【体験談あり】固定回線をWiMAXに替える注意点・デメリットを徹底解説

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「家のネットをWiMAXにしたらどうなんだろ?」と色々調べていますね。

私はADSLからWiMAXに替えて料金も速度も大満足しています。

とは言え、固定回線のWiMAX化は誰にでもおすすめできるものではありません。やっぱり家のネット回線の王道は光回線です。

ここでは固定回線とWiMAXについて以下の3点を詳しく解説しています。

家のネットを「WiMAX一本にしようかどうしようか」と悩んでる方は、最後まで読めばどっちにするか決まります!ぜひ参考にしてください。

固定回線をWiMAXに替えた体験談

私は2019年4月に自宅兼事務所のネット回線を、固定回線(ADSL)からWiMAXにしました。

そして↓こんなメリットがありました。

  • 通信費が1ヶ月約1,300円安くなった
  • 通信速度が速くなった
  • 電話機・モデム・LANケーブルがなくなってスッキリした

WiMAXに替えようと思った理由・料金・通信速度などを詳しく紹介します。

ADSLからWiMAX2+に替えた理由

固定回線から乗り換えたSpeed Wi-Fi HOME L02

我が家のSpeed Wi-Fi HOME L02

NTTのADSLが終了するのは2023年1月31日なので、まだ3年半以上先(2019年4月時点)なんですが、最近ADSLの通信速度が安定しなくて困っていたんです。

特に夜8時以降は、下り・上り両方が1Mbpsを切ることもありました。

そんなわけで、「ADSLをやめよう」と代替ネット回線を検討し始めました。

第一候補は光回線だったわけですが、私は以下の3つの理由から「光回線ではなくWiMAXにしよう」と考えました。

  • 光回線はADSL並みか少し料金が上がる
  • ご近所さんの光回線の評判があまりよくない
  • 固定電話をあまり使わない

家庭用だけでなく仕事にも使うので「WiMAXで大丈夫だろうか?」と心配もありましたが、「ダメだったら光回線を引けばいい」と思ったのでWiMAXに決めました。

固定回線とWiMAXの料金比較

これまで払っていた固定回線(ADSL)の料金が以下の通りです。

固定回線(ADSL)の費用の内訳

ぷららフォン(IP電話)の通話料は月によって違いますが、前後するのは100円くらいです。

WiMAXの料金は以下のようになりました。

WiMAX(GMOとくとくBB)と通話料の合計

固定回線(ADSL)が5,771円、WiMAX+スマホの通話料が4,408円なので、1ヶ月あたり1,363円安くなりました。1年換算で16,356円です。

GMOとくとくBB 月額割引キャンペーン 期間限定5,000円キャッシュバック特典

厳密には、GMOとくとくBBの月額割引キャンペーンで契約しているので、最初の3ヶ月は計算式より1,310円安い月額2,170円なのでもう少し安くなります。

今は期間限定で5,000円のキャッシュバックもついています。(受け取れるのは1年後)

というわけで、月々の支払いが安くなって大満足です。

スマホは格安SIMのBIGLOBEモバイルです!

私は数年前から格安SIMを愛用していて、今はBIOGLOBEモバイルを使っています。ですから、これまで固定回線を使っていた通話はBIGLOBEモバイルの通話オプション 通話パック60を使います。

9円/30秒の通話料で1,080円分(最大60分)が600円で利用できます。私は1ヶ月平均70分程度なので通話料は600~800円程度になります。

通信速度の違いと感想

固定回線(ADSL)の通信速度

解約時に気付いたんですが、私が契約していたADSLのモアⅡ(40Mタイプ)電話共用型は最大通信速度が遅かったんです。特に上りが最大1Mbpsというのには驚きました。

フレッツADSL モアⅡ 最大通信速度

どおりで遅いわけです。解約前に計ったADSLの通信速度が↓こちらです。

ADSLの通信速度

左:2019年3月6日(水)20:44・右:2019年3月7日(木)08:09

左の20時台は上りも下りも1Mbpsを下回っていて、右の朝8時台でも上りがひどく遅いです。

ADSLの通信速度

左:2018年12月16日(日)19:54・右:2019年1月26日(土)11:33

調子の良い時だと上り1Mbps超える時もありました。下りは良い時で12~14Mbps程度でした。

こんな通信速度のネット回線に、よく9年間も毎月6,000円近く払っていたと思いました。

WiMAX2+の通信速度

WiMAXはホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME L02を選びました。家の中で一番電波状況の良い場所に設置して↓これくらいの通信速度です。

