通話のみで使うスマホについて色々調べていますね?
当ページでは、↓こういう疑問にお答えします。
- 通話のみで安いサービスは?
- キャリアやガラケーが良いの?
- スマホは何を選べばいいのかな…。
この記事で分かること
- 通話のみでスマホを使うのに安く使えるサービス4選
- 通話時間の目安と、サービスの選び方のポイント
- 通話のみで使うスマホを安く手に入れる方法
キャリアやガラケーよりも、格安SIMでスマホを使った方が安いです。特徴的なプランを用意してるサービスも増えてるので、かけ放題でも1,500円以下で使えますよ。
目次
- スマホを通話のみで使う格安サービス4選
- スマホを通話のみで使うときのサービスの選び方
- かけ放題オプションはmineoが圧倒的に安い
- 5分以内の短い通話だけならpovo2.0が最安
- 待受メインなら基本料が安いHISモバイル
- 通話のみのスマホ端末を安く手に入れる方法
- まとめ
スマホを通話のみで使う格安サービス4選
通話のみでスマホを安く使えるサービスを4つ紹介しています。
無制限・10分以内 オプションが安い |
5分以内 オプションが安い |
通話料が安い 待受メイン |
アプリ利用で 通話料無料 |
|
---|---|---|---|---|
通話 オプション |
10分:550円 無制限:1,210円 |
5分:550円 無制限:1,650円 |
5分:500円 無制限:1,480円 |
15分:1,100円 |
最安基本料 | マイそく スーパーライト 250円 |
0円 | 100MB未満 290円 |
0~3GB 1,078円 |
通話料 | 11円/30秒 | 22円/30秒 | 9円/30秒 | 楽天リンク使用 0円 22円/30秒 |
申込み | 公式ページ >> | 公式ページ >> | 公式ページ >> | 公式ページ >> |
解説 | 詳細 >> | 詳細 >> | 詳細 >> | 詳細 >> |
「時間無制限」「10分以内の通話かけ放題」「5分以内の通話かけ放題」「通話オプションなし(待受メイン)」「アプリ利用で無料」の5タイプあるので、自分にはどのタイプが合うのか考えながらご覧ください。
1.かけ放題で最安の1,460円 mineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)は、時間無制限かけ放題・10分かけ放題が最安です。それぞれ、基本料込みで以下の金額で使えます。
- 時間無制限かけ放題:1,460円(250円+1,210円)
- 10分かけ放題:800円(250円+550円)
組み合わせている基本プランは、マイそく スーパーライトプランで月額250円です。
通信速度が32kbpsで遅くて何もできませんが、通話には関係ありません。その分利用料が安いというプランです。32kbpsはLINEのテキストメッセージの送信もできない遅さです。
少しでも通信したいならライトプラン
少しでも通信したいなら、月額660円のマイそく ライトプランにすれば、通信速度が300kbpsになって遅いなりに色々できるようになります。
例えば、LINEのメッセージや音声通話、ネットラジオのradiko(ラジコ)、Spotifyのストリーミング再生もできます。SNSやWEBサイトのチェックも、多少遅さを感じますが可能です。
スーパーライトプランとの差は410円ですから、無制限かけ放題を付けても1,870円です。通信・通話 無制限で月額2,000円以下は凄いです。
1ヶ月あたりの通信量の制限はない使い放題ですが、月~金の昼12時台は32kbpsに制限されます。ですから、平日の昼休み時間は使えないと考えてください。
私はマイそく スタンダードプランを以前使っていました。昼の速度制限が気になる方はマイそく 評判にレビューを詳しく書いています。チェックしてください。
通信したい時だけ使い放題オプションを買う
もうひとつの選択肢は、通信したいときだけマイそくプラン専用オプション 24時間データ使い放題を買って通信する方法です。1回あたり198円で、24時間高速通信が使えます。
この時の通信速度は、レギュラープランのマイピタと同じなので普通の通信速度で使えます。使い放題なので動画を見まくっても大丈夫です。
【まとめ】いろんなケースに対応できて安い
- 「通信しない」 ⇒ マイそく スーパーライト 250円
- 「低速でも良いから通信したい」 ⇒ マイそく ライト 660円
