ビットフライヤー(bitFlyer)で、ビットコインの積立投資をはじめました!
詳しく設定手順を紹介しているので、「ビットコインの積立投資を始めたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。
なんて大げさに書いてますが、設定が簡単すぎて拍子抜けでしたwww
この記事で分かること
- ビットフライヤー(bitFlyer)かんたん積立の設定手順
- 私がビットコイン積み立て投資をはじめた理由と投資額
実は私、まだ1ビットコインが12万くらいだった時に、1枚(?)買ってたんです。そして、一旦200万超えてから暴落した時、ほぼ底値の40万くらいで売ってしまった過去があります。
そんな悔やみきれない過去から「短期投資に向かない人」だと自覚しています。
だからこそ、思考停止で買い続けられる「積み立て投資」を選び、なお且つ「小遣い程度」ではじめました。その体験談も、本文に詳しく書いていますので、気になる方はご覧ください。
目次
- ビットフライヤー かんたん積立の設定手順
- ビットフライヤーの口座を開設する
- 購入資金を入金する
- スマホアプリをインストールする
- かんたん積立を設定する
- ビットコインの積立投資を始めた3つの理由
- 【2024年3月更新】ビットコイン積立の損益公開
- まとめ
ビットフライヤー かんたん積立の設定手順
ビットフライヤー かんたん積立の大まかな手順は、以下の4ステップです。
手順
- ビットフライヤーの口座を開設する
- 購入資金を入金する
- スマホアプリをインストールする
- かんたん積立を設定する
ひとつずつ、詳しく解説していきます。
1.ビットフライヤーの口座を開設する
まずは、ビットフライヤー(bitFlyer)の口座を開設します。
口座開設に費用はかかりませんし、もし使わなかったとしても、維持費や月額料金などもかかりません。
個人の場合、必要な書類は免許証などの「本人確認資料」のみです。
1-1.ビットフライヤー(bitFlyer)とは
ビットフライヤーは、ビットコインの取引量国内No.1※で、「日本で仮想通貨の取引といえばここ」と言えるくらい代表的な取引所です。
取引アプリがシンプルで使いやすく、かんたん積立機能では、1回あたり1円から設定できます。
保有するビットコインは、80%以上をネットワークから隔離されたコールドウォレットに保管しています。コインの送付についても、マルチ・シグネチャを採用しており、セキュリテイも万全です。
bitFlyerは実績・使い勝手・セキュリティに優れているので、ビットコインや暗号通貨を、はじめて取引する方にピッタリの取引口座です。
※Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2020年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
1-2.口座開設の手順
口座開設は、最後の手続きの本人確認資料の提出まで10分程度の作業です。ここでは、その手順と注意点を紹介します。
大まかな手順は以下の7ステップで、私が少し手間取った太字の4つを別途解説します。
手順
- メールアドレスの登録
- パスワードの設定
- 同意事項確認
- 二段階認証の設定
- 本人情報の入力
- 取引目的の確認
- 本人確認資料の提出
パスワードの設定
PCのマイページや取引画面、スマホアプリにログインする際のパスワードを設定しますが、条件が厳しいので予め考えておきましょう。
- 9文字以上100文字以内
- よく使われる文字列は使えない(「123456789」「asdfghjkl」など)
- アルファベット小文字・アルファベット大文字・数字・記号のうち最低2種類を組み合わせる
私は、「キーボードを適当にタイピングして、途中に記号を追加する」という方法で作りました。これだと、完璧にランダムなパスワードを作れます。
二段階認証の設定
マイページへの不正アクセスを防ぐための、確認コードによる二段階認証を設定します。確認コードの受け取り方は以下の3つから選べます。
- 携帯電話のSMSで受け取る
- 認証アプリを使う
- メールで受け取る
私は「メールで受け取る」を選択しました。セキュリティ強化のために、数字4桁の暗証番号を設定して完了です。
「SMSで受取る」が簡単なのは分かっていますが、Yahoo!IDやメルカリなど他のサービスでも2段階認証でSMSを使ってるので、別の方法にしたかったからです。
「認証アプリを使う」はスマホが壊れたり、機種変する時に面倒だから最初から除外しました。自分の好みで好きな方法を選びましょう。
取引目的の確認
取引目的の確認は、名前・住所などの個人情報の登録後に行います。内容は以下の5項目で、最後の「内部者」というのが聞き覚えのない言葉で少し戸惑いました。
- 外国の重要な公人かどうかの確認
- 職業の確認(会社員など)
- 財務情報・取引目的・投資経験の確認
- bitFlyerへの登録経緯の確認
- 内部者登録の確認
簡単に言うと、「bitFlyerが取り扱っている仮想通貨の発行に関係している人ですか?」という確認です。関係している人が内部者に当たります。
直接関係していなくても、関係会社・株主・役員・従業者・配偶者・同居者も内部者に該当します。
内部者なんて聞いたことない言葉で少し戸惑いましたが、落ち着いて読めば簡単で、私は一切関係していませんので「内部者に該当しません」を選択しました。
本人確認資料の提出
