
当記事では携帯料金を安くする方法を全解説しています。
「携帯料金を安くしたい」と考えている方は、ぜひ参考にして下さい。当記事を最後まで読んで実践してもらえれば、必ず携帯料金を安くできます。
この記事で分かること
- 携帯料金を安くする全8つの方法と、そのうちおすすめの1つ
- 携帯料金を安くするための準備と具体的な手順
- 格安SIM・格安プランの基本と要点
今、ドコモ・au・ソフトバンクを使っている人は、かなり大きな節約できます。何もかもが値上がりしてる昨今、高い携帯料金を払ってる場合じゃありませんよ。
目次
- 【結論】格安SIMを見直しながら使うのがベスト
- 【全解説】携帯料金を安くする8つの方法
- 料金プランを変更する
- 通話オプションを使う
- 無料通話アプリを使う
- 不要なオプションを解約する
- 光回線をセット割が使えるサービスに替える
- 家族のスマホ回線をまとめる
- サブブランドに乗り換える
- 格安プラン・格安SIMに乗り換える
- 携帯料金を安くする準備・手順
- 違約金がかからない更新月を確認する
- 端末代の支払い条件を確認する
- 端末のSIMロックを解除する
- メールアドレスをGmailに変更する
- 使っているキャリアサービスを確認する
- 良いタイミングで格安SIMに乗り換え(MNP)する
- 格安SIMとは?その基本と要点
- 格安プランとは?その基本と要点
- まとめ
【結論】格安SIMを見直しながら使うのがベスト
携帯料金を安くする方法は沢山ありますが、格安SIMに乗り換えるのがベストです。3~5GBで約1,000円、20GBでも約2,000円で使えます。
↑これ以外に、キャリアでプランを見直すとか、光回線のセット割や家族割を使うなど、いろんな方法がありますが、根本解決にはなりません。
「割引がある」ということは「元の料金設定が高い」の裏返しですし、割引のために自分の携帯以外をキャリア系列に変えてしまったら、キャリアとの結びつきを強くするだけで本末転倒です。
色々工夫して少し安くできても、格安SIMほど安くならないし、周りを固めてしまうと次に乗り換えようと思った時にもっと手間がかかることになります。
だから今、格安SIMに乗り換えるのがおすすめなんです。
乗り換えて終わりじゃない「見直す」
格安SIMに乗り換えて終わりじゃなくて、まだ続きがあります。定期的に見直して、違うサービスに乗り換えることで、もっと携帯料金が安くなります。
格安SIMは、どんどん新しいプランができるし、料金の見直しも頻繁に行われます。ですから、同じ通信量でも、違うサービスに乗り換えて安くできます。
更に、それぞれ新規契約・乗り換え特典を付けていますから、キャッシュバック・ポイント還元・月額料金割引などの特典を受け取れます。
半年から1年スパンでサービスを乗り換えることで、信じられないくらい携帯料金が安くなります。
私は今LINEMOを実質無料で使ってます。
私は今、ソフトバンクの格安プラン LINEMO(ラインモ)のミニプランを使っていますが、乗り換え特典で8ヶ月間 基本料 990円と同額のPayPayポイントを還元してもらっています。
下画像が、2023年4月末にPayPayポイントを受け取った時のスクショです。
2022年12月に乗り換えて、2ヶ月後の2023年2月から還元を受けているので、9月末まで実質無料です。(現在は還元期間が6ヶ月で継続中)
10月にすぐ乗り換えるつもりはないですが、冬の間には違うサービスに乗り換えると思います。その頃、お得なキャンペーンをやっているサービスにw
「サービスに依存しない」状態で使う
乗り換えながら携帯料金を安くするには、いつでも乗り換えられる状態で使うのが重要です。そのために、「サービスに依存しない」状態で使います。
分かりやすい例がメールアドレスです。通信サービスから提供されたメールアドレスを使ってしまうと、乗り換える時にメールアドレスも変わってしまうので大変ですよね?
