「子供の分のマイナポイントをPayPayで受け取りたい」と考えている人の、
- どうやって手続きするんだろう?
- 本人の時と違う点はあるの?
- PayPayはじめてだけど大丈夫かな?
こういう疑問や不安にお答えします。
この記事では、子供の分のマイナポイントをPayPayで受け取る手順を、超わかりやすく解説しています。私が実際に手続きした経験を踏まえた内容なので間違いありません。
下画像が、マイナポイントを5,000円分受け取ったときの画面です。
ちなみに私は、マイナポイントの受け取りで初めてPayPayを使いました。ですから、普段スマホ決済を使わない方にもわかりやすい内容になっています。
目次
- 子供分のマイナポイントをPayPayで受け取る手順
- 0.スマホとマイナンバーカード・パスワードを用意する
- 1.スマホにPayPayアプリをインストールする
- 2.スマホにマイナポイントアプリをインストールする
- 3.PayPayアプリから申し込みを始める
- 4.マイナポイントアプリでカードを認証する
- 5.規約を確認し「同意・申込する」を選択する
- 6.PayPayアプリから申込み状況を確認する
- 7.2万円チャージしてマイナポイントを受け取る
- 子供の分のマイナポイントを受け取る3つの注意点
- 【注意点1】2023年2月末までに申請したマイナンバーカードが対象
- 【注意点2】親が申請できるのは15歳未満の未成年のみ
- 【注意点3】親がマイナポイントを受け取ったサービスは使えない
- まとめ
子供分のマイナポイントをPayPayで受け取る手順
では早速、子供の分のマイナポイントをPayPayで受け取る手順を紹介します。ここでは一般的なマイナポイントアプリ対応スマホを使用した方法を紹介しています。
マイナポイントを自分で申請する場合、マイナンバーカードのICチップを認識する機能(NFC)に対応するスマホが必要です。iPhoneの場合、iPhone7以降のモデルが対応しています(iPhone6s・SE以前のモデルは非対応)。
↓下画像は、私が実際に「子供のマイナポイントをPayPayで受け取る手続き」をした最後の確認画面です。あとは20,000円チャージするだけで5,000円分のマイナポイントが受け取れる状態です。
マイナンバーカードとパスワードが手元にあれば、所要時間は5分もかかりません。簡単すぎて拍子抜けするレベルなので、サクッと済ませてしまいましょう。
0.スマホとマイナンバーカード・パスワードを用意する
マイナポイントの申請に必要なのは、以下の3点です。
- マイナポイントアプリ対応スマホ
- 子供のマイナンバーカード
- マイナンバーカード受取時に設定したパスワード
ちなみに私のスマホはiPhone8 Plusで、子供は申請時に8歳の女児です。
1.スマホにPayPayアプリをインストールする
まず、スマホにPayPayアプリをインストールします。インストール済みの方や既に使っている方は次へ進んで下さい。
iPhoneの方はApp Store、Androidの方はGoogle Playで「PayPay」と検索すれば出てきます。
以下のボタンからでもインストールできます。インストールや使用にも一切費用はかかりません。
PayPay-ペイペイ(キャッシュレスでスマートにお支払い)
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PayPayを初めて利用する方は、インストールに続いてアカウント登録も済ませましょう。
私は、スマホでPayPayを利用したことはないですが、Yahoo!アカウントと紐付けされているPayPayアカウントがありました。記憶にないですが、なにかキャンペーンの時に作ったんでしょうね。
2.スマホにマイナポイントアプリをインストールする
続いて、スマホにマイナポイントアプリをインストールします。これもインストール済みの方は次へ進んで下さい。
マイナポイント
総務省自治行政局無料posted withアプリーチ
私は、自分のマイナポイント受け取り時にアプリを使ったのでインストール済みでした。
3.PayPayアプリから申し込みを始める
PayPay・マイナポイントアプリがインストールできたら、PayPayアプリから手続きを始めます。
マイナポイントアプリのトップページ下部「マイナポイント」アイコンをタップします。
次のページで「申込みをはじめる」をタップします。
次のページで利用方法を選択します。私は「チャージでもらう」を選びました。
「チャージでもらう」がシンプルでおすすめ
「支払いでもらう」だと使った30日後に受け取るポイント後付けタイプだし、そもそもPayPayを初めて利用する私は残高がないので選ぶメリットがありません。
「チャージでもらう」だと2万円入金したら、即日5,000円分のマイナポイントが受け取れます。
対象になるチャージ方法は以下の5点です。
- セブン銀行ATMからの現金チャージ
- 連携する銀行口座からのチャージ
- 連携するヤフーカードからのチャージ
- ヤフオク!・PayPayフリマの売上金からのチャージ
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いからのチャージ
私はセブンイレブンのATMからの現金入金が一番簡単だと思います。2万円入金したらすぐ5,000円分のマイナポイントが使えるようになります。
利用方法を選択したら、「上記に同意して登録する」をタップします。
すると、PayPayアプリから連動するマイナポイントアプリを開こうとします。その承認画面が立ち上がるので「アプリを開く」をタップします。
4.マイナポイントアプリでカードを認証する
続いて、マイナポイントアプリでマイナンバーカードの認証を行います。
「マイナンバーカードで認証」をタップします。
マイナンバーカードとパスワードを手元に準備して「読み取り開始」をタップします。
マイナンバーカードを受け取る時に設定したパスワード(数字4桁)を入力して「OK」をタップします。
マイナンバーカードの上にスマホを乗せてスキャンします。
正常にスキャンできると次の手順へ進めます。
5.規約を確認し「同意・申込する」を選択する
