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WiMAXよりSoftBank Airが良いの!?販売員の話を検証した驚愕の事実

WiMAXよりSoftBank Airが良いの!?販売員の話を検証した驚愕の事実

最近、家電量販店へ行くとSoftBank Airのセールス攻勢がすごいです。光や他のネット回線を見に行ってもすぐソフトバンクの販売員さんが声を掛けてきます。

  • 「コンセントにさすだけで簡単」
  • 「無制限に使える」
  • 「端末代がかからない」
  • 「スマホも安くなる」

こんな良いことばっかり言われたら、魅力的に感じてしまうの無理はありません。私も同じ経験をして「SoftBank Air 良さそうじゃん」と感じました。

でも販売員さんの言うことを真に受けて契約するのはちょっと待ってください!

実際は「通信制限はある」「端末代と契約期間にカラクリがある」など販売員さんの話と逆の事実が判明しました。

ここではそんなSoftBank Airの販売員が語らない事実をとことん掘り下げて解説しています。

SoftBank Airのメリット=弱点だから騙されないで!

ヤマダ電機にWiMAXを見に行ったらジャケットにはデカデカとSoftBankのロゴが入っている販売員さんがすぐ声をかけてきました。明らかにWiMAX担当の店員さんじゃありません。

案の定、軽いWiMAXの説明のあと「家で使うならソフトバンクエアーの方が…」とSoftBank Airのセールスが始まりました。

私の目的からは外れますが、時間もあったしSoftBank Airの詳しく話を聞いてきました。

【追記】結局WiMAXのホームルーターにしました。

この記事を投稿した後に、自宅のネット回線をWiMAXのホームルーター(L02)にしました。

通信速度・通信量どちらも満足しています。速度制限も体験しましたが気になりませんでした。その辺りの感想・レビューは以下の記事で紹介しています。

販売員がすすめる5つのメリット

販売員さんの話しで出てきたSoftBank Airの特徴・メリットはこの5つでした。

  • 「ソフトバンクが使えるエリアなら使える」
  • 「WiMAXのような3日10GBの制限がない=完全使い放題」
  • 「端末代は月賦だけど丸ごと割引になるから0円」
  • 「格安SIMほど遅くならない(夜に少し遅くなるくらい)」
  • 「今ならキャンペーンでUCギフトカード 10,000円分プレゼント」

これが全部本当ならすごく魅力的なサービスです。私自身、販売員さんの話を聞きながら「SoftBank Air 良さそうじゃん」と感じていました。

でもここからが肝心です。

検証したら「メリットが全部違った」と判明

ヤマダ電機の店頭で「良さそうだ」と思ったSoftBank Airについて、帰って調べ始めたらメリットとして教えてくれた点が全部違ってで本当に驚きました。

  • スマホとソフトバンクエアーのエリアは全然違う
  • 「速度制限なし」ではなく明記してないだけ
  • 端末代は0円じゃないし実質4年しばりだった
  • SoftBank Airは通信速度の評判が超悪い
  • ネットからの契約の方が特典がかなり多い

販売員さんは契約取るのが仕事ですから、弱点を声高に言うことはないと分かってますが、ここまで実状と違うのはどうかと思います。

具体的にどこが違うのかはこちらから詳しく解説していますのでご覧ください。

「それよりまず結論から知りたい」という方向けに結論から書きます。

0.『ソフトバンクエアーよりWiMAX+5Gの方が良い』

ソフトバンクエアーとWiMAX+5Gなら以下の5つの理由でWiMAX+5Gが良いです。

WiMAX+5G ソフトバンクエアー
エリア ソフトバンクエアーより広い WiMAXより狭い
端末 モバイルルーターなら持ち歩いて使える ホームルーターだから持ち歩いて外で使えない
料金 5,4233円(端末分割購入の場合)
(1~25ヶ月目まで4,873円)
5,368円(端末購入の場合)
(1~12ヶ月目まで4,180円)
通信速度 旧WiMAX2+は悪い評判も多かったが、WiMAX+5Gは概ね評判が良い 悪い評判が多い
速度制限 3日15GBを超えると翌日の18時~翌2時まで1Mbps 通信量・制限速度の基準は無いが制限はある