だから当記事の中程で、メールアドレスをGmailに変更すると解説しています。
メールアドレス以外も、極力通信サービスが提供するサービスに依存しないようにしましょう。
ここからは、「格安SIMに乗り換える」も含めて、携帯料金を安くする方法を紹介します。
【全解説】携帯料金を安くする8つの方法
ここでは、携帯料金を安くする方法を、手軽にできる順に全て紹介します。安くできる金額は、後の方で紹介している方法の方が大きいのでおすすめです。
1.料金プランを変更する
今使っているサービスの料金プランを変更しましょう。通信量が多すぎる(ギガが余ってる)のであれば、通信量の少ないプランに変更するだけで携帯料金を安くできます。
逆に、通信量が少ない人向けのプランを使っていて、基準値をオーバーして料金が高くなってる場合もあります。その場合、大容量プランに変更することで安くできます。
2.通話オプションを使う
通話料で携帯料金が高い人もいます。そういう方は、通話オプションを利用しましょう。大手キャリアの場合、以下の金額で利用できます。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
5分かけ放題 | 770円 | 770円 | 880円 |
時間無制限かけ放題 | 1,870円 | 1,870円 | 1,980円 |
大手キャリアの場合、従量制の通話料は22円/30秒なので、45分通話すると1,980円の通話料がかかります。それ以上通話料を払っているなら、時間無制限のかけ放題オプションを使いましょう。
5分以内の短い通話の回数が多い方は、5分かけ放題を利用した方が安くなります。
3.無料通話アプリを使う
通話する相手がスマートフォンを使っているなら、LINE・Messengerなどの無料通話アプリを使うことで通話料を節約できます。
お互いアプリをインストールして友だち登録して繋がれば、無料で音声通話できます。
4.不要なオプションを解約する
使っていないオプション契約があれば解約しましょう。大手キャリアの場合、契約・機種変更時に携帯ショップの店頭で、
「端末代の割引を受けるのに、●●の加入が必須です。■ヶ月無料なので、あとで解約して下さい。」
と言われて、不要なオプションに加入してるケースが多いです。それで、数カ月後に解約を忘れて「使わないのに料金だけ払ってる」ということがよくあります。
サービスのマイページにログインして、不要なオプションがあれが解約しましょう。
留守番電話やキャッチホンなども有料の場合があります。あまり使わないようなら解約しましょう。
5.光回線をセット割が使えるサービスに替える
光回線をセット割が使えるサービスに替えると、スマホ1回線あたり最大1,100円/月 安くできます。
- ドコモ ⇒ ドコモ光
- au ⇒ auひかり・ビッグローブ光・コミュファ光 など
- ソフトバンク ⇒ ソフトバンク光
複数のスマホ回線を適用できるので、同じキャリアのスマホが複数台あると割引額も大きくなります。
6.家族のスマホ回線をまとめる
家族で別のキャリアのスマホ回線を使っている場合、1つのサービスにまとめると家族割が使えます。
キャリアによりますが、1台あたり最大1,210円/月安くできます。詳しい条件は、各キャリアの公式ページを参照して下さい。
【注意】契約を変えるならサブブランド・格安プラン・格安SIMが絶対おすすめ
バラバラだったキャリアをひとつに揃えるために契約を変える(MNPする)のであれば、大手キャリアに変更するよりサブブランド・格安プラン・格安SIMに変更した方が、携帯料金が安くなります。
乗り換え(MNPする)の手間は変わりませんので、格安SIMにまとめた方が絶対お得です。格安SIMなら3~5GBで1,000円、20GBでも2,000円で使えます。
7.サブブランドに乗り換える
サブブランドは、au系のUQモバイル、ソフトバンク系のワイモバイルがあります。(ドコモにサブブランドはない)
サブブランドは格安SIMと違って、実店舗があるので、対面サポートを受けられます。ただし、格安SIMより料金設定が高いので、節約効果は劣ります。格安SIMの1.5~2倍の料金設定です。
3GB | 15GB | 25GB | |
---|---|---|---|
UQモバイル | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
ワイモバイル | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
サブブランドは、光回線とのセット割、家族割、学割などをフル活用すれば、格安SIM並に安くなります。サブブランドを選ぶなら、割引プランをフル活用しましょう。
8.格安プラン・格安SIMに乗り換える
この方法が、携帯料金を安くするベストな方法です。是非試して下さい!
