
格安SIMのIIJmioが気になってる人の、
- IIJmioにしても大丈夫かな…。
- 申込む前に注意点・デメリットを知りたい。
- 他の格安SIMとの違いは?
こういう疑問や不安にお答えします。
この記事で分かること
- IIJmioのプラン・対応機種・キャンペーンの要点
- おすすめできる人と、IIJmioをおすすめできない人
- IIJmioを使っている人の評判と、メリット・デメリット
IIJmioは2022年4月にプラン料金を値下げして、業界最安クラスになりました。プランの数も多いし、通信量の無駄がなくキッチリ節約できます。
目次
- IIJmioをおすすめする人・おすすめしない人
- IIJmioとは
- IIJmioのプラン・対応機種・手数料
- 料金プラン
- 対応機種
- 手数料・違約金
- IIJmioのキャンペーン
- ギガ増量!スタートキャンペーン(5月31日まで)
- IIJmioの評判
- 通信速度の評判
- 料金・プランの評判
- 機能・サービスの評判
- IIJmioのメリット・デメリット
- メリット1.プラン料金・通話定額が安い
- メリット2.専用アプリを使わなくても通話料が安い
- メリット3.音声eSIMが使える
- メリット4.スマホセット(Android)が安い
- メリット5.光回線とのセット割が高額
- デメリット1.低速通信に通信量制限がある
- デメリット2.混雑時に通信速度が低下する
- まとめ
IIJmioをおすすめする人・おすすめしない人
IIJmioは「できるだけ安くスマホを使いたい人」「新しいスマホが欲しい人」におすすめです。ギガプランは業界最安クラスで、今はキャンペーンで端末が激安です。
IIJmioは格安SIM 黎明期から続く老舗ブランドで実績は◎です。2023年4月から「ギガプラン」の4ギガ・8ギガプランのギガが増量されて更にお得になりました!
最新情報
それぞれ、料金はそのままで5ギガ(990円)・10ギガ(1,500円)になりました。(音声SIM・音声eSIMの場合)
さらにギガ増量を記念して、「ギガ増量!スタートキャンペーン」をスタート。通話オプションが6ヶ月間 410円引きになり、初期費用3,300円が半額の1,650円引きになってます。
一番お得なのは、他社からの乗り換えの時の端末セットの価格です。機種も豊富だし2万円前後でミドルスペックのAndroidスマホが購入できます。
スペックが低めな端末なら1万円以下で選び放題です♪
IIJmioをおすすめしない人
逆にIIJmioをおすすめしない人は、大手キャリア並のサービス・通信品質を期待している人です。
IIJmioは格安SIMなので、店頭サポートやキャリア決済はないし、通信速度もキャリアには劣ります。キャリア並を期待してはいけません。
キャリアを使い続けるか、ahamo・povo・LINEMOなどキャリアの格安プラン、UQモバイル・ワイモバイルなどのサブブランドにしましょう。
ネット通では、LINEMOとUQモバイルをおすすめしています。
IIJmioとは
IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブが運営する格安SIMサービスです。
ブランド・運営会社の知名度は高くないですが、1993年に国内初のインターネット接続サービスを始めたネット業界の超老舗です。格安SIMサービスも2012年から始めている実績のあるサービスです。
2022年度は、J.D. パワー 携帯電話サービス顧客満足度No.1<MVNO>・オリコン顧客満足度®調査 格安SIM 第1位を獲得しています。
業界最安クラスの料金設定
IIJmioのギガプランは、業界最安クラスの料金設定です。(金額は料金プランを参照してください。)
2ギガから20ギガまで5プランあるので、自分に合った通信量を選べて無駄がありません。もちろん、残った通信量は繰り越せるし、シェアもできます(同一mioID内)。
データ通信専用ですが、eSIMにも対応しています。SIMカード有りの契約より約300円安いので、サブ回線用に多くの人に選ばれています。
専用アプリなしでも通話料が安い
IIJmioは、スマホ標準の通話アプリで通話しても、通話料が11円/30秒に安くなります。(通常は22円/30秒)
「専用通話アプリは使い勝手が悪い」というのが、格安SIMの地味なボトルネックでした。とは言え、標準通話料は高いからやむを得ず専用アプリを使うという状況です。
IIJmioなら、タイプD・タイプAどちらも専用アプリを使う必要がありません。
IIJmioのプラン・対応機種・手数料
