
在宅勤務になったけど「家にWiFiがない!」という人の、
- 多すぎてどれが良いのかサッパリ分からない
- 長期契約は嫌だし、料金が高いのも困る
- スマホのパケット足りなくなるから1日も早く欲しい
こういう疑問や不安にお答えします。
この記事で分かること
- 在宅勤務・テレワーク用のWiFi選びで大事な3つのポイント
- おすすめのレンタルポケットWiFi 3選
- 在宅勤務で使うツールと通信量の目安
新型コロナウィルスの影響で、予期せず在宅勤務に切替えられて困ってる方が多く、当サイトにも何件か質問が届いています。
家に光回線などのWiFiがある人は良いですが、WiFiがない方は慌てますよね。
当記事では、「日常使いのWiFi」とは違う視点で、「早く・安く・短く」使えるポケットWiFiを厳選して3つ紹介しています。ぜひ参考にしてください。
目次
- 在宅勤務のポケットWiFi選び 3つのポイント
- 【ポイント1】早く手に入る
- 【ポイント2】利用料金が安い
- 【ポイント3】契約期間の縛りがない・短い
- おすすめレンタルポケットWiFi 3選
- 2GB/日で月額3,300円【縛りなしWiFi】
- 5GB/日で契約期間3ヶ月【WeBe WiFi】
- 30GB/月が月額2,650円【ギガゴリWiFi】
- 【プラス1】WiMAXを「1年だけ使う」という方法
- 【補足】在宅勤務・テレワークによく使うツールと通信量
- まとめ
在宅勤務のポケットWiFi選び 3つのポイント
在宅勤務・テレワークに使うポケットWiFiは、「早く・安く・短く」で選ぶのがポイントです。
ポイントをひとつずつ詳しく解説します。
【ポイント1】早く手に入る
仕事に使うものですし、一刻も早く欲しいですよね。ただ残念ながら、そうもいかない状況です。
今この記事をご覧になってる皆さんと同じように、新型コロナウィルスの影響で在宅勤務やテレワークになって「急にWiFiが必要になった」という方が非常に多いです。
しかも、端末の入荷・流通も影響されていて、新規受付を停止しているサービスも少なくありません。
さらに追い打ちをかけるように、政府・自治体による出勤自粛の要請もあり、運営会社もテレワークや少ない人員での発送作業を余儀なくされています。
そんな状況ですから、「早い」と言っても「申し込み即日発送」は期待できません。
そういう中でも、出来るだけ早く発送してくれるサービスを紹介しています。(※2020年4月13日時点)
【ポイント2】利用料金が安い
会社がWiFiの費用を出してくれればいいですが、在宅勤務・テレワークのためとは言え、家のネット回線の費用を会社が負担くれるとは考えにくいです。
だったら「利用料金の安さ」は大事です。安くないと困りますよね。
ここで紹介している3つのポケットWiFiは、月額2千円台後半~3千円台前半で安いです。
【ポイント3】契約期間の縛りがない・短い
契約期間の縛りも見逃せないポイントです。新型コロナウィルスによる在宅勤務が、いつまで続くか分かりませんが、2~3年続くということはないでしょう。
ですから、契約期間は「縛りがない」または「短い」のがおすすめです。
ここで紹介している3つのポケットWiFiは、契約期間の縛りが「ない」「3ヶ月」「1年」のサービスです。
おすすめレンタルポケットWiFi 3選
では早速、在宅勤務・テレワークにおすすめの「早く・安く・短く」使えるポケットWiFiを3つ紹介します。条件の早見表を作りました。ご覧ください。
プラン | 通信量 | 料金 | 契約期間 | 初期費用 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
通常プラン | 2GB/日 | 3,300円 | なし | 1,000円 |
ライトプラン | 20GB/月 | 3,000円 | |||
WiMAXプラン | 10GB/3日 | 4,300円 | |||
![]() 新規受付停止中 |
- | 5GB/日 | 3,280円 | 3ヶ月 | 0円 |
![]() 新規受付停止中 |
20GBプラン | 20GB/月 | 2,350円 | 1年 | 3,000円 |
30GBプラン | 30GB/月 | 2,650円 |
では、ひとつずつ詳しく解説します。
1.2GB/日で月額3,300円【縛りなしWiFi】
縛りなしWiFiは、サービス名の通り契約期間の縛りがないのが一番の特徴です。
(紛らわしいことに3年縛りがある「縛っちゃうプラン」も存在しますが、メリット無いので無視しましょう。)
プランは以下の3通りあって、利用する回線・通信量・料金が違います。
プラン名 | 回線 | 通信量 | 料金 |
---|---|---|---|
通常プラン | ソフトバンク | 2GB/日 | 3,300円 |
ライトプラン | ソフトバンク | 20GB/月 | 3,000円 |
WiMAXプラン | WiMAX | 3日10GB | 4,300円 |
