【素人の俺でもできた】型紙不要で簡単なマスクの作り方 詳細解説

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裁縫しない僕でもできた 簡単なマスクの作り方

簡単なマスクの作り方を探している人の、

  • 簡単とか言って、実は難しいんでしょ…。
  • 簡単に作れても、みっともないマスクは嫌だ…。
  • 普段裁縫しないし、1から10まで教えて欲しい。

こういう疑問や要望にお答えします。

この記事で分かること

  • 簡単で見た目も良い手作りマスクの作り方
  • 素人が実際に作って分かった作り方のポイント
  • マスクを手作りする場合の意外な落とし穴

はじめまして。普段は「ネット回線の記事」を書いてるアラフォーの男です。ここでは、雑巾くらいしか縫ったことがない私でも作れたマスクの作り方を、1から10まで紹介します。ぜひ参考にしてください。

これが私が作った手作りマスクです。材料は家にあった使い古した手ぬぐい、型紙はなしです。

マスク 出来上がった写真

道具らしい物はミシンとアイロンくらいで、プリーツもあるし、着けた感じも見た目もいい感じです。

不織布の使い捨てマスクとの効果の差がどれくらいなのかは分かりませんが、現実問題として使い捨てマスクは買えないし、使いまわすのは不衛生で感染リスクが拡大するそうです。

面倒でも手作りマスクを洗濯して使うのが、マスク不足を解消する現実的な方法です。俺でも作れたんですから、誰でも出来るはずです!

手順は多いですが、誰でもわかるように細かく分けたから多いだけで、ひとつずつの作業はとても簡単です。ぜひ試してください。

先日「手作り布マスクでも飛沫を抑える効果がある」というニュースがありました。詳しいことは下記のページを参照してください。難しいことは分かりませんが、布マスクを愛用する者として安心しました。

(立体マスクの作り方は手ぬぐいでの立体マスクの作り方で紹介しています。)

目次

  1. マスクを作る準備
  2. 切り出して下地を作る
    1. 手ぬぐいにアイロンをかけて、端部のしわを伸ばす。
    2. 22cm×32cmで印をつけて裁断する
    3. 半分に折りアイロンを掛ける
    4. 長辺に幅1cmでラインを引いてから縫う
    5. 縫いしろを開いてひっくり返す
    6. 縫いしろを一番下にしてアイロンを掛ける
  3. プリーツを作る
    1. プリーツの台紙を作る
    2. 布にプリーツを折る場所の印を付ける
    3. プリーツを折ってアイロンを掛ける
    4. プリーツの端部を仮縫いする
  4. 両端にゴム通しを作る
    1. 幅1~1.5cmで2回折り、アイロンを掛ける
    2. ゴム通しを縫う
  5. マスクゴムを通す
  6. 【落とし穴】マスクゴムが売ってない
  7. まとめ




1.マスクを作る準備

まず必要な道具・材料が↓こちら。(写真に写っていないものもあります。)

マスクを作るのに必要な道具・材料の写真

道具 材料
ミシン一式・アイロン・アイロン台・メジャー・定規・裁ちハサミ・糸切りハサミ・チャコペン・A5の紙・手縫い用の針と糸 手ぬぐい・ゴム(4~8コールの平ゴム or マスクゴム)

どれも一般家庭にあるものばかりで、特別な物は必要ありません。
A5の紙はプリーツを作る時に台紙にします。イメージしやすいし作業がスムースになります。)

【落とし穴】マスクゴムが売ってないで書きましたが、意外にマスクを手作りしている人が多いようで、手作りマスクに使えるゴムは品切れの店が多いです。(※記事公開時の3月中旬時点の状況です。)

マスクを作ってから「ゴムが買えない」では笑い話にもならないので、先に買いに行った方が良いかもしれません。私は色々周って手芸用品店で買えました。

2.切り出して下地を作る

2-1.手ぬぐいにアイロンをかけて、端部のしわを伸ばす。

手ぬぐいのしわ

面倒でもこれをしておくと、正確に採寸ができてキレイな四角に切り出せるので、後の作業がスムースになります。

2-2.22cm×32cmで印をつけて裁断する

手ぬぐいを切り出すサイズ

一般的な手ぬぐいなら、上画像のように22cm×32cmが3枚分取れると思います。

空いてる広い机が無かったのでフローリングの床でやりました。上写真のように端部をフローリングのラインに合わせるとメジャーを引っ掛けやすくて、意外に作業しやすかったです。

