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【読めば分かる】ガラケーが「いつまで使えるのか」を簡単解説

【読めば分かる】ガラケーが「いつまで使えるのか」を簡単解説

「ガラケーがいつまで使えるのか」って気になりますよね。

ここでは、ドコモ・au・ソフトバンクのガラケーについて、2023年10月時点で分かっていることをまとめていますので、ご覧ください。

auは2022年3月31日で既に終了しています。次に終了するのがソフトバンクで2024年1月末、最後にドコモが2026年3月末です。

ガラケーを使ってる方は、ダイレクトメールや電話で「スマホに替えましょう」ってセールスされてると思いますが、焦ってスマホに乗り換える必要もありません。

家電量販店も目立つ所に看板を設置して、セールスに余念がありません。

ケーズデンキ ガラケー終了の告知看板

「スマホに替えましょう」ってセールスは、スマホの方が客単価が高いから「焦らせて機種変更させようとしている」だけです。大手キャリアの常套句ですね。

この記事で分かること

  • 使えなくなるガラケーと、まだ使えるガラケー
  • ドコモ・au・ソフトバンクのガラケーが使える期間
  • スマホに興味がある方がするべき3つのこと

スマホ全盛の時代でも、ガラケーで不自由がないならガラケーを使い続けましょう。料金は安いし「電話で話す」という携帯電話本来の用途なら、スマホよりガラケーの方が断然使いやすいですからね。

もしスマホに興味があるなら、ソフトバンクの格安プランLINEMOのミニプランがおすすめ。月額990円で通信量3GB・7ヶ月間 5分かけ放題が無料で、通信速度はソフトバンク品質なので速いです。(詳しくはLINEMO 評判をご覧ください。)

目次

  1. 使えなくなるガラケーとまだ使えるガラケー
  2. 各キャリアの3G回線停波のスケジュール
  3. ガラケーを使い続けたい方がするべきこと
  4. スマホに興味がある方がするべき3つのこと
  5. まとめ




使えなくなるガラケーとまだ使えるガラケー

まず最初に、今使っているガラケーが「3G専用」なのか「4G対応」なのかが分からないと話が進みませんので調べてほしいです。

と言われても、3G・4Gってなんのこと?

3G・4Gというのは使う電波の種類のことです。3G回線はこの先2~6年の間に使えなくなるんですが、4G回線はまだ10~15年は使えます。
 
要するに、今使っているガラケーが「4G対応」なら、まだまだ使えるわけです。

使えなくガラケーの確認方法

ソフトバンクは以下のページで確認できます。

ここに機種名がのっている場合、ソフトバンクは「2024年1月下旬」に使えなくなります。

ドコモは使えなくなる機種の一覧ページがないので、簡単にはチェックできません。

でも、上記のページの【ドコモケータイ】の欄に機種名がない場合は、3G専用のガラケー(FOMA端末)の可能性が高く、「2026年3月31日」に使えなくなります。

3G専用のガラケー(FOMA端末)かどうか正確に知りたい場合は、ドコモショップ店頭で聞きましょう。忙しい方はドコモオンライショップのチャットサポートでも教えてくれます。

4G対応のガラケーはなぜ使えるのか?

現在使われているガラケーには、前項で紹介したように「3G専用」「4G対応」の2種類があります。

3G・4Gの「G」というのは「Generation(ジェネレーション)」の頭文字のGです。「3G=第3世代」「4G=第4世代」という意味で、数字が大きい方が新しい通信技術ということを指します。

そして、今スマホで主に使われているのが4Gです。

「4G対応のガラケー」は「スマホと同じ回線を使っているガラケー」というわけです。

「4G対応のガラケー」は、ガラケーとスマホを組み合わせた進化形として「ガラホ」「4Gケータイ」と呼ばれて今でも販売されています。

ガラケーだけでなく「3Gを使うスマホ」も使えなくなる

余談ですが3G回線を通話に使っていたスマホも、3G専用ガラケーと同じタイミングで使えなくなるんですよ。

VoLTE(ボルテ)って聞いたことないですか?

