
楽天モバイルが圏外になりやすいのに悩んでいますね?
楽天モバイルは、使用する電波・周波数の関係で、他の3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)よりも圏外になりやすいのは明白です。
それを料金の安さとのトレードオフで我慢できる方は良いですが、不便で困ってる方は乗り換えを検討するのもアリだと思います。
当記事では、こういう内容を解説しています。
この記事で分かること
- 楽天モバイルが圏外になりやすい理由・現状
- 楽天モバイルから乗り換えにおすすめのサービス4選
- 楽天モバイルが圏外になった時の対処法5つ
楽天モバイルの使い放題 3,278円&通話料無料という破格の安さは確かに魅力的ですが、圏外で使えなかったら意味がありません。
楽天モバイルの圏外に悩んでいる方は、是非参考にして下さい。
目次
- 楽天モバイルが圏外になる理由
- 「楽天モバイルが圏外でもう無理」乗り換えにおすすめ4選
- 3GB or 20GBならLINEMO
- 20GB or 40GBならNUROモバイルNEOプラン
- 月100GBならahamo大盛り
- 業界最安クラスの格安SIM IIJmio
- 楽天モバイルから乗り換える手順
- 楽天モバイルが圏外になったの時の対処法
- まとめ
楽天モバイルが圏外になる理由
楽天モバイルは、自社の楽天回線と、パートナー回線のau回線を切り替えながら使う仕様です。
他のキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)は勿論自社回線だけを使うし、格安SIMも契約時に選択した回線だけを使います。
ここが、楽天モバイルが圏外になりやすい要因でもあります。以下詳しく解説します。
楽天回線にはプラチナバンドがない
まず、メインの楽天回線の話です。
楽天回線は、プラチナバンドと呼ばれる繋がりやすい周波数帯の電波がありません。広いエリアをカバーする4G回線は、Band3(1.7GHz帯)の1つだけです。
一方、大手3キャリアはプラチナバンドも含めて、5~7つの周波数帯を組み合わせて運用しています。主力の周波数帯だけでも3つあります。
大手キャリアは、プラチナバンドも含めて複数の電波を組み合わせて、できるだけ広いエリアで速い通信速度を実現できるように電波網を構築してるのに対し、
「プラチナバンドなし」「1つの周波数帯」の楽天モバイルが同じように繋がるわけないです。
だから楽天モバイルはエリアマップ内でも圏外になる
上記のような状況だから、楽天モバイルはエリアマップで色がついていても圏外になるんです。
要は、楽天モバイルが使っている電波(Band3)が、何らかの障害物の影響を受けてるわけです。
他のキャリアは、1つの電波がダメでも他の周波数帯が繋がるので圏外になりませんが、楽天モバイルは1つしかありませんのでアウトです。
どのサービスのエリアマップも理論上の話ですが、楽天モバイルと他のキャリアでは使ってる電波の厚みが違うので、同じ感覚で見てはいけません。
2023年秋頃 プラチナバンド割り当て予定
2023年4月に、総務省が700MHz帯のプラチナバンドが携帯電話向けに利用可能できて、早期に楽天モバイルに割り当てられるように進めると表明しました。
早ければ2023年秋には、楽天モバイルにプラチナバンドが割り当てられるかもしれません。
実際の運用は、2023年年末か2024年初頭と言われています。
楽天モバイルのプラチナバンドの割り当て・運用が始まれば、劇的にエリア状況が改善される可能性があります。ただ、それまで待ってられるか?という話です。
auエリア全域で使えるわけじゃない
自社の楽天回線の繋がりにくさを補うのが、パートナー回線のau回線です。
ただし、auのスマホが使えるエリア全域で、auやau回線の格安SIMと同等に使えるわけじゃないです。以下のページに、楽天モバイルで使えるau回線のマップがあります。ご覧ください。
↑これは名古屋周辺のキャプチャーですが、色がついてるエリアが斑(まだら)だと感じませんか?