長い定規も無かったので、去年のカレンダーを半分に折って定規替りにして使いました。

手ぬぐい 切り出し後

このサイズで、最終的に横幅 約16cm×縦 約8.5cmのプリーツ付きマスクになります。普通の顔の大きさの成人男女に合うサイズです。

幼児や小学校低学年の子供だと横幅が大きいので、30cm×20cmくらいで良いと思います。

2-3.半分に折りアイロンを掛ける

32cmの長辺方向で半分に折ってアイロンを掛けます。

半分に折ってアイロンを掛ける

このあと端部を縫ってから裏返すので、表にしたい面を内側にして折りましょう。

2-4.長辺に幅1cmでラインを引いてから縫う

まず、長辺のつながっていない方に、幅1cmでラインを引きます。

幅1cmのライン

「俺は線なんかなくても真っ直ぐ縫える!」という方は線を引かなくてもいいですが、この縫い目が曲がるとマスクの形に影響するので、ミシンに慣れてない人は線を引くのをおすすめします。

そして、線に沿って真っすぐにミシンで縫います。

直線で縫う

私はミシンに慣れていないので、一番遅い速度で縫いました。速くして失敗するより効率的です。

2-5.縫いしろを開いてひっくり返す

1cm幅の縫いしろを開いて、ビシッとアイロンを掛けます。

縫いしろを開いてアイロンを掛ける

これも面倒なひと手間ですが、やらないと一部だけ厚くなってしまいます。

それと、ひっくり返してから縫い目の位置を決めるので、この時ループ状の端部にはアイロンを掛けません。

そして、ひっくり返します。

ひっくり返す

2-6.縫いしろを一番下にしてアイロンを掛ける

縫いしろを一番下にしてアイロンを掛けます。

ひっくり返した時の縫いしろの位置

「なぜ縫いしろが一番下なのか」ですが、縫いしろ部分は厚いので、プリーツがくる中央部にあると折り型を付けにくいし、厚くなって縫うのも大変だからです。(下じゃなくて上でも大丈夫です。)

上下のループ状になった端部もしっかりアイロンを掛けましょう。

これでマスクの下地が完成しました。手順は多いですが、ひとつずつはとても簡単なので、手ぬぐい1枚(マスク3枚)分で10~15分でできると思います。




3.プリーツを作る

3-1.プリーツの台紙を作る

プリーツというのはマスクのひだのことで、プリーツを作ることでマスクが立体的になります。フィット感も良くなるし、口・鼻の前にスペースができて呼吸しやすくなります。

いきなり布に印を付けて折るよりも、紙で台紙を作ってイメージして、定規替りにした方が絶対に作業効率が良いです。

実際の台紙が下写真です。紙のサイズはA5(A4の半分)です。

プリーツの台紙

下から【3.5cm・1cm・2cm・1cm・2cm・1cm】の幅で、合計6本のラインを入れます。

続いて、一番下のラインから順に【谷・山・谷・山・谷・山】と記しを付けて、は谷折りには山折にします。すると下写真のようにプリーツができます。

プリーツの型紙を折った写真

まず折りやすい紙で完成形をイメージすると、折りにくい布でもスムースに作業できます。

3-2.布にプリーツを折る場所の印を付ける

台紙を布にに乗せて、プリーツを折る場所の印を付けます。1枚ずつ定規で測るより台紙を使った方が早くて正確です。

プリーツの台紙で布に印を付ける

この時、外側になる面(マスクを着けた時に外に向く方)に印を付けましょう。

両側に印を付けると下画像のようになります。

両側に印を付ける

3-3.プリーツを折ってアイロンを掛ける

前項で付けた印通りにプリーツを折って、しっかりアイロンで折り目を付けます。

プリーツを折ってアイロンを掛ける

下から順に印にキッチリ合わせて折らないと、プリーツの幅が揃わないし、ひどい時はマスクが長方形ではなく台形になってしまいます。気を付けてください。

印に合わせて6回折ると、下写真の通り3段のプリーツができます。

プリーツを折った後

この作業がマスク作りで一番面倒ですが、プリーツのあるなしでは使い心地が全然違いますので頑張りましょう。

3-4.プリーツの端部を仮縫いする

プリーツの折り目がバラバラにならないように、両端部を手縫いで仮止めします。

プリーツ端部の仮縫い

できるだけ端を縫うようにしましょう。私は上画像のように端から5mmくらいのところを縫いました。

一番最初に4枚作った時は、面倒でこの仮縫いを省略しましたが、ゴムを通すループを作る時にプリーツの折り目がずれて、出来栄えが悪くなりました。ですから、面倒でも仮縫いはやった方が良いです。