いよいよ最終段階です。マイナポイントアプリで申込内容を確認して「同意・申込」をします。
マイナポイントを受け取るサービス名と、提供事業者を確認して「同意・申込する」をタップします。
正常に手続きできていれば、申込み完了ページが表示されます。
お疲れさまでした。これで手続き完了です。
6.PayPayアプリから申込み状況を確認する
最後に、PayPayアプリから申込み状況を確認します。
マイナポイントアプリのトップページ下部「マイナポイント」アイコンをタップします。
下画像のような「マイナポイント申込み済みです」と表示されれば大丈夫です。
あとは、2万円分チャージすれば、すぐに5,000円分のマイナポイントが付与されるので、PayPayが使える店舗で自由に使えます。
7.2万円チャージしてマイナポイントを受け取る
私は銀行口座からのチャージを選びました。2万円チャージしたら、即5千円分のマイナポイントが付与されて使える状態になりました。
ただ、銀行口座の登録には本人確認が義務付けられています。申請は簡単なんですが、審査に約10日かかりました。
審査が通れば、銀行口座を登録して、すぐにチャージ出来ますが、10日はちょっと長かったです。すぐポイントが欲しい方は、セブン銀行ATMからの現金チャージを選びましょう。
銀行口座を登録する – PayPay
現金でチャージがしたい(セブン銀行ATMからのチャージ方法) – PayPay ヘルプ
子供の分のマイナポイントを受け取る3つの注意点
子供の分のマイナポイントを受け取る注意点は以下の3つです。
- マイナンバーカードを申請・取得する
- 親が申請できるのは15歳未満の未成年のみ
- 親がマイナポイントを受け取ったサービスは使えない
それでは、ひとつずつ詳しく解説します。
【注意点1】2023年2月末までに申請したマイナンバーカードが対象
2023年7月現在受取れるのはマイナポイント 第2段です。そしてマイナンバーカードの申請期限は2023年2月末まででした。
そして、マイナポイントの申込期限は2023年9月末までです。
マイナポイントの給付対象になるマイナンバーカードは、2023年2月28日までの申請分なので、これから申請してもマイナポイントは受け取れません。
申請期限は元々2022年9月末でしたが12月末まで延長され、さらに翌2023年2月まで延長されました。最後は申請サイトが繋がりにくい状態になり、3月1日に申請が完了していれば大丈夫になりました。
以下は、子供の分のマイナンバーカードの受け取りに関する注意点です。二度手間にならないように注意しましょう。
受け取りには子供本人を連れて行く
マイナンバーカードの受け取りは、本人を連れて行かなきゃいけません。
私は「委任状があれば親だけでも受け取れる」と思って、1人で受け取りに行ったら「子供さん本人を連れてきて下さい」と言われました。
「なんのための委任状なんだ?」と思いましたが、そういう規則みたいなので仕方ないですね。マイナンバーカードの受け取りには子供を連れていきましょう。
必要書類がないと受け取れない
私の住んでいる自治体では、子供を連れて行くプラス、以下の3つの書類が必要でした。
- 署名・捺印された委任状(交付通知書)
- 乳幼児等医療費受給者証
- 健康保険証
さらに、保護者の本人確認書類も必要です。
私は確認書類不足でも出直しました。出直すのは本当に面倒なんで、皆さんはくれぐれも注意して下さい。
まずは、自治体から送られてくる「交付通知書」の受け取りに関する注意書きを読んで、分かりにくかったら窓口に電話して確認した上で行きましょう。
【注意点2】親が申請できるのは15歳未満の未成年のみ
親がマイナポイントを申請出来るのは、15歳未満の未成年のみです。
以下のように、15歳以上の未成年者は本人が手続きを行うように規約に書かれています。
Q.子どものマイナポイントの予約・申込はどうすれば良いか。
A.15歳未満の未成年者の方の予約・申込については、法定代理人が行うことができます。
15歳以上の未成年者の方の予約・申込については、やむを得ない場合には、本人に代わり法定代理人が手続を行うことができますが、特段の理由がなければ本人にて手続を行ってください。やむを得ず法定代理人が手続を行う場合も、原則として本人同席のもと手続を行ってください。(マイナポイント利用規約第5条)
【注意点3】親がマイナポイントを受け取ったサービスは使えない
親が自分のマイナポイントを受け取ったサービスで、子供のマイナポイントを受け取れません。今回の場合、自分のマイナポイントをPayPayで受け取っていたら、子供の分はPayPayが使えないわけです。
私は、自分のマイナポイントは三井住友VISAカードで受け取って、Amazonギフト券に替えて使いました。ですから子供の分をPayPayで受け取ることができました。
Q.子どものマイナポイントは誰の決済サービスで申し込めば良いか。
A.規約上、本人名義のキャッシュレス決済サービスへのマイナポイント付与を本人が申し込む必要がありますが、未成年者のマイナポイントについては、法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスをポイント付与対象として申込みすることができます。(マイナポイント利用規約第5条)
ただし、この場合、同じキャッシュレス決済サービスに複数人のマイナポイントを合算して付与することはできないため、法定代理人名義の異なるキャッシュレス決済サービスを選択する必要があります
まとめ
当記事では、子供の分のマイナポイントをPayPayで受け取る手順と注意点を詳しく解説しました。
子供の分のマイナポイントだからといって、手順が増えるわけではないし、とても簡単でした。所要時間は5分もかかりません。
これで5,000円相当のポイントが受け取れるわけですから有り難いです。PayPayなら使える店も多いので、使い道に困ることもありません。
もちろん、子供の分のマイナポイントですから、子供のために使おうと思っています。なにか欲しい物を買ってもいいし、家族で食事に行っても良いですね。
注意点にも書きましたが、まずはマイナンバーカードを申請・取得しないと、マイナポイントを受け取れません。マイナポイントが欲しい方は、とりあえずマイナンバーカードを申請しましょう。