おすすめは、つながりやすいソフトバンク回線を「1日2GB」使える通常プランで、月額料金は3,300円で、初期費用は事務手数料の1,000円だけです。
解約申請をした翌月末が解約日になるので、最短で1ヶ月+α(申込月の残日数)で利用できます。
他に必要なのは、解約した時に端末を返却するのにかかる送料だけです。
使える通信量は多くないですが、動画・VODを観る用途ではなく、Zoom・Skypeなどを使ったWEB会議や業務連絡のチャットで使う程度なら十分だと思います。
「WiFiは仕事で使うだけ」「在宅勤務が終わったらすぐ解約したい」という方におすすめです。
発送は最短で申し込みの翌日で、締め切りは14時までです。
ただ新型コロナウィルスの影響で、運営会社がリモートワーク業務をすすめていて、配送に遅延が生じる場合があるそうです。(具体的にどれくらい待つのかはメールで問い合せ中です。)
3年契約で契約期間内の解約だと15,000円の解除料金が必要なので、在宅勤務用でレンタルする方にはおすすめできません。
2.5GB/日で契約期間3ヶ月【WeBe WiFi】
現在、新規受付停止中です。
We Be WiFiは「1日5GB」「契約期間3ヶ月」を3,280円という安さで使えるのが特徴です。
使う回線はソフトバンクのLTE回線で、プランはシンプルに↑このひとつだけ。
端末のレンタル代は無料で、他社で3,000円必要な事務手数料も0円で初期費用が安いのも魅力。
(※解約時に解約事務手数料が3,000円必要)
20日までの解約申請で月末解約になり、翌月10日までに到着するように端末を返却します。
使い放題ではないですが1日5GB使えれば、仕事以外でスマホで動画を1~2時間観るくらいは余裕です。
契約期間3ヶ月という縛りがありますが、通信量・料金は前項の縛りなしWiFiより優れています。
We Be WiFiは「1日2GBでは心もとない」「3ヶ月くらい使っても良い」という方におすすめです。
3.30GB/月が月額2,650円【ギガゴリWiFi】
現在、新規受付停止中です。
ギガゴリWiFiは1年という契約期間の縛りがありますが、「料金が安い」のが魅力です。
使う回線はソフトバンクのLTE回線で、20GBプランが2,350円/月、30GBプランが2,650円/月です。
1日平均で20GBプランだと約660MB、30GBで1GBですから、縛りなしWiFiの2GB/日・We Be WiFiの5GB/日よりかなり少ないですが、その代わり料金が安いです。
毎日のように動画で行うWEB会議があると通信量が不足すると思いますが、チャットやファイルの送受信くらいなら十分だと思います。(契約前に確認しましょう。)
契約期間内の解約だと18,000円の解約違約金が必要なので、1年は必ず使うことを前提に契約しましょう。
在宅勤務が終わったら、違約金なしで解約できる更新月まで日常使いのWiFiとして使って、「スマホのパケットプランを下げる」のも有効です。
ギガゴリWiFiは「通信量は少なくていい」「月々の支払いを安くしたい」という方におすすめです。
在宅勤務用と考えると、契約期間が長すぎるので注意しましょう。
でも、「在宅勤務が終わってからもWiFiとして使う」というならワールドプランでの契約もありです。「在宅勤務の後も使うのか否か」で検討してください。
【プラス1】WiMAXを「1年だけ使う」という方法
前章で紹介した3つのサービスは、どれも「端末がレンタル」のサービスです。でも「レンタル端末は気をつかうから嫌」という方もいると思います。そういう方におすすめなのがこの方法です。
この方法は、端末代は0円で自分の物になり、なお且つ実質月額※が安い。そして、本来3年使わなきゃいけないところを「1年だけ使う」という特殊な使い方です。
※実質月額とは、月額料金・端末代・事務手数料・解約金・残債など使用期間中にかかる全ての費用の合計から、キャンペーンの還元額を引いた実質費用を使用月数で割って算出した金額です。
いくつか気をつけなきゃいけないポイントがありますが、メリットは大きいです。ぜひ参考にしてください。
通信速度が速く、たっぷり使えるWiMAX
まず、WiMAXが「どんなものか」と「メリット」を紹介します。
WiMAXはスマホ回線(LTE)とは別の電波を使っていて「通信速度が速い」です。エリアは都市部・市街地を中心にかなり広いです。そして「月間の通信量制限がない」のがメリットです。
ただ電波の特性上、スマホ回線より電波状況がシビアで、短期の通信量制限(3日で10GB)があります。使い放題のサービスではありません。
「昼間は速度制限されない」から在宅勤務におすすめ
WiMAXの速度制限は特殊で、昼間は速度制限されないので「在宅勤務向き」と言えます。
具体的にどんな制限かというと、3日間の通信量が10GBをオーバーすると「翌日の夜(18時頃~翌2時頃)」に「概ね1Mbps」に速度制限されます。
「制限されるのは夜だけ」で「制限されても全く使えない速度じゃない」のがWiMAXの速度制限です。
