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【受付終了】安すぎ!? OCNモバイルONE 新コースの知っておくべき注意点

【受付終了】安すぎ!? OCNモバイルONE 新コースの知っておくべき注意点
OCNモバイルONEは、運営会社(NTTレゾナント)のNTTドコモとの合併に伴い、2023年6月26日で新規申し込み受付を終了しました。ドコモの新プランirumoが後継サービスになりますが、OCNモバイルONEよりも利用料が高くなりました。

ですからネット通では、OCNモバイルONEと同じ格安SIMのIIJmioをおすすめしています。

詳しくはOCNモバイルONEからの乗り換えにおすすめのサービスの記事をご覧ください。

OCNモバイルOENの新コースが気になってる人の、

  • なんでこんなに安いんだろう…。
  • 落とし穴とかデメリットはないかな…。
  • 従来のコースとの違いは?

こういう疑問や不安にお答えします。

この記事で分かること

  • 新コースを申し込む前に知っておくべき注意点
  • 従来のコースと新コースの違い
  • 新コースを活用して無制限に安くスマホを使う方法

OCNモバイルONEの新コースは、従来コースや他の格安SIMと比べて安いのが魅力です。でも「なんで安いのか」が分かりませんよね?←実はここに注意点が隠れています。

注意点さえ理解して納得できていれば、OCN モバイル ONEの新コースはコスパの良い格安SIMです。

目次

  1. 【注意点】高速・低速 2段階の通信量制限がある
    • ギガ死の後の「ダメ押し速度制限」
    • 節約モードが使い放題じゃない
    • 新コースから従来コースには変更できない
  2. 速度制限以外の新コースと従来コースの違い
  3. 【まとめ】注意点はあるが現在コスパ最強
  4. 【プラス1】新コース1GB+モバイルルーター

【注意点】高速・低速 2段階の通信量制限がある

OCNモバイルONEの新コースは、高速・低速 2段階の通信量制限があります。

従来のコースや他の格安SIMは、高速通信量を使い切ったあと月末までは、遅いながらも一定の速度で通信できまきます。

でも、新コースだとダメ押しでもう1段階速度制限が強化されるんです。

ちょっと分かりにくいので言い換えると「低速通信モードにも通信量制限がある」ということです。

ここを理解しないと、OCNモバイルONEの新コースは契約してはいけません。

特に注意してほしいのが↓以下の使い方をしている方です。

  • よく高速通信量が足りなくなる(ギガ死する)人
  • 高速通信オフで通信量を節約している人

以下で詳しく解説しているのでご覧ください。

ギガ死の後の「ダメ押し速度制限」

これについて公式ページでは以下のように書いていますが、正直分かりにくいです。

OCN モバイル ONEでは、当日または当月の基本通信容量と基本通信容量の繰り越し容量の合計通信量を超えた場合、通信速度が送受信時最大200kbpsの低速通信になりますが、新コースでは、月内の低速通信の通信容量が、基本通信容量の半分を超過した場合、低速通信の速度を更に制限させていただく場合があります。その他、重要事項のご案内をご確認ください。

出典:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/charge.html
OCN モバイル ONE 料金一覧(新コース)

しかも書かれているのが、新コース紹介ページの最下部の「ご注意事項」欄で全く目立ちません。

新コースのかなり重要なポイントなのに、こんな紹介の仕方ではダメですよね。天下のOCNなのに酷いです。というわけでココで詳しく解説します。

新コースの2段階の速度制限

3GB/月コースを従来コースと新コースで契約した場合の、速度制限の違いを図にしました。

従来コースと新コースの速度制限の違い

高速通信で3GB使い切ったあと、従来コースだと月末まで200kbpsで一定ですが、新コースだと200kbpsで1.5GB使うとさらに制限されます。(2段階目の制限速度の数値は示されていない。)

「高速通信と低速通信それぞれに通信量制限がある」ということです。

各コースの制限値が以下の通りです。高速通信量の1/2が低速通信で使えるデータ量です。

500MB/月 1GB/月 3GB/月 6GB/月 10GB/月 20GB/月 30GB/月
高速通信 500MB 1GB 3GB 6GB 10GB 20GB 30GB
低速通信 250MB 0.5GB 1.5GB 3GB 5GB 10GB 15GB

低速通信の200kbpsでも相当遅くて、Youtubeだと低画質の144pがギリギリ遅延なく観られるレベルです。WEBページやSNSの閲覧は遅すぎてかなりストレスを感じます。

