【ここで決まる】ドコモから乗り換えにおすすめの格安SIM4選

【ここで決まる】ドコモから乗り換えにおすすめの格安SIM4選

ドコモから他に乗り換えたいけど「良いサービスないかな」と探している方は、当記事を読んでもらえれば、乗り換え先が決まります。

  • ドコモは料金が高すぎる!
  • 通信速度が遅いのは嫌だ…。
  • 格安プラン?サブブランド?格安SIM?

こういう疑問・不安が解決します。

この記事で分かること

  • ドコモから乗り換えにおすすめの格安SIM4選
  • ドコモから格安SIMへの乗り換え手順
  • ドコモから格安SIMに乗り換える注意点

ドコモの格安プランはahamoですが、料金プランの柔軟性がなさすぎるのでおすすめしません。断然他社サービスの方が安いし使い勝手が良いです。

当記事を読んでもらえれば乗り換え先が決まり、手順・注意点がよくわかります。少し長いですが、最後までお付き合いください。

目次

  1. ドコモからの乗り換えにおすすめ格安SIM4選 おすすめ!
  2. 安心で安いauのサブブランド【UQモバイル】
    • 【メリット】通信速度が速く割引プランが豊富
    • 【注意点】ドコモとエリアが異なる
    • UQモバイルをおすすめする人
  3. ahamoより良いソフトバンクの【LINEMO】
    • 【メリット】ミニプランが安くて使いやすい
    • 【注意点】通信量は繰り越しできない
    • LINEMOをおすすめする人
  4. 業界最安クラスの料金設定【IIJmio】
    • 【メリット】料金プラン・スマホセットが安い
    • 【注意点】通信速度が遅い(混雑時は特に)
    • IIJmioをおすすめする人
  5. 独自の低速運用が魅力【mineo】
    • 【メリット】低速使い放題プラン・オプションがある
    • 【注意点】3日で10GBの通信量制限がある
    • mineoをおすすめする人
  6. ドコモから格安SIMへの乗り換え手順
  7. ドコモから格安SIMに乗り換える注意点
  8. まとめ

ドコモからの乗り換えにおすすめ格安SIM4選

ドコモから乗り換え

早速ですが、ドコモからの乗り換えにおすすめの格安SIMは、ズバリ以下の4つです。

通信速度重視 料金の安さ重視
UQモバイル ロゴ LINEMO IIJ mio ロゴ mineo
家族で乗り換える
学割を使いたい
通信量が少ない方 スマホを安く使いたい
新しいスマホが欲しい
低速通信が使いたい
自宅セット割
UQ応援割
3GB+5分かけ放題で安い
LINEギガフリー
料金プランが安い
スマホセットが安い
20GBプランが安い
1.5Mbps使い放題
プランM+5G(15GB)
2,728円/月
ミニプラン(3GB)
990円/月
ギガプラン(4GB)
990円/月
マイピタ 20GBプラン
2,178円/月
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まず大きく分けて、UQモバイル・LINEMOの2つが「通信速度重視」で、IIJmio・mineoが「料金の安さ重視」です。

