【写真多数】iPhone8Plusのバッテリー交換 手順と注意点を徹底解説

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iPhone8Plusバッテリー交換 徹底解説

iPhone8Plusのバッテリー交換をしたので、手順や注意点などを詳しく解説します。

最初に申し上げておきますが、決して簡単ではありません。他のサイトやYoutubeの動画だと、誰でも簡単にできそうに解説していますが、私は液晶パネルを割りました。

相当ショックでしたが、自分でやったことなので仕方ありません。

私の場合「パネル破損」でしたが、他を壊す可能性もたくさんありました。運良く壊さず作業できても、ネジやパーツが非常に小さいので紛失のリスクも大きいです。

iPhoneのバッテリー交換は、リスクがたくさんある作業だとご理解ください。

「それでもいい」という方は、当記事を参考にしてください。私の失敗を踏まえた注意点も書いていますので、同じ失敗はしなくて済むと思います。

スマホのバッテリー交換は自己責任で行ってください。当ページに記載されている手順・方法で作業を行って発生したトラブルについて、当サイトは一切責任を負いかねます。ご了承ください。

目次

  1. 【準備】必要な道具と交換作業の準備
  2. 【手順1】液晶パネルを外す
  3. 【手順2】ケーブルを外して分離する
  4. 【手順3】バッテリーを交換する
  5. 【手順4】元通りに戻す
  6. 【最後に】要注意点・あると便利なもの
  7. まとめ

【準備】必要な道具と交換作業の準備

iPhoneに使われているネジは、特殊な形状しています。市販の精密ドライバーでは対応できません。交換バッテリー+工具セットの商品を買いましょう。

私が購入した交換バッテリー+工具セット

私が購入した商品は↓こちらです。決め手は「容量の大きさ」「レビュー」です。

標準のバッテリー容量は2675mAhですが、この商品は3300mAhです。公称値を信じれば23%アップです。(実際に容量を計ることはできませんが、交換後は丸4日充電せずに使えました。)

この商品は、レビューの件数は少なめですが比較的良い口コミが多く、値段も手頃(私が買った時は2,980円)でした。

AmazonでiPhone8Plus バッテリーで検索すると、もっと安くてレビュー件数が多い商品もありますが、悪い評判も少なからずあったのでやめました。

バッテリーのセット内容と準備した道具

iPhone8Plus 交換バッテリー

  • 交換バッテリー
  • バッテリー固定用テープ 2枚
  • 防水パッキンシール 1枚
  • ドライバー 3種類
  • ピンセット
  • ヘラ
  • ピック
  • 吸盤
  • 説明書

この他で準備したのは、テープ・シールを剥がしやすく温めるドライヤーと、細かいネジを紛失しないように使ったマスキングテープ、百均で買った滑り止めマットの3点です。

作業スペースの準備

作業スペースには、Amazonのダンボールに入ってくる再生紙の紙を敷いて四隅をテープで止めました。その上に、マスキングテープをリング状にして4つ貼っておきました。

↓このようにネジ置きに使いました。

作業スペースのネジ置き

あとは、デスクライトを置いて手元を明るくして準備完了です。

【手順1】液晶パネルを外す

この手順が一番大変です。私はパネルの右上を割ってしまいました。テープの粘着力が強力だし、上部にはフックがあるので、焦らず少しずつ丁寧に作業しましょう。

電源を切って下部のネジを外す

電源を切ってから、本体下部 ライトニングコネクタ両脇のネジを外します。

本体下部のネジを外す

ドライヤーで周囲を熱する

液晶パネルの4辺は、防水パッキンシールで固定されていますので、ドライヤーで温めて剥がれやすくします。

液晶パネルの周囲をドライヤーで熱する

外し始めるのは左下からなので、左下のコーナーを重点的に熱します。(上はフックで固定されているし、右側はケーブルがつながっているから「左下から」がベター)

