ちょっと待った!WX06を買っちゃいけない3つの理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
Speed Wi-Fi NEXT WX06 徹底解説

WiMAXの新機種Speed Wi-Fi NEXT W06が気になってる人の、

  • WX06の真新しいポイントはなに?
  • ぶっちゃけWX06ってどうなんだろう?
  • W06とWX06どっちを買うべきなの?

こういう疑問にお答えします。

最初に断っておきますが、WX06の購入はおすすめしません。理由を簡潔にいうと「基本性能が向上してないから」です。詳しい内容は本文で解説しています。

この記事で分かること

  • WX06の特徴や前機種から変わった点
  • WX06をおすすめしない3つの理由
  • 今WiMAXを契約する人が選ぶべき端末

2020年1月下旬に発売されるWiMAXの最新モバイルルーター Speed Wi-Fi NEXT WX06が気になっている人は、絶対参考になるので最後まで読んでください。

目次

  1. WX06の新機能や特徴
  2. WX06をおすすめしない3つの理由 おすすめ!
    • 【理由1】最大通信速度が速くなっていない
    • 【理由2】5G(ファイブジー)に対応しなかった
    • 【理由3】WX06の独自機能に目新しさがない
  3. 今WiMAXを契約するなら「W06」がおすすめ
  4. まとめ

WX06の新機能や特徴

WX06が前機種のWX05から変わった点は以下の5点です。

  1. 2.4GHz・5GHzのWi-Fiが同時に使える
  2. バンドステアリングで空いてる周波数に自動で接続
  3. 最大接続台数が増えた
  4. クレードルのアンテナが4本に拡張された
  5. ディスプレイの通信量表示が見やすくなった

ひとつずつ詳しく解説していきます。

1.2.4GHz・5GHzのWi-Fiが同時に使える

WX06の前機種 WX05に限らずモバイルルーターはこれまで、2.4GHzと5GHzどちらか1つのWi-Fiしか使えませんでした。

設定で2.4GHzを選んだら、接続するWi-Fi機器は「全て2.4GHzを使う」という形です。

それがWX06は両方同時に使える仕様になったので、「スマホは2.4GHz パソコンは5GHz」という感じで使い分けることができます。2.4GHz・5GHzそれぞれの特徴は以下の通りです。

2.4GHz
・障害物に強い(電波が遠くまで届く)
・他の電波と干渉しやすい
・通信速度が5GHzより遅い

5GHz
・障害物に弱い(電波が遠くまで届かない)
・他の電波と干渉しにくい
・通信速度が2.4GHzより速い

例えば、「ルーターに近いパソコンは通信速度が速い5GHzで、スマホは持ち歩いてルーターから離れるから電波が遠くまで届く2.4GHzで接続する」という感じで使い分けられるようになりました。

2.バンドステアリングで空いてる周波数に自動で接続

前項の2.4GHz・5GHzのWi-Fiが同時に使えるようになったことに並行して、バンドステアリング機能が追加されました。

バンドステアリング機能とは、自動で空いている周波数帯のWi-Fiを使うように振り分ける機能です。

この機能をONにしておけば、通信速度の変化で接続を切り替えたり、ルーターの設定を変更する手間が省けます。意外と面倒ですからね。

例えば「速いはずの5GHzで接続していも、他の家族の端末や隣家でも使い始めると混雑して遅くなる場合があります。そんな時に2.4GHzが空いていれば自動で切り替えてくれる」という感じです。

3.最大接続台数が増えた

WX06から同時接続台数が6台増えました。前機種 WX05との違いがこちら。

WX06 WX05
17台(Wi-Fi16台+USB1台) 11台(Wi-Fi10台+USB1台)

