LogicoolのエルゴノミクスマウスLIFT M800を買うべきか悩んでる人の、
- 買って損しないかな?
- 実際に使ってる人の感想が知りたい。
- サイズや重さってどんなもんだろう?
こういう疑問・不安にお答えします。
この記事で分かること
- ロジクール LIFT M800を買って9ヶ月使った筆者が出した結論
- 実際に使って感じた良いところ・気になるところ
- ロジクール LIFT M800を買うべき人・買うべきじゃない人
私は2023年4月に知人のすすめでロジクール LIFT M800を買いました。それまでエルゴノミクスマウスという単語も知らなかったので、買うのに勇気が入りました。
高かったですが、今はすごく気に入っています。手首・肘の負担も減ったしすごくいいマウスだと思います。
目次
【結論】今までのマウスはもう使えない
Logicool LIFT M800を使いはじめて9ヶ月ですが、手首・肘の負担が明らかに減って快適なので、もう今までの平べったいマウスには戻れません。
価格が8,000円近くするので、マウスとしてはかなり高価な部類ですが、費用対効果は十分あると私は感じています。
最初は違和感の塊みたいな状態でしたが、こっちに慣れると逆に従来のマウスだと手首から肘にかけて負担が大きすぎて使っていられません。
特に、マウスを使う時間が長い方や、手首・肘に痛みがある人は、Logicool LIFT M800を買って損はないと思います。
ここからは、私の細かい感想・レビューを紹介します。ぜひ参考にしてください。
ロジクール LIFT M800の感想・レビュー
私がロジクール LIFT M800を購入したのは2023年4月です(下画像)。
ですから、この記事を書いている2024年1月時点で、丸9ヶ月このマウスをほぼ毎日使っているわけです。そんな私の感想・レビューを紹介します。
慣れるまで違和感がすごかった
ロジクール LIFT M800を使い始めた頃は、違和感がすごかったです。(ちなみに、前に使っていたマウスもロジクールでM705という機種でした。)
正直に言うと「こんなの使えるのか?」と思ったほどです。カーソルの移動もボタン操作も、何もかもうまくいかず、使いこなせるイメージが湧きませんでした。
特に気になったのが、重さとサイドボタンの配置でした。
メーカー表記の重量はM800の方が10g軽いのに、重心の低さなのかM800は「どっしりした重さ」を感じるんです。だから、カーソルが思い通りに動かせませんでした。
サイドボタンは、M705だと親指をほぼ動かさなくても指の側面で押せたのが、M800は親指を若干上に動かして指の腹で押す感じになりました。僅かな移動なんですが、それがとても気になりました。
ただ、1週間も経たずに慣れて気にならなくなりました。人間の適応力はすごいですねw
手首の自然な縦の動きで操作できる
ロジクール LIFT M800は、手首の縦の動き(手のひら・甲側の動き)でマウスを操作できるのが、自然で良いと感じます。
これまでのマウスは、マウスを上から手のひらで覆うような持ち方なので、動かす時は手首の横の動き(親指・小指 側の動き)になります。
でも人間の手首って、縦の動きの方が断然可動範囲が広いし、自然な動きだと思うんです。ご自身の手首の動きで確認してみてください。
私は横に早く動かすと、手首の小指側の筋が痛くなります。
肘の負担も減ったと思う
手首の角度に連動して、前腕から肘の角度も自然になって負担が減ったと思います。
これまでのマウスは、手のひらがデスクと平行になる持ち方でしたが、M800は45度くらいの角度が付きます。
従来型のマウスを使ってる時は意識したことがなかったですが、手のひらを45度くらいから平行にするには、手首と連動して前腕から肘にかけても回し込んでいました。
この回し込みが肘の負担になっていたんだと思います。
M800を約1年使ってみて、従来型のマウスは手首から肘にかけてに負担を強いる不自然なポジションだったと、よく分かりました。
クリック音が静かで良い
ロジクール LIFT M800はクリック音が静かで良いです。
前に使っていたマウスは、「カチッ」と少し高めなクリック音がしましたが、M800は低めな「ポコ」という音で、音量も小さいです。
一人で静かに作業してる時は聞こえますが、誰かいると生活音に紛れて聞こえないレベルの音です。
これに慣れてしまうと、従来の「カチッ」という高いクリック音はかなり気になります。
