注意点
それがだいじWiFiの注意点は以下の4点です。
- 2年以内の解約だと端末代の残債がある
- 100GB使い切ると月末まで速度制限される
- 開通月も利用料が日割りにならない
- 解除料なしの更新月が1ヶ月しかない
【注意点1】2年以内の解約だと端末代の残債がある
それがだいじWiFiの端末代は0円ではなく分割払いです。しかし毎月の支払い分と同額を割引してくれるので実質無料です。ですが、支払い期間中に解約すると残債の支払いが発生します。
端末代の支払いは1,000円×24ヶ月の総額24,000円ですが、毎月同額を割引してくれるので、それがだいじWiFiを使っている間は支払いが発生しません。
しかし解約すると、端末代の割引も終わるので残債を一括で払うことになります。使い始めて12ヶ月で解約した場合、残債は1,000円×12ヶ月で12,000円です。
それに、2年契約の契約解除料 4,500円も発生するので、総額16,500円も払うことになります。
この端末代の支払い・残債について、公式ページには上写真の一文だけで分かりやすい説明がないのが残念です。他社と比べて極端に高いわけでもないからハッキリ書けばいいと思いますけどね。
2年の間に解約しなければ関係ないことですが、解約するときの条件は理解しておくべきなので「端末代は2年分割」という点を覚えておいてください。
競合サービスのhi-ho Lets Wi-Fiだと、端末代は0円ですが1年以内の解除料が18,000円と高額です。このように解除料が高いか、解除料+残債で調整しているかの違いで、総額に大きな差はありません。
【注意点2】100GB使い切ると月末まで速度制限される
それがだいじWiFiの通信量は「月間100GB」で、使い切ってしまうと月末まで384kbpsに速度制限されます。計画的に使うようにしましょう。
制限時の384kbpsという通信速度は、スマホのいわゆる「パケ死状態」の128kbpsよりは速いですが、遅すぎて使ってられない速度です。Youtubeだと240pでも頻繁に停まって観ていられません。
ですから早々に使い切らないように、計画的に使いましょう。
例えば、ゲームやOSのアップデート、長い動画ファイルの送受信など「通信量を多く消費する作業」は、学校や職場、または飲食店のフリーWi-Fiを使うなどです。
もし月100GBでは「明らかに足りない」のであれば、1日7GBまで使えるhi-ho Let’s Wi-Fiがおすすめです。
【注意点3】開通月も利用料が日割りにならない
それがだいじWiFiは、月途中に端末が届いて使い始めても月額料金は日割りになりません。満額の3,250円の支払いになります。
他のサービスは「初月の利用料は日割り」が当たり前のご時世に、なんでこういうシステムにしたか分かりませんが、それがだいじWiFiの条件ですから仕方ないですね。
月途中からでも保証されている100GBが使えるわけですから、考えようによっては日割りで安くならないのも当然かもしれません。
日割りにならないのが嫌な方は、月が替わるのを待って申し込むといいでしょう。
【注意点4】解除料なしの更新月が1ヶ月しかない
それがだいじWiFiは2年契約の自動更新で、解除料なしで解約できる更新月は1ヶ月だけです。解約の手順も理解して、更新月を忘れないようにしましょう。
それがだいじWiFiは、開通月の翌月を1ヶ月目として2年契約です。更新月は満了月の翌月なので25ヶ月目になります。
2020年10月に申し込んで開通したとしたら、更新月は2022年9月です。
この月に解約完了しないと、2年契約が自動更新されてしまって2年後の更新月まで9,500円の解除料が必要になります。
解約方法で詳しく解説しますが、解約したい月の20日18時までに電話連絡しなきゃいけません。21日以降だと翌月末の解約になります。(WEBやメールでの手続きはできませんので注意しましょう。)
それがだいじWiFiのメリット
先に注意点を4つ書きましたが、それがだいじWi-Fiはおすすめできるサービスで、ネット通では「100GBで足りるならベストな選択肢」と紹介しています。
ここでは、そう断言する4つの理由を紹介します。
- 月額料金が安くて通信量が多い
- 短期の通信量制限がない
- 端末代は実質無料で返却不要
- キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い
月額料金が安くて通信量が多い
それがだいじWiFiの「月間100GB」「月額3,250円」という条件は、他のサービスと比べてすごくコスパが良いです。競合サービスとの比較表をご覧ください。
月額料金 | 通信量 | 10GB換算 | 使用回線 | 契約年数 | |
---|---|---|---|---|---|
それがだいじWi-Fi | 3,250円 | 100GB/月 | 325円 | ソフトバンク・au・ドコモ | 2年 |
hi-ho Lets Wi-Fi | 4,300円 | 7GB/1日 | 198円 | ソフトバンク・au・ドコモ | 2年 |
どこよりもWiFi | 3,180円 | 100GB/月 | 318円 | ソフトバンク・au・ドコモ | 2年 |
縛りなしWiFi (縛りなし 通常プラン) |
3,300円 | 2GB | 550円 | ソフトバンク | なし |
WiMAX (GMOとくとくBB) |
3,599円 (実質) |
3日10GB | - | WiMAX | 3年 |
上3つのそれがだいじWiFi・hi-ho Lets Wi-Fi・どこよりもWiFiが、10GBあたりの料金を計算すると安いです。
無制限の方がコスパいいんじゃないの?