液晶パネルを吸盤で引っ張りピックを差し込む

液晶パネル表面の汚れを拭き、吸盤を貼り付けて引っ張ります。

液晶パネルを吸盤で引っ張る

これがなかなか大変で、「本当にすき間が開くのか?」と思うほど強力に付いています。無理せず「温めては引っ張り、温めては引っ張り」を繰り返しましょう。

すき間が開いたら、↓このようにピックを差し込みます。

隙間にピックを差し込む

剥がす順序は順序は↓この順序です。

  • 左下にピックを差し込み、左上方向にスライドさせる
  • 左下にピックを差し込み、下辺をスライドさせる
  • 右下にピックを差し込み、右上方向にスライドさせる
  • 右上にピックを差し込み、上辺をスライドさせる

上辺はピックで無理やりこじらない

上辺はシール+フックで固定されているので、ピックで無理やりこじ開けようとするとパネルが割れたり、フックが破損します。(私は両方やりました。)

割れた液晶パネル

フックがあるのに無理やりピックをこじって外そうとして、上写真のようにパネルを割りました。(相当ショックでした。)

そして、フックは下写真のように千切れていました。

千切れたフック

【重要】少し下に引っ張ってから外す

液晶パネルの外し方

液晶パネルの左・下・右の三辺が外れたら、パネルの下側を少し持ち上げて下辺方向に引っ張ってフックを外してから、上方向に外しましょう。

【重要】パネルの傷を確認する

パネルの傷の確認も重要です。私はこのiPhone8Plusを中古で買ったので、買った時点で右上に薄い傷があったような気がします。

割れてしまったので確認はできませんが、細かい傷でも割れる原因になるので注意しましょう。

【手順2】ケーブルを外して分離する

液晶パネルと本体をつなぐケーブル類を外します。ネジが非常に小さい上に、それぞれ長さが違うので注意が必要です。

液晶パネルを立てた状態にする

この後の作業がし易いように、まず外した液晶パネルを本体の横に立てます。
(私は下写真のようにパネルを斜めに支えながら作業したので、非常にやりにくかったです。)

パネルを開いた状態

私は、百均の滑り止めマットの上に本体を置き、パネルを立ててドライバーセットの箱で押さえました。

パネルを立てる工夫

これをしておくと、ケーブルを外す時だけでなく、元に戻す時も非常に作業しやすいです。ひと手間増えますが、やって損はありません。

ケーブルを押さえているパーツを外す

続いてケーブルを押さえているパーツを外します。下写真の枠で囲んだ金属の板がそれです。

ケーブル押さえのパーツ

外すネジは、上のパーツはY頭のネジで、下のパーツはプラスネジです。長さも5種類あるので注意しましょう。(下写真は、購入した交換バッテリーに付属していた説明書です。)

iPhone8Plus ネジの長さ

私はマスキングテープをリング状にして貼り、長さを書いて間違えないようにしました。

作業スペースのネジ置き

ネジの長さは0.1mm単位の長さの違いですし、頭の形状の違いも小さすぎて肉眼では判別しにくいです。絶対に混ざらないように作業しましょう。

順番にコネクタを外す

続いてコネクタを外しますが、外す順番があるので注意しましょう。必ず一番最初に①のバッテリーケーブルを外します。

iPhone8Plus コネクタを外す順番

バッテリーケーブルを後回しにすると、元に戻した時にエラーで正常に起動しなくなる可能性があるそうです。(元に戻すときは、上記の逆の順番で接続します。)

ケーブルが外れると、本体と液晶パネルが分離されます。

本体と液晶パネルが分離

【手順3】バッテリーを交換する

やっと本題のバッテリー交換の作業に入ります。強力な粘着テープで固定されているので、外すのがとても大変です。

接着テープを巻き取ってバッテリーを外す

バッテリーの上下に接着テープの端部が出ているので、端部を剥がしてドライバーのようなもので巻き取って外します。下写真の枠で囲んだ部分です。

バッテリー 粘着テープ

しかしこれがなかなか難しくて、テープに傷をつけず、真っ直ぐ矢印の方向に引っ張らないと簡単に切れてしまいます。私は、4本とも巻き取る途中で切れました。

すき間にヘラ・ドライバーを差し込んで外す

仕方ないので、すき間にヘラやマイナスドライバーを差し込んで無理やり外しました。でもこれは絶対しない方がいいです。

下写真のように、バッテリーの下側を傷つけてしまいました。

バッテリー下の傷

中央の黒い部分は、ワイヤレス充電用のコイルです。

私はワイヤレス充電を使っていないので実害はないですが、この傷の状態では恐らく使えないのではないかと思います。(発熱しても困るので、怖くて試せません)

