
安くて沢山使えるWiFiを探している大学生の、
- 色々調べてるけどコレってのが見つからない…。
- 使い放題のサービスってどうなのかな?
- 早く決めなきゃだけど、分からなすぎる
こういう疑問や不安にお答えします。
この記事で分かること
- 2021年3月現在 大学生におすすめのWiFiサービス
- おすすめサービスの条件と、契約前に知っておくべき注意点
- 「使い放題・無制限」のサービスを選んじゃいけない理由
いきなり結論から書きますが、ネット通が大学生におすすめするのは以下の2つです。
- 通信量の上限があるクラウドSIM型ポケットWiFi
- WiMAX(ワイマックス)
「えっ?WiMAXとか古くない?」と思うかもしれませんが、最近まで流行っていた「無制限」を謳うWiFiサービスの通信速度が遅すぎてWiMAXに戻る人が増えている状況です。
クラウドSIM型のポケットWiFiも、無制限ではなく「通信量の上限がある」プランなら大丈夫です。
大学生でWi-Fi選びに悩んでいる方は、このページを最後まで読んでもらえれば納得してWi-Fiを契約できると思います。ぜひ参考にしてください。
目次
- 【結論】大学生におすすめのWi-Fi3選
- 「使い放題・無制限」のサービスを選んじゃダメな理由
- 大学生のWi-FiにWiMAXをすすめる3つのポイント
- 【ポイント1】持ち歩けるモバイルルータータイプ
- 【ポイント2】通信量が多くて制限がゆるい
- 【ポイント3】月額料金が安い
- まとめ
【結論】大学生におすすめのWi-Fi3選
早くおすすめを知りたい方に、まず結論から紹介します。おすすめサービスが3つありますが「1ヶ月に使いたい通信量」で選べば間違いありません。
1.縛りなしで100GBプランが3,380円 クラウドWi-Fi
大学生にイチオシのWiFiは、月100GB使えるプランが3,380円と安く、契約期間の縛りがないクラウドWiFiです。クラウドSIMタイプなので大手3キャリアの電波が使えてエリアの心配もありません。
契約期間が2年のサービスばかりの中で、最低利用期間が1ヶ月という珍しいサービスです。それでいて料金も安いのが魅力です。
クラウドSIMタイプの他社サービスの100GBプランと料金を比較すると、クラウドWiFiの安さがわかります。下の比較表をご覧ください。
縛りあり(2年) | 縛りなし | |
---|---|---|
クラウドWiFi | なし | 3,380円 |
Mugen WiFi | 3,380円 | 3,980円 |
それがだいじWiFi | 3,380円 | なし |
どこよりもWiFi | 3,380円 | なし |
クラウドWiFiの「契約期間の縛りなしで月額3,380円」って安いですよね?他社サービスの2年契約と同等の料金設定ということがわかります。
2年契約のサービスは、キャッシュバックや初期費用・月額料金の割引特典を付けていますが、2年以内に解約すると5,000~27,500円の違約金が必要になります。
2年は短いようで意外と長いので、生活スタイルの変化でWi-Fiが必要なくなったり、もっと自分に合ったサービスが登場するかもしれません。
そういう時に、違約金なしで気軽に解約できるメリットは大きいです。特に大学生は変化が大きいので、縛りがないサービスがおすすめです。
2.200GBプランが6ヶ月500円OFF どこよりもWiFi
大学生におすすめのWiFi 2つ目は、大容量の200GBプランがあるどこよりもWiFiです。今はキャンペーン中で、6ヶ月間500円引きの3,480円で使えます。
前項で紹介したクラウドWiFiの「月100GBでは足りない」という方におすすめです。
端末のレンタル代は無料、初期費用は3,000円で2年契約。割引前の月額料金は3,980円です。
この月額料金は、クラウドWiFiの100GB 3,380円と比べるとすごく安いです。10GBあたりの単価で139円も安いので、沢山使いたい方におすすめ。
2年縛りはありますが、端末がレンタルなので解約違約金が一律9,500円で安いのも地味に嬉しいポイントです。
どこよりもWiFiもクラウドSIM型なので、大手3キャリアのスマホ回線が使えてエリアの心配がありません。1ヶ月200GB使いたい方におすすめです。
3.1ヶ月の通信量制限がないWiMAX(ワイマックス)
WiMAXは1ヶ月の通信量制限がないポケットWiFiの王道サービスです。最安のプロバイダのキャンペーンを使えば、実質月額※3,422円で使えます。
端末代は無料で、初期費用は3,000円で3年契約。月額料金はギガ放題プランで4,263円ですが、1年後に最大33,000円のキャッシュバックがもらえるので実質月額が抑えられます!