電池が長持ちする
ロジクール LIFT M800は、電池が長持ちするのが良いです。充電ではなく単3電池1本で動く仕様ですが、
付属の電池を入れて使いはじめて約9ヶ月ですが、まだ60%も残っています(下画像)。
公式ページでは「単三形乾電池1本で最大24カ月使用できます。」と書いてますが、この減り方だとそれもあり得ると思います。
電池残量はLogi Options +という管理ソフトで確認できます。
想像していたより大きくて重い
ロジクール LIFT M800は、ロジクールのエルゴノミクスマウスのラインナップの中では「小型」という位置づけですが、十分大きいです。
手が大きい男性の私でも「ちょうどいい」と感じるサイズです。
手が小さい女性は、店頭で実際に握ってみるとかした方がいいかもしれません。上位モデルでM800より大きいMX VERTICALは大きすぎると思います。
値段が高くて買うのに勇気がいる
私はロジクール LIFT M800を、Amazonで7,818円で買いました。
ワイヤレスマウスでも1,000円台で買える時代なんで、8,000円近い価格は「かなり高いマウス」と言わざるを得ません。
今の価格は↓こちらです。
この値段のマウスを買うのは、ちょっと勇気がいりますよね。私は後悔していませんが、価値観は人それぞれですからね。
中国企業のAnkerだと、エルゴノミクスマウスでも2千円台で買えます。
キーボードのレシーバーと互換性がない
私はキーボードもロジクールを使ってるんですが、マウスとレシーバーの互換性がないので、私のパソコンにはロジクールのレシーバーが2つ挿さってます(下画像)。
デスクトップPCで、USBポートは沢山あるので問題ないですが、できれば1つの方が有り難いです。
マウスはLogi Boltという規格で、キーボード(K370s)はUnifyingです。
Logi Boltの方が後発で、Unifyingよりセキュリティ性・接続性を高めた規格なので、今後はLogi Boltに切り替わっていくと思いますが、それまではちょっと面倒です。
LIFT M800を買うべきな人
長時間マウスを使う人
長時間マウスを使う人は、ロジクール LIFT M800を買っても後悔しないと思います。
最初の違和感は大きいですが、慣れてしまえば逆に使いやすいし、手首・肘の負担が減るのは間違いありません。
パソコン作業に由来する肩こり・首こりなどに悩んでいる方は、特におすすめです。
私は、自分より一回りくらい年上の知人に「騙されたと思って使ってみろ」と勧められました。最初は「ん?」と思いましたが、今はもう従来のマウスには戻れません。
手首・肘に腱鞘炎や痛みがある人
パソコン仕事をしてる人で、手首や肘に腱鞘炎や痛みがある人は、早急にLIFT M800のようなエルゴノミクスマウスを買うべきです。
実際にエルゴノミクスマウスを使ってみると分かりますが、従来型の平べったいマウスは、手首や上腕・肘にかなり負担があります。
今も主流は従来型のマウスですが、エルゴノミクスマウスという選択肢があるわけですから、使わない手はありません。
LIFT M800を買うべきじゃない人・必要ない人
マウスに高い値段を払いたくない人
ロジクール LIFT M800は8,000円近くするので、マウスの相場(2~3,000円)から考えるとかなり高価なマウスです。
この記事を読んで、この値段に納得できない方は、買わないほうが無難でしょう。きっと思い切って買っても、色々粗が見えて後悔すると思います。
手が小さい人
ロジクール LIFT M800は、ロジクールのエルゴノミクスマウスの中では小型ですが、手が大きい男の私でも普通に使えるサイズです。
ですから、手が小さめな人や女性は実物を触らずに買うのはおすすめしません。
家電量販店やパソコンショップで、商品を触った上で購入しましょう。
まとめ
当記事では、ロジクール LIFT M800を買うべきか悩んでる方に、悩んだ末に買った私のレビュー・感想を紹介しました。まとめると、
- 従来のマウスより、手首・肘の負担が減ってとても使いやすい
- クリック音が小さく、電池の持ちも良くて基本性能も良い
- マウスの相場から考えると、かなり高価なマウス
かなり高価なマウスでしたが、私は「買って損はなかった」と感じています。手首・肘の負担が減って、もう従来のマウスには戻れません。
いろんな角度のエルゴノミクスマウスがありますが、私にはLIFT M800の角度が合っていました。