Wi-Fi接続とUSB接続を併用すると、WX06は最大17台同時接続できます。

4.クレードルのアンテナが4本に拡張された

WX06からクレードル(充電台)のアンテナが4本に拡張されて、クレードルを使用した時の通信速度向上が期待できます。

WX06 クレードル

前機種のWX05は下写真のようにアンテナが2本しか露出していませんでした。

WX05 クレードルのWウィングアンテナの拡大写真

写真を見比べると分かりますが、WX06はWウィングアンテナが上に伸びて、WiMAX2+アンテナが1本増えていることが分かります。

5.ディスプレイの通信量表示が見やすくなった

WX06はホーム画面の通信量表示が変わって、直感的に通信量が分かるようになりました。

WX06のディスプレイ表示

上段が直近3日間の通信量で、下段がハイスピードプラスエリアモードの月次通信量です。

前機種のWX05は下写真のように、時計の下に細い棒グラフと数字で表示されていました。

WX05のディスプレイ表示

累積期間や測定する通信モードの設定はできましたが、1つしか表示できませんでした。それがWX06はハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモード 両方確認できるようになりました。

 

以上5点が前機種WX05からの変わった点と新機能です。これを踏まえて次の「WX06をおすすめしない理由」を読んでください。「なんでWX06を買っちゃいけないのか」理解してもらえるはずです。

WX06をおすすめしない3つの理由

WX06をおすすめしない理由

WX06をおすすめしない理由は以下の3つです。

  • 最大通信速度が速くなっていない
  • 5G(ファイブジー)に対応しなかった
  • X06の独自機能に目新しさがない

私もNECの新機種には期待していました。例年だと2019年11月頃に発表されるはずが年明けまでズレ込んでいたので「目玉になる機能があるのかも」と思っていたんです。

それなのに「小手先の変化だけ」だったので肩透かしをくらった感じです。

3つの理由をひとつずつ解説しているのでご覧ください。

最大通信速度が速くなっていない

WX06のスペックを見て一番残念だったのが「最大通信速度が変わらなかった」この点です。前機種だけでなく2016年発売のWX03から変わらない440Mbpsです。

一方WXシリーズのライバル ファーウェイ製のWシリーズ(W06)は、WiMAX回線だけ使うハイスピードモードで558Mbpsまで向上しています。

最大通信速度というのは理論値なので、実際に使って体感できるスピードではありませんが、前機種のWX05とW06を実際にテストするとスピードが違います。

WX05とW06の通信速度を比較した結果

私がWX05とW06を同じ場所でSIMカードを入れ替えながらテストした結果が↓こちらです。

下り(Mbps) 上り(Mbps) Ping(ms)
W06 WX05 W06 WX05 W06 WX05
平均 65.5 39.9 5.2 4.1 88.0 82.5
全11回の比較テスト結果はW06とWX05の比較をご覧ください。

下り・上りどちらも「W06の勝ち」という結果でした。

数値だけでなく、実際に使っていても差を感じて「W06の方がレスポンスが良い」と感じます。特に電波状況の悪い場所で差を感じました。

この結果は前機種(WX05)とW06の比較ですが、WX06で最大通信速度が向上していないので「大きな変化は期待できない」と私は思っています。

5G(ファイブジー)に対応しなかった

2020年と言えば「東京オリンピック」と「5G(ファイブジー)提供開始」が二大イベントです。

ですから、WiMAXのルーターに限らず2020年以降発売されるデバイスは「5Gに対応するか否か」に注目が集まります。さらに消費者は「どうせなら5G対応端末が欲しい」と考えます。

にもかかわらず、WX06は5Gに対応しませんでした。残念ですね。

WiMAXの回線元 UQコミュニケーションズが「5G通信を提供するかどうか」まだ定かじゃない中で、期待し過ぎだと言われればそれまでですが、

WiMAXは3年の長期契約するわけだし「できれば5G対応機器が欲しい」と思いますよね。

5G(第5世代移動通信システム)は、大手キャリアが2020年春からサービス開始する高速&大容量通信サービスです。今主流のLTE回線と比べると1,000倍の大容量と、10Gbpsという想像もできない速さが実現します。

5Gの通信網が拡大することでIoT(モノのインターネット)化や車の自動運転、遠隔医療などをはじめ生活の全てに変革がもたらされると言われています。

WX06の独自機能に目新しさがない

冒頭で紹介したWX06の新機能や特徴の5点ですが、どれも「最大通信速度の遅さ」「5G未対応」という残念ポイントを覆すインパクトがないと私は感じました。

皆さんはどう感じますか?私が「インパクトがない」と感じる理由を以下に紹介します。

1.2.4GHz・5GHzのWi-Fiが同時に使える

同時に使えた方が便利なのは当然ですが、実際にルーターを使い始めるとWi-Fiの周波数を切り替えることは滅多になくて、「通信速度が速い5GHzで常時使うことになる」と思います。