料金プラン
IIJmioの料金プランは複数ありますが、現在ギガプランがメインです。
音声・音声eSIM | SMS | データ | eSIM | |
---|---|---|---|---|
2ギガ | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5ギガ | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10ギガ | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15ギガ | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20ギガ | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
通信量超過後の速度 | 300kbps | |||
通話料 | 11円/30秒 | |||
通話オプション | 通話定額5分+:500円 通話定額10分+:700円 かけ放題+:1,400円 3つとも6ヶ月間 410円割引 |
ギガプランの他に、以下の6プランがありますが、どれも割高で使いにくいのでおすすめしません。
- ミニマムスタートプラン
- ライトスタートプラン
- ファミリーシェアプラン
- 従量制プラン
- eSIM データプランゼロ
- ケータイプラン
上3つの太字で書いたプランは、現在メインの「ギガプラン」が登場した2021年4月以前に主力だった旧プランです。
ギガプランと旧プランの違い
旧プランの3つは、プラン内にSIMカードを追加できて、20GB・30GBの大容量オプションが使えます。ただ、下表の通り、通信量の割に料金が高いです。
ミニマムスタート | ライトスタート | ファミリーシェア | |
---|---|---|---|
通信量 | 3GB | 6GB | 12GB |
音声通話SIM | 1,760円 | 2,442円 | 3,586円 |
最大利用枚数 | 2枚 | 10枚 | |
大容量オプション | 20GB:3,410円・30GB:5,500円 |
基本料・追加SIM利用料・機能付帯料が高い
旧プランは、SIMカードを追加できるのは便利ですが、追加にかかる費用が高いです。
例えば、通信量6GBのライトスタートプランを、音声通話SIM2枚で使う場合、1枚目の基本料が2,442円で、2枚目は1,210円(追加SIM利用料 440円+音声通話機能付帯料 770円)です。
合計すると3,652円で、通信量6GBをシェアして使うことになります。
大容量オプションが高い
旧プランの大容量オプション 20GB 3,410円・30GB 5,500円は、価格設定が高すぎます。
ギガプランなら、20ギガの音声SIMが2,000円です。追加容量は1GBあたり220円ですから、10GB追加しても合計4,200円です。
上記のオプション料金は明らかに高すぎます。
ギガプランでも容量シェアできる
ギガプランでも、同じmioID内なら10回線まで通信容量をシェアできます。そして、シェア機能を使うのに追加費用はかかりません。
ギガプランと旧プランで、料金を比較したら「旧プランの約半額の料金で、旧プランより少し多く使える」という結果になりました。
ギガプラン | 旧プラン | |
---|---|---|
通信量 | 45GB | 42GB |
内訳 | 1枚目(20ギガ音声SIM):2,000円 2枚目(15ギガ音声SIM):1,800円 3枚目(5ギガ音声SIM):990円 4枚目(5ギガデータSIM):900円 |
1枚目(音声SIM):3,586円 ファミリーシェアプラン(12GB) 2枚目(音声SIM):770円 3枚目(音声SIM):770円 4枚目(データSIM):440円 追加オプション30GB:5,500円 |
利用料合計 | 5,690円 | 11,066円 |
というわけで、旧プランを利用するメリットは皆無なので、ギガプランを利用しましょう。
eSIM データゼロプランも割高
eSIM データゼロプランは、基本料 165円/月(0GB)。必要な時に1GB単位で追加する仕様です。
1GB目は330円で、2~10GBは1GBあたり495円です。ですから、2GB使った場合 料金は990円になります。これがギガプランのeSIMの場合、2ギガプランで440円です。
データゼロプランは、「容量を追加しなければ基本料 165円だけで済む」というのがメリットですが、たった165円でも使わないのに払うのは嫌ですよね?