ドコモから乗り換えても通信品質を落としたくない方は前者、通信品質より安さを求める方は後者が候補になります。各サービスの特徴の紹介は以下のリンクから移動できます。

通信速度重視 ⇒ UQモバイルLINEMO 料金の安さ重視 ⇒ IIJmiomineo

ここまで読んで「ahamoは候補にないんだ」と思った方は鋭いですね。そんな方のために、ahamoを候補にしなかった理由を次項に書きました。ご覧ください。

【断言】ドコモからahamoにするメリットはない

ahamoはドコモの格安プランですから、ドコモのレギュラープラン(5Gギガライト・ギガホプレミアなど)より安いです。

でも、同程度の料金のサービスは沢山あるし、他社サービスの方が柔軟性があって使いやすいです。

例えばプランに関して言えば。ahamoは通信量20GBのプランしかありません。

これは通信量が3GB、5GBしか使わない人には明らかに多すぎます。しかも、通信量が余っても翌月に繰り越せませんし、シェアする機能もないです。

要するに、通信量がピッタリ合わない人には、料金もギガもすごく無駄なんです。

無駄を我慢しても、ドコモのキャリアメールが使えるわけじゃないし、ドコモ光のセット割も対象外、ドコモショップでのサポートも有料になります。

そんなことが多いで、ドコモからahamoにするメリットはほとんどないとネット通は断言します。

(詳しくはahamo(アハモ)のデメリット・注意点とおすすめしない3つの理由を参照してください。)

【注意】ドコモから乗り換えてはいけない人

ドコモから乗り換えるのにおすすめのサービスを紹介していますが、「ドコモから乗り換えてはいけない人」もいますので注意してください。

それは5Gギガホプレミア・ギガホプレミアをガッツリ使っている人です。

特に5Gギガホプレミアを、各種割引を適用して5,000円以下で使っている人は、同じ条件を他社サービスで安く実現することは不可能です。

au・ソフトバンクの無制限プランに変えて、光も変えて、家族も乗り換えて、、、ということをすれば「ほぼ同じ条件」にはなりますが、かかる手間・手数料などの負担を考えれば明らかにナシです。

というわけで、「5Gギガホプレミア・ギガホプレミアをガッツリ使っている人」はドコモから乗り換えてはいけません。

安心で安いauのサブブランド【UQモバイル】

UQモバイル ロゴ

UQモバイルは、大手キャリアauのサブブランドです。キャリア並の通信品質で、キャリアより安いというバランスが良いサービスです。ドコモから乗り換えても通信品質のデメリットはありません。

プランは下表の通り、通信量が異なる3種類で「割引なしの料金だとそんなに安くない」です。でも、使いやすい割引プランがあるので、上手く使えばもっと安くなります。

料金プラン

くりこしプランS+5G くりこしプランM+5G くりこしプランL+5G
通信量 3GB
7ヶ月間 5GB
15GB
7ヶ月間 20GB
25GB
7ヶ月間 30GB
月額料金 1,628円 2,728円 3,828円
通信量超過後の速度
(節約モード時)
300kbps 1Mbps 1Mbps
通話料 22円/30秒
通話オプション ・通話パック(60分):550円
・国内通話10分かけ放題:770円
・国内通話かけ放題:1,870円

【メリット】通信速度が速く割引プランが豊富

UQモバイルは、自宅セット割・UQ応援割 2つの割引プランがあり、両方使うとMプランが月額990円まで安くなります。

auでんきに替えるだけで使える「自宅セット割」

自宅セット割は、家庭の電気の支払いをauでんきにするだけで適用を受けられます。(でんきコース)

割引額は、Sプラン・Mプランで638円引き、Lプランで858円引きで、家族分10回線まで使えます。

インターネットコースもありますが、こちらは対象の光回線サービス(auひかり・コミュファ光・ビッグローブ光など)の利用+光電話の利用が条件です。

でんきコースの方が使いやすいですが、ドコモ光を使っている方は、同じ光コラボのビッグローブ光に事業者変更して割引の適用を受けることもできます。

18歳以下+家族が1,100円×12ヶ月割引「UQ応援割」

UQ応援割は、5歳~18歳の契約者又は利用者と、その家族が対象の割引プランです。(家族が適用を受ける場合、自宅セット割を受けているのが条件)

Mプラン・Lプランが12ヶ月間 1,100円引きになります。

少しややこしいですが、18歳以下なら1人でも使える割引プランで、家族がいて自宅セット割の適用を受けていると、全員が対象になるという太っ腹な仕組みです。

 

両方の割引を使えれば、Mプラン(20GB)990円/月・Lプラン(30GB) 1,870円/月 で1年間使えます。自宅セット割だけのSプラン(5GB)990円も十分安いです。