- 「稀に通信する」 ⇒ マイそく スーパーライト+24時間データ使い放題 250円+198円/回
これに、「時間無制限かけ放題 1,210円」か「10分かけ放題 550円」を付ければ、いろんなケースに対応できて、なお且つ安いのがmineo(マイネオ)です。
通話のみのスマホを、できるだけ安く使いたい方は、まずmineoを検討しましょう。
2.5分以内かけ放題だけで使うと550円 povo2.0
povo2.0は、5分かけ放題が最安です。povoはauの格安プランで、基本料0円で必要な機能だけトッピングする仕様です。そして5分かけ放題は550円です。
通信のトッピングをしなければ、月額550円で5分以内の国内通話がかけ放題になります。ただし、5分をオーバーすると22円/30秒で課金されるので高いです。
通信トッピングなしなので、通信速度は128kbpsですがLINEのメッセージ送受信はできます。
通話かけ放題は1,650円
時間制限のない 通話かけ放題トッピングは月額1,650円なので、先に紹介したmineoのマイそく スーパーライト+時間無制限かけ放題 の方が190円安いです。
通信したい時だけデータトッピングする
通信したい時は、データトッピングすれば高速通信できます。種類は以下の6種類あります。
- データ使い放題(24時間):330円
- データ追加 1GB(7日間):390円
- データ追加 3GB(30日間):990円
- データ追加 20GB(30日間):2,700円
- データ追加 60GB(90日間):6,490円
- データ追加 150GB(180日間):12,980円
カッコ内が有効期限です。
povo2.0はauの格安プランなので、格安SIMと比べると少し割高な料金設定です。
【まとめ】5分かけ放題だけで使うなら安い
povo2.0は、5分かけ放題だけで使うなら安いです。
通話が5分をオーバーすることが多かったり、時間無制限のかけ放題にするなら、先に紹介したmineo(マイネオ)の方が安くなります。
povoはあくまでも、5分以内の通話で使う人限定です。
3.基本料が最安 月額290円 HISモバイル
HISモバイルは、通信を使わなければ(通信量100MB未満)基本料が激安です。通信量 100MB未満で290円、1GBまでで550円です。
通話料も9円/30秒なので、他の格安SIMの10円/30秒より微妙に安いです。
待受メインのスマホにおすすめ
基本料・通話料が安いHISモバイルは、「待受がメインで、たまに掛けることもある」というスマホにおすすめです。
発信した際にかかる通話料 9円/30秒を10分単位で計算すると、以下の金額になります。
- 10分:180円
- 20分:360円
- 30分:540円
30分通話しても、基本料290円+通話料540円で月額830円です。安いですよね。
●●かけ放題というオプションは、通話の回数が多い人や、合計時間が多い人はお得ですが、どちらも少ない人はオプションを使わず、従量制で払ったほうが安くなります。
【まとめ】待受メインなら安く維持できる
HISモバイルは、基本料・通話料が安いです。
ですから、通話のみのスマホで、なお且つ待ち受けメインで「通話オプション付けるほどじゃない」という方におすすめです。
4.アプリ利用で通話料無料 楽天モバイル
楽天モバイルは、RakutenLink(楽天リンク)というアプリを使えば、通話料が無料になります。
基本料は通信量3GB以下で月額1,078円ですので、通話を全てRakutenLinkで発信すれば、基本料だけでかけ放題になります。
ただ、RakutenLinkというアプリは評判が悪く、「着信しない」「履歴が残らない」「通話品質が悪い」などという口コミがあります。
私も以前(2021年12月まで)楽天モバイルを使っていましたが、通話の不具合が理由で他社に乗り換え(MNP)しました。
通話アプリ RakutenLink(楽天リンク)の口コミ・評判
楽天リンクの誤作動。SMSで相手に自分から送信はできるけど、受信出来なくて履歴も残らない。着信が来ると勝手に通話状態になって困る。皆さんは大丈夫ですか?#楽天モバイル
— 宮 弘智 (@miyacoach0311) July 8, 2023
今朝 楽天 リンクの SMS 受信ができたのに もうできません。
送信はできます 電話もできます#楽天モバイル#楽天リンク #楽天 SMS #受信できない— ジャパンビンテージギター、ベース好きな電気工事屋 (@kurochahi) July 9, 2023