そうなんです、auのエリアマップと比べると、楽天モバイルのローミングエリアはかなり狭いです。
楽天回線が圏外=au回線に繋がる というわけじゃない
楽天モバイルで使えるau回線のエリア(ローミングエリア)が限定的ということは、楽天回線が圏外だからって、どこでもau回線に繋がるわけじゃないということです。
前述の通り楽天回線にはプラチナバンドがないので、エリアマップ内でも障害物の影響で圏外になりやすいです。
その場所がローミングエリア外だったら、au回線に繋がらず圏外になります。
楽天回線が弱くても、au回線が使えるから安心!とはなりません。auのスマホが使えるエリア全域で、楽天モバイルでも使えるわけではないと知っておきましょう。
楽天回線とau回線の切り替えが上手くできてない
楽天回線のエリアからau回線のエリアに入った時、回線の切り替えがスムーズに行われないと、通信が途切れたり、圏外になったりします。
この切り替えが上手くできていないのも、楽天モバイルが圏外になりやすい理由です。(au回線 ⇒ 楽天回線の切り替えも同様です。)
システムの設計上は、どんな状況でもスムーズに切り替えが行われると想定されているんでしょうが、想定通りになっていない状況でしょう。
【結論】千差万別な条件に対応できていない
スマホを利用する人の条件は人それぞれ千差万別ですが、楽天モバイルを使っていて「圏外になって困る人」が多いということは、対応しきれていない条件が多いというのが現状だと思います。
その原因は、他の大手キャリアと違う以下の3点です。
- つながりやすい周波数のプラチナバンドがない
- 他社回線(au回線)を借りている
- 自社回線と他社回線を切り替えなきゃいけない
大手キャリアと比べて圧倒的に後発で、条件が悪い中で、ここまでサービスを大きくしているわけですから、凄いと思いますが挽回しきれていない状況です。
今後も付き合うか乗り換えるの2択
今後は、近い将来プラチナバンドが割り当てられそうだし、自社回線だけで全国をカバーできるようになって、圏外になりやすい状況が解決するかもしれません。
ただ、それはいつになるかわかりません。
それまで圏外に悩まされながら使い続けるのか?乗り換えるか?という2択だと思います。
「圏外になるのは困るから乗り換えようかな」と思う方は、次章でおすすめサービスを紹介しているので読み進めてください。
「楽天モバイルが圏外でもう無理」乗り換えにおすすめ4選
楽天モバイルからの乗り換えにおすすめのサービスは、下表の4つです。
LINEMO | NUROモバイル | ahamo | IIJmio |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
3GB・20GBなら | 20GB・40GBなら | 月100GBなら | 10GB前後なら |
ソフトバンクで速い ポイント還元がお得 |
専用帯域で速い 高額キャッシュバック |
ドコモ回線で速い 5分かけ放題付 |
プラン・通話オプション 業界最安クラス |
ミニプラン3GB 990円 |
NEOプラン 20GB 2,699円 |
100GB+5分 4,950円 |
10ギガプラン 1,500円 |
公式ページ >> | 公式ページ >> | 公式ページ >> | 公式ページ >> |
解説ページ >> | 解説ページ >> | 解説ページ >> | 解説ページ >> |
選びやすいように、1ヶ月に必要な通信量ごとにピックアップしました。どれも大手キャリアの回線を使うサービスなので、楽天モバイルより圏外になりにくいです。
各サービスの特徴や注意点を、それぞれの解説ページで詳しく解説しています。気になるサービスをチェックして下さい。
電話番号をそのままで楽天モバイルから他社に乗り換える手順は、楽天モバイルから乗り換える手順で詳しく解説しています。
3GB or 20GBならLINEMO
LINEMOはソフトバンクの格安プランで、ソフトバンクと同じエリア・通信品質を安く使えるのが魅力です。
プランは、通信量3GBのミニプラン、20GBのスマホプランの2つです。
今はキャンペーンでPayPayポイントが最大11,940円相当もらえるので、月額990円のミニプランだと、12ヶ月間実質無料です。月額2,728円のスマホプランだと4.3ヶ月分相当のポイント還元です。
どちらも、7ヶ月目まで5分かけ放題も無料で使えます。
他社の多くで発生する事務手数料(3,300円)も無料なので、乗り換えにかかる費用はありません。