通信モードはハイスピードモード(WiMAX2+回線のみ)です。

WiMAX2+の通信速度

左:2019年3月16日(土)10:30・右:2019年3月19日(火)09:00

下りがかなり速くて、上りは2~3Mbps程度です。レイテシン(反応時間)の数値がADSLと比べて大きいです。

通信速度の感想

固定回線(ADSL)からWiMAXに替えた通信速度の感想は、ズバリ「速く快適になった」です。

ADSLの時は、Amazonプライムビデオ・NETFLIXで映画を観てる時に画質が低下したり、U-NEXTは止まることも多かったんですが、WiMAXに替えてからはほとんど無くなりました。

レイテシン(反応速度)の数値はWiMAXの方が悪いですが、上り・下りの数値がアップしているのでSNSやWEBを見てる時のレスポンスが明らかに良くなりました。

というわけで、WiMAXの通信速度には非常に満足しています。「もっと早く替えれば良かった」と思うくらいです。

私が感じたWiMAXのデメリット

料金が安くなって、通信速度も速くなったんですが、デメリットもあります。

と言っても私が感じたのは↓この1点だけです。

3日10GBの通信量制限が気になる

固定回線は完全に無制限に使えますが、WiMAXには3日10GBという制限があるので通信量が気になります。(詳しくは通信量による速度制限があるをご覧ください。)

L02 通信量管理画面

自分と奥さんが普通にネットを使うくらいなら1日1.5~2.5GB程度なので、3日10GBには引っかかりません。でも、子供がAmazonプライム・U-NEXT・NETFLIXなどで映画を観ると、1日の目安3GBをオーバーします。

ですからスケジュールを考えて、土曜に観せるようにしています。

土曜にもし3日10GBを超えても、制限されるのは翌日の日曜の夜(18時頃~翌2時頃)です。日曜の夜はほぼ仕事をしないので速度制限されても支障ありません。

もし平日に通信制限に引っかかっても、制限速度は概ね1Mbps(Youtubeの標準画質が止まらず観られるレベル)なので仕事には差支えないです。

それでも通信量が気になるので、1日1回は通信量カウンターをチェックします。

【まとめ】固定回線をWiMAXに替えた感想

ADSLで使っていたモデム・スプリッタ―・ルーター

さらばADSLの道具たち

ADSLからWiMAXに替えた感想は「もっと早く替えれば良かった」です。

通信速度が速くなった上に、料金も安くなりましたからね。

今の家に引っ越して丸9年間ADSLを使ってきたわけですが、完全に通信速度の遅さに麻痺してました。使い続けると遅さにも慣れると分かったのも発見でした。

ただ、この半年はそれまで以上に通信速度が安定せずイライラすることが多かったです。

イライラするくらいなら、さっさとWiMAXに乗り換えれば良かったです。

固定回線をWiMAXに替えるデメリット

WiMAXのデメリット

ここからは個人的な体験談とは別に、固定回線からWiMAXに替えるデメリットを紹介します。

屋内は電波が弱い

WiMAXは2.5GHz帯という周波数の電波を使っていて、「通信速度は速いけど障害物に弱い」という特徴があります。

ですから建物の中に入ると電波が弱くなってしまいます。

固定回線の替わりに自宅でWiMAXを使う場合、ルーターは電波が飛んでくる方角の窓際に置くのがセオリーです。

申し込む前にサービスエリアマップで必ず確認しましょう。

ピンポイントエリア判定の確認が必須

エリアマップの他に、住所でWiMAXが使えるか判定するピンポイントエリア判定があります。これは絶対に行いましょう。

使い方は簡単で「①「戸建住宅」「集合住宅・ビル」のいずれかを選択」して「②住所を入力」するだけです。(集合住宅・ビルの場合、10階未満・以上も選択します。)

判定は「○」「△」「エリア外」の3種類あります。

2019年4月24日にバージョンアップして、建物種別と階高を選択できるようになって以前より精度が上がりました。

ピンポイントエリア判定 マップ

また、マップ上でピンを移動させて判定できるようになったので、自分が使う場所がより細かく判定できるようになりました。

電波レベル確認機能を活用しよう!