4G回線を電話番号で発着信する音声通話に使う技術で、最近のスマホや4G対応のガラケーは全てVoLTE対応です。

しかし、2014年頃までに発売されたスマホは「VoLTE非対応のスマホ」も多かったです。

データ通信には4G回線を使っているのに、音声通話は3G回線というややこしい状態のスマホです。iPhoneだと2013年9月に発売された「iPhone5C」までがVoLTE非対応です。

iPhoneだけでなくAndroidスマホも同様です。

もう6年も前の機種ですから、使っている人も少ないと思いますが、「スマホだから大丈夫」というわけじゃないので注意しましょう。

各キャリアの3G回線停波のスケジュール

STOP 3G

ここではドコモ・au・ソフトバンクの3G回線 停波のスケジュールを詳しく紹介します。

ドコモ【2026年3月31日】

ドコモは2026年3月31日で3G回線を使ったサービスが使えなくなります。

以下、2019年10月29日付け公式発表の引用です。

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、第3世代移動通信方式の「FOMA」および携帯電話からインターネットやメールを利用できるサービス「iモード」を、2026年3月31日(火曜)に終了いたします。

出典:「FOMA」および「iモード」のサービス終了について
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/10/29_00.html

「FOMA(フォーマ)」というのが、ドコモの3G回線を使った通信システムのことで、「iモード」は3G回線を使ってインターネットに接続したりEメールを使えるサービスです。

この記事を書いている2023年10月時点で、停波までまだ2年半以上あるので焦ることはありません。

ただ、iモードに関しては停波までの期間で、利用できる機能が減る可能性が高いので「どんどん使いにくくなる」のは間違いないでしょう。

ソフトバンク【2024年1月下旬】

ソフトバンクは2024年1月下旬に3G回線を使ったサービスが終了します。

以下、2019年12月6日付け公式発表の引用です。

ソフトバンク株式会社は、周波数の有効利用により安定した品質で、かつ快適な通信サービスを提供するため、2024年1月下旬に3Gサービスを終了します。ソフトバンク株式会社は、3Gサービスの提供を2002年12月に開始しましたが、現在はより高速で高品質なLTEサービスが普及したことから、3Gサービスを終了して周波数の有効利用を進めます。

出典:3Gサービスの終了について
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2019/20191206_03/

ソフトバンクの「3Gサービス終了」は2024年1月下旬なのでまだ2年ありますが、2019年12月3日からガラケーや3Gスマホで「インターネットを利用する多くの機能」が使えなくなっています。

使えなくなっている機能がこちら↓

  • GPS機能
  • https(SSL通信利用)から始まるWEBページ利用
  • ネットワーク自動調整の画面が表示されると、利用いただけなくなる機能
    • S!メール(@softbank.ne.jpなどのアドレスを利用したメール)の送受信
    • テレビ(ワンセグ)の視聴
    • カメラの起動
    • 時計の自動調整
    • ブラウザの起動

「ネットワーク自動調整の画面」というのは、SIMカードを抜き差ししたり、バッテリー残量がなくなって電源が落ちた後に、充電して起動させた時に表示される画面です。

SIMカードを触ることはまずないですが、バッテリーが切れてしまうことはありますよね。

そうなると太字の6つの機能も使えなくなってしまいます。

ガラケーでもカメラやEメールくらいは使うでしょうが、バッテリーを切らすと、それも使えなくなってしまいます。

ガラケー利用者に4Gケータイやスマホへの乗り換えを促したい気持ちは分かりますが、ここまで使えなくするのはひどいと思います。

長年ソフトバンクを使ってきた利用者にどういうつもりなんでしょうね。

au【2022年3月末】

auは2022年3月末で3G回線を使ったサービスが使えなくなりました。

以下、2021年11月29日付け公式発表の引用です。

KDDI、沖縄セルラーは2022年3月31日をもって、auの3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」(以下 本サービス) を終了します。本サービスの終了に伴い、本サービス対応機種とauの高音質通話サービス「au VoLTE」に非対応の機種 (以下 VoLTE非対応機種) ならびにUQ mobileの「VoLTE非対応SIMカード」サービスは、2022年4月1日以降ご利用いただけなくなります。

出典:3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」を22年3月31日に終了
https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/11/29/5546.html

「CDMA 1X WIN」というのが、auの3G回線を使った通信システムのことです。インターネットやメールを利用するサービスは「EZ WIN(ガラケー)」「IS NET(3Gスマホ)」で、これも同じ時期に使えなくなりました。