この金額でキャリア並の通信品質。そして節約モード(通信速度 Sプラン300kbps・Mプラン Lプラン1Mbps)が使い放題です。UQモバイルは使い方次第で、安くて沢山使えるサービスです。

【注意点】ドコモとエリアが異なる

UQモバイルはau回線を使うので、ドコモとエリアが異なります。

特に注意が必要なのが5Gエリアです。5Gはまだ狭いので各キャリアで重点エリアが違います。ドコモで5Gを使っている人は、UQモバイルのサービスエリアでよく確認しましょう。

4G(LTE回線)は、ほぼ差がありませんが、地下やビル内、山間部・離島で使う人は、周りのUQモバイル・auユーザーに、実際の電波状況を確認しましょう。

UQモバイルをおすすめする人

  • ドコモから乗り換えても通信速度で妥協したくない人
  • 家族割・学割を利用して安くスマホを使いたい人
  • 節約モードでギガの節約をしたい人

今、ドコモからの乗り換え(MNP)なら、増量オプションII(7ヶ月無料)の加入で、10,000円相当のau PAY残高がもらえます。eSIMならプラス3,000円分です。

\auサブブランドで安心/

【公式】UQモバイルはこちら

ahamoより良いソフトバンクの【LINEMO】

LINEMO ロゴ

LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクの格安プランです。通信品質はキャリア並で、料金は圧倒的に安いです。ahamoより使いやすい仕様なので格安プランならLINEMOがおすすめです。

プランは通信量 3GB・20GBの2種類あって、1年間「国内通話5分かけ放題」が無料で使えます。LINEアプリ使用分は通信量を消費しない「LINEギガフリー」など、分かりやすいメリットが豊富です。

ミニプラン スマホプラン
通信量 3GB/月 20GB/月
月額料金 990円 2,728円
通信量超過後の速度 300kbps 1Mbps
通話料 22円/30秒 従量制
通話オプション 通話準定額(5分以内国内通話かけ放題):550円
通話定額(国内通話かけ放題):1,650円
⇒ キャンペーンで1年間 550円引き

【メリット】ミニプランが安くて使いやすい

LINEMOでおすすめなのは、通信量3GB 990円/月のミニプランです。3GBで通信量が足りるなら、イチオシです。

3GB 990円&初期費用無料+5分かけ放題

キャリアの格安プラン・サブブランドでは最安の料金設定で、ドコモから乗り換える際にかかる事務手数料(3,300円)は無料です。

さらに、1年間「国内通話5分かけ放題」のオプションを無料で使えるので、短い電話なら通話料もかかりません。初期費用がかからず、月々990円でスマホが使えるわけです。

LINEMO標準機能の「LINEギガフリー」は、LINEアプリを使ったトーク・音声通話・ビデオ通話などで通信量が消費されません。もし通信量を使い切ってもLINEアプリの通信速度は落ちません。

ドコモのギガライト・5Gギガライトなどで「通信量3GB未満」で使っている人は、LINEMOが断然お得です。

ミニプランは6ヶ月間実質無料

ドコモからLINEMOのミニプランに乗り換えると、キャンペーンで基本利用料990円相当のPayPAyポイントが6ヶ月間もらえます。

他でもない、私は2022年12月にLINEMO ミニプランに乗り換えて、PayPayポイントを受け取っています。2月下旬に受け取った時のスクショが↓こちらです。

LINEMO PayPayポイント還元 実際の画像

額は少ないですが、毎月990円のお小遣いが貰えるようで嬉しいですw

20GBのスマホプランならUQモバイルの方がお得

LINEMOの20GBプランは月額2,728円です。ドコモよりは安いですが、UQモバイルにした方がお得で使いやすいのでおすすめしません。下表に違いをまとめました。

LINEMO スマホプラン UQモバイル くりこしプランM+5G
標準料金 2,728円 2,728円
通信量 20GB 15GB+5GB
(増量オプションII 7ヶ月無料)
割引 なし 自宅セット割・UQ応援割
繰り越し できない 繰り越せる
節約モード 切替できない 切り替えられる
事務手数料 無料 3,300円