格安プランは、キャリア自身が運営するプランです。本家プランの付随するサービス(店頭サポートなど)を減らして、料金の安さに特化したプランになります。
格安SIMは、キャリアから通信回線を借りて、自社サービスとして色んな特色を付けて販売しているサービスです。これが一番料金が安いです。
(それぞれの詳しい解説は、当記事内の格安SIMとは、格安プランとはに書いています。)
先程も書きましたが、通信量3~5GBで1,000円、20GBでも2,000円で使えます。携帯料金を根本的に安くしたいなら、格安SIMへの乗り換えがベストです。
次章で、具体的な準備・手順を紹介しています。参考にして下さい。
携帯料金を安くする準備・手順
違約金がかからない更新月を確認する
ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアは、回線契約の違約金・契約解除料を電気通信事業法の改正に伴い、2021年10月~2022年3月で廃止しています。
ですから、現在はいつ解約(他社へ乗り換え(MNP))しても、違約金は発生しないはずです。
念のため、各サービスのマイページにログインして確認しましょう。
ドコモ:My docomo
au:My au
ソフトバンク:My SoftBank
端末代の支払い条件を確認する
次に、端末代の支払条件・残債を確認しましょう。これも、各サービスのマイページで確認できます。
特に、2年または3年で端末を返却する「残価設定型の分割払い」で購入している人は、以下の項目を確認しましょう。
- 支払いがいつまで続くのか
- 返却するのはいつか
- 返却しない(使い続ける)場合、支払い額はいくらか
- 返却しない(使い続ける)場合、支払い月はいつか
基本的に、端末代の支払いと回線契約は別物なので、回線を乗り換えても、端末代の分割払いを続けることができます。
「返却する」なら分割継続、「返却しない」なら精算
将来端末を「返却する」なら分割払いを継続し、「返却しない」なら残債を精算してしまった方が良いでしょう。
残りの支払い回数がわずかで、「そこそこ使った今の端末を使い続ける気がない」なら、精算せず最後まで支払いを続けて、返却した方が負担が少ないです。
逆に「使い続けたい」なら、精算して完全に自分のものすればスッキリします。中古店やフリマアプリで売却して新しいスマホに買い替えることもできます。
端末のSIMロックを解除する
2021年9月までに各キャリアから発売された端末には、SIMロックがかかっています。iPhoneの場合、iPhone12シリーズまではSIMロックがかかっています。
SIMロックがかかっていると、他社に乗り換えてもスマホが使えません。
各サービスのマイページからSIMロック解除の手続きができます。解約後は面倒なので、解約前に済ませておきましょう。
メールアドレスをGmailに変更する
Gmailはグーグルのメールサービスで、無料で利用できます。どんなスマホでもアプリをインストールすれば使い方は同じだし、使い勝手が良いのでおすすめです。
今、キャリアのメールアドレスで登録しているものを、全てGmailに変更するわけです。
非常に面倒で手間がかかりますが、これをすると「メールを使ってるから乗り換えられない」という縛りをなくせます。
Gmailのメリット
Gmailを使わず、乗り換え先のメールアドレスを使ってしまうと、次に乗り換えるときもまた同じ面倒な作業をしなくてはいけません。それは無駄すぎます。
Gmailにすれば、通信サービスとメールの関係が切れて、乗り換えのフットワークが軽くなります。
「メール持ち運び」は無駄
今は、キャリアメールを解約後も使い続けられる「メール持ち運びサービス」がありますが、月額330円もします。メールごときに年間3,960円も払うのはもったいないです。
メールアドレスがネックで乗り換えられないなら、この機会にGmailに変更しましょう。
各種サービスの登録メールを変更する
元のメールアドレスを使って登録しているものを、全てGmailに変更しましょう。
- SNS(インスタ・Twitter・TikTok など)
- ショッピングモール(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなど)
- 個別ネットショップ
- 各種アカウント(航空会社・クレジットカード・WEBバンクなど)
- WEBサービス(各種サブスク・クラウド・電子書籍など)
- アプリ(LINE・決済アプリ・ポイントアプリなど)
ものによっては、旧メールアドレスでの認証が必要な場合もあります。ですから、旧メールアドレスが使えるうちに変更した方がトラブルを減らせます。