プリーツが作れたら「ほぼ完成」と言ってもいいくらいです。面倒でも頑張りましょう。台紙作りも含めて3枚分で30分くらいでできると思います。

4.両端にゴム通しを作る

4-1.幅1~1.5cmで2回折り、アイロンを掛ける

両横にゴム通しのループを作ります。幅1~1.5cmで2回折り曲げてアイロンを掛けましょう。

プリーツを巻き込むように折る

この時、折り曲げるのは内側(マスクを着けた時に口に向く方)です。

そして、プリーツを中央部から寄せて曲げるように折りこむと、出来栄えがキレイになります。

この手順では折り目にプリーツの厚みがあるので、アイロンをかけてもビシッと型はつきません。仕方ないです。指で押さえて次の手順へ進みます。

上写真は1回折った時なので、もう1回折って下さい。

4-2.ゴム通しを縫う

いよいよ終盤です。前項で折り曲げたループを縫い止めます。

ゴム通しを縫い止める

この時、できるだけ端を縫うようにしましょう。それと、上下はしっかり返し縫いをして補強します。

プリーツの部分は厚くて針が通りにくいので、速度を落としてゆっくり縫いましょう。

きっと、厚みがあって真っ直ぐ縫うのが難しいと思いますが、そんなもんです。(ちなみに、上の写真は7、8枚目くらいなので、真っ直ぐ縫えてる方です。)

恥ずかしいですが、下写真が最初に作ったマスクです。

最初に作ったマスク

プリーツの仮縫いもしなかったし、慣れてないしで曲がり放題ですね。何枚か作ると慣れますし、内側ですからそんなに目立ちませんから安心してください。

5.マスクゴムを通す

いよいよ最後の工程です。両側にゴムを通しましょう。

ゴム通しにゴムを通して、両側のループに通すだけです。下側から通した方が通りやすいです。

ゴム通しを差し込んだ写真

ゴムを結ぶ

端部を適当に結んで↑、↓ループの中に隠せば完成です。

マスク 出来上がった写真

ゴムの長さは、ゴムの材質・幅と、マスクを使う人の年代・性別で違うので、試着しながらベストな長さを決めましょう。

ちなみに私(中肉中背・成人男性)は、ゆるめのマスク用ゴムで30cm、8コール(約6mm)のゴムで34cmでした。

6.【落とし穴】マスクゴムが売ってない

2020年3月中旬時点の話ですが、手作りマスクに使えそうなゴムは品薄で、店頭ではほぼ在庫切れです。ですから、マスクを作る前にゴムを探しに行った方が良いかもしれません。

私は手芸用品店で運よくマスク用のゴム(下写真)を買えました。5m 330円です。大量買いする人がいるのか、レジ奥に置いてあって「1人3点まで」でした。

私が買ったマスクゴム

ちなみに、これが買えるまでに13店舗も行きました。

まず100均がダイソー 3軒・CAN DO 2軒・セリア 2軒の合計7軒で、ホームセンター 2軒、大型スーパー2軒、手芸用品店 2軒です。

最後にダメ元で入った「小さい手芸用品店」で買えたという結末です。

100均はダメですね、全く入荷していない感じです。どこも12コール(約10.5mm)以上なら白い平ゴムが売ってましたが、流石に太すぎです。

アウトドア用 ゴムロープ 3mm

他の店でアウトドア用ゴムロープ 3mmも手が伸びそうになりましたが、強力で耳に食い込みそうだったのでやめました。その点、私が買ったマスク用のゴムは、耳あたりがソフトで良いですよ。

8コール ゴムの空き袋

家にあった8コール(約6mm)のゴム(子供の帽子のゴムに使ってたゴム)も、少し長めに切れば使えます。最初に作ったマスクで使いました。(上写真が空き袋ですいません。)

というわけで、おすすめは手芸用品店です。大小問わず行ってみましょう。100均はみんな「とりあえず行く」みたいだし、しばらく期待できないと思います。




まとめ

この記事では、「素人でも作れるマスクの作り方」を徹底的に詳しく解説してきました。詳しく解説したので手順は多いですが、ひとつひとつは全然難しくありません。

強いて言えば「マスクに使えるゴムを買う」のが大変かもしれません。

新型コロナウィルスのゴタゴタはいつまで続くか分かりませんし、使い捨てマスクが普通に買える日もいつになるか分かりません。

ドラッグストアの「マスク入荷なし」の看板

私も普段は裁縫なんかしないし、上手くできるか心配でしたが意外と簡単に作れました。ぜひ試してみてください。

私は手ぬぐいを使いましたが、着古したTシャツや毛足の短いタオルなんかでも作れると思いますよ。手作りマスクはエコで経済的だし、意外と楽しいですよ。

追記(2020年6月1日)

この記事を書いた3月中旬頃は深刻なマスク不足でしたが、今は普通に店頭でマスクが買える状況になっています。ドラッグストアやスーパー、家電量販店でも沢山並んでいます。

ただ、マスク不足の頃に輸入された規格外のマスクも多く流通しているので注意しましょう。私はできるだけ、国内の大手メーカーの製品を買うようにしています。

ただ、手作りマスクもありますので、時と場合によって手作りマスクと不織布マスクを使い分けていて、人混みや病院に行くときは不織布マスクを使うようにしています。