【解決策】バッテリーの下に糸を通して外す

後日調べたら、iPhone 8 Plus バッテリーの交換 – iFixit リペアガイドには、バッテリーの下に糸を通して接着テープを剥がす方法が掲載されていました。

糸はギターの弦やデンタルフロスなどが良いそうです。

無理やり外す前に調べておけばよかったと後悔しています。とは言え、ワイヤレス充電を使うつもりもないので実害はありませんけどね。

新しいバッテリーに接着シールを貼る

続いて、新しいバッテリーを取り付ける工程です。まず、新しいバッテリーに接着シールを貼り付けます。

ケーブルが右側、コネクターが下向きになるように置いて、下側に接着シールを貼り付けます。(下写真の置き方だと、裏側に接着シールを貼ります。)

接着シールを貼る向き

ワイヤレス充電用コイルの部分はテープが付かないような形になっているので、貼る向きも間違えないようにしましょう。

シールのフィルムを剥がす順番を間違えると、シールがぐちゃぐちゃになるので注意しましょう。

接着テープ貼付け後の写真がこちらです。

接着テープ貼付け後

私が買ったバッテリーにはシールが2枚付いていたので、1枚はダメにしましたが2枚目で成功しました。ここで2枚付属していた理由がわかりました。

バッテリーを本体に取り付ける

続いて、正しい位置にバッテリーを取り付けます。

コネクタの位置をしっかり確認して取り付けましょう。ケーブルに伸縮性はありませんので、上下に少しでもずれると接続できません。

バッテリー取り付け

これで新しいバッテリーの取り付け完了です。あとは元通りに戻すだけです。

【手順4】元通りに戻す

元通りの戻す手順は、以下の通りです。

  • 本体に防水パッキンシールを貼る
  • 液晶パネルから伸びている3つのコネクタを接続する
  • バッテリーのコネクタを接続する
  • ケーブルを押さえているパーツを取り付ける
  • 液晶パネルをはめる
  • 本体下部のネジを付ける

私は液晶パネルを割ってしまったので、防水パッキンシールはこの時付けませんでした。近日中に交換しようと考えていたからです。

最後に電源をオンにして、正常に立ち上がれば完璧です。お疲れさまでした。

【最後に】要注意点・あると便利なもの

最後に、要注意点をおさらいしましょう。以下の6点です。

  • 液晶パネル上部にはフックがあるから、ピックで無理やりこじらない
  • コネクタを外す順番は、バッテリーコネクタが一番先
  • バッテリーの接着テープは切らないように丁寧に引っ張る
  • もし切れても、ヘラを突っ込んで無理やり外すことはしない
  • バッテリーの取り付ける際は、コネクタの位置を確認する
  • コネクタと戻す順番は、バッテリーコネクタが一番最後

私は液晶パネルを無理やり外そうとして割りました。バッテリーも力づくで外して、下のワイヤレス充電コイルに傷をつけてしまいました。

この記事をご覧になってる方には、同じ目にあってほしくないので、どうぞ注意してください。

滑り止めマット

あると便利な物は、滑り止めマットですね。液晶パネルの分離・接続作業のときに使えます。作業効率が全然違いますよ。

百均で売ってるので交換作業前に準備しておきましょう。

まとめ

当記事では、iPhone8Plus バッテリー交換の手順や要点を詳しく解説してきました。

バッテリー最大容量は、交換前の82%から100%になりましたし、長持ちするようになりました。丸4日充電せずに使えた時もありました。

バッテリー交換前・交換後の最大容量

交換前は、気温5度以下の寒い場所に持っていくと、一気にバッテリーが減ってしまう(50% → 2%など)ことがありましたが、それもなくなりました。私が使ったのは以下のバッテリーです。

液晶パネルを割ったり、ワイヤレス充電コイルを傷つけたり、色々失敗しましたが良い勉強になりました。私の失敗を踏まえた注意点も、ぜひ参考にしてください。

スマホのバッテリー交換は自己責任で行ってください。当ページに記載されている手順・方法で作業を行って発生したトラブルについて、当サイトは一切責任を負いかねます。ご了承ください。