それから、もう一段階制限されるわけですから「実用できないレベル」と考えた方がいいでしょう。

他のサービスで、パケ死したあとに低速通信でギリギリ食いつないでた方は、それすら出来なくなります。申し込む前によーく考えましょう。

節約モードが使い放題じゃない

節約モードとは、高速通信量を節約するために「わざと低速で通信する」通信モードです。

節約モードは従来コースだと使い放題だったんですが、新コースは高速通信量の1/2しか使えません。これは前項で紹介した「パケ死した時の低速通信量と同じ」です。

例えば…

新コースを3GB/月コースで契約して、節約モードで高速通信量を節約しながら20日間で3GB使い切ってしまったとしましょう。

この時、既に節約モードで1.2GB使っていたら、低速通信量は0.3GBしか残っていないわけです。

残り10日間もあるのに、低速で0.3GB使うと2段階目の速度制限が発動します。

ですから、節約モードを使って高速通信量を節約してスマホ使っている方は注意してください。

2段階目の速度制限を受けると、音楽ストリーミングサービス(Spotify・LINE MUSICなど)も使えないレベルまで遅くなるかもしれません。

低速通信をたっぷり使える格安SIM

OCNモバイルONEの節約モードのような低速通信を、たっぷり使える格安SIMがmineoUQモバイルです。

【mineo】パケット放題Plus・マイそくプランで1.5Mbpsが使い放題

mineoは、月額385円のオプション「パケット放題Plus」を使うと、高速通信オフ(mineoスイッチオン)の通信速度が1.5Mbpsになります。(通常は200kbps)

低速使い放題プランの「マイそく」だと、1.5Mbpsの通信速度で一部の時間を除き使い放題になります。(月~金の昼12時台だけは32kbps)

1.5Mbpsならスマホ画質(360p・480p)でYouTubeが見れるし、音楽サービスも普通に使えます。SNSやネット閲覧は多少遅さを感じますが普通に使えます。

下画像が、私が実際に使っていた「マイそくプラン(スタンダード)」の11時台の通信速度です。(2022年12月1日)

マイそく 通信速度 2022年12月1日午前10時半頃

下り 1.62Mbps・上り 1.29Mbps

パケット放題Plusは、マイピタ 1GB・5GBプランは有料ですが、10GB・20GBプランは無料で使えますので更にお得です。低速通信をフル活用したい方にイチオシです。

【公式】mineoはこちら

mineoの特徴を詳しく知りたい方は、マイネオ(mineo)シンプル解説をご覧ください。

【UQモバイル】くりこしプランM・Lで節約モードが使い放題

UQモバイルは、くりこしプラン+5GのM・Lプランだと節約モードの通信速度が1Mbpsになって、ギガが減らずたっぷり使えます。(Sプランは300kbps)

以下のように多くの人が口コミで絶賛しています。

格安SIMより少し高めの料金設定ですが、auのサブブランドなので高速通信の速度も安定しているし、安心感は抜群です。

【公式】UQモバイルはこちら

UQモバイルの特徴を詳しく知りたい方は、UQモバイル シンプル解説をご覧ください。

新コースから従来コースには変更できない

新コースで契約すると、コース内での通信量の変更はできても、従来コースへの変更はできません。

逆の従来コース ⇒ 新コースは変更できるのにおかしいですよね。

新プランには、最低利用期間や解除料がないので他に乗り換える際の障壁はないですが、他の格安SIMから乗り換えるには、必ず以下の手数料が発生します。
(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天の4キャリアはMNP転出手数料 無料です。)

  • 転入先の事務手数料(3,300円)
  • SIM発行手数料(433円)

最低でも合計3,733円(税別)かかるわけです。

「本当にOCNの新コースで良いのか」よく考えたうえで申し込みましょう。

ここまで紹介してきた2段階の速度制限の他にも、新コースと従来コースの違いがあります。良いところも沢山あるので要チェックです。

OCNモバイルONEの口コミ・評判については、別記事のOCNモバイルONEの評判をご覧ください。

速度制限以外の新コースと従来コースの違い

チェックリスト イラスト

料金がかなり安い

新コースは従来コースよりかなり安い料金設定になっています。比較表を作りました。

音声対応SIMカードの場合
新コース 従来コース 差額
500MB/月コース 550円
1GB/月コース 770円
3GB/月コース 990円 1,452円 -462円
6GB/月コース 1,320円 1,837円 -517円
10GB/月コース 1,760円 2,772円 -1,012円
20GB/月コース 4,312円 4,807円 -495円
30GB/月コース 6,050円 6,897円 -847円

特に10GBプランの差が大きくて、1ヶ月1,012円も新コースの方が安いです。

この料金設定は他の格安SIMと比べても安いです。

他社の格安SIMと比べても安い

他社の3~5GBプランだと、以下の通り1,000~1,600円が相場ですから新コースの990円は安いです。

プラン 通信量 金額 備考(キャンペーン特典など)
UQmobile
(くりこしプランS)
3GB 1,628円
BIGLOBEモバイル
(3ギガプラン)
3GB 1,320円 初月無料・1年間550円引き
mineo
(デュアルタイプ5GB)
5GB 1,518円 3ヶ月間1,188円/月引き
イオンモバイル
(さいてきプラン3GB)
3GB 1,298円
IIJmio
(4GBプラン)
4GB 1,078円 初期費用3,300円が1円