データゼロプランは割高で使い方が難しいので、ギガプランのeSIMにしましょう。
対応機種
IIJmioは、SIMフリースマホ・SIMロック解除されたスマホは、タイプD・タイプAどちらを選んでも使えます。
他に、タイプDは「ドコモ版でSIMロック解除されていないスマホ」、タイプAは「au版でSIMロック解除されていないスマホ」でも使えます。
eSIMはドコモ回線ですが、ドコモ版でもSIMロック解除が必須です。
手持ちのスマホが使えるかどうかは、公式ページの動作確認端末一覧で確認してください。
動作確認端末ページは、自分が使いたい回線タイプを選択してから検索しましょう。eSIMはデータ通信のみで、SMS・音声通話は利用できません。
SIMカードとセットで購入できる端末
IIJmioではSIMカードとセットで端末を購入できます。下表が2022年5月6日のラインナップと価格です。
現在、「ギガ増量!スタートキャンペーン」で、他社からの乗り換え(MNP)だと、500円~という激安価格になっています。下表のMNP特価の列をご覧ください。
キャンペーンは2023年5月31日までです。
機種名 | 価格 | MNP特価 | 機種名 | 価格 | MNP特価 |
---|---|---|---|---|---|
iPhoneSE3 64GB | 49,980円 | 39,800円 | Redmi Note 11 Pro 5G | 37,800円 | 19,800円 |
iPhone12 mini 64GB | 64,980円 | 49,800円 | Xperia10 IV | 44,500円 | 24,800円 |
iPhone12 mini 128GB | 67,800円 | 54,800円 | motorola edge 20 | 29,999円 | 24,800円 |
iPhone13 mini 128GB | 79,800円 | 64,980円 | AQUOS sense7 | 42,980円 | 29,000円 |
iPhone13 128GB | 116,980円 | 98,800円 | AQUOS ense6 6GB | 39,800円 | 29,800円 |
Android | Xiaomi 11T | 47,850円 | 34,800円 | ||
OPPO A55s 5G | 19,500円 | 500円 | HTC Desire 22 Pro | 59,800円 | 44,800円 |
moto g13 | 17,600円 | 980円 | Nothing Phone(1) 8GB/128GB |
73,800円 | 54,800円 |
Redmi 12C 3GB | 16,500円 | 980円 | motorola edge 30 pro 充電器セット |
67,800円 | 54,800円 |
Redmi Note 11 | 20,500円 | 1,980円 | POCO F4 GT | 65,980円 | 55,980円 |
moto e32s | 16,500円 | 1,980円 | Nothing Phone(1) 12GB/256GB |
89,800円 | 72,800円 |
Redmi Note 10T | 20,900円 | 4,980円 | Zenfone9 8GB/128GB | 89,980円 | 74,800円 |
moto g32 | 22,980円 | 4,980円 | Xiaomi 12T Pro | 98,820円 | 79,800円 |
moto g52j 5G | 25,800円 | 9,980円 | RedMagic6 | 91,000円 | 79,800円 |
OPPO A77 | 22,400円 | 9,999円 | HTC Desire 22 Pro VIVE Flowセット |
109,800円 | 92,800円 |
OPPO Reno7 A | 33,000円 | 14,800円 | Zenfone9 8GB/256GB | 109,800円 | 92,800円 |
motorola edge 20 fusion |
27,800円 | 14,800円 | AQUOS R6 | 110,000円 | 99,800円 |
moto g50 5G | 24,800円 | 14,800円 |
キャンペーンのMNP特価は、業界最安クラスの安さです。おすすめは赤字の3機種です。コスパの良いミドルスペック端末で、価格.comの人気ランキングでも上位です。
手数料・違約金
IIJmioは、契約時に手数料がかかります。
契約時の手数料は、契約事務手数料 3,300円+SIMカード発行手数料(タイプD 433.4円・タイプA 446.6円・eSIM 220円)です。
タイプ変更時も、手数料2,200円+SIMカード発行手数料がかかりますので、タイプはよく考えて選びましょう。