2.4GHzの方が理論上は遠くまでWi-Fiが届きますが、モバイルルーターは持ち歩ける端末ですから、5GHzのWi-Fiが届かないほど離れて使うことも滅多にないでしょう。

2.バンドステアリングで空いてる周波数に自動で接続

バンドステアリングも「あったら便利な機能」だとは思いますが、私がWiMAXルーターで5GHz接続していて「5GHzが混んでる」「混線して遅くなった」と感じたことがありません。

要するに「2.4GHzに切替えたい」と思ったことがないわけです。

ですからバンドステアリング機能に全く魅力を感じません。

3.最大接続台数が増えた

最大接続台数は多いに越したことはないですが、前機種(WX05)の11台でも十分じゃないですか?

モバイルルーターですし、3日10GBの通信量制限もあるWiMAXですから、11台で同時接続して使ったらすぐに1日の目安3GBをオーバーしてしまいます。

というわけで、最大接続台数が増えたことにもメリットは感じません。

4.クレードルのアンテナが4本に拡張された

クレードルの変化は少し気になるところではあります。

というのも、前機種(WX05)のクレードルを実際に買って使ったんですが「まったく効果を感じなかった」からです。

ですから、補助アンテナの本数が増えて「通信速度が本当に向上するのであれば」使ってみたいと思います。

ただ前機種で裏切られた苦い経験がありますので、あまり期待していません。

5.ディスプレイの通信量表示が見やすくなった

通信量がチェックしやすくなるのは良いことですが、1ヶ月も使うと自分の使い方と消費量がだいたい分かるようになります。だから通信量が気にならなくなるんです。

通信量は分かりにくいより分かりやすい方が良いけど、「通信量が気になって確認するのは最初だけ」ってことです。

これこそ「声高に言うほどのことじゃない」と私は思います。

 

結論

ここまでWX06をおすすめしない理由を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

おさらいすると↓以下の3点です。

  • 「最大通信速度が速くなっていない」
  • 「5G(ファイブジー)に対応しなかった」
  • 「独自機能に目新しさがない」

私もWX06には期待していましたが、このスペックではおすすめできません。

ちょっと辛辣な表現になりますが、新機種とは言え「フルモデルチェンジ」ではなく「マイナーチェンジ」に近い内容です。

今契約するなら、最大通信速度が速くて、実効速度も安定して速いW06の方がおすすめです。

クレードルを使って家で有線接続して使いたいなら、中古のホームルーター(L02・L01s)を買ってSIMカードを入れ替えて使うのをおすすめします。その方がパワフルで通信速度も速いです。

今WiMAXを契約するならGMOとくとくBBがおすすめ

2020年1月現在「W06を最安クラスで使えて条件が良いプロバイダー」はGMOとくとくBBの月額割引キャンペーンです。

GMOとくとくBB 月額割引キャンペーン スクリーンショット

回線元のUQ WiMAXとの差は3年間で34,130円です。メインの特典が月額料金の割引なので、受取り損なうこともありません。

UQ WiMAX GMOとくとくBB
(月額割引)
差額
端末代 15,000円 0円 -15,000円
利用開始月(日割り) 3,880円 2,170円 -1,710円
1~2ヶ月目
3ヶ月目以降 3,480円 -400円
3年間合計 162,440円 128,310円 ‐34,130円

繰り返しになりますがメインの特典が月額料金の割引なので、特典を確実に受取れます。特典が全額キャッシュバックだと「受け取れるのが1年後」だし「失敗して受け取れなかった」というリスクがあります。

本家のUQ WiMAXと同じ回線・端末・プランが3.4万円も安く使えるわけですから、こちらを選ばない理由はありません。

GMOとくとくBBの申し込み手順と注意点

ここからはGMOとくとくBBを申し込む手順と「失敗や損をしないための注意点」を解説します。

  • 手順1.エリアを確認する
  • 手順2.公式ページから申し込む
  • 手順3.端末はW06 or L02
  • 手順4.契約プランは「ギガ放題」
  • 注意点.申し込み完了ページを保存しておく
  • 注意点.契約翌月にオプションを解約する