本人確認資料の提出は、スマホで運転免許証やマイナンバーカードを読み込んで行います。
基本的に、表示される指示通りにすれば簡単なんですが、私は、QRコードから表示させた専用ページからカメラが立ち上がらず手間取りました。
原因は「iPhoneの標準ブラウザをChromeに替えていた」ことでした。ブラウザをSafariに戻したらカメラが動きました。
iPhoneユーザーで、専用ページからカメラが起動しない方は、ブラウザをSafariに戻しましょう。設定方法を忘れた方は、以下のページが参考になります。
この本人確認資料の提出が終われば、口座開設手続きは終了です。
あとは、bitFlyerによる本人確認審査が完了すれば、購入資金を入金して仮想通貨の取引を始められます。私は審査完了まで1日半かかりました。
2.購入資金を入金する
かんたん積立を設定するには、初回の購入金額以上のアカウントへの入金が必要です。
入金方法は「銀行口座から振り込む」「コンビニから入金する」の2パターンです。
2-1.銀行口座から振り込む
銀行口座から振り込む場合、入金に使う銀行口座の登録が必須です。銀行口座を登録して承認されないと、振込先の口座がわかりません。
下画像は、パソコンの銀行口座登録画面です。
銀行口座の名義は、bitFlyerのアカウント名義と同じ必要があります。注意しましょう。
金融機関は、住信SBIネット銀行・イオン銀行・ペイジーが使える銀行だと、入金が「原則即時反映」されます。他の金融機関だと「原則翌営業日までの反映」になります。
私はPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)を登録しています。ネットから振り込めるし、振込手数料が145円で安いのが魅力です。入金の反映も割と早かったです。
すぐ取引を始めたいなら「コンビニ入金」
長い目で見れば、口座を登録しておいた方が使いやすいですが、初回は口座の登録 ⇒ 承認 ⇒ 振り込み ⇒ 入金の反映という4ステップを踏むので、1日~2日時間がかかります。
ですから、すぐに取引を始めたい方は、「コンビニから入金する」を選びましょう。
2-2.コンビニから入金する
コンビニからの入金は、管理画面(下画像)で金額を指定して、コンビニで支払う流れです。
使用できるコンビニは、ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・セイコーマート・デイリーヤマザキです。
ローソン・ファミリーマート・ミニストップは、店頭の端末(Loppi・Famiポートなど)で手続きして申込券を発行し、レジで支払います。
セイコーマート・デイリーヤマザキは、直接レジで「オンライン決済番号」を伝えて支払います。
どのコンビニでも、入金額+330円の手数料がかかります。注意しましょう。
3.スマホアプリをインストールする
かんたん積立は、スタート当初スマホアプリ専用の機能でしたが、今はパソコンの管理画面からも設定できます。
ここではスマホアプリでの設定方法を紹介します。まずアプリをインストールしましょう。
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アプリに利用料などはなく、無料で使えます。
4.かんたん積立を設定する
スマホアプリでかんたん積立を設定します。まず設定画面に入る手順です。
右下 三本線の【メニューアイコン】をタップ ⇒ 【かんたん積立】をタップ ⇒ 【積立を設定する】をタップ このあと、初回のみ利用規約の同意画面(下画像)が表示されます。
規約を読んだら右側にチェックを入れて、下の【同意する】をタップで、設定画面に入れます。
4-1.通貨を選ぶ
まず、積立する通貨を選びます。(同じ金額・積立頻度でも通貨ごとに設定します。)
かんたん積立はビットコインだけでなく、bitFlyerで取り扱う仮想通貨全てで利用できます。2024年2月時点は以下の25種類です。
ビットコイン・イーサリアム・ライトコイン・イーサクラシック・ビットコインキャッシュ・モナコイン・リスク・リップル・ベーシックアテンショントークン・ステラルーメン・ネム・テゾス・ポルカドット・チェーンリンク・シンボル・ポリゴン・メイカー・ジパングコイン・パレットトークン・フレア・ザ・サンドボックス・シバイヌ・アクシーインフィニティ・ディセンドラランド・イミュータブル
4-2.積立頻度・積立日を指定する
続いて、積立頻度・積立日を指定します。
積立頻度は、以下の4つの選択肢から選べます。
- 毎日1回
- 毎週1回
- 毎月2回(1日と15日)
- 毎月1回
毎週1回と毎月1回は、それぞれ曜日・日付を設定できます。購入時間は設定できません。任意の時間に購入されます。
4-3.積立金額を決める
続いて、積立金額を指定します。1回あたり1円~100万円まで設定できます。
500円以下の金額で指定したい場合は、右下の【キーボードボダン】をタップして、金額を直接入力します。
4-4.確認する
最後に、設定内容を確認します。
設定内容に間違いがなければ、【内容を確定する】をタップします。
これで、かんたん積立の設定完了です。手順で時間がかかるのは、口座開設の本人確認資料の審査と、入金に使う銀行口座の審査です。他はさくさく簡単に進みます。
ビットコインを「積立投資」で始めた3つの理由
- ビットコインをもう一度買いたかった
- 自分は売買して差益を得るのは向かない
- 少額から気軽に始められる
一番に、「ビットコインをもう一度買いたかった」と常々思っていました。