通信量が3GB・20GBのプランを探してる方は最有力候補になります。私は今ミニプランを使っていますが、通信速度が速くて快適です。
ソフトバンクの格安プランだから間違いない
LINEMOはソフトバンクと同じ回線を使っているので、エリア・通信速度はソフトバンクと同じです。
ですから、圏外になる心配はほぼありません。
利用者が増えて混雑する昼12時台や夕方~夜も、通信速度が遅くならず快適に使えます。私も定期的にスピードテストしています。
以下、私のツイートです。
9月30日 朝8時半頃のLINEMO(4Gエリア)の通信速度は、下り 76.2Mbps・上り 20.3Mbps・Ping 34msでした。
ソフトバンクの格安プランなんで、格安SIMのような速度低下ないし非常に快適です。
今ミニプラン12ヶ月実質無料です。詳しくは ⇒ https://t.co/6UPzZ999ZB pic.twitter.com/5p7QGc3TM3
— ネット通 (@net_tuu) September 29, 2023
格安SIMは混雑すると遅くなる
格安SIMはキャリアからある程度決まった通信量を借りて、その中でトラフィックをさばくので、利用者が多いピーク時は遅くなり易いです。
LINEMOはソフトバンクの回線をそのまま使える「格安プラン」なので、キャパが全然違います。だからピーク時も遅くなりません。
キャンペーン特典が豊富
LINEMOは、キャンペーン特典が豊富なのも特徴です。
今は「おトクすぎて、あぁ、も~~キャンペーン」で、総額11,940円相当のPayPayポイントがもらえます。
- 6ヶ月間 毎月990円相当 PayPayポイントプレゼント(総額5,940円相当)
- PayPay残高決済で20%分のPayPayポイント還元(1回あたり2,000円相当・付与上限6,000円相当)
PayPayポイントは使える店が多いので、現金キャッシュバックと同じ感覚で使えるのでポイントでも困りません。
どちらも、ソフトバンク・Y!mobile・LINEモバイルからの乗り換えは対象外ですが、当記事では楽天モバイルからの乗り換えなので対象になります。
他にも、国内通話5分以内かけ放題のオプションが7ヶ月目まで無料で使える割引キャンペーンも実施しています。(ポイント還元と併用可)
3GBプランだと12ヶ月実質無料
ミニプランだと、月額990円なのでPayPayポイント還元で12ヶ月間実質無料になります。
1つ目のプレゼントポイントだけでも、基本料と同額分のPayPayポイントを6ヶ月間もらえるので、6ヶ月実質無料になります。
プレゼントポイントの受け取りは2ヶ月後なので、2023年10月に使い始めたら、12月に初回のPayPayポイントを受け取れます。
PayPayポイントは、毎月20日頃にメールでコードが届きます。PayPayアプリの入ったスマホでURLを開くだけで、ポイントがチャージされます。
下写真が、私が2023年9月下旬にチャージした時のスクショです。

2023年9月にチャージしたPayPayポイント
金額は少ないですが、コンビニでのちょっとした買い物に使えるので毎月楽しみにしています。
事務手数料が無料
LINEMOは契約時の事務手数料がありません。キャンペーン特典ではなく、標準で無料です。
他のサービスだと、3,300円または3,850円かかるのが一般的です。
中には事務手数料とは別で「SIMカード準備料(450円前後)」がかかるサービスもあります。
LINEMOはどちらも発生しませんので、乗り換え時の費用を抑えられます。
LINEMO以外の事務手数料無料のサービスは、事務手数料 無料の格安SIMで紹介しています。
【注意】通話料が高い
LINEMOは通話料が22円/30秒で、キャリアと同じ設定です。
楽天モバイルで電話番号を使った通話を沢山していた方は注意して下さい。楽天モバイルは楽天リンクから発信すれば通話料無料ですからね。
LINEMOはキャンペーン特典で、契約から7ヶ月目までは、5分かけ放題が無料、時間無制限が1,100円で使えますので、通話オプションを活用してください。
LINEMO【まとめ】
LINEMOはソフトバンクの格安プランなので、エリア・通信品質は間違いありません。
初期費用が無料で乗り換えやすいし、各プランのPayPayポイント還元キャンペーンがお得です。通信量が3GB・20GBのプランを探してる方にイチオシです。
20GB or 40GBならNUROモバイルNEOプラン
NUROモバイルはドコモ・au・ソフトバンク回線が選べる格安SIMで、ソニーグループのサービスです。