このうち、IIJmio以外は2段階の通信量制限はありませんので、高速通信量を使い切ったあとや、低速モードでの通信は低速(200kbps)で一定です。(IIJmioは高速通信OFF時・通信量を使い切った時に、3日あたりの通信量が366MBを超えると速度制限されます。)

容量追加のコストが半額

新コースだと高速通信容量の追加が半額になります。従来コースだと0.5GBで550円ですが、新コースだと1.0GBで550円。

追加は、公式スマホアプリのOCNモバイルONEアプリで簡単にできます。

新コースの1.0GB/550円という単価は、他社サービスと比べて平均的な価格です。

  • UQmobile:100MB(220円)・500MB(550円)
  • mineo:100MB(55円)
  • BIGLOBEモバイル:100MB(330円)
  • IIJmio:1GB(220円)

上記のように、追加容量が安いサービスは1GB 220円です。詳しくはIIJmio シンプル解説をご覧ください。

「1GBも要らない」と思っても、OCNモバイルONEは追加容量の利用期限が3ヶ月あるので「余らせて失効させてしまう」という心配はありません。安心して使えます。

最低利用期間・解約違約金なし

新コースは音声通話SIMでも最低利用期間・解約違約金がないです。

OCNモバイルONE 新コース 最低利用期間・解約違約金について

従来コースだと、音声通話SIMだけ6ヶ月の最低利用期間があり、期間内の解約だと1,000円の解約違約金がかかります。たった1,000円ですが、無い方が良いですよね。

【まとめ】注意点はあるが現在コスパ最強

OCNモバイルONE 新コースの注意点は「高速・低速 2段階の通信量制限がある」という点でした。

ですから、「よくギガ死する人」「高速・低速を切り替えて通信量を節約する人」は注意が必要です。2段階目の速度制限が発動すると、使い物にならなくなりますからね。

↑これを踏まえた上で、以下のメリットがあります。

  • 料金がかなり安い
  • 容量追加のコストが半額
  • 最低利用期間・解約違約金なし

ここまでご覧になって、OCNの新コースをどう感じましたか?

私はギガ死することはないし、低速に切り替えて節約もしないので、基本料金の安さに魅力を感じます。

2段階の通信量制限について「私は大丈夫」と思った方は、OCNモバイルONEの新コース おすすめです。

 

プラスα.新コース1GB+モバイルルーターが最強

ここからはOCNモバイルONE 新コースの使い方についてプラスαの情報です。

特に「月々の通信量が多い人」は、スマホ代の大きな節約になります。ぜひ参考にしてください。

4,488円/月でスマホで100GB通信できる

「4,488円でスマホで100GB使える」ってかなり安いですよね?フリーWiFi探す必要がなくなります。

具体的には、スマホはOCNモバイルONE 新コース 1GB/月コースで運用して、クラウドSIM型のモバイルルーター(クラウドWiFi)を持つんです。

料金は、新コース 1GB/月 770円+クラウドWiFi 3,718円=4,488円です。

これならスマホの通信量が1GBしかなくても、データ通信はモバイルルーター経由になるのでデータ通信はモバイルルーター経由になるので通信量が足りなくなることはありません。

クラウドWiFiとは

クラウドWiFi スクリーンショット

クラウドWiFiは、1ヶ月100GB使えて月額料金は3,718円です。

クラウドSIM型なので大手3キャリア(メインはソフトバンク回線)の電波が使えて、エリアの心配はありません。月100GBのプランでは業界最安クラスです。

通信量・料金は近いサービスが沢山ありますが、クラウドWiFiは契約期間の縛りがないのが大きな特徴です。必要なくなったらいつでも違約金なしで解約できるのでリスクがありません。

クラウドSIMとは

一般的なモバイル通信サービスは1枚のSIMカードを端末に挿して、SIMカードに登録されている1つの契約回線だけ使います。それがクラウドSIM型サービスの場合、端末にSIMカードはありません。クラウド上で管理されている複数のSIMカードから、場所・時間・通信量に合わせた最適なカードを選んで利用します。

月額料金は3,718円で端末レンタル代は0円。初期費用は事務手数料の3,300円のみです。

端末はレンタルなので解約時に返却しなきゃいけませんが、解約違約金が10,450円と安めの設定になっています。もし、2年以内に解約することになっても、他社サービスより負担が少ないです。

通信量制限が月単位なので、OSやゲームのアップデートなど単発的な大容量通信にも対応できます。

\100GB 3,718円/月/

【公式】クラウドWiFiはこちら

新コースの20GBプラン以上ならルーター併用の方が安い

OCNの新コースは20GB/月で4,312円、30GB/月で6,050円ですから、1GB+モバイルルーターの4,488円の方がコスパが良いです。

しかも通信量は100GBです。

ですから、OCNモバイルONEで20GB以上のプランを検討してる方は、この使い方の方が安くて使いやすいです。

OCN モバイル ONEとクラウドWiFiの組み合わせを、ぜひ検討してみてください。