楽天リンクで昨日から通話履歴が残らないんだけど自分だけかな?!#楽天モバイル
— レオ@- – – – – – – – – – – – – – (@_Raio28) July 8, 2023
昨年機種変更したOPPO Reno5 A 丁度一年経ちました。
今の所何不自由なく使えています。何と言っても料金が安いのがgood✌️ 通信料1000円ちょっと(月3Gいかないので)製品代が1700円位 計2700円はいかない。電話代も楽天リンクからなら何時間話しても無料なのは嬉しい、当分今の機種で満足 pic.twitter.com/AKsUvUNCPo
— トモジ (@hh150020) July 2, 2023
楽天リンクが通信障害…?😱通話が出来ない😭😭
— あこ (@acokaachan) June 26, 2023
口コミというのは、普通に使えている人は書かないので、悪い内容が目立つものとは言え、「通話できない」「履歴が残らない」「SMSの受信ができない」という致命的な内容が多くあります。
とは言え、1,078円で通話無料という条件は非常に魅力的なので、ダメ元で使ってみるのはありだと思います。
【まとめ】普通に使えれば魅力的
楽天モバイルは、専用通話アプリ「RakutenLink」を使えば通話料無料です。
一番安い基本料が、3GBまでの通信の1,078円なので、この金額で通話し放題というのは魅力的です。
ただし、前項で紹介したようにアプリの不具合や、悪い口コミが少なくありません。もう少し安定して使えるようになると、自信を持っておすすめできるんですがね、、、。
スマホを通話のみで使うときのサービスの選び方
ここまで、4つのサービスと特徴を紹介してきましたが、ここでは具体的にそれぞれのサービスに「どんな人が向いているのか」を紹介します。選び方の参考にしてください。
かけ放題オプションはmineoが圧倒的に安い
かけ放題オプションは、mineo(マイネオ)が圧倒的に安いです。
下表は、基本プランのマイそく スーパーライト・ライトプランとかけ放題オプションの合計額をまとめたものです。
マイそく スーパーライト (250円) |
マイそく ライト (660円) |
|
---|---|---|
10分かけ放題 (550円) |
800円 | 1,210円 |
時間無制限かけ放題 (1,210円) |
1,460円 | 1,870円 |
通信できない基本プラン(マイそく スーパーライト)料金込みで、時間無制限が1,460円です。
IIJmioだと、完全かけ放題のオプション料金だけで1,400円するので、基本料込みで1,460円は激安です。(IIJmioの基本プランは最安でも850円する。)
通話のみでスマホを使いたい方で、1ヶ月に1時間以上通話するなら、マイそく スーパーライト+時間無制限かけ放題がベストです。
なぜ1時間なのかと言うと、mineoの従量制の通話料は11円/30秒なので、時間無制限かけ放題 オプション料金 1,210円が55分の通話料と同じなんです。
300kbpsの低速通信ができる上位プランのマイそく ライトプランにしても、月額1,870円です。
5分以内の短い通話だけならpovo2.0が最安
5分以内の短い通話だけなら、povo2.0で5分かけ放題トッピングだけを利用するのが最安です。
月額550円で5分以内の国内通話がかけ放題です。
【注意】5分オーバーすると22円/30秒
ただし、通話が5分をオーバーすると、オーバーした時間数は22円/30秒で課金されるので高いです。
5分かけ放題のトッピング料金 550円+1,012円で1,562円になります。
ですから、povo2.0を使うなら通話時間が5分をオーバーしないのが前提です。注意してください。
5分をオーバーするならmineoの10分かけ放題
5分をオーバーするなら、mineo(マイネオ)の10分かけ放題が良いでしょう。
通信できない マイそく スーパーライトプランとセットで800円、300kbpsの低速通信ができるマイそく ライトプランとセットで1,210円です。
電話をよくする人にとって、1ヶ月で6分って微妙なラインだと思います。自分の通話履歴を確認して、5分・10分どちらが自分に合うのかよく考えてください。
待受メインなら基本料・通話料が安いHISモバイル
待受メインなら、基本料が290円で、通話料が9円/30秒で安いHISモバイルです。
待受だけなら290円だし、たまに発信して1ヶ月に20分程度通話したとしても通話料は360円で、合計650円です。