冒頭にも書きましたが、私はビットコインがまだ12万円程度だった2017年2月に「1BTC」買って、一旦200万円超えたあと暴落し、反発する直前の2019年2月に42万円で売りました。
30万円のプラスですから全然損はしていませんが、完全に売り時を誤りました。
その後大きく値上がりし、時にガクッと下がることもありましたが、史上最高値を更新し続けている状況を、他人事ながら苦々しく見ていました。
だから「もう一度」なんです。
でも、↑この経験から「自分は売買して差益を得るのは向かない」と分かってました。
というのも、売った時の決め手が「これ以上下がったら困る」で、仮想通貨の将来性や技術的なこと、未来のことを全く考えていませんでした。
今も仮想通貨のことを詳しく調べていませんし、世界の情勢にアンテナを張っているわけでもありません。チャートの読み方もわからない程度です。
そんな自分が「売買して差益を得る」なんてできるわけありません。だから「積立投資」なんです。
そしてビットフライヤーのかんたん積立は「少額から気軽に始められる」のが決め手でした。
かんたん積立の積立金額と頻度
ここでは、私が設定している「かんたん積立」の積立金額と頻度を紹介します。
ビットコイン | イーサリアム |
---|---|
・毎週1回 ・水曜日 ・1,000円 |
・毎月1回 ・20日 ・1,000円 |
1年は52週なので、ビットコインが年間5万2千円。イーサリアムは月1回なので1万2千円。年間合計 6万4千円の投資です。
年間だとそこそこありますが、1ヶ月あたり5千円強です。
短期トレードは向いてないので、ビットコイン・イーサリアム どちらもガチホする気満々です。
と言っても、1BTCが700万円以上する今の相場で考えると、10年で52万(0.0742BTC)、20年で104万(0.1485BTC)しか買えません。
こんな量でガチホとか言ってるのが恥ずかしいですwww
【2024年3月更新】ビットコイン積立の損益公開
ここでは、毎月月初めに「前月までの累積購入額」と「評価額」「利率」を公開します。(評価額は毎月末時点の取引レポートの評価額で計算しています。)
購入頻度は、ビットコインが週1回 1,000円、イーサリアムが月1回 1,000円です。ですから、1ヶ月に5,000円か6,000円購入しています。
累計購入額 | 評価額 | 利率 | |
---|---|---|---|
2021年11月 | \3,000 | \2,963 | ▲1.23% |
12月 | \9,000 | \8,074 | ▲10.29% |
2022年1月 | \14,000 | \10,434 | ▲25.47% |
2月 | \19,000 | \15,879 | ▲16.43% |
3月 | \25,000 | \26,362 | 5.45% |
4月 | \30,000 | \27,728 | ▲7.57% |
5月 | \35,000 | \26,764 | ▲23.53% |
6月 | \40,000 | \20,635 | ▲48.41% |
7月 | \45,000 | \31,539 | ▲29.91% |
8月 | \50,000 | \32,865 | ▲34.27% |
9月 | \56,000 | \39,119 | ▲30.14% |
10月 | \61,000 | \47,166 | ▲22.68% |
11月 | \66,000 | \41,025 | ▲37.84% |
12月 | \72,000 | \43,281 | ▲39.89% |
2023年1月 | \77,000 | \64,781 | ▲15.87% |
2月 | \82,000 | \74,191 | ▲9.52% |
3月 | \88,000 | \93,016 | 5.70% |
4月 | \93,000 | \103,499 | 11.29% |
5月 | \98,000 | \103,764 | 5.88% |
6月 | \104,000 | \123,351 | 18.61% |
7月 | \109,000 | \123,603 | 13.4% |
8月 | \114,000 | \122,209 | 7.20% |
9月 | \120,000 | \130,212 | 8.51% |
10月 | \124,000 | \167,124 | 34.78% |
11月 | \129,000 | \185,755 | 44.00% |
12月 | \135,000 | \204,632 | 51.58% |
2024年1月 | \140,000 | \220,097 | 57.21% |
2月 | \145,000 | \336,706 | 132.21% |
2024年2月末、利率はプラス132.21%でした!2月末時点の評価額が購入額の2倍を超えました。ここ数ヶ月の変動すごすぎです。
まとめ
当記事では、ビットフライヤー(bitFlyer)の「かんたん積立」を始めた体験談を紹介してきました。
口座開設や設定は「あっけないくらい簡単」ですし、1円/回から始められるので、「仮想通貨を買ってみたい」という初心者や、「仮想通貨の積立投資をしたい人」におすすめです。
私は、1ヶ月5千円ちょっとで設定しました。たった5千円ですが、今後ビットコインのニュースを他人事じゃなくて、当事者目線で見ることになるとニヤけています。
過去の失敗の経験を活かし、コツコツ買い続けて10年後、20年後に少しでもプラスになっていたら良いと思っています。