最低利用期間は、利用開始日の翌月末日までです。以降は、いつ解約しても違約金はかかりません。乗り換え(MNP転出)の際にも手数料はかかりません。
IIJmioのキャンペーン
ギガ増量!スタートキャンペーン(2023年5月31日まで)
IIJmioは、2023年5月31日までギガ増量!スタートキャンペーンを開催しています。ギガプランに以下の3つのキャンペーン特典が付いてお得です。
- 初期費用が1,650円引き
- 通話オプション410円割引✕6ヶ月
- MNPでスマホが500円~(5/1まで)
通話オプションの割引額が大きく、5分かけ放題が90円/月で使えるのが地味にお得です。
MNPでスマホが500円~
IIJmioのギガプランへのMNP転入と一緒にスマホを買うと、キャンペーン価格で業界最安クラスの安さです。条件は以下の3点です。(※販売価格はSIMカードとセットで購入できる端末で紹介しています。)
- ギガプランへの他社からのMNP
- 音声通話SIMでの契約
- 対象端末とセットでの申し込み
特におすすめは以下の3機種です。(カッコ内は通常販売価格)
- OPPO Reno7 A:14,800円(33,000円)
- moto g52j 5G:9,980円(25,800円)
- Redmi Note 11:1,980円(20,500円)
3機種とも2~4万円台のミドル・ミドルロースペックのAndroidスマホです。それがMNPで1、2万円台で購入できるので、非常にお得です。
価格を調べればすぐわかりますが、この販売価格は異常です。メルカリで中古を買うより安いです。
量販店やネットで購入したパッケージを利用して申し込みする場合、キャンペーン対象外になります。パッケージを利用しないように注意してください。
初期費用が1,650円引き
※音声・音声eSIM・データ・SMS・eSIM全てが対象です。
初期費用の契約事務手数料3,300円が1,650円引きになって1,650円になります。
通話オプション410円割引×6ヶ月
ギガプランで対象の通話オプションを使うと、6ヶ月間 410円割引になります。
通話定額5分+ | 通話定額10分+ | かけ放題+ |
---|---|---|
500円 ⇒ 90円 | 700円 ⇒ 290円 | 1,400円 ⇒ 990円 |
通話オプションを使う場合、IIJmio専用通話アプリのみおふぉんダイヤルを使わないといけませんが、それでも上記の金額は安いです。しかも6ヶ月間も割引してくれるのはお得です。
4月以降は、通話定額オプション利用時もアプリを使う必要がなくなります。
IIJmioの評判
通信速度の評判
IIJmioの通信速度の評判を調べると、「昼や夕方に遅い」と書いてる口コミが多いです。中には「速度十分だ」と書いている人もいますが、「遅い」と書いてる口コミが目立ちます。
格安SIMですから、混雑時の速度低下は必ずあります。そこを納得した上で申し込みましょう。
4月に入ってからIIJmioギガプランeSIMが遅い印象がある。特に昼間と夕方が
— SSGW (@_ssgw) April 14, 2022
iijmioの格安simに変更。
このスピードは早いのかな?🤔
以前よりは快適に繋がる。 pic.twitter.com/zN8YAIovS1
— ウーバーイーツの安藤さん@名古屋 (@room40922085) April 12, 2022
今日の昼のIIJmioはやたらと遅かったな。MVNOは昼に遅いのは理解してるのだが、今日はいつも以上に遅かった。障害発生してるのかと思うくらいレスポンス悪い。
— iLoveMantis (@WeLoveMantis) April 1, 2022
iijmioのAプラン、速度十分だー。
この時間YouTube見てもスムーズに見れる!メイン機のZfold3に実SiM入れて
サブのiPhone13proにeSiM入れて
シェアして運用中!— 蒼乃@徒然 (@aonoturedure) April 7, 2022
料金・プランの評判
IIJmioの料金・プランの評判はとても良いです。「ギガプランの安さ」「容量追加の安さ」「セット端末の安さ」を評価する口コミが多いです。
iijmio行こっかな(新しい端末が欲しい)
使う用でオススメありますか🤔? pic.twitter.com/rVQKXgQyYV
— aaash__ (@suzuki002a) April 15, 2022
格安SIM、IIJMioの2GBを780円で使ってるんだけど、みおふぉんより安いのあれば知りたい。。
ぱっと見、みおふぉんが一番安そうなんだけど、何故か周りで使ってる人いないんだよなー。。なぜ。。— メロンパンかも (@melonpankamo123) April 2, 2022
一年間5G990円でしかも
ほしいやつだいぶ安く買えるので乗り換えた!