2022年4月1日時点で残っている契約は、4月1日に自動解約になります。自動解約後も6月末までは「電話番号」「メールアドレス」は保管されます。

大手キャリアの中では3G回線の停波が一番早いのがauでした。




ガラケーを使い続けたい方がするべきこと

「スマホにする必要ない」「今後もガラケー使いたい」という方は、4G対応のガラケーに機種変更するしか残された道はありません。

古い3G専用のガラケーで使う電波が止まってしまうんですからね。

各キャリアの4G対応ガラケーが↓こちら。

機種の数は少ないし新機種がなかなか発売されませんが、今でも販売しています。

4G対応ガラケーの利用料

気になるのは4G対応ガラケーの利用料だと思いますので、ここで紹介します。

端末代込みで1,500~2,500円くらいです。時間無制限のかけ放題オプションを付けるとプラス1,700円になります。

ドコモ:ケータイプラン

月額料金 1,320円
データ通信量 100MB
無料通話 なし
オプション 5分通話無料オプション:770円
かけ放題オプション:1,870円

ドコモの場合、月額1,320円+端末代で4G対応ガラケーが持てます。

端末代はオンラインショップの価格で880円×36回払いですから、合計2,200円です。

公式ページ:ケータイプラン | NTTドコモ

4G回線への乗り換えキャンペーンとして、ドコモだけでなく他社の3G回線からの乗り換えでも、28,800円相当のポイントの還元が受けられます。1ポイント=1円で月額料金として使えるのでお得です。

参照:はじめてスマホ購入サポート

au:ケータイシンプルプラン

月額料金 1,320円
データ通信量 100MB
無料通話 なし
オプション 通話定額ライト2:880円
通話定額2:1,980円

auの場合、月額1,320円+端末代で4G対応ガラケーが持てます。

端末代はauオンラインショップの価格で初回875円+855円×35回払い(KYF39の場合)ですから、合計2,175円です。

公式ページ:ケータイシンプルプラン | au

auの4G回線への乗り換えキャンペーンは、auの3Gケータイを24ヶ月以上使っていた人が対象で、4Gケータイの機種代金を最大40,700円割引きしてもらえます。INFOBARだと実質0円で購入できて、充電器ももらえます。

参照:ケータイとりかえ割| au Online Shop

auの場合、ケータイシンプルプランの他に、1GBのデータ通信とかけ放題が付く「ケータイカケホプラン」や、時間制の無料通話が付く「VKプランS(N)」「VKプランM(N)」もあります。

ソフトバンク:ケータイ通話プラン

月額料金 1,078円
データ通信量 なし
無料通話 なし
オプション 準定額オプション:880円
定額オプション:1,980円

ソフトバンクの場合、1,078円+端末代で4G対応のガラケーが持てます。
(ドコモ・auは100GBのデータ通信量が付いて1,320円でしたが、ソフトバンクはデータ通信なしで安いです。)

端末代はソフトバンクオンラインショップの価格で600円×48回払い(AQUOSケータイ3の場合)ですから、合計1,678円です。

ケータイ通話プランだと通信量がゼロなので、Eメールも利用できません。Eメールを使いたい方は100MBの通信量が付く「ケータイ100MBプラン(1,408円/月)」を選びましょう。

シンプルに「音声通話とSMSしか使わない」という方は、ソフトバンクが一番安いです。

公式ページ:ケータイ | ソフトバンク

今のガラケーで払ってる料金と比べていかがでしょうか。極端には高くなりませんよね?「ガラケーを使い続けたい」ならこの方法しかありません。

スマホに興味がある方がするべき3つのこと

ガラケーからスマホ イラスト

「この機会にスマホにするのもいいかも」と思う方におすすめのスマホへの切り替え方を紹介します。

特に「高齢の方」は段階的にスマホに切り替えた方が良いでしょう。

よく知らずに「簡単に使えるようになる」「スマホなら何でもできる」と考えている方が多いですが、ガラケーとの使い勝手の違いのハードルはかなり高いし、慣れるまでストレスを感じるはずです。

