当記事を読んでもらえば、mio割の要点がスグ分かります!
というのも筆者自身が、2023年12月から光回線をIIJmioひかりに、スマホをIIJmioに乗り換えてmio割を利用しています。
乗り換える前に散々調べて、いろんなサービスと比較して決めたので間違いありません。
この記事で分かること
- mio割の基本&IIJmioひかり・IIJmioの基本条件・キャンペーン
- 私がmio割を選んだ理由と、メリットを感じた点
- mio割を利用するための2つの注意点
私は戸建てタイプの光回線と、自分のスマホ1台で3ヶ月目まで4,190円、4ヶ月目以降4,260円で使ってます。光回線とスマホ 併せてこの金額は激安です。
下画像が2024年2月の請求額です。スマホのユニバーサルサービス料 2円が加算されてますが、光回線とスマホ併せて4,192円で計算通りでした!
mio割が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【基本】mio割とは
mio割とは、光回線のIIJmioひかりと、格安SIMのIIJmioを一緒に使うことで適用される割引のことです。光回線の利用料が月額660円安くなります。
私は2023年12月からIIJmioひかりとIIJmioを併用して、実際にmio割を利用しています。下画像は2024年2月分の料金明細のスクリーンショットです。
税抜き表記なんで600円ですが、税込み660円安くなってます。
IIJmioひかりとは
IIJmioひかりは、株式会社インターネットイニシアティブが提供する光回線サービスです。
サービスの種類は光コラボで、NTT東・西日本のフレッツ光回線が利用できるエリア全域で使えます。
ですから、現在フレッツ光を使っている人、他社の光コラボを使っている人は、事務手続きだけでIIJmioひかりに乗り換えることができます。
フレッツ光からは「転用」、他社の光コラボからは「事業者変更」という手続きになります。
基本条件・キャンペーン
月額料金 | 戸建て:5,456円 集合住宅:4,356円 1年間1,386円引き |
初期費用 | 新規:880円 転用:1,980円 事業者変更:3,300円 |
---|---|---|---|
新規工事費 | 戸建て:19,800円 集合住宅:16,500円 実質無料 |
契約期間 | 2年 (違約金:3,000円) |
キャンペーン特典 | ・12ヶ月間 月額1,386円引き(戸建て:4,070円・集合住宅:2,970円) ・IIJmioとのセット利用で20,000円分のe-GIFT券プレゼント ・新規工事費 実質無料 ・転用・事業者変更の場合 15,000円分のe-GIFT券プレゼント |
割引前の月額料金は一般的ですが、今は12ヶ月間 1,386円引きになります。
そして、当記事で紹介しているmio割で660円安くなると、戸建て3,410円・戸建て2,310円まで安くなります。
IPv6オプションは無料だし、他の光コラボと比較して見劣りする点はありません。
【特典増強中】20,000円分 e-GIFT券還元
2024年3月15日からIIJmioひかりの特典が増強されました。私が乗り換えた時より断然お得なので、申し込むなら今がチャンスです。
5月31日までにIIJmioひかりを新規または乗り換え(転用・事業者変更)で申し込んで、IIJmioのギガプラン(音声)とのmio割の適用を受けると、20,000円分のe-GIFT券がもらえます。
IIJmioの使い始めは、IIJmioひかり 利用開始日から12ヶ月間猶予があるので、急ぎません。
とりあえず、キャンペーン期間中にIIJmioひかりを申し込んでおけば、あとはスマホの契約期間や端末代の支払いが終わるタイミングでIIJmioに乗り換えてもOKです。
転用・事業者変更だと、他に15,000円分のe-GIFT券プレゼントもあるので、総額35,000円分になります。e-GIFT券はAmazonギフト券も選べますよ。
通信速度
IIJmioひかり 戸建てタイプを、5GHzのWi-Fiで接続して↓これくらいの通信速度です(2月21日14時頃)。
下りに比べて上りの数値が伸びませんが、使っていて遅さは全く感じません。途切れたり遅くなることもなく安定して使えています。
IIJmioとは
IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブが提供する格安SIMサービスです。格安SIMという言葉が一般的じゃない黎明期からサービス展開しているパイオニア的なサービスです。
2023年9月末時点の実績で、SIMカード契約数 シェアNo.1です。(MM総研 国内MVNO市場規模の推移(2023年9月末より))