「使い放題・無制限」を謳うサービスは、通信量の単価を計算できませんし、本当に無制限に使えたら最強にコスパが良いサービスになります。
でも現実には通信量の上限があって「300GBまで使えた」「今月は200GBで制限された」とか、「1日5GBで遅くなった」という口コミもあります。
毎月300GB使えれば10GBあたりの単価が113円なので激安ですが、どこにも「300GB保証」とは書いないので、今月どれだけ使えるかは未知数です。
さらに言えば、1人の方が300GB使えたからと言って、自分も300GB使えるとも限りません。
↑これが「通信量 無制限」を謳うサービスの実状です。
実際に2020年2月下旬~6月に、無制限のサービスの多くが通信量不足で極端な速度低下を起こしていました。原因は、新型コロナウィルスの影響で急増した利用者・通信量に、ネットワークの増強が追いつかなかったからです。
そして、今も新規受付を停止しているサービスが多いです。
そんなサービスを「無制限です」「コスパいいです」なんて、とてもおすすめできません。
というわけで今は「通信量が保証されているサービス」が断然おすすめで、なかでもそれがだいじWi-Fiは月額料金が安くて通信量が多いのでおすすめです。
短期の通信量制限がない
それがだいじWiFiは、短期の速度制限がないので使いやすいです。
前項で「コスパが良い」と紹介したhi-ho Let’s Wi-Fiの場合、「1日7GB超えると翌々日に速度制限される」という条件なので、日ごとの通信量の増減に対応しにくいです。
その点「それがだいじWiFi」は月間100GBという条件ですから、1日7GB超えても問題ないし、極端な例ですが一気に50GBでも使えます。(ネットワークへの負荷が大きいと見なされると速度制限されます。)
通信量は日によって増減があるのが当たり前ですから、通信量制限は「1日●GB」より「月間●GB」の方が使いやすいです。
私は現在、自宅兼事務所のネット回線にWiMAXを使っていますが「3日10GB」の制限があります。ですから、稀に大きいファイルをDLしたり、映画や長いの動画を観たりすると、後日決まって速度制限されます。
端末代は実質無料で返却不要
それがだいじWiFiは、端末代の負担がありません。厳密に言えば、毎月800円の請求が発生しているんですが、同額を割引してくれるので実質無料です。
注意点に書いたように、2年以内の解約だと残債の支払いが発生しますが、2年間使えば負担なしで自分のものになります。解約後もSIMフリーのWi-Fiルーターとして使えます。
同じ端末を使うサービスでもは、レンタルで解約後に返却が必要なところも以下のように多いです。
- どこよりもWiFi
- ギガWiFi
- ポケモバCloud
- THE WiFi
- クラウドWiFi東京
- ZEUS WiFi など他多数
レンタルは気を遣うし、壊したり紛失すると弁済金が高額(18,000~30,000円)です。仮に解約後に使い道がないとしても、レンタルより自分の物になった方が使いやすいです。
キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い
それがだいじWiFiが使う電波は、大手キャリアのLTE回線です。ですから「スマホが使える場所ならどこでも使える」と考えて間違いありません。
じつは↑この「どこでも使える」のは当たり前のようで、全然当たり前じゃありません。
というのも、モバイルWiFiの最大手WiMAXは、スマホのLTE回線より周波数が高い電波を使っているので、障害物に弱く屋内や地下だと電波が弱くなりやすいです。エリアも狭いので、郊外や地方は圏外の場所も多いです。
ソフトバンクエアーもWiMAXと同じ特徴があって、ソフトバンクスマホと同じエリアで使えるわけではありません。
ですからそれがだいじWiFiは、都会・地方・屋内・屋外どこで使う人にもおすすめできます。
それがだいじWiFiをおすすめする人しない人
ここまで紹介してきた「それがだいじWiFi」の注意点・メリットを踏まえて、おすすめする人・おすすめしない人を具体的に紹介します。
おすすめする人 | おすすめしない人 |
---|---|
・持ち歩いて使えるWi-Fiが必要な人 ・通信量が月100GBで足りる人 ・WiMAXの速度制限が耐えられない人 |
・使い放題のWi-Fiが欲しい人 ・光回線並みの通信速度を求めている人 ・2年使うつもりがない人 |
おすすめする人
それがだいじWiFiは「持ち歩いて使えるWi-Fi(モバイルWi-Fi)必要な人」全般におすすめできるサービスです。通信量は多くて安いし、致命的な落とし穴になるような条件もありません。
大手キャリアのLTE回線が使えるので、エリアを気にせずどこでも使えます。