短期の通信量制限はありますが、大学生のWi-FiにWiMAXをすすめる3つのポイントで説明しているように制限はゆるいです。月の通信量制限がないWiFiが良い方はWiMAXがおすすめです。
WiMAXを最安で使えるプロバイダはGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンです。
実質月額で比較することで、使用期間の長さに関係なく「最安のプロバイダー」を知ることができます。
ここからは、大学生のWiFi選びの注意点や選び方を詳しく解説しています。より深く知りたい方はご覧ください。
「使い放題・無制限」のサービスを選んじゃダメな理由
「使い放題・無制限」でPRしているポケットWiFiサービスが沢山ありますが、絶対におすすめしません。理由はズバリ「無制限じゃない」「速度制限される」からです。
具体的にサービス名を挙げると、以下のサービスです。(新規受付停止中や無制限プランを中止したサービスも含まれています。)
- どんなときもWiFi
- 限界突破WiFi
- ギガゴリWiFi
- THE WiFi
- めっちゃWiFi
- よくばりWiFi
- Mugen WiFi
- ZEUS WiFi
- クラウドWiFi東京
- ギガWiFi
- どこよりもWiFi など
他にもまだたくさんありますが、これらは「クラウドSIM」というシステムを利用したサービスで、使う電波は大手キャリアのスマホ回線です。
料金は3千円台前半で、端末のレンタル代は無料で「スマホ回線が使い放題」という夢のような条件のサービスで、利用者が急増しました。
しかし、人気は長く続きませんでした。
速度制限・速度低下を訴える人が続出!
2020年の1月頃から使い放題のクラウドSIMサービスで「通信速度の遅さ」を訴える人が増え始め、2月下旬には使い放題WiFiのパイオニア「どんなときもWiFi」が大規模な通信障害を起こしました。
そして今は、クラウドSIM系サービスの速度低下・速度制限に関するツイートがすごく多いです。
ギガゴリwifiのゴミっぷり#ギガゴリwifi pic.twitter.com/FpNyYzulc4
— yamada (@qetuoqetuojp) May 6, 2020
さすがにthe wifi あり得ない。4月末から1Mbps出なくなってます。ずっと150Kbps。サポート連絡したら、問題ないとの事。アタマおかしいのか。#THEWiFi
— 暇てつがく@Unity勉強なう (@himatetsuyade) May 7, 2020
ZEUS WiFi とうとう( ;∀;) pic.twitter.com/jpiO5zhl2T
— duffy (@goenji10) May 1, 2020
今日から快速になるはずでしたが、、、、、
制限が少し緩んだ程度でした
15M出るときもありましたが、平均して遅いです#無限wifi #mugenwifi pic.twitter.com/EMI5I5wyQj
— 菅 順一@エンサウンド (@ensoundsp) May 1, 2020
よくばりWiFiの上限は300GB。無制限ではない。
— ZAPS (@zapark) May 8, 2020
ネット上の評判に関して言えば、普通に使えてる人はわざわざ「普通に使える」とは書かないので、悪い評判が圧倒的に多くて目立つわけですが、それにしても多いです。
特にCMや広告をたくさん出している「露出の多いサービス」ほど評判が悪いという傾向があります。
5月から新規受付停止で少し改善している
早いサービスは4月前半から新規受付を停止していましたが、5月半ばまでにほとんどのサービスが新規申し込みの受付を停止しました。
利用者増による回線への負担が減ったからか、ネット上の評判も多少改善しています。
とは言え、通信速度の遅さを訴える口コミもあるので、安定していない状態なのが分かります。
現在のTHEWiFi pic.twitter.com/WTXUyZ8eVW