長年使っていたメールアドレスで登録したものを、全て変更するのは現実的に難しいです。1、2年使っていないものは不要と判断してスルーしましょう。
友人・知人に連絡する
メールを使って連絡している友人・知人に、メールアドレスを変更する旨を伝えましょう。
この機会に、LINEなどメール以外のツールでつながるのもおすすめです。
というのも最近、LINEやMessenger、各種SNSのDM(ダイレクトメッセージ)など、メール以外のツールで連絡するケースが増えていて、メールを使う機会は減っています。
最近のツールは、メールよりもリアルタイム性が高く、短い文言やスタンプだけでも連絡できます。過去のやり取りを簡単に確認できたり、非常に便利です。
使っているキャリアサービスを確認する
キャリアで使っているサービスも確認しましょう。解約することで使えなくなるサービスがあれば、代替案を検討しましょう。
キャリア決済に要注意
大手3キャリアは、それぞれのID・パスワードを使って決済し、携帯料金と合算して支払う「キャリア決済」サービス(下参照)があります。使っていた方は注意しましょう。
- ドコモ:ドコモのケータイ払い
- au:auかんたん決済
- ソフトバンク:ソフトバンクまとめて支払い
キャリア決済を使っていたサービスで、不要なものは解約し、使い続けるものはクレジットカード払いに変えるなどの手続きをしましょう。
良いタイミングで格安SIMに乗り換え(MNP)する
ここまでの準備が整ったタイミングで、格安SIMに乗り換え(MNP)しましょう。
手順は、各キャリアのマイページでMNP予約番号を取得して、それを乗り換え先 格安SIMの申込時に入力するだけです。
契約者名義(名前・住所)の一致が条件
乗り換え(MNP)は、前後の契約者名義が完全に一致しないと成立しません。
「親名義の携帯電話を、乗り換えを気に自分名義にしたい」という場合でも、乗り換えと同時に名義変更することはできません。
乗り換える前に名義変更を済まして、MNP予約番号を取得するという流れがおすすめです。
キャリアの場合、携帯ショップに親子で本人確認書類を持って行けば、名義変更できます。
実際に乗り換える格安SIMは、今使ってるサービスによって異なります。以下の記事で詳しく解説しているので参考にして下さい。
格安SIMとは?その基本と要点
使う電波はキャリアの電波と同じ
格安SIMが使う電波は、大手3キャリアの電波と同じです。
サービスの運営元が、キャリアから電波を借りて自社サービスとして販売しているのが格安SIMです。ですから、格安SIMだから電波が悪いなんてことはありません。使う電波は同じです。
例えば、IIJmioの場合、IIJ(株式会社インターネットイニシアティブ)が、ドコモ・auから電波を借りて、ドコモ回線をタイプD、au回線をタイプAとして販売しています。
OCNモバイルONEの場合、ドコモ回線だけです。
というように、サービスによって使う電波は違いますが、元はキャリアのものです。
料金を格安にできる理由
格安SIM業者は、アンテナなどインフラ整備にかかる莫大なコストが不要なので、料金を格安に設定できます。さらに、自社サービスや特典をプラスして差別化しています。
使えるエリアもキャリアと同じ
電波がキャリアと同じですから、使えるエリアもキャリアと同じです。格安SIMだからエリアが狭いなんてことはありません。
繋がり易い周波数のプラチナバンドが使えるようになってから、どのキャリアも相当な山間部や人の住んでないエリアに行かない限り、圏外になることはありませんよね。
「(地方)は(キャリア)が強い」なんて会話は死語です。キャリアによるエリアの差もほぼないです。
ですから、どの格安SIMを選んでもエリアの心配はありません。
【注意】混雑する時間帯に遅くなりやすい
格安SIMは、混雑する時間帯(スマホを使う人が多い時間)に、通信速度が遅くなります。具体的には以下の時間帯です。
- 朝8時前後
- 昼12時台
- 夜8~10時頃
特に昼・夜は遅くなりやすいです。サービスによりますが、下り 1Mbpsを下回ることもあります。
通信速度が遅くなる理由
格安SIMは、利用者数に応じた通信量でキャリアから電波を借りています。ですから、借りてる通信量の上限近くになると、速度を落とさざるを得ないわけです。
運営側は費用を安くするために、借りる量を「利用者の多いピーク時をギリギリクリアできる量」で設定しています。ピーク時に余裕がある量借りると、採算が合わなくなるわけです。
混雑時の速度低下は「格安SIMの宿命」とも言えます。
携帯料金を安くするには、ある程度の妥協も必要です。通信速度1Mbps前後は、遅いなりにもWEBやSNSのチェック、LINE通話やQR決済も可能です。
SIMカードを替えるだけで使える
格安SIMの導入は、SIMカードを替えて簡単な初期設定をするだけです。