ただ「通信量が月100GBで足りる人」に限られます。
1日平均すると約3.3GB使えますから、パソコンのディスプレイやテレビで1、2時間動画を観ても余裕です。スマホの小さい画面なら4、5時間でも問題ありません。
(ただ、4K画質や50インチ・60インチの大型画面でネット動画を観たい人は、通信速度・通信量が足りなくなるのでおすすめしません。)
通信量という意味で「WiMAXの速度制限が耐えられない人」にもそれがだいじWiFiはおすすめです。
それがだいじWiFiなら「3日10GB」の1.5倍使えるし、短期の制限がないので総量だけ気にしていれば速度制限は回避できます。それにWiMAXよりエリアが広くてつながりやすいです。
おすすめしない人
それがだいじWiFiは、通信量が月に100GBと決まっているので「使い放題のWi-Fiが欲しい人」は絶対におすすめしません。
使い放題のモバイルWi-Fiサービスも、実際には上限があるので、光回線にしましょう。
通信速度に関してもスマホ回線レベル(下り5~40Mbps程度)なので、「光回線並みの通信速度を求めている人」も選んではいけません。
5G(ファイブジー)以外の既存のモバイル回線に、通信速度の速さを期待してはいけません。日常使いに困らないレベルと考えましょう。
最後に「2年使うつもりがない人」もおすすめしません。特に1年以内で使わなくなる人は、解除料と端末代の残債で、解約時の負担が2万円以上になるのでやめましょう。
まとめ
ここまで、それがだいじWiFiの「注意点」と「メリット」を詳しく解説してきました。
注意点 | メリット |
---|---|
・2年以内の解約だと端末代の残債がある ・100GB使い切ると月末まで速度制限される ・開通月も利用料が日割りにならない ・解除料なしの更新月が1ヶ月しかない |
・月額料金が安くて通信量が多い ・短期の通信量制限がない ・端末代は実質無料で返却不要 ・キャリアのLTE回線が使えてエリアが広い |
これを踏まえて、ネット通では「月100GBで足りるならベストチョイス」と判断しました。料金は安いしエリアが広いので使いやすいです。
初月の利用料が日割りにならないので、開通を急いでいないのであれば「月末最終日」「月頭」の申し込みがおすすめです。
月100GBでは足りない方は、1日7GB使えるhi-ho Let’s Wi-Fiがおすすめです。速度制限が厳しいので使い方に注意が必要ですが、月に200GB以上使えます。
それがだいじWiFiの申し込み・解約方法
ここでは、それがだいじWiFiの申し込み方法・解約方法を解説します。
申し込み方法
公式ページから申し込む
それがだいじWiFiの申し込みは、必ず公式ページから申し込みましょう。他のページから申し込むと条件が違う場合があるので注意してください。
プラン・オプションの選択
それがだいじWiFiは「U2s 100GB保証プラン」のみなので迷いません。
海外プランは「500MBプラン:900円」「1GBプラン:1,200円」から選びます。海外で使う見込みがない人もどちらか選ばないといけません。海外で使わないと料金は発生しないので安心してください。
重要なのは端末補償オプションの「Wi-Fi安心パック」です。加入していると2年間で2回まで、2,000円の負担で壊れた端末を交換してもらえます。(未加入の場合 再購入に30,000円かかる)
スマホをよく落としたり水没などで壊す方は、加入しておいた方がいいでしょう。Wi-Fi安心パックは申し込み時にしか加入できません。初月利用料は無料です。。
個人情報の入力
続いて個人情報の入力画面に進みます。特別変わった項目はありません。
本人確認書類・クレジットカード情報の入力
最後に本人確認書類のアップロードと、クレジットカード情報を入力します。どちらも【決済入力ページを開く】をタップして開くウィンドウで入力します。
本人確認書類は、運転免許証・パスポート・健康保険証・マイナンバーカードなどの写真を撮ってデータをアップします。
クレジットカードは、VISA・Master・JCB・アメックス・ダイナース・イオンが使えます。デビットカードやプリペイドカードは利用できません。
解約方法
それがだいじWiFiの解約は電話連絡のみです。WEB上から手続きはできません。
解約希望月の20日までの連絡で月末解約となります。20日が休日の場合、前営業日が月末解約の期限日となります。期限日を過ぎてしまうと、翌月末の解約になるので注意しましょう。
解約希望月が更新月だった場合、2年契約が自動更新されてしまいます。すると、2年後の更新月まで解約に9,500円の解除料が必要になります。
ですから、端末が届いて開通した時点で25ヶ月後の更新月に、通知やリマインダーメールが届くようにスマホのカレンダーアプリを設定しましょう。