2種類プランがありますが、NEOプランが安くて独自機能が豊富でおすすめです。他の格安SIMにはない「専用帯域を使う」プランで、混雑時も遅くなりにくいです。
他にも「NEOデータフリー」「あげ放題」「Gigaプラス」など、使える独自機能がてんこ盛りです。
通信量は20GB・40GBの2種類なので、通信量が多い人限定ですが、今は12ヶ月間 基本料の割引特典があるのでお得です。ahamoより断然NUROモバイルです。
専用帯域で通信速度が速い
NUROモバイルのNEOプランは、格安SIMなのに混雑時でもサクサク使える専用の帯域を使っています。ですから、他の格安SIMのような速度低下をしにくいです。
他の格安SIMは、昼12時台・18時~22時頃の混雑する時間帯は、通信速度が遅くなります。
楽天モバイルからの乗り換えで、通信速度が遅くなるのが気になる方に特におすすめです。
制限後の通信速度も速い
NUROモバイルは、1ヶ月の通信量を使い切った後の制限速度が、1Mbpsで速いです。
1Mbpsはスマホ画質なら動画を止まらず見られる速度です。(他の格安SIMは、制限速度が300kbps(1Mbpsの約1/3)が多い)
低速モード 1Mbpsが使い放題
NUROモバイルは、スマホアプリの「節約スイッチ」で、いつでも高速通信をオフにできます。オフにすると、ギガを消費せずに通信できます。
NEOプランは、この時の通信速度も1Mbpsなので、音楽のサブスクはもちろん、スマホなら動画も止まらず見られます。
低速モードは使い放題なので、通信量や料金を気にせず使えます。
楽天モバイルは、使用量に応じて料金が変化するプランなので、低速モードはありません。料金が変化する3GB・20GBの前で通信量を節約することはできませんでした。
NEOプランの独自機能が秀逸
NUROモバイルのNEOプランは「NEOデータフリー」「あげ放題」「Gigaプラス」などの独自機能があるのも魅力です。
NEOデータフリー
LINE・Twitter・インスタグラム・TikTokの対象サービス利用分は、ギガを消費しない機能です。
例えば、インスタ・TikTokで月に5GB使ったとしても、それはノーカウントなので自分のギガは減りません。その分、動画やゲームなどで使えるわけです。
一部、対象にならない機能(LINE ビデオ通話・Twitter スペース・TikTokLiveの視聴・配信 など)もありますが、一般的な機能は対象になっています。
あげ放題
上りの通信でギガを消費しない機能です。
上りの通信というのは、メールの送信・SNSへの投稿・ライブ配信など、自分からネット上へデータを送信するときの通信(アップロード)です。
あまり意識していなかったと思いますが、これまでは上りの通信もギガを消費していました。
その上りの通信量がノーカウントになるので、全て下り(ダウンロード)で使えます。
Gigaプラス
契約プランに応じて、3ヶ月毎に追加のギガを受け取れる機能です。
NEOプラン・NEOプランWは、3ヶ月毎に15GBです。ですから、単純計算で1ヶ月あたり5GB余計に使えるわけです。
乗り換えの場合、最初に受け取れるのが4ヶ月目で、以降7ヶ月目・10ヶ月目と3ヶ月毎に受け取れます。
初期費用・初月基本料が無料
NUROモバイルは、どのプランでも初月基本料が無料です。NEOプランは初期費用の3,740円も無料です。
基本料 | 初期費用 |
---|---|
・NEOプラン(20GB)2,699円 ・NEOプランW(40GB)3,980円 |
・登録事務手数料:3,300円 ・SIMカード準備料:440円 |
初期費用だけでなく、初月基本料も無料なのは珍しいです。
【注意】Gigaプラスは受取が必要
Gigaプラスは、マイページから受取手続きが必要です。
具体的には、3ヶ月毎のデータ付与月のはじめに「データ容量受取手続きのご案内」というメールが届きます。
その後、マイページにログインして【容量追加・変更】の項目の【Gigaプラスお受け取り】というボタンをタップします。
データ容量と有効期限を確認して【データ容量を受け取る】で受け取り完了です。
手続きしないと失効するし、受け取りが遅くなると有効期限までが短くなるのでもったいないです。注意しましょう。
NUROモバイル【まとめ】
NUROモバイル NEOプランは、大手3キャリアから回線を選べて、専用帯域を使うのでサクサクです。
初期費用・初月基本料が無料で乗り換えやすく、独自機能が豊富なので月々の通信量以上に使えます。今ならキャンペーンで8ヶ月目にキャッシュバックが受け取れます。