料金は少しWiMAX+5Gが高いですが、エリア・端末・通信速度・速度制限、4項目はWiMAX+5Gが優れています。

ソフトバンクエアーとWiMAXで迷ってる方は、一部の例外をのぞいてWiMAXがおすすめです。

例外はソフトバンクスマホユーザーです。SoftBank Airとスマホをセットにすると「おうち割光セット」でスマホ代が1,100円/台安くなります。

ソフトバンクエアー 1台で最大10回線まで割引を受けられるので、ソフトバンクスマホが複数台あればさらにお得です。

※データプランメリハリ無制限/データプランミニフィット+の場合

なぜ「WiMAXの方が良い」という結論になったのか、ソフトバンクエアーの弱点をWiMAXと比較しながら解説して行きます。(「細かいことはいい」という方はWiMAXキャンペーン おすすめをご覧ください。)

1.スマホとソフトバンクエアーのエリアは全然違う

販売員さんは「ソフトバンクのスマホエリアで使えますよ」と言ってたのに、ソフトバンクの携帯・スマホのエリアと、SoftBank Airのエリアは全然違うことが分かりました。

SoftBank Airの電波はソフトバンクのグループ企業 Wireless City Planning 株式会社の電波網を使っていて、ソフトバンクのスマホで主に使っている4G LTE回線とは別です。

この電波はPHSサービスのウィルコムが所有していた2.5GHz帯の電波を継承したもので、ソフトバンクはMVNOとしてSoftBank 4Gの呼び名で利用しています。

このSoftBank 4Gエリアは、SoftBank 4G LTEエリアよりかなり狭いです。

SoftBank Airはエリアが狭い

SoftBank Airのエリアは、回線を保有するWireless City Planning社のホームページで確認できます。

出典:提供エリア 詳細マップ|Wireless City Planning 株式会社サービスエリア | ソフトバンク

ソフトバンクのスマホ・携帯のエリアと比較したらその差は一目瞭然で、「ソフトバンクのスマホは通じるけどSoftBank Airはダメ」というエリアはかなり多いです。

ソフトバンクエアー・スマホ エリア比較

中部・関西地方の4G・4G LTEエリアを比較

ソフトバンクのスマホが使えるから「ソフトバンクエアーも大丈夫」と考えてはいけません。全く別物です。

SoftBank Airは契約住所以外は使えない

SoftBank Airは契約住所以外では使ってはいけません。

契約住所以外でネット接続すると不正利用になり警告メールが届きます。無視して使い続けると最終的には強制解約になります。

端末が大きいので常に持ち歩いて使う人はいませんが、「ネット環境のない友達の家や滞在先でも使いたい」と考える人もいるでしょうが、SoftBank Airはできません。

WiMAXとソフトバンクエアーのエリア比較

WiMAXとソフトバンクエアーのエリアを比較したら、明らかにWiMAXの方がエリアが広かったです。

関東地方と中部・関西地方のそれぞれのエリアマップを抽出したのが下の画像です。

SoftBank AirとWiMAX2+エリア比較

関東地方のSoftBank AirとWiMAX2+のエリアを比較

SoftBank AirとWiMAX2+エリア比較

中部・関西地方のSoftBank AirとWiMAX2+のエリアを比較

出典:WiMAX(ルーター)のサービスエリア │ UQ WiMAX

SoftBank Airは大都市の中心部はほぼカバーされていますが、郊外はエリア外が多いです。WiMAXの方がエリアが広いのは明らかです。

WiMAX+5Gになって、WiMAXの電波にプラスして、au 4G LTEのバンド1・バンド3も使えるようになったので、もう少し広いエリアで使えます。(au 5Gも使えるけどエリアが狭すぎる)

2.「速度制限なし」ではなく明記してないだけ

「WiMAXのような3日の制限がない」と言われて『すごく良い』と思ったんですが、実際は利用者が増える夜に制限されていることが分かりました。

公式ページにも以下の速度制限に関する記述がありました。

ベストエフォート形式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。詳しくはSoftBank Airの速度制限などについてをご確認ください。

具体的に「●日で■GB」という数値で明記せず「混んだら速度制限します」というのがSoftBank Airの速度制限です。

いつどんな速度に制限されても文句言えない?