— Ryohei Aoki (@RyoheiAoki2) June 3, 2020
利用者・通信量の増加に回線の増強が追いついていない
クラウドSIM型サービスは、端末に固有のSIMカードが入っていなくて、SIMサーバー上で管理されているSIMカードを、切り替えながら使うシステムです。
ですから、1枚のSIMカードに設定されている上限に縛られずに使えます。
ただ↑これは理論上の話で、SIMサーバーで管理されているSIMカードの通信量に「余裕があれば」というのが前提です。
恐らく、1枚1枚のSIMカードには通信量の上限が設定されているので、利用者の増加に合わせてSIMカードもどんどん増やさないと、高速通信量が減って速度制限される人が増えてしまいます。
元々無限じゃないスマホ回線の帯域を、「使い放題です」と言って販売しているわけですから、無理が生ずるのも当然です。
どんなときもWiFiが無制限プランを終了
2020年8月下旬に、日本で初めて「使い放題・無制限」を謳うクラウドSIM型サービスをスタートさせた「どんなときもWiFi」が、無制限プランの終了を発表しました。
理由を簡潔に書くと、「無制限は無理だった」「事業の採算が取れない」ということです。詳しいことは以下の公式発表の資料を参照してください。
公式資料:無制限プラン終了と代替プランについて
この発表に追随して、他社サービスも軒並み「無制限プラン」の新規受付を終了させました。
不安定な要素が多すぎておすすめできない
沢山あるクラウドSIM系のサービスの全てで速度低下しているわけじゃないし、低下してるサービスでも利用者全員が被害を被ってるわけじゃないと思います。
ですから、契約して普通に快適な通信速度で使える可能性もあります。
ただ、使っているシステム・回線は同じですから、利用者・通信量が増えて回線(SIM)の増強が追いつかない状況になれば、必ず速度低下します。
ですから「このサービスなら安心」なんて言えないし、速度低下が「いつ」「どれくらい使ったら」起きるのかも分からないので、おすすめすることができません。
通信量が決まっているクラウドSIM型サービスが登場
2020年6月から、「使い放題じゃない」通信量が決まっているクラウドSIM型サービスが登場しました。月200GBまでならこちらがおすすめです。
「使い放題」では安定した通信速度でサービスを提供できないと、やっと分かったんじゃないでしょうか。
具体的には月100GBまで使えて縛りがないクラウドWiFiと、月200GB使えるプランがあるどこよりもWiFiがおすすめです。
料金はクラウドWiFiが3,380円、どこよりもWiFiが3,980円です。使い放題ではありませんが、10GBあたり199~300円台で使える非常にコスパが良いサービスです。
大学生のWi-FiにWiMAXをすすめる3つのポイント
まずは大学生のWi-FiにWiMAXをすすめる3つのポイントを紹介します。
- 【ポイント1】モバイルルーターなら持ち歩ける
- 【ポイント2】通信量が多くて制限がゆるい
- 【ポイント3】月額料金が安い
この3点を抑えていないと「外出先で使えない」「通信量が足りない」「Wi-Fi代が負担になる」なんてことになって後悔します。ひとつずつ詳しく紹介します。
【ポイント1】モバイルルーターなら持ち歩ける
通信速度・通信量で考えれば「部屋に光回線」がベストですが、大学生は「家にいない時多くないですか?」って話です。
だから持ち歩ける「モバイルルータータイプのWiFi」がおすすめなんです。WiMAXだと下画像のような端末です。

WiMAXの最新端末 Speed Wi-Fi NEXT WX06
これを持ち歩けば、外出先でもWiMAXのエリア内ならWi-Fiが使えます。
スマホ回線とは違うので、エリアチェックは必須
WiMAXはスマホ回線とは違う電波網で、電波の特徴も違ってスマホ回線より「エリアが狭くて障害物に弱い」です。
ですから、申し込む前にサービスエリアマップで必ずエリアチェックを行いましょう。