月100GBならahamo大盛り
ahamoはドコモの格安プランで、ドコモと同じエリア・通信品質を安く使えるのが魅力です。
楽天モバイルからの乗り換えでおすすめなのが、100GBの大盛りプラン 4,950円です。
楽天モバイルなら20GB~無制限で3,278円なので、月々1,672円も高くなりますが、ahamoなら圏外になる心配がなく安心して使えます。
ahamoは5分かけ放題が標準で付いているので、短い通話なら通話料も気になりません。事務手数料が無料なので、乗り換えにかかる費用はありません。
1ヶ月に100GB程度使う方は最有力候補になります。と言うより、格安SIM・格安プランに50GB以上のプランがほぼないので、他に選択肢がない状況です。
ドコモの格安プランだから間違いない
ahamoはドコモと同じ回線を使っているので、エリア・通信速度はドコモと同じです。
ですから、圏外になる心配はほぼありません。
利用者が増えて混雑する昼12時台や夕方~夜も、通信速度が遅くならず快適に使えます。
格安SIMは混雑すると遅くなる
格安SIMはキャリアからある程度決まった通信量を借りて、その中でトラフィックをさばくので、利用者が多いピーク時は遅くなり易いです。
ahamoはドコモの回線をそのまま使える「格安プラン」なので、キャパが全然違います。だからピーク時も遅くなりません。
100GB 5分かけ放題付きで4,950円
当ページでおすすめしてるのは、ahamo 大盛りプランで、通信量100GBに5分かけ放題が付いて4,950円です。
これは、楽天モバイルの使い放題 3,278円 以外だと通信量の多さ・安さが格別です。
主要な格安SIMの大容量プラン(音声SIM)は、以下の通りかなり高いです。
- povo:データ追加 150GB:12,980円
- povo:データ追加 60GB:6,490円
- イオンモバイル:さいてきプラン 50GB 5,258円
- HISモバイル:自由自在スーパープラン 50GB 5,990円
- NUROモバイル:NEOプランW 40GB 3,980円
- BIGLOBEモバイル:30ギガプラン 8,195円
povoはトッピング制なので別として、音声SIMの大容量プランは50GB以下ばかりで、100GBプランはahamo以外にないという状況です。
データ容量超過後も1Mbpsで使える
ahamoは、月のデータ容量超過後も1Mbpsの通信速度で使えます。
一般的なサービスの制限速度は300kbpsや128kbpsなので、ahamoの1Mbpsはかなり速いです。
音楽のサブスクはもちろん、スマホなら動画も止まらず見られる通信速度です。
【注意】余ったギガを翌月に繰越せない
ahamoは余ったギガを翌月に繰り越せません。
ですから、「毎月平均的に100GB前後使う人」は無駄になりませんが、「100GB使う月もある」くらいだと無駄が多いです。
それでも、他社の30~50GBプラン並か、それより安い料金設定なので、月に50GB以上使うのであれば、ギガは無断になりますが、料金的には無駄になりません。
【注意】5分以降の通話料が高い
ahamoには標準で「5分以内の国内通話かけ放題」が付いていますが、5分をオーバーすると22円/30秒で課金されます。
この通話料はキャリアの標準料金と同じなので、かなり高いです。
プラス1,100円で時間無制限のかけ放題になりますので、5分を超えた通話が25分以上になる方は、「かけ放題オプション」を利用しましょう。
ahamo【まとめ】
ahamoはドコモの格安プランなので、エリア・通信品質は間違いありません。
他社にはない100GBプランがあり、尚且つ安いので、月に50GB以上使う方はahamo 大盛りがイチオシです。初期費用は無料だし乗り換えやすいです。
業界最安クラスの格安SIM IIJmio
IIJmioはドコモ・au回線が選べる格安SIMで、業界最安クラスの料金設定が魅力です。
2GB~20GBまで5つのプラン設定があるのでギガが無駄にならず、通話オプションも安いです。
2023年10月現在 ゴーゴーキャンペーン開催中で、お得に乗り換えできます。
格安SIMなので混雑時に速度低下しますが、使う電波はドコモ or auなので、圏外になる心配はありません。安いサービスを探している方におすすめです。
料金設定が業界最安クラス
IIJmioは料金設定が業界最安クラスです。
ギガプランは、2023年4月から中盤のプランのギガが増量されて、さらにお得になりました。