上記引用のSoftBank Airの速度制限などについてには以下のように書かれています。

ソフトバンクエアー 通信速度の制限について

具体的な時間や通信量の数値の記載はなく、「夜間など」「高負荷になった場合」という抽象的な言葉しかありません。制限された場合の速度の記載もないです。

通信サービスにとって速度制限はすごく重要なポイントなのに、記述が曖昧すぎると思います。これではいつどんな制限を掛けられても文句を言えません。

通信量無制限のホームルーターを探している方には申し訳ありませんが、現在無制限で使えるモバイル回線のホームルーターはありません。

現在一番通信量が多いサービスがWiMAX+5Gになります。

以前の記述より更に抽象的になった

以下のスクリーンショットは、前項の注意書きになる以前のものです。

通信速度の制限について

時間や通信量、通信速度の具体的な記述がないのは同じですが、もう少し細かく書いていました。

実際に制限の内容が緩和されたのかは分かりませんが、こういう注意書きでは私は怖くて使う気になりません。

WiMAX+5Gは「3日15GB」「18時頃~翌2時頃」「概ね1Mbps」

WiMAXは速度制限に関して具体的な数値をしっかり明記しています。

WiMAXは3日間の累計で通信量が15GBを超えた場合に、翌日の18時頃~翌2時頃に概ね1Mbpsの通信速度に制限されます。

全く制限がないのがベストですが現実問題それは無理な話です。だったらWiMAXのように具体的な数値を示さないといけないと私は思います。

3.端末代は0円じゃないし実質4年しばりだった

販売員さんは「端末代が0円」とは言わず「毎月同額の割引があるから実質0円です。」という言い方でした。

ですから端末が無料だとは思っていませんでしたが、この「端末代実質0円のシステム」がややこしいものでした。

支払期間は36ヶ月なのに契約期間は2年

SoftBank Airは端末の分割払いの期間と回線の契約期間がちぐはぐです。

端末代は毎月1,650円の賦払金が同額の割引(月月割)で相殺されて実質0円ですが、支払い期間は36ヶ月(3年)あります。

でもソフトバンクエアーの回線の契約は2年です。

この分割支払い期間と契約期間の違いによって、ソフトバンクエアーの使い方は以下の3パターンになります。

  • 2年使って端末の残債(19,800円)を払う
  • 3年使って2年契約の解除料(10,450円)を払う
  • 4年使う

残債・解除料どちらも払いたくない場合4年も使うことになります。

端末はレンタルもできるけど、割引が適用外

販売員さんは教えてくれませんでしたが、端末はレンタルすることもできるとパンフレットに書いてありました。

でも、月額料金が1,080円安くなるSoftBank Airスタート割が適用外になります。なんともややこしい設定です。

レンタルなら契約期間の2年でも残債が残りませんので後腐れなく解約できますが、料金が高くなる仕組みになっているわけです。

2年で解約すると仮定して、端末を購入する場合・レンタルする場合で料金を計算してみました。

購入 レンタル
基本料 4,880円 4,880円
分割代 1,650円
月月割(端末代割引) ▲1,650円
レンタル料 490円
SoftBank Air スタート割 ▲1,080円(12ヶ月間) なし
月額料金 3,800円
13ヶ月目~ 4,880円
5,370円
月額料金 2年分 104,160円 128,880円
2年で解約した場合の端末残債 19,800円
合計 123,960円 128,880円

2年で解約して端末の残債を払っても分割払いの方が4,920円も安いという結果になりました。実質月額だと分割 5,165円・レンタル 5,370円で205円も差があります。

残債を払わなくていいレンタルは魅力的ですが、料金面で考えると高すぎます。

WiMAX+5Gは21,780円一括 or 605円×36回

WiMAX+5Gの場合、端末代は21,780円の一括払いか、605円の36回払いのいずれかです。
UQ WiMAXの場合

そして、契約年数の選択肢は以下の3つです。

  • 2年契約(自動更新あり)
  • 2年契約(自動更新なし)
  • 期間条件なし

期間条件なしだと月々170円高いので、2年契約のいずれかを選ぶべきです。

ここで問題になるのが、端末代を36回の分割払いにした場合です。払い終わるのに3年かかるので、2年契約を更新しなきゃいけません。

でもUQ WiMAXは契約期間の途中で解約しても、違約金はたった1,100円です。ソフトバンクエアーの違約金10,450円の約1/10です。

もし2年で解約しても、端末代の残債は7,260円です。ソフトバンクエアーの残債19,800円よりかなり安いです。

4.SoftBank Airは通信速度の評判が超悪い

通信速度に関して販売員さんは「速いです」とは言いませんでした。

  • 「どれくらいの速度が出るんですか?」
  • 「WiMAXと比べてどうですか?」
  • 「格安SIMみたいに遅くなりますか?」

アプローチを変えて色々聞いてみましたが、具体的に●Mbpsとか「速い」というワードは口に出さず、通信速度に関して販売員さんが言ったのは以下の表現でした。

  • 「格安SIMほど遅くなりませんよ」
  • 「夜は少し遅くなります」
  • 「周りで使う人が多いと遅くなりやすい」
  • 「ゲームとかネットでテレビ観ないなら大丈夫」