最初に一括で払えちゃうほうが自分的にはええ👍#IIJmio pic.twitter.com/Nfvx2pOAa7— ちょこ→サイコブレイク2プレイ中 (@happy_obasama) April 9, 2022
友人に確認したところ、IIJMIOのギガプラン。
従来のミニマムスタートとかと違い、100MB追加が200円程度ではなく、1GB追加が200円程度だった。これはもう、、、新しいSIMを契約するのではなく、ギガプランに乗り換えるしか?!!?
— zefimia (@zefimia) April 15, 2022
機能・サービスの評判
IIJmioの機能・サービスの評判を調べると、IIJmioのeSIMを「楽天モバイルとセットで使っている方」の口コミが多かったです。
楽天モバイルはプラチナバンドがないので、市街地でも圏外になりやすいです。それをカバーするためにドコモ回線・au回線のIIJmioを使っているようです。
楽天モバイル、ローミング提供が終了してから、特に室内で圏外になるところが多く仕事に支障がありました。なので、「IIJmio」とのデュアルSIMにしました。eSIMの契約(登録)は15分くらいで完了。これで圏外になる心配はなくなりました。#楽天モバイル#IIJmio pic.twitter.com/UWAEAilQQO
— Samgarita (@joy_boy724) April 15, 2022
利用してます #iijmio 。
ほとんど何の不満もない。3年ぐらい前から、家族全員、iijmio になった。
通信会社の、端末販売は、禁止にさせるべきだ。自分はソフトバンクの、#永久2年縛り に呆れて、キャリア3社は使わなくなった。 https://t.co/7o00IKMSwY
— 薩摩芋 – 和暦廃止。運転免許定年制。五輪に反対。非自民に投票。セクシー系拒否。 (@satsuma_im0) April 15, 2022
IIJmioのネット上の評判は、概ね良いです。特に、料金の安さを評価している口コミが多いです。eSIMMを他のサービスと組み合わせて使っている人も多かったです。
ただ、格安SIMの宿命「混雑時の速度低下」を訴える口コミは少なくありませんでした。IIJmioを使うなら、昼12時台や、夕方~夜の速度低下は「やむを得ないもの」と考えましょう。
常に速い通信速度を求めている方は、サブブランドのUQモバイルや、キャリアの格安プランのラインモ(LINEMO)を使いましょう。
IIJmioのメリット・デメリット
メリット1.プラン料金・通話定額が安い
IIJmioは、プラン料金・通話定額オプションが安いです。業界最安クラスの料金設定です。
下表の通り、プランによってはNUROモバイルの方がわずかに安いですが、格安SIM大手のmineoやOCNモバイルONEと比べるとかなり安いです。
1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 8GB | 10GB | 15GB | 20GB | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
nuroモバイル | 792 | 990 | 1,485 | 2,699 | |||||
IIJmio | 850 | 990 | 1,500 | 1,800 | 2,000 | ||||
LIBMO | 980 | 1,518 | 1,991 | ||||||
mineo | 1,298 | 1,518 | 1,958 | 2,178 | |||||
LINEMO | 990 | 2,728 | |||||||
楽天モバイル | 0 | 1,078 | 2,178 | ||||||
OCNモバイルONE | 770 | 990 | 1,760 | ||||||