ここを見ながら申し込めば間違いありません。ぜひ参考にしてください。

手順1.エリアを確認する

まず自分がWiMAXを使いたい場所が通信エリア内かをサービスエリアマップでチェックしましょう。

自宅や職場など頻繁に使う場所は、必ずピンポイントエリア判定も確認しましょう。①で建物種別を選んで、②で住所を入力するだけです。

ピンポイントエリア判定で「○」と判定されれば大丈夫です。

GMOとくとくBBは申し込み住所がエリア判定で「○」なのに、「通信速度が遅い」など通信品質に満足できない場合は、違約金なしで20日以内のキャンセルが可能です。

エリア判定で「○~△」「△」と判定されて使えるか判断できない場合は、Try WiMAXで実際の端末を借りてチェックしましょう。回線元 UQ WiMAXのサービスで15日間無料です。申し込み方法や注意点は以下のページで解説しています。

手順2.公式ページから申し込む

申し込みは必ず公式ページから行いましょう。

公式ページ:月額割引キャンペーン

上記以外の申込みページからだと、キャッシュバック額が少なかったり、解約違約金の条件が違う場合もありますので注意しましょう。

手順3.端末はW06 or L02

次に端末を選びます。持ち歩くタイプのモバイルルーターならSpeed Wi-Fi NEXT W06です。

GMOとくとくBB 機種選択画面

2020年1月現在 W06が最新で通信速度の速さが魅力です。同じ電波状況なら新機種のWX06よりW06の方が通信速度が速いです。

「WiMAXを持ち歩いて使いたい」という方はW06で間違いないです。

GMOとくとくBB 機種選択画面 L02

「WiMAXは家用のネット回線」「持ち歩く事はない」という方はホームルーターのL02です。

手順4.契約プランは「ギガ放題」

契約プランは「ギガ放題プラン」を選びましょう。

GMOとくとくBB プラン選択画面

ギガ放題プランでも端末発送月+2ヶ月間は通常プランと同じ料金で利用できるので契約時はギガ放題を選択しましょう。

最長3ヶ月思いっきり使ってみて、7GBで足りるなら通常プランに変更すればいいです。

あとは、「個人情報・支払い情報などを入力」「入力内容を確認」で申し込み完了です。

注意点.申し込み完了ページを保存しておく

申し込みが完了すると、完了ページに会員情報(ID・パスワード・メールアドレス・接続情報)が表示されます。

ここに表示されている情報で、会員ページ・WEBメールにログインすることができます。

GMOとくとくBB 申し込み完了ページ

通信量の確認・オプションの解約や毎月100ポイントもらえるGMOポイントを月々の支払いに使うなど、会員ページのBBnaviは、すぐにログインできる状態にしておくべきです。

スマホだとかなり長いページになりますが、スクショで記録して分かるようにしておきましょう。

GMOとくとくBB 会員登録証

後日、会員情報が記載された書類が郵送で届きますが、スマホに保存されていた方が見返しやすいです。

注意点.契約翌月にオプションを解約する

申し込み時に加入した以下のオプション2つ(安心サポート・Wi-Fi(公衆無線LAN))は、必要なければ端末発送月の翌月に解約しましょう。

GMOとくとくBB オプション選択画面

どちらも利用料は最大2ヶ月無料なので「端末発送月と翌月までは無料」です。

端末発送月の翌月に解約すれば料金はかかりません。オプションには1ヶ月の最低利用期間が設定されていて「端末発送月内は解約できません」ので、翌月に忘れず解約しましょう。

GMOとくとくBBの評判やキャッシュバックの受取り方などは、以下のページで詳しく解説しています。

まとめ

WiMAXの新機種 WX06について詳しく紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

独自の機能や特徴はいくつかありますが、基本性能の「最大通信速度」や「5G対応」が見送られたので、ネット通としてはWX06はおすすめしません。

W06 おすすめ

それよりも通信速度が速い↑W06がおすすめです。

急いでいないのであれば、W07の発売を待つというのもアリだと思います。