だから私は「普通に使える速度なんだろう」と思っていたんですが、帰ってネットの評判・口コミを調べたらSoftBank Airの評判の悪さに驚きました。

通信速度の口コミ・評判

Twitterには過激でセンシティブな内容の口コミが多くて、引用するツイートを精査しましたが通信速度に関して怒ってる方が非常に多いです。

公平じゃないので良い口コミも引用しましたが、私が調べた印象では8:2くらいの割合で悪い口コミが多かったです。

出典:Twitter検索 ソフトバンクエアーSoftBank Air

遅い・繋がらないという悪い口コミ

速い・使えるという良い口コミ

通信速度の口コミから分かること

ネットの口コミは良い評判より悪い評判の方が圧倒的に書き込まれやすいので、現実は「ソフトバンクエアーにして良かった」と感じてる人もいるはずです。

ただ、その点を踏まえても「ソフトバンクエアーのネット上の評価は悪すぎ」ます。

販売員さんが実際の数値や「速い」という言葉を口にしなかった理由も想像できます。

WiMAX+5Gの口コミ・評判

WiMAXも電波を使うネット回線なので、電波状況次第で悪い口コミも少なくないですが、ソフトバンクエアーほどじゃありません。良い口コミ・悪い口コミの割合は五分五分です。

出典:Twitter検索 WiMAX

遅い・繋がらないという悪い口コミ

速い・使えるという良い口コミ

WiMAXの口コミ・評判から分かること

WiMAX+5Gは、2021年4月スタートなので口コミの件数が少ないですが、現状では良い口コミの方が多いです。

「5Gのエリアが狭い」「3日15GBでは足りない」という悪い口コミも少しありましたが、ソフトバンクエアーのように「圧倒的に悪い口コミが多い」という事はありません。

電波を使うネット回線なので、電波状況の悪い場所や混雑する時間帯に速度低下するのは宿命です。不安な方は15日間無料でWiMAX端末を借りられるTry WiMAXで実際に試すのがおすすめです。

Try WiMAXの申し込み方法から使い方、チェックの方法まで詳しく解説しています。

5.ネットからの契約の方が特典がかなり多い

「なにかヤマダ電機で契約する特典とかありますか?」と聞いたら「今なら10,000円分の商品券プレゼントできます。」と教えてくれました。『ヤマダ電機でしか使えないギフト券かな』と思ったらUCギフトカードでした。

でもネットを調べたら、特典が多くて安く使えるソフトバンクエアーの販売店がありました。

モバレコエアー スクリーンショット

ソフトバンクの公式やヤマダ電機での契約よりも、月額料金が2年間で26,652円(1・2ヶ月目 1,970円・3ヶ月目以降 3,344円)も安くなります。

運営しているのは株式会社グッド・ラックという会社で、SIMカードやスマホのポータルサイトモバレコを運営している会社です。

ここが独自の特典を付けてソフトバンクエアーを販売しているのがモバレコAirです。

オプションの加入条件は無いし、月額料金は安いし、ヤマダ電機で契約するより絶対お得です。

【まとめ】ソフトバンクエアーよりWiMAXが良い

ソフトバンクエアーとWiMAXで悩んでるなら断然WiMAX+5Gがおすすめです。

WiMAXの方がエリアが広いし、モバイルルーターを選べば持ち歩いて使えますから出先で動画やゲームにも使えます。

2021年6月現在 WiMAX+5Gを契約するならカシモWiMAXが安くておすすめです。

ヤマダ電機に限らず、家電量販店の店頭に行くと色んな販売員の方が「自分のサービスを契約してもらおう」と話しかけてきます。

でも、メリットとして教えてくれる話しが情報の全てではないので、「良さそうだな」と思ってもその場で契約するのは避けましょう。

一旦持ち帰って、自分で調べたり、詳しい人に聞くというステップが必須です。注意しましょう。