回線はドコモ・au から選べます。
2GBから50GBまでプランが豊富で、価格設定が安いのが特徴です。
基本条件・キャンペーン
料金プラン | 2ギガ:850円 5ギガ:990円 10ギガ:1,500円 15ギガ:1,800円 20ギガ:2,000円 30ギガ:2,700円 40ギガ:3,300円 50ギガ:3,900円 |
通話料 | 国内通話:11円/30秒 SMS送信:3.3~33円/通 |
---|---|---|---|
通話オプション | 通話定額5分+:500円 通話定額10分+:700円 かけ放題+:1,400円 |
特徴 | ・料金設定が安い ・端末セットが安い ・eSIM対応 |
種類 | 格安SIM | 使用回線 | ドコモ・au |
主要キャンペーン | ・最大6ヶ月間 月額基本料 440円引き ・最大6ヶ月間 通話オプション 410円引き ・スマホがMNP特価(SIM+端末セットの乗り換え) |
30・40・50ギガプランは3月1日からの提供ですが、8プランもある格安SIMは珍しいです。基本料・通話オプションどちらも安い料金設定です。
特徴的な機能はありませんが、余ったギガは翌月に繰り越せるし、スマホ標準の通話アプリでも通話料が安いので使いやすいです。
強いて挙げるなら「低速モードが無制限じゃない」という点だけが注意点です。
通信速度
格安SIMなので通信速度は速くないです。4GエリアでiPhone12 Proで測定して↓この程度です(2月21日15時頃)。
混雑する昼12時台は下り 2、3Mbpsくらいまで低下します。多少遅さは感じますが、スマホ決済やLINE・SNSなどのよく使う機能で困ったことはありません。
私がmio割を選んだ理由&メリット
割引額が660円/月で多い
mio割を選んだ一番の理由は、スマホ1台でのセット割額が660円で多いことです。格安SIMの場合、スマホ1台あたり220円が相場ですからね。
格安SIMと光回線のセット割で、月々安くなるケースが↓こちらです。
- eo光+mineo:330円
- @TCOMヒカリ+LIBMO:220円(5回線まで)
- OCN光+OCNモバイルONE:220円(5回線まで)
- ビッグローブ光+BIGLOBEモバイル:220円
- DTI光+DTI SIM:165円
- en光+UQモバイル:110円
eo光は関西地方限定だし、OCNモバイルONEは既に新規受付終了しています。
となると@TCOMヒカリが候補になりますが、スマホ1台だと220円しか割引してもらえません。
他社と比較すると、mio割の光回線+スマホ1台で660円引きがかなり条件が良いことが分かります。
セット割に使うスマホが複数台ない
スマホが4台以上あれば、1台で220円引きになるLIBMO×光セット割もアリでしたが、残念ながら我が家には2台しかスマホがありません。
LIBMO×光セット割で安くなるのは「スマホ料金」
諦めの悪い私は、LIBMO×光セット割の家族の定義を調べました。
すると「三親等以内の親族」なので、おそらく離れて暮らす両親や兄弟も対象になります。
「じゃ、親・兄弟に頼めば4、5台になるか、、、」と思いましたが、セット割で安くなるのが「スマホ料金」なので、自分の家計にメリットがありません。
というわけで、LIBMO×光セット割は諦めました。
光電話の契約が不要
mio割は適用条件に「光電話の契約」がありません。固定電話をかなり前に解約した私にとって、この条件はかなり大きいです。
格安SIM以外の以下のセット割は、光電話の契約が条件になっています。
- au:auスマートバリュー
- ソフトバンク:おうち割光セット
- Y!mobile:おうち割光セット(A)
- UQ mobile:自宅セット割
光電話の基本料が550円なので、セット割で1,100円割引してもらっても割引額が実質半分になってしまいます。
かつ、キャリア・サブブランドは、割引前の基本料金が格安SIMよりかなり高いので、セット割できるスマホが4、5台以上ないとお得になりません。
キャリアのセット割で「光電話の条件がない」のがドコモ光ですが、対象になるドコモ・irumoも基本料が高いので候補から外れました。
IIJmioの料金設定が安い
前項の話に繋がりますが、IIJmioが「格安SIMで料金設定が安い」というのも決め手でした。
IIJmioとはで紹介したように、IIJmioは基本料がかなり安いです。私は5ギガプランで契約しましたが基本料は990円/月です。
これがY!mobileだと、通信量4GBのシンプル2Sが2,365円/月で、セット割で1,100円安くなっても1,265円/月です。