最新のルーターはアンテナ表示の他に、電波インジケータ―(NEC製)・ベストポジション(HUAWEI製)というリアルタイムで電波レベルを測定してくれる機能が付いています。

L02 HUAWEI HiLINKアプリのベストポジション機能

この機能を使うことで、どの方角から電波が来ているか、どこに置くのがベストかがハッキリ分かります。

通信速度が安定しない

WiMAXは固定回線と比べて通信速度が安定しません。

光・モバイル回線の違い イメージ

スマホ・PCなどの最終端末から基地局(アンテナ)まで全て電波(無線)でつながっているため、障害物や他の電波の干渉を受けやすいです。

家のネット回線として使う場合、周りでスマホを使う人が増える夕方~夜に電波干渉を起こしやすく通信速度が安定しないことがあります。

そんな時は、Wi-Fiのチャンネルや周波数を変更したり、LANケーブル・USBケーブルで有線接続することで改善することもあります。

通信速度は遅くても意外と使える

通信速度は「速いに越したことはない」のは当然ですが、「意外と数値が低くても使える」ことは各動画サービスの推奨通信速度を見ると分かります。

Youtube Amazonプライム
ビデオ
NETFLIX
SD 360p:0.7Mbps
SD 480p:1.1Mbps
HD 720p:2.5Mbps
 
出典:YouTube ヘルプ
SD(標準画質):0.9Mbps
HD(高画質):3.5Mbps
 
出典:Amazon.co.jp ヘルプ
SD画質:3.0Mbps
HD画質:5.0Mbps
 
出典:NETFLIX ヘルプセンター

高画質のHD画質でも下り2.5~5.0Mbps出ていればストレスなく観られます。スマホで観るSD画質(Youtubeの場合360p)なら1.0~3.0Mbps出ていれば止まらず観られます。

通信量による速度制限がある

WiMAXには月間使い放題のギガ放題プランにも「直近3日間で10GB以上」という通信量制限があります。固定回線にはこういった制限は一切ありません。

WiMAXは1ヶ月単位ではなく3日単位で通信量が計算されます。

ギガ放題プラン 速度制限例

上段の図のように1日3GB前後の利用なら速度制限されることはありません。下段のように使用量の多い日があると速度制限に引っかかりやすくなります。

もし超えてしまっても、制限される期間・速度はスマホに比べるととても緩いです。

実際に制限される時間と速度

速度制限される時間は「超えた日の翌日のネットワーク混雑時間帯(18時頃~翌2時頃)」なので、早朝~昼間は通常の速度で利用できます。

WiMAXの速度制限される時間帯

しかも制限される速度は概ね1Mbpsで、Youtubeの標準画質が止まらずに観られるレベルですから、WEBページの閲覧やメール、SNSなどは普通に使えます。

それでも、VODを高画質で観る方や、反応速度が大事なオンラインゲームをする方は速度制限されると支障があります。

【対応策】Try WiMAXを試す

ここまで固定回線をWiMAXに替えるデメリットを↓3点紹介してきました。

  • 屋内は電波が弱い
  • 通信速度が安定しない
  • 通信量による速度制限がある

それぞれ、使う場所・使い方でデメリットの現れ方が大きく違うので、WiMAXを契約する前にTry WiMAXを必ず試しましょう。

「申し込んで、受取って、試して、返却して」と面倒なのは間違いないですが、試しておけば『WiMAXを契約したけど使えなかった』ということがありません。

Try WiMAXを使わずに契約しても、各プロバイダーには初期契約解除制度があるので、端末到着から8日以内なら違約金なしで解約できますが、事務手数料・返送送料などは負担しなきゃいけません。

それに書面での手続きが必須だったり、手続きや端末の返却期限も短いです。ひとつでも失敗すると端末代や違約金を払うことになりますから、「初期契約解除ありきの契約」はおすすめしません。

多少面倒でも15日間完全無料で試せるTry WiMAXを活用しましょう!