通信量・標準料金は同じでも、割引・繰り越し・節約モード でUQモバイルの方が使いやすいです。LINEMOが優れているのは、「事務手数料 無料」「1年間 5分かけ放題 無料」の2点です。

「割引プランが使えなくて、5分かけ放題も使いたい」という方はLINEMOの方が良いですが、それ以外の方はUQモバイルの方がおすすめです。

【注意点】通信量は繰り越しできない

LINEMOは、余った通信量を翌月に繰り越せません。これはドコモの格安プランahamoも同じです。

グループを作ってシェアする機能もないし、パケットをプレゼントするギフト機能もありません。

ですから、月々の使用量が多かったり少なかったりバラバラな方は注意してください。通信量が足りなくなった場合の容量追加は、1GBあたり550円で安くありません。

LINEMOをおすすめする人

  • ドコモから乗り換えても通信速度で妥協したくない人
  • ギガライト・5Gギガライトを使っていて通信量3GB未満の人
  • 乗り換えで初期費用をかけたくない人

LINEMOは、ドコモを使っていて通信量が3GB未満の人におすすめです。通信量20GBのスマホプランなら、UQモバイルのくりこしプランM+5Gの方がお得なので注意してください。

\ミニプランが激安!/

【公式】LINEMOはこちら

業界最安クラスの料金設定【IIJmio】

IIJmio ロゴ

IIJmioは、ドコモ回線・au回線を扱う格安SIM(MVNO)サービスです。格安SIMなので、混雑時に通信速度が遅くなりますが、料金はキャリアの格安プラン・サブブランドより安いです。

プランは下表の通り、2GB~20GBまで5種類あってどれも業界最安クラスです。使う量の増減で使い分ければ無駄がないし、追加容量は1GBあたり220円と激安なので、柔軟な使い方ができます。

条件:ギガプラン
音声 SMS データ eSIM
2ギガ 850円 820円 740円 440円
5ギガ 990円 970円 900円 660円
10ギガ 1,500円 1,470円 1,400円 1,100円
15ギガ 1,800円 1,780円 1,730円 1,430円
20ギガ 2,000円 1,980円 1,950円 1,650円
通信量超過後の速度 300kbps
通話料 11円/30秒
通話オプション 通話定額5分+:500円
通話定額10分+:700円
かけ放題+:1,400円

【メリット】料金プラン・スマホセットが安い

IIJmioは、どのプラン・SIMを選んでも業界最安クラスです。MNPだとスマホセットが特別価格になるので、新しいスマホが欲しい人にもおすすめです。

2023年4月 ギガ増量でさらに安く

IIJmioのギガプランは、前項の表の通り業界最安クラスの料金設定です。競合の主要な格安SIMサービス(OCNモバイルONE・mineo・BIGLOBEモバイルなど)よりかなり安いです。

ドコモと比較すると、料金の差は歴然で同じ通信量なら半額以下になります。

例えば、5Gギガライトで7GB使った場合、みんなドコモ割など各種割引を全部使っても4,378円です。

これがIIJmioのギガプランなら10ギガ 1,500円(音声SIM)です。実に2,878円安くて通信量も多いです。

通話オプションは、5分(500円)・10分(700円)・時間無制限(1,400円) の3種類あるし、通信量がギガプランの最大容量20GB未満の人なら、ドコモの半額以下に抑えられます。

スマホのMNP特価が激安&種類も多い

IIJmioは、ドコモに限らず他社から乗り換え(MNP)すると、スマホセットが激安になります。

例えば、OPPO Reno7 Aだと、一般販売価格が33,000円のところ、ギガプラン音声SIMへのMNPだと14,800円になります。Redmi Note 11だと20,500円が1,980円です。