プラン | 料金 |
---|---|
2ギガプラン | 850円 |
5ギガプラン | 990円 |
10ギガプラン | 1,500円 |
15ギガプラン | 1,800円 |
20ギガプラン | 2,000円 |
楽天モバイルは、~3GB 1,078円・~20GB 2,178円・20GB~無制限 3,278円でしたので、20GB以下はIIJmioの方が少し安いです。
基本プランだけでなく、通話オプションも安いです。
- 通話定額5分+:500円
- 通話定額10分+:700円
- かけ放題+:1,400円
楽天モバイルのように通話料無料にはなりませんが、専用アプリ不要でスマホの標準通話アプリが使えます。
従量制の通話料は11円/30秒で安いです。
プラン設定が細かく無駄がない
IIJmioは、プラン設定が細かくギガが無駄になりにくいです。
楽天モバイルは、3GBの次は20GBの2,178円なので、5~15GBくらい使う人には無駄が多かったです。
それがIIJmioなら5GB 990円・10GB 1,500円・15GB 1,800円を選択できますし、余ったギガは翌月に繰り越せます。
通話オプションも5分・10分・無制限の3つあるので、自分の通話時間にあったオプションを選択できます。
乗り換えキャンペーンがお得
2023年10月はゴーゴーキャンペーンで、乗り換えで以下の特典がつきます。
- 3ヶ月間 20% データ増量(5ギガプランの場合6GB使える)
- 3ヶ月間 月額基本料 300円引き
- 3ヶ月間 通話オプション 410円引き
- スマホがMNP特価(SIM+端末セットの乗り換え)
特典額は大きくないですが、元の料金設定が安いのでこの特典で十分にお得です。
中でもお得なのが、端末セットでの乗り換えで適用されるスマホのセール価格です。取扱機種も豊富だし、市場価格より約1~2万円も安くなります。
【注意】低速通信に通信量制限がある
IIJmioは、アプリで簡単に高速データ通信をオフにできます。ただし、低速通信には3日あたり366MBという制限値があって無制限ではありません。
低速通信のスピードは300kbpsですから、LINEのメッセージや音声通話、メールはできますが、動画視聴は厳しいです。
366MB/3日を超えると、さらに遅くなります。
IIJmioは、通信量・速度 どちらも、低速通信で通信量を節約する使い方には向きません。
低速通信で通信量を節約して使うなら、NUROモバイルがおすすめです。
【注意】混雑時に通信速度が遅くなる
IIJmioは、キャリアから通信回線を借りてる格安SIMなので、混雑時は通信速度が遅くなります。
特に昼12時台が遅くなりやすいです。
ahamoはドコモ直下の格安プランなので混雑時も速度低下しませんでした。IIJmioに乗り換えると、昼の遅さが気になると思います。
Eメール・LINEのメッセージ・通話、QR決済などは使えますが、WEB検索・SNS・動画の閲覧やゲームでは遅さを感じます。
IIJmio【まとめ】
IIJmioは、業界最安クラスの料金で、プラン設定が細かく無駄がないのが魅力です。
格安SIMなので、混雑する時間帯に遅くなりますが、使う電波はドコモ or auなので圏外になる心配はありません。20GB未満で「安いサービスを探している方」におすすめです。
楽天モバイルから乗り換える手順
楽天モバイルから他社に乗り換える手順は、概ね以下の4ステップになります。
- 楽天モバイルでMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先に予約番号を使って申し込む
- SIMカード到着・切り替え手続き
- 楽天モバイルへSIMカードを返送する
3.の切り替え手続きが終了した日が、楽天モバイルの解約日になります。この日が月末になるように逆算してスケジューリングしましょう。
ですから、乗り換え先の申し込みを月の半ばに行うのがベストです。
楽天モバイルでMNP予約番号を取得する
まず、楽天モバイルでMNP予約番号を取得します。
ここで取得するMNP予約番号を使って新しいサービスを申し込むことで、楽天モバイルで使っていた電話番号が引き継がれます。(電話番号を引続必要がなければ、このステップは飛ばしてください。)
楽天モバイルでMNP予約番号を発行する方法
楽天モバイルのMNP予約番号は、スマホアプリのmy楽天モバイルで取得できます。
右上のメニューアイコンをタップして、【契約プラン】を選択し、少し下へスクロールして【その他のお手続き】をタップ、【他社へのお乗り換え(MNP)】と進みます。