SIMカードは、本体の側面のSIMトレイに入っています。
SIMトレイは、スマホを買った時に付いていたピンを穴に挿すと出てきます。
格安SIMを契約すると、SIMカードが送ってくるので、向きを間違えないように交換しましょう。
初期設定はマニュアル通りで簡単
初期設定は、SIMカードに同封されているマニュアル通りにすれば、誰でも簡単にできます。下画像は、BIGLOBEモバイルとmineo(マイネオ)のマニュアルです。

BIGLOBEモバイル マニュアル

mineo マニュアル
手順としては、MNPの開通手続きをして、アクセスポイント(APN)設定するだけです。
【注意】店頭サポートがない
格安SIMは、キャリアのドコモショップ・auショップのような実店舗がありませんから、店頭でのサポートは基本的に受けられません。
(例外的にmineo(マイネオ)・イオンモバイルなど、店舗がある格安SIMもあります。)
店頭サポートがなくても、SIMカードに丁寧なマニュアルが付いていますし、初めてでも難しいことはありません。もしわからなければ、わかりそうな家族や友人に聞けば、まず大丈夫です。
この「店舗がない」という点も、格安SIMが料金を安くできているポイントでもあるので、携帯料金を安くする上で避けては通れません。
格安プランとは?その基本と要点
キャリア直下のプランで現状3つだけ
格安プランは、キャリアのプランのひとつです。現状以下の3つだけです。
- ドコモ ⇒ ahamo(アハモ)
- au ⇒ povo2.0(ポヴォ)
- ソフトバンク ⇒ LINEMO(ラインモ)
格安SIMはキャリアから電波を借りている別会社が運営していますが、格安プランはキャリア直下のサービスという点が大きく違います。
店頭申し込み・サポート不可
格安プランはキャリアのプランですが、ドコモショップ・auショップ・ソフトバンクショップの店頭では申し込めませんし、サポートもありません。
オンライン申し込み専用で、切り替え手続きや初期設定も自分で行います。←こういうところにかかるコストを省いて、料金を下げているのが格安プランです。
ただし、自身でahamoサイトで手続きするのが前提で、店員さんは手伝ってくれるだけです。
光回線とのセット割なし
格安プランはキャリアのプランでも、光回線とのセット割は使えません。
元の料金設定が、標準プランよりかなり安いので、セット割の必要性もありません。
格安SIMより通信品質が良い
格安プランは、安定して通信速度が速いです。格安SIMのような混雑時の極端な速度低下はありません。
私は今、ソフトバンクの格安プラン LINEMOを使っていますが、昼も夜も全然遅くなりません。いつも快適な通信速度で使えています(下画像参照)。

2023年4月3日 11時頃 下り 37.3Mbps・上り 16.6Mbps・Ping 82ms
格安SIMより少し割高
格安プランの料金は、格安SIMより少し割高です。格安プランと格安SIMのIIJmioとの料金を比較しました。
格安プラン | 格安SIM | |||
---|---|---|---|---|
ahamo | povo | LINEMO | IIJmio | |
2GB | 850円 | |||
3GB | 990円 | 990円 | ||
5GB | 990円 | |||
10GB | 1,500円 | |||
20GB | 2,970円 | 2,700円 | 2,728円 | 2,000円 |
格安SIMよりは少し高いですが、キャリアの標準プランよりはかなり安いです。
格安プランと格安SIM どっちが良い?
料金が安いのは格安SIMで、通信品質が良いのは格安プランです。ですから、わかりやすい選び方は「安さ重視なら格安SIM」「通信品質重視なら格安プラン」で良いと思います。
どちらを選んでも、キャリアの標準プランよりはかなり安くできるので、悩んで乗り換えないより、乗り換えてしまった方が携帯料金の節約に直結します。
まとめ
当記事では携帯料金を安くしたい方向けに、沢山ある安くする方法と、一番おすすめの「格安SIM・格安プランに乗り換える準備・手順」を紹介しました。まとめると、
- 携帯料金を安くするなら格安SIM・格安プランに乗り換えるのがベスト
- メールアドレスをGmailにすれば、サービスの縛りから開放される
- 料金で選ぶなら格安SIMで、通信品質なら格安プラン
そして、「一度乗り換えたら終わり」じゃなくて、定期的に乗り換えてキャンペーン特典や割引を活用すれば、常に携帯料金を安く使えます。
今、ドコモ・au・ソフトバンク の大手3キャリアを使っている人は、今すぐ乗り換える準備を始めて、できるだけ早く実行しましょう!
携帯料金ほど簡単に安くできるコストはありません。ぜひ実践して下さい。