全ラインナップと価格は↓こちらのページをご覧ください。

IIJmio(みおふぉん)

iPhoneは少ないですがiPhoneSE第3世代がギガプランへのMNPで39,800円で安いです。

Androidスマホはラインナップが多くて激安なので、新しいスマホが欲しい人は要チェックです。

【注意点】通信速度が遅い(混雑時は特に)

IIJmioは、大手キャリアから回線を借りている格安SIM(MVNO)です。利用者が多い時間帯は、借りている回線の容量上限に迫るので、通信速度が遅くなります。

具体的には、昼12時台と夕方~夜(18時~22時台)に遅くなりやすいです。特に昼休みの1時間は、トラフィックが集中しやすいのでかなり遅くなります。

下りの通信速度が、1.0Mbpsを下回ることも珍しくありません。

他の時間帯も、キャリアほど速くありません。日常使いでストレスを感じないレベルです。格安SIMに通信速度の安定・速さを求めてはいけません。遅さを許容できる方しか乗り換えてはいけません。

その点、先に紹介したUQモバイルLINEMOは、通信インフラを持つ大手キャリア直属のサービスなので、混雑時も通信速度が遅くなりにくいです。

IIJmioをおすすめする人

  • 通信速度よりも料金のやすさを重視する人
  • 通信量が月20GB未満の人
  • 新しくAndroidスマホが欲しい人

IIJmioは現在、「ギガ増量!スタートキャンペーン」で、初期費用1,650円引き・通話オプション410円割引×6ヶ月・MNPでスマホが500円~など、沢山の特典が付いています。(2023年5月31日まで)

\2023/5/31までキャンペーン中/

【公式】IIJmioはこちら

独自の低速運用が魅力【mineo】

mineo ロゴ

mineo(マイネオ)は、大手3キャリアの回線を扱う格安SIM(MVNO)サービスです。格安SIMなので、混雑時に通信速度が遅くなりますが、独自の低速運用が魅力で無制限プランもあります。

プランはマイそく・マイピタの2シリーズあって、「マイそく」は常に低速だけどデータ無制限、「マイピタ」はオプションで低速通信が使い放題になります。

低速と言っても、スマホ画質でYouTubeが観られるレベルです。

マイそく
音声通話対応
(デュアルタイプ)
データ通信のみ
(シングルタイプ)
スタンダード 990円(データ無制限 通信速度 最大1.5Mbps)
プレミアム 2,200円(データ無制限 通信速度 最大3Mbps)
ライト 660円(データ無制限 通信速度 最大300kbps)
スーパーライト 250円(通信速度 最大32kbps)
オプション 24時間データ使い放題:330円/回
(24時間マイピタ並の通信速度で、データ使い放題になる)
注意事項 ・月~金の昼12時台は通信速度が最大32kbpsになる
・混雑回避のため速度制限(3日間で10GB以上利用時)・通信最適化の適用が必須
マイピタ
音声通話対応
(デュアルタイプ)
データ通信のみ
(シングルタイプ)
通信量 1GB 1,298円 880円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 1,925円
通信量超過後の速度 200kbps
(パケット放題Plus利用時 mineoスイッチONで1.5Mbps)
マイそく・マイピタ 共通事項
通話料 22円/30秒
(mineoでんわ利用時 10円/30秒)
通話オプション ・10分かけ放題:550円
・時間無制限かけ放題:1,210円
・mineoでんわ:無料

【メリット】低速使い放題プラン・オプションがある

mineoは、低速通信を活用すれば通信量を節約したり、プラン容量以上に50~100GB近く使うことも可能です。

低速通信がデータ無制限【マイそく】

マイそくは、平日昼12時台の通信速度を32kbpsで我慢する代わりに、他の時間を低速でデータ無制限にしています。

スタンダードが990円/月で通信速度1.5Mbps、プレミアムが2,200円で通信速度3Mbps、ライトが660円/月で通信速度 300kbpsです。

まず、平日昼の32kbpsは「ほぼ何もできない遅さ」です。その時間は「使わない」と決めるか、Wi-Fiを探せる方というのが前提です。

スタンダードの1.5Mbpsは、YouTubeのスマホ標準画質(360p)が止まらず観られる速さです。プレミアムの3Mbpsはスタンダードの2倍なので、WEB閲覧・SNSなども少しレスポンスが良くなります。