HISモバイルは、基本料だけでなく、通話料も安いので、少し発信しても安さをキープできます。
モバイルデータ通信をオフにして使う
通信量が100MBをオーバーすると550円になってしまうので、スマホのモバイルデータ通信機能をオフにして使いましょう。
iPhoneの場合、コントロールセンターの緑のマークをタップして透明にする(上画像)と、モバイルデータ通信がオフになります。オフでも通話機能に支障ありません。
通話のみのスマホ端末を安く手に入れる方法
【基本】通話のみなら端末性能は無視してOK
通話のみでスマホを使う場合、端末の性能は無視しても大丈夫です。最新機種を買う必要は全くありません。電話帳と通話アプリが使えればOKです。
【要確認】OSアップデートの可否
唯一気をつけるのは、「OSアップデートができるかどうか」です。
OSというのは、スマートフォンの基本ソフトのことで、iPhoneならiOS、AndroidスマホならAndroidです。OSアップデートができないと、セキュリティリスクが高いのでおすすめできません。
iPhoneなら2023年6月現在 iPhone8シリーズ以降が最新のiOS16のアップデート対象です。
ただし、次のiOS17に対応するかは分かりませんので、iPhone8の次世代 iPhoneXか、iPhone11シリーズを選ぶと無難でしょう。
Androidの最新バージョンはAndroid13です。
スマホを購入したり譲ってもらう場合、対応するOSのバージョンを必ずチェックしましょう。
家族・友人のお古を譲ってもらう
一番わかりやすくて安心なのは、家族・友人のお古のスマホを譲ってもらう方法です。
近しい人なら中古でも気になりませんし、値段も極端に高くはないはずです。もしかすると、無料で譲ってくれるかもしれません。
とりあえず、周りの人に使わなくなったスマホがないか聞いてみましょう。
フリマアプリで安い中古を買う
次に、メルカリ・ラクマなどのフリマアプリで購入するのもおすすめです。フリマアプリは中古スマホの販売数が豊富です。
フリマアプリは高いと売れないので自然と相場が形成されていて、価格面の失敗が少ないのもメリットです。注意点は以下の4点です。
- 過去の相場をしっかり調べる
- 出品者の評価を確認する(0や少なすぎる出品者は注意)
- 出品者のプロフィールを確認する(即購入禁止の場合もある)
- 商品の気になる点はコメントで質問する
- 送料無料か着払いかを確認する
コメントで値段交渉できるのもメリットです。ダメ元でも頼んでみましょう。そのコメント対応でも相手の人柄がわかりますので、失敗を防ぐのに有効です。
格安SIMで端末セットで購入する
新品が良い方は、格安SIMで端末セットで契約するのが安いです。
特に端末セットが安いのは、IIJmioです。
ただし、一番安い価格で買うのはMNP(乗り換え)が条件になります。新規の電話番号で契約すると1~2万円高くなるので、安く買いたいならMNP(乗り換え)で買いましょう。
自分の番号をMNPして端末を買う
通話のみで使うスマホを、新しい電話番号で用意する場合、MNP価格でスマホを買えません。
ですから、自分の電話番号をMNPしてスマホを安く購入し、通話のみで使う電話番号はこちらで紹介したサービスを「SIMのみ」で契約すると良いでしょう。
そして、MNPした自分の電話番号は元のスマホで使い、新しいスマホに新規契約したSIMカードを挿して使うという方法です。
これで、MNP価格で安くスマホを買い、新しい電話番号で使うことができます。少し手間ですが、新品のスマホを安く購入することができます。
まとめ
当記事では、通話のみで使うスマホを安く使う方法や、サービスの選び方、スマホ自体を安く手に入れる方法を紹介しました。まとめると、
- 使い方によってmineo・povo・HISモバイルが安くておすすめ
- 時間無制限かけ放題は、mineoが基本料込み1,460円で安い
- 通話のみで使うスマホは、性能は無視しても大丈夫
通話のみで使うスマホは、基本料をいかに安くするかが重要です。通話料は、自分の通話時間に応じて「●●かけ放題」という通話オプションを使えば高くありません。
mineo(マイネオ)はマイそく スーパーライトプランが250円、HISモバイルは通信量100MB未満で290円、povo2.0は基本料無料です。
「通信しない」と割り切れば、どんなに通話が多くても月額1,500円以下に抑えられます。ぜひ当記事を参考にしてください。