切替えてしまってから「やっぱりガラケーに戻す」というのも無駄なコストがかかりますからね。具体的な順序がこちらです。

  1. タブレットを使い始める
  2. スマホをWi-Fiで使いながら慣れ
  3. スマホにするべきか見極める

1.タブレットを使い始める

スマホより大きいタブレットで「まずデジタルツールに慣れる」のが最初のステップです。

中古でもなんでもいいので、安いものを買って使ってみましょう。

この時、家族や友人など身近に教えてくれる人を探しましょう。そして「その方が教えられる機種を買う」のがポイントです。

具体的にはiPhone・iPadを使っている人ならiPadを、Androidスマホ・タブレットを使っている人ならAndroidのタブレットを買うということです。

「教えてくれ」と頼むのは嫌かもしれませんが、聞いた方が絶対に早いし、無用なトラブルを避けられます。

タブレットを使いこなせて「これなら大丈夫」と思えたら次のステップに進みましょう。

2.スマホをWi-Fiで使いながら慣れる

まだスマホを契約するのは早いです。「スマホをWi-Fiで使いながら慣れる」のが次のステップです。

高価な新品を買うのはもったいないので、家族のお古があるとベストです。

スマホのサイズ感や、タブレットと違う文字入力に慣れるためのステップです。

このステップで「こんな小さいのは嫌」とか「タブレットで十分」と感じるようなら、スマホに切替える必要はありません。

スマホの小ささも気にならないなら、いよいよ最後のステップです。

3.スマホにするべきか見極める

いよいよ最後の決断「スマホにするべきか見極める」のが最後のステップです。

ここまではガラケーを使いながら、タブレットやスマホを使っていたわけですが「その状態に不満はあるのか?」という点の確認です。

というのも、キャリアでスマホを契約すれば、絶対にガラケーよりも月々の支払いが増えます。使用料も機種代もガラケーと比べ物になりません。

月々の支払いは安くても5、6千円はするし、1万円近く払ってる人も珍しくありません。

「そこまでのコストを払ってスマホにする必要があるか」を真面目に考えてください。

家のWi-Fiでタブレットを使うだけなら、月々の余計な支払いは発生しません。「みんながスマホ」だからって右ならえでスマホにする必要はありません。

【追記】義母がガラケーからスマホに替えてしまいました。

2021年2月 76歳の義母がガラケーからスマホに替えてしまいました。そして案の定使い方がわからず四苦八苦しました。2年経った今でもLINE通話で電話の違いがよく分かっていません。

遠方に住んでいるので、ショップへ行くのに付き添えなかったのがいけませんでした。電話では「スマホはやめといたほうが良いよ」とは伝えていたんですが、auショップに行ったらスマホを強く勧められて、スマホにしてしまったようです。

電話で色々聞いたんですが、iPhoneなのか、Androidなのか、簡単スマホなのか、それさえわかりません。きっと月額料金も大きく上がっているんだと思います。

当然、使い方が分かるわけもなく、毎日悪戦苦闘しているようです。

70代後半にもなって、携帯電話の使い方でご苦労する必要なんてないのに、ショップ店員には憤りしかありません。

百歩譲って、同居してる子供や孫がいるなら、すぐ聞けるからいいですが、聞ける人が家に居ない人にとって、スマホは超難問のパズルのようなものです。

もし、このページをご覧になってる方で、近々ケータイショップで相談しようと考えている方。そして「スマホは必要ない」と考えてる方は、強い意志を持って行ってください。ショップ店員は、様々な甘言を弄してスマホへ誘導してくるはずです。若しくは、家族や詳しい人と一緒に行きましょう。

ケータイショップの店員はノルマのことしか考えてませんからね。

まとめ

ガラケーの中でも3G専用のものは以下のスケジュールで使えなくなります。

  • ドコモ:2026年3月31日
  • au:2022年3月末
  • ソフトバンク:2024年1月下旬

ソフトバンクだけは既に使えなくなっている機能が沢山あります。

ただ、ガラケーの全てではなく4G回線対応のガラケーならまだまだ使えます。

ですから、ガラケーを使い続けたい方は「4G対応のガラケーに機種変更」しましょう。月々の利用料も端末代込みで1,500~2,500円ですから、そんなに高くありません。

スマホだと安くても5,000~6,000円はかかりますからね。必要なければスマホに替える必要はありません。

とりあえず、今使っているガラケーを大事に使って、壊れたりバッテリーがダメになった時に「4G回線対応のガラケーに機種変更」しましょう。