WiMAXをおすすめする人しない人

おすすめ・おすすめしない イラスト

私の固定回線から乗り換えた経験と、注意点・デメリットを踏まえてWiMAXがおすすめな人とおすすめしない人を紹介します。

おすすめする人

WiMAXをおすすめする人は基本的に「通信速度にこだわらない人」というのが大前提で、具体的には↓こういうタイプの人です。

  • 固定回線を無くしたい人
  • 通信費を節約したい人
  • スマホの通信料を節約したい人
  • 動画・ゲームはほどほどしか使わない人

有線の光回線と比較した時、無線通信特有の「通信速度の不安定さ」「3日10GBの通信量制限」は大きなデメリットになります。

でもその代わりに「工事不要」「コストの安さ」がWiMAXの魅力です。モバイルルーターを選べば外でも使えるので「スマホのパケット代の節約」にもなります。

メリット・デメリットを天秤にかけて、少しでもデメリットの方が気になる方はWiMAXを選ばない方がいいと思います。後からきっと「やめとけばよかった」と後悔します。

家庭のネット回線は光回線が王道なので、そこを踏まえた上で「私はWiMAXで大丈夫」と思える人にだけ、固定回線のWiMAX化をおすすめします。

おすすめしない人

「通信品質の安定・速度の速さが気になる人」は絶対にWiMAXはおすすめしません。具体的には↓こういうタイプの人です。

  • 動画や映画をたくさん観る人
  • 反応速度が大事なゲームをする人
  • 通信量・通信速度が気になる人

通信速度が実用範囲内でも「光ならもっと速いかも」「もっと快適かも」と考えてしまうと、契約期間の途中で光回線に替えたくなります。

実際にネットにはWiMAXの通信品質に期待し過ぎて「WiMAXから光に替えた」という人が少なくないです。

通信速度や3日10GBの通信量制限が気になって、光回線に替えていますね。

出典:光 WiMAX – Twitter検索

というわけで、「通信速度に少しでもこだわりがある」なら固定回線のWiMAX化はおすすめしません。

固定回線からの乗り換えにおすすめのプロバイダー3選

固定回線からWiMAXに乗り換えるのにおすすめのプロバイダ―は以下の3社です。

  • 月額料金の安さNo.1+5千円還元 GMOとくとくBB
  • 契約期間の縛りなし いつでもやめられる FUJI Wifi
  • 光回線に違約金なしで乗り換えられる Broad WiMAX

どんな指向の方に向いているか、ひとつずつ詳しく解説します。

1.WiMAXで大丈夫なら月額料金が安いGMOとくとくBB

GMOとくとくBB 月額割引キャンペーン スクリーンショット

2019年5月現在 WiMAXの主要プロバイダーの中で料金が一番安くておすすめなのがGMOとくとくBBの月額割引キャンペーンです。私もこれにしました。

Try WiMAXで試して「家はWiMAXで大丈夫」と思えた方におすすめです。

本家UQ WiMAXよりも3年間の合計で35,000円以上 利用料が安いです。

UQ WiMAX GMOとくとくBB
(月額割引)
差額
利用開始月(日割り) 3,696円 2,170円 -1,526円
1~2ヶ月目
3ヶ月目以降 4,380円 3,480円 -900円
3年間合計 160,008円 124,830円 ‐35,178円

固定回線からWiMAXに乗り換えて「月々の支払いを減らしたい」という方におすすめです。今だけ期間限定(終了時期未定)で5,000円のキャッシュバックが追加されています。

公式ページ:GMOとくとくBB

申し込みの流れや注意点は以下の記事で詳しく解説しています。申込みの際加入することになる2つのオプションの解約など、細かいけど知っておいた方が良い情報が満載です。

期間限定の5,000円キャッシュバックの受取り方もチェックしてください。

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2.「しばらく使ってみよう」くらいならレンタルのFUJI Wi-Fi

FUJI WiFi スクリーンショット

レンタル制のプロバイダーなので、契約期間や違約金がなくて「気軽に始めてやめられる」のがFUJI WiFiのメリットです。

しかも月額料金が3,200円と安いです。他に必要なのは初期費用の2,000円のみです。

ルーターはモバイルルーターのW05・W04しかなくて、L02・L01sなどのホームルーターが利用できないのが残念な点です。

解約はマイページから15日までに手続きすれば当月末で解約できます。(15日以降だと翌月末の解約)

レンタル機器は解約の翌月3日までに発送して追跡番号をメールで連絡します。(返送送料は自己負担)

「3年使い続けるかは微妙」という方でレンタルでも気にしない方はFUJI Wifiがおすすめです。

3.ダメなら違約金なしで光に替えられるBroad WiMAX

Broad WiMAX いつでも解約サポート

WiMAXにしてみたけど「遅かった」「安定しない」「通信量が足りない」となった時に違約金なしで光回線に乗り換えられるのがBroad WiMAXです。

月額利用料は安めで最初の契約月+2ヶ月は2,726円、3~24ヶ月目が3,411円、25ヶ月目~が4,011円です。(1.のGMOとくとくBBより3年で6,522円高い)

端末代は0円で最新機種(W06・WX05・L02・HOME01)が選べます。

Broad WiMAXは他社にはない高額な初期費用とそれを無料にするキャンペーンが複雑なので注意しましょう。

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まとめ

固定回線をWiMAXに替えた体験談や注意点・デメリットなどを詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

「WiMAXにするべきか、しない方がいいか」決まりましたか?

私の経験上、以下のような方は固定回線をWiMAXにしない方がいいと思います。

  • 少しでも通信速度が速い方がいい
  • 通信量なんてイチイチ気にしたくない
  • Try WiMAXでテストするとか面倒くさい

無線通信特有の「通信速度の不安定さ」「3日10GBの通信量制限」は確実にありますから、そこを許容できる人じゃないとWiMAXをメインのネット回線にしてはいけないと思います。

固定回線をWiMAXにするか否かを決める参考にして下されば幸いです。