irumoだと、3GBプランが2,167円/月で、セット割で1,100円安くなっても1,067円です。
どちらも、割引されていないIIJmio 5ギガプラン 990円/月より、通信量が少なくて高いです。
割引額の多さよりも、基本料が安いのが正解だということです。
IIJmioひかりのキャンペーン特典が魅力的だった
IIJmioひかりは、月額料金が12ヶ月間 1,386円安くなるキャンペーン特典があります。これで更に支払額を減らせるというのも魅力でした。
私が契約してる戸建てタイプの場合、基本料は5,456円なので普通ですが、セット割で660円安くなると4,796円で安めな光回線くらいになります。
これに更に、キャンペーン特典の1,386円引きをプラスすると月額3,410円です。
1年間だけですが、月額3,410円で戸建てタイプの光回線が使えるというのは異常な安さです。
期間限定の割引が終わっても「mio割」は続くので普通に安く使えます。ただその時、他にお得なキャンペーンしてる光回線や格安SIMがあれば、また見直そうと思っています。
【結論】スマホ+光回線で最安だと判断した
そんなわけで、IIJmioひかりとIIJmioのmio割を使うのが一番安いと判断して採用しました。
光回線+スマホ1台で、3ヶ月目までは4,190円、4~12ヶ月目は4,260円で使えます。内訳は下表の通りです。
IIJmioひかり | IIJmio | 合計 | |
---|---|---|---|
3ヶ月目まで | 基本料:5,456円 mio割:▲660円 特典割引:▲1,386円 合計:3,410円 |
5ギガ:990円 特典割引:▲300円 5分かけ放題:500円 特典割引:▲410円 合計:780円 |
4,190円 |
4~12ヶ月目 | 2ギガ:850円 合計:850円 |
4,260円 |
特典の割引期間中は使い続けます
とりあえず、IIJmioひかりの基本料 割引特典がある間はmio割のセットを使い続けます。
1,386円の割引特典がなくなっても、mio割は続くのでIIJmioひかりは4,796円/月です。
この金額は、月額料金が安くて人気のGMOとくとくBB光の4,818円より安いですから、コスパは悪くありません。
その時他社サービスを調べて、お得なサービスがあれば乗り換えるし、面倒なら継続するし、、、という感じです。
mio割を利用するための2つの注意点
スマホが複数回線あっても割引額は同じ
mio割は、スマホが複数回線あっても、光回線が1回線なら割引額は増えません。
個人家庭では考えにくいですが、光回線が2回線・スマホも2回線あれば、光回線それぞれが660円引きになります。
音声SIM以外でもmio割の対象になる
mio割の対象になるIIJmioの契約は、音声SIM以外(SMS・データ・データeSIM)でも大丈夫です。
ですから、自分のスマホ主回線を乗り換えなくても、副回線で割安なデータeSIMを新規契約してもmio割が使えます。安いプランでも割引額は660円で同じです。
主回線と回線を変えれば、通信障害があった時のバックアップにもなります例)主回線がドコモなら、IIJmioをau回線で契約する)
光回線と格安SIMを同じmioIDで契約する
mio割は、同じmioIDでIIJmio・IIJmioひかりを利用した場合に自動で適用される割引です。
別のmioIDで契約するとmio割は適用されませんので注意しましょう。
私は先にIIJmioひかりを契約してmioIDを作成したので、IIJmioの申し込み途中のmioIDを入力する画面(下画像)で、それを入力しました。
mio割の注意点はこの2点です。同じmioIDで契約するだけで自動で割引してくれるので簡単で良いです。
まとめ
当記事では、光回線のIIJmioひかりと格安SIMのIIJmioをセットで使った時に適用されるmio割を、実際に利用している筆者が詳しく解説しました。まとめると、
- 格安SIMのセット割では割引額が一番多い(スマホ1台で光回線660円引き)
- IIJmioの特典割引もあり、光回線の利用料がすごく安くなる
- スマホが複数回線あっても、光回線が1回線なら割引は増えない
自分が選んだからってわけじゃないけど、「なんでみんな使わないんだろう?」と思うほど、mio割はお得なセット割です。
セット割の割引額が多く、格安SIM(IIJmio)の利用料は安く、光回線(IIJmioひかり)は12ヶ月の割引特典があって安いという、どこにも隙のない条件です。
家計の通信費を安くしたい方にイチオシのセットです。是非ご検討ください。どちらを先に申し込んでも、同じmioIDで契約すれば自動で適用されますよ。