BIGLOBEモバイル | 1,078 | 1,320 | 5,720 |
2023年5月現在は、キャンペーンで通話オプションが安くなるし、実際はもっと割安です。スマホ料金を安く抑えたい人にとって、IIJmioは有力な選択肢になります。
容量追加費用も安い
地味ですが、高速通信量が足りなくなった時の追加費用も安いです。
- IIJmio:1GBあたり220円
- LIBMO:1GBあたり330円
- NUROモバイル:1GB 550円
- OCNモバイルONE:1GB 550円
- mineo:100MB 55円
- UQモバイル:100MB 220円・500MB 550円
- BIGLOBEモバイル:100MB 330円
主要サービスの容量追加の費用をピックアップしましたが、1GBあたり550円が相場でした。IIJmioの1GB 220円が一番安いです。
メリット2.専用アプリを使わなくても通話料が安い
IIJmioのギガプランは、スマホ標準の通話アプリを使っても、通話料が11円/30秒になります。専用の通話アプリを使う必要がないです。
格安SIMは「専用アプリを使う」のが条件で通話料が半額の11円/30秒になります。しかし、この専用アプリが使い勝手が悪くて、特にiPhoneだと「着信履歴が使えない」ので評判が悪かったです。
間違えて標準の通話アプリから発信すると通話料が高くなるし、「通話料と専用アプリ」は問題の多い点でした。
それがIIJmioのギガプランなら、ドコモ回線・au回線 どちらでも標準通話アプリで通話料が安くなります。これは地味に画期的なことです。他社も追随するでしょう。
ドコモ回線を使う格安SIMのOCNモバイルONEや、NUROモバイル(ドコモ回線)・イオンモバイル(ドコモ回線)は、標準通話アプリでも通話料が安くなります。しかし、au回線ではIIJmioのみです。
メリット3.音声eSIMが使える
IIJmioは音声通話SIMのeSIMが使えます。eSIM対応のスマホ1台で2つの電話番号を持つことができます。(iPhoneの場合、XS・XR以降の機種がeSIM対応です。)
音声eSIMは、2022年10月25日からスタートしました。それまでeSIMはデータ通信専用だったので、一気に使いやすくなりました。
ただし、使える回線はau回線(タイプA)のみです。普通の音声通話SIMはドコモ回線(タイプD)も選べますが、音声eSIMはau回線のみです。
料金設定は普通の音声通話SIMと同じです。
仕事とプライベートなど、2つの電話番号を使い分けたい方や、ドコモ・ソフトバンク・楽天回線の通信障害に備えたい方におすすめです。
メリット4.スマホセット(Android)が安い
IIJmioはスマホセットのラインナップが多くて安いです。
iPhone・Android 両方取り扱っていますが、特にAndroidスマホが安いです。機種によっては1万円以下で購入できます。セール会場は↓こちらです。
今おすすめのスマホセット3選
高価なスマホが性能が良いのは当たり前なので、ネット通では安くてコスパが良い機種を紹介します。
OPPO Reno7A | moto g52j 5G | AQUOS sense6(6GB) |
---|---|---|
![]() 14,800円(MNP) 市場想定売価格44,800円 |
![]() 9,980円(MNP) 市場想定価格39,800円 |
![]() 29,800円(MNP) 市場想定価格4万円代後半 |