急に高速通信が必要になった時は、オプションの「24時間データ使い放題(330円/回)」を使えば、24時間高速通信が使い放題になります。

高速+低速のハイブリッド【マイピタ】

マイピタは、プランごとに決まった高速通信量を、必要に応じて低速通信オプション(パケット放題Plus)を利用して節約しながら使うプランです。

パケット放題Plusを使うと、高速通信オフ時の通信速度が200kbpsから1.5Mbpsになります。利用料は月額385円ですが、マイピタの10GB・20GBプランは無料で使えます。

通信速度が1.5Mbpsあれば、YouTubeや音楽サービスは利用できるし、多少遅さは感じますがWEB閲覧やSNSのチェックもできます。

マイピタは、平時は高速通信をオフで使い、大事なときだけオンにするという使い方がベターです。

マイピタは、パケット放題Plusの低速通信を使わないのであれば、IIJmioのギガプランの方が安いです。

マイピタ割(~2023年5月31日)

キャンペーン期間中にデュアルタイプ(音声通話SIM)で契約すると、3ヶ月間1,188円引きになります。

【注意点】3日で10GBの通信量制限がある

mineoの低速通信はデータ無制限ですが、混雑回避のため短期の通信量に応じた速度制限があります。

「3日間で10GB」を超えると、翌日は200kbpsに制限されて、翌々日の朝に解除されます。マイピタの場合、高速通信のオン/オフ関係なく速度制限されるので注意しましょう。

低速通信の通信量は、mineoのマイページで前日までの分が確認できます。前日・前々日の2日分を合計して、オーバーしないように使いましょう。

mineo 低速通信の通信量

10GBあれば、YouTubeを480p画質で約20時間観られます。1日あたり6時間半以上です。よほどガッツリ使わない限りオーバーしません。

mineoをおすすめする人

  • 通信速度は遅くてもいいから、ガッツリ使いたい人
  • 低速通信を使って、通信量・料金を節約したい人
  • 平日 昼12時台はモバイル通信が使えなくても大丈夫な人(マイそくの場合)

mineoは、格安SIMの中でも特徴的なサービスです。低速通信でもガッツリ使いたい人におすすめです。

\低速を使えればコスパ◎/

【公式】mineoはこちら

ドコモから格安SIMへの乗り換え手順

手順 イラスト

ここでは、ドコモから格安SIMへの乗り換え手順を紹介します。

まず準備段階で、必要に応じて名義・住所変更と、端末のSIMロック解除をしましょう。

名義・住所変更

携帯電話の乗り換え(MNP)は、基本的に「移転元・移転先・本人確認書類」の情報(氏名・住所・生年月日)がピッタリ合わないと成立しません。

今回の場合、まずドコモ(移転元)の契約情報を確認して、本人確認書類と住所が違えば変更します。

乗り換えと同時に名義を変更したい場合、同居の家族なら乗り換え手続きの過程で変更できますが、同居の家族以外の場合、ドコモで予め名義変更しておきましょう。

SIMロック解除

ドコモで購入したスマホは、2021年8月26日までに発売されたスマホだと、SIMロックがかかっていて他社サービスでは使えません。(ahamo・ドコモ回線の格安SIMへの乗り換えはSIMロック解除不要)

iPhoneだと、iPhone12シリーズまではSIMロックがかかっています。

SIMロック解除手続きは、My docomoで自分で手続きをすると、手数料がかかりません。ドコモショップ・電話で手続きすると3,300円の手数料がかかります。

ドコモから格安SIMへの乗り換えの流れ

  1. ドコモでMNP予約番号を取得する
  2. 本人確認書類・クレジットカードを用意する
  3. 乗り換え先の格安SIMを申し込む
  4. 回線の切り替えて続きをする
  5. SIMカードを挿入し、初期設定をする