簡単なアンケートに答えて、【MNP予約番号を発行する】ボタンをタップすると、予約番号(下画像)が発行されます。
モザイクで隠してますが、10桁の番号がMNP予約番号です。この番号を乗り換え先の申し込みページで入力します。
【注意】MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号は、15日しか有効期限がありません。
そして、乗り換え先を申し込む際は有効期限がある程度残っていないと、申し込み手続きができません。
- IIJmio:7日以上
- NUROモバイル:10日以上
- HISモバイル:7日以上
- LINEMO:10日以上
サービスによって必要な有効期限の残り日数は違いますが、10日以上あれば概ね大丈夫です。
有効期限が足りないと、有効期限が0日になる(失効する)まで待って、再度取得する流れになるので、解約日のスケジュールが大きく変わります。
MNP予約番号は、乗り換え先を決定して、申し込む直前に取得しましょう。
乗り換え先にMNP予約番号を使って申し込む
次に、MNP予約番号を使って乗り換え先に申し込みます。
どのサービスも、申し込みの序盤で「今の電話番号をそのまま使う」のか「新しい電話番号での契約」なのかを選択する仕様になっています。LINEMOの場合 以下の画面です。
楽天モバイルと同じ名義・住所で申し込む
MNPで申し込む場合、転入元・転入先の名義・住所などの情報は、全く同じじゃなきゃいけません。
違っていると審査が通らず、SIMカードを発送してもらえません。
契約者情報は、免許証などの本人確認書類とも一致する必要があります。
結婚・引っ越しなどで住所・名前の変更がある場合は、MNP予約番号を取得する前に楽天モバイルで変更しておきましょう。
SIMカード到着・切り替え手続き
SIMカードが到着したらSIMカードを差し替えて、同封のマニュアルに従って切り替え手続きを行います。
下画像は、格安SIMのLINEMOのマニュアルです。
マニュアルにいろんなパターンの手順が書いてあるし、難しい作業ははありません。(手続きはWi-Fi環境が必要なので、Wi-Fiのあるところで実施しましょう。)
楽天モバイルへSIMカードを返送する
最後に楽天モバイルにSIMカードを返却します。封筒に入れて、普通郵便で投函するだけです。
以下のページに返却方法が書かれています。
返却は義務ではありません。各地域のルールに則って、ゴミとして破棄しても大丈夫です。
楽天モバイルが圏外になったの時の対処法
楽天モバイルが圏外になった時の対処法は、以下の5つです。
- モバイル通信のオフ ⇒ オン
- 機内モードのオン ⇒ オフ
- Wi-Fi機能のオフ ⇒ オン
- 本体の再起動
- SIMカードの抜き差し
上から順番に行ってみて下さい。楽天回線とau回線の切り替えができていない場合は、いずれかの方法で切り替わって使えるようになるはずです。
ただ、使える電波がない(楽天回線が圏外・ローミングエリア外)場合、どれをやってもダメ(=圏外のまま)です。
まとめ
当記事では、楽天モバイルが圏外になって困ってる人に、圏外になる理由とおすすめの乗り換えサービスを詳しく解説しました。
楽天モバイルからの乗り換えにおすすめなのは以下の4つです。
LINEMO | NUROモバイル | ahamo | IIJmio |
---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
3GB・20GBなら | 20GB・40GBなら | 月100GBなら | 10GB前後なら |
ソフトバンクで速い ポイント還元がお得 |
専用帯域で速い 高額キャッシュバック |
ドコモ回線で速い 5分かけ放題付 |
プラン・通話オプション 業界最安クラス |
ミニプラン3GB 990円 |
NEOプラン 20GB 2,699円 |
100GB+5分 4,950円 |
10ギガプラン 1,500円 |
公式ページ >> | 公式ページ >> | 公式ページ >> | 公式ページ >> |
楽天モバイルは使用する電波の周波数・種類の関係で、他のキャリアよりも圏外になりやすいのは明らかです。「付き合う」か「乗り換えるか」よく考えて下さい。
近い将来、楽天モバイルにもプラチナバンドが割り当てられるはずなので、少しずつ改善するとは思いますが、具体的な時期はわかりません。
楽天モバイルからの乗り換えを検討している方は、是非当記事を参考にしてください。