大ヒットしたReno 5Aの後継機種で、防水・防塵・おサイフケータイ対応で、有機ELディスプレイ搭載。ミドルハイレンジ向けCPUと6GBメモリを搭載し、動作も機敏です。内部メモリは128GB・バッテリーは4,500mAh。現在コスパ最強スマホです | モトローラの日本オリジナルモデルで、防水・防塵・おサイフケータイ対応です。長く使えるスペックで、ディスプレイもキレイでリフレッシュレート120Hzに対応。シンプルなAndroid OSで使いやすいと評判です。 | 国内メーカーのスマホが良い方におすすめの高コスパモデルです。大容量バッテリーとシャープ独自のIGZO液晶で電池持ちが非常に優れています。ただ、カメラや指紋認証などは海外メーカーのスマホの方が優れています。 |
今、スマホセットの購入を考えてる方は、機種選びの参考にしてください。どの機種もMNPでのセール価格が非常に安いので、お買い得です。
メリット5.光回線とのセット割が高額
IIJmioは、光回線とセットにするとmio割で光回線の料金が月660円も安くなります。この割引額は、格安SIMのセット割としては高額です。
IIJmioとセットにできる光回線はIIJmioひかり。料金・仕様ともに、一般的な光コラボ並のサービスです。
月額料金は戸建て 5,456円・集合住宅 4,356円。2年契約で違約金は3,000円です。日本全国、NTTのフレッツ光が引ける建物で利用できます。
mio割を光回線の利用料に使ったと考えれば、戸建て4,796円・集合住宅3,696円になります。
2023年5月31日までキャンペーンで、6ヶ月間 月額料金が3,696円引きになって、初期費用も0円です。mio割を利用すると、集合住宅の場合6ヶ月間 0円で光回線が使えます。(戸建ての場合 1,100円/月)
工事費の割引がないので要注意
IIJmioひかりは、工事費の割引がないので、新規の場合 戸建て19,800円・集合住宅16,500円の工事費がかかります。
ですから、通常工事費が発生しない「フレッツ光からの転用」「他の光コラボからの事業者変更」がおすすめです。
公式ページ:IIJmioひかり
デメリット1.低速通信に通信量制限がある
IIJmioは、高速通信・低速通信を切り替える機能がありますが、低速通信は「3日で366MB」という制限値があって無制限ではないです。
3日で366MBだと、1日あたり122MBしか使えません。
YouTubeだと、スマホ標準画質(360p)で約20分です。ただ、ギガプランの場合、低速通信の速度は300kbpsなので、遅くて再生中にロード待ちで止まる可能性が高いです。
低速通信は、「高速通信量を節約するため」に使うものですが、通信速度が遅い上に、使える量が少ないので、非常に使いにくいです。
通信モードの切替機能を付けるなら、低速通信をもっと使える仕様にしてもらいたいです。
デメリット2.混雑時に通信速度が低下する
IIJmioは格安SIMなので「混雑する時間帯に通信速度が遅くなる」のが普通です。
具体的には、昼休みで利用者が増える昼12時台と、学校や仕事終わりで利用者が増える18時~21時台に遅くなりやすいです。
特に昼休みの速度低下が顕著で、下りが1.0Mbpsを下回ることもあります。この速度だと遅すぎてストレスを感じるレベルです。混雑しない時間帯は、快適な速度で使えます。
まとめ
当記事では、IIJmioについて、要点をシンプルに分かりやすく解説してきました。まとめると、
- ギガプランは業界最安クラス&プランが豊富で使いやすい
- ギガ増量!スタートキャンペーン(5月31日まで)が非常にお得
- 音声eSIMの契約できる(au回線のみ)
格安SIMなので、通信速度は速くないですが、安くスマホを使いたい人にはおすすめです。ギガプランは業界最安クラスですし、プラン設定が細かいので通信量のムダがありません。
今は「ギガ増量!スタートキャンペーン」で更にお得です。特に、スマホセットのMNP特価が異常な安さです。新しいスマホが欲しい人は要チェックです。
SIM単体でも、初期費用が半額になったり、通話オプションが長期間安くなるので地味にお得です。