注意が必要なのは、MNP予約番号の有効期限です。ドコモでMNP予約番号を取得した時点で有効期限は15日です。

そして「3.乗り換え先の格安SIMを申し込む」段階で、MNP予約番号の有効期限が10日以上ないと申し込みができません。

有効期限が10日未満になると、有効期限が切れるまで待って、再取得してから改めて申し込むという流れになります。乗り換え時期がかなりずれ込むので要注意です。

ドコモから格安SIMに乗り換える注意点

注意 イラスト

ドコモの解約で違約金が発生する場合がある

長期契約する代わりに利用料や端末代の割引を受けている場合、解約(乗り換え)で違約金が発生する場合があります。

分からない場合、My docomoやドコモショップで契約内容を確認しましょう。

「古い契約だから大丈夫」と油断していると、2年スパンで自動更新されていて更新月以外の解約(乗り換え)は違約金がかかるプランの場合もあります。

確認してから乗り換えるようにしましょう。

ドコモで端末を購入した人は残債がある

ドコモで端末を購入し、分割払いの支払いが残っている方は、ドコモから他社に乗り換えても、端末の支払いが続きます。(一括で完済することも可能)

ドコモ回線の契約と連動した端末代の割引が設定されている場合、回線を解約すると割引がなくなり、月々の支払いが増える可能性があります。

解約する前に、残っている支払い回数・金額を必ず確認しましょう。

エリア・通信速度が異なる

ドコモから乗り換えてエリア・通信速度が変わらないのはahamoだけです。

ドコモ回線の格安SIMの場合、エリアは変わりませんが通信速度が下がります。混雑時はかなり遅くなります。

au・ソフトバンクの格安プラン・サブブランドの場合、エリアが変わります。特に、地下・建物の奥まった部屋・山間部・離島など、電波状況がシビアな場所は変化しやすいです。

電波がしっかり入れば、キャリア直下のサービスなので通信速度はドコモと大差ありません。

au・ソフトバンクの格安SIMの場合、エリアも通信速度も違います。

近くに自分が乗り換える回線を使っている人がいたら、電波状況を確認するといいでしょう。

ドコモ光のセット割がなくなる

ドコモのスマホとドコモ光をセットで使っている方は、ドコモのスマホ代が月々1,100円か550円安くなっていると思います。

ドコモから他社へ乗り換えると、この割引がなくなります。

ただ、当ページで紹介したサービスなら、ドコモよりかなり安くなるので、セット割がなくてもスマホ代の支払い額は安くなると思います。

ドコモから乗り換えたならドコモ光を継続する理由はありません。乗り換え先のサービスとセット割がある光回線に乗り換えましょう。

まとめ

まとめ イラスト

当記事では、ドコモから乗り換えにおすすめの格安SIMを4つ紹介しました。まとめると下表の通りです。

通信速度重視 料金の安さ重視
UQモバイル ロゴ LINEMO IIJ mio ロゴ mineo
家族で乗り換える
学割を使いたい
通信量が少ない方 スマホを安く使いたい
新しいスマホが欲しい
低速通信が使いたい
自宅セット割
UQ応援割
3GB+5分かけ放題で安い
LINEギガフリー
料金プランが安い
スマホセットが安い
20GBプランが安い
1.5Mbps使い放題
プランM+5G(15GB)
2,728円/月
ミニプラン(3GB)
990円/月
ギガプラン(4GB)
990円/月
マイピタ 20GBプラン
2,178円/月
公式ページ>> 公式ページ>> 公式ページ>> 公式ページ>>

どれも、わかりやすく特徴のあるサービスです。そして、間違いなくドコモより安いです。通信品質を落としたくない方は、左ふたつがおすすめです。

ドコモから他社サービスへ乗り換えを考えている方は、是非参考にしてください。