自宅や学校、バイト先など頻繁に使う場所は、必ずピンポイント判定も確認しましょう。①で建物種別を選んで、②で住所を入力するだけです。
ピンポイントエリア判定で「○」と判定されれば大丈夫です。
【ポイント2】通信量が多くて制限がゆるい
WiMAXはギガ放題プランなら、1ヶ月あたりの通信量の上限はありません。とは言え使い放題ではありません。
「3日で10GB」という短期の制限値が設定されています。
上グラフのように、直近3日間の通信量が10GBをオーバーすると、翌日の夜18時頃から翌2時頃まで、1Mbpsに速度制限されます。
ポイントは「制限されるのは夜だけ」「制限速度は1Mbps」という点です。
速度制限されるのは18時~翌2時だけなので、3日10GBをオーバーしていても昼間は高速通信できます。(ただ、制限されないからと言って昼間に沢山使えば、夜の制限に引っかかりやすくなります。)

速度制限を受けている時のスピードテストの結果
制限速度の1Mbpsは、Youtubeの360p画質が止まらず観られる通信速度です。ですから遅さは感じますが、WEBやSNSのチェック、音楽や動画の視聴も可能です。
制限値がはっきりしているからすすめられる
WiMAXは使い放題ではないですが、制限値がはっきりしているのですすめられます。
ギガ放題プランの契約なら、以下の2つのどちらかです。
- 3日間で10GB使用した場合
- LTE利用時に月間7GB使用した場合
1つ目の場合、前項で紹介したように制限は緩いですが、2つ目の場合「月末まで128kbpsに制限される」ので要注意です。
いずれにしても、制限される条件がハッキリしています。
冒頭で紹介したクラウドSIM型サービスのように「使い放題なのに速度制限される」「速度制限の条件が分からない」ということがありません。
【ポイント3】月額料金が安い
WiMAXの月額料金は、契約するプロバイダー(代理店)・キャンペーンによって差がありますが、月額3,500~4,500円くらいです。
初期費用は3,000円の事務手数料のみで、端末代は無料のプロバイダーが多いです。
大手キャリアの大容量プランより確実に安いです。
キャリアの大容量プランを、割引きなしで1人で契約すると↓こんな額になります。
- ドコモ:ギガホ 6,980円(60GB)
- au:auデータMAXプラン Pro 7,480円(上限なし)
- ソフトバンク:メリハリプラン 7,480円(50GB+動画SNS放題)
スマホを常にポケットWiFiに接続していれば、スマホのパケットプランを下げて節約できるし、これを機会にキャリアから格安SIMに乗り換えるのもアリです。
WiMAXの料金やおすすめのプロバイダーなどは以下のページをご覧ください。
まとめ
この記事では、大学生におすすめのWiFiとしてWiMAXとクラウドSIM型のWiFiをおすすめしてきました。
逆に「おすすめしないサービス」として使い放題のクラウドSIM型サービスを紹介しました。内容を振り返ると
この記事で紹介したこと
- 「使い放題」でPRしているクラウドSIM型サービスはおすすめしない
- 理由は利用者の評判が悪く、現実には使い放題ではないから
- WiMAXは使い放題ではないが、条件が良いので大学生におすすめ
クラウドSIM系のサービスが、本当に使い放題ならガンガンおすすめするんですが、現実は「速度低下」を訴える利用者が多いです。
その点WiMAXは、速度制限の条件が明確なのでおすすめできます。Wi-Fi選びの参考にしてください。
WiMAXでは「通信量が足りない」ならどこよりもWiFi 200GBプラン
WiMAXの「3日10GB」では通信量が足りないという方は、1ヶ月200GB使えるどこよりもWiFiがおすすめです。
WiMAXで夜の速度制限されないように使うと約100GBですが、どこよりもWiFiなら2倍使えます。
それでいて、月額料金は3,980円で、端末レンタル代は無料。初期費用は事務手数料の3,000円のみです。2年契約なのでWiMAXより1年早く見直せるのもメリットです。