極端な話しですが、3日で50GB使っても「昼間は高速通信できる」わけです。夜は制限されますが「スマホでYoutubeを観る」くらいできる速度です。
スマホ回線の制限速度の128kbpsと比べると、WiMAXの制限速度 1Mbpsは約8倍もの速さです。
昼間は速度制限を気にせず使えて、夜は制限されてもそれなりに使えるのがWiMAXです。だから在宅勤務におすすめなんです。
AmazonプライムビデオやU-NEXTもスマホ標準画質なら、最初の読み込みに少し時間がかかりますが、再生中は止まらず観られます。
実質月額3,394円でWiMAXが使える
そこでおすすめしたいのが、「端末代無料・高額キャッシュバックのキャンペーンで3年契約して、特典を受け取って1年で解約する使い方」です。
この使い方は解約時に違約金を払わなきゃいけませんが、違約金の額を大きく上回るキャッシュバックを受け取れるので、実質月額は安くなります。
3年契約のメリット(特典が大きい・LTEオプション無料・端末代無料)だけ受け取って、できるだけ負担が少ないタイミングで途中解約するという使い方です。
この使い方で1年だけWiMAXを使えば、実質月額は3,394円まで安くなります。もちろんハイスピードプラスエリアモードも無料で使えます。
では、この使い方のポイントはこの3点なのでひとつずつ解説していきます。
- GMOのキャッシュバックキャンペーンが最適
- 解約するのは違約金が減額されるタイミング
- キャッシュバックを「絶対に」受け取る
GMOのキャッシュバックキャンペーンが最適
なぜGMOのキャッシュバックキャンペーンが最適なのかというと、以下の3つの理由からです。
- 特典を全額一括で受け取れる
- 特典のキャッシュバック額が他社より多い
- キャンペーン特典の違約金がない
途中解約する前に特典を全額受け取れないと損しますし、金額は多い方が良いのは当然です。Broad WiMAXのようにキャンペーンの違約金があると解約時の負担が増えてしまいます。
ですからGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンが最適なんです。
この使い方をGMOの月額割引キャンペーンですると、特典を全額受け取れないので実質月額が13ヶ月の解約で788円も高くなってしまいます。
解約するのは違約金が減額されるタイミング
解約する時期は解約違約金が下がる13ヶ月目が良いです。
違約金は下図のとおり【19,000円・14,000円・9,500円・なし】の4段階で変化するので、解約するタイミングは13ヶ月目・25ヶ月目・37ヶ月目のいずれかになります。
それぞれの実質月額を計算すると、13ヶ月目が一番安いから「13ヶ月目に解約するのが良い」です。
順位 | サービス名 | キャンペーン | 月額料金合計 | キャッシュバック | 実質費用 | 実質月額 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | GMO | キャッシュバック | 57,720 | ▲27,200 | 47,520 | 3,394 | 13ヶ月で解約 解約金14,000円 |
2位 | GMO | キャッシュバック | 160,032 | ▲27,200 | 135,832 | 3,575 | 37ヶ月で解約 解約金なし |
3位 | GMO | キャッシュバック | 108,876 | ▲27,2000 | 94,176 | 3,622 | 25ヶ月で解約 解約金9,500円 |
違約金14,000円の13ヶ月目の解約が一番安くて、次が違約金なしの37ヶ月目。一番割高なのが違約金9,500円の25ヶ月目という結果になりました。
解約違約金を払っても実質月額が安いって意外ですよね。
というわけで、解約するタイミングに注意しましょう。
13ヶ月目に解約するには、解約月の20日までにGMOとくとくBBお客さまセンターにメールか電話で連絡します。(解約月以外はWEB上のマイページから手続きができません。)
キャッシュバックを「絶対に」受け取る
当たり前ですが、「絶対に」キャッシュバックを受け取って下さい。
キャッシュバックは時期が来たら振り込まれるわけではなく、受取り手続きをしないと受け取れません。
GMOとくとくBBの場合、端末発送月を含む11ヶ月目に案内メールが届いて、メール記載のURLから受取口座の登録を行います。すると登録した日の翌月最終営業日に振り込まれます。
案内メールが送られた日の翌月末日までに口座登録手続きをしないと、キャッシュバックは失効してしまいます。
ですから、メールを確認して口座登録するのを絶対に忘れてはいけません。
契約時にメールが届く月にスマホのリマインダーメールを設定し、手帳やカレンダーにも書いて手続きを忘れないようにしましょう。2020年6月に端末が発送されたら、メールが届くのは2021年4月です。
メールが届くのは日時は月末の日の夕方4時です。すぐに手続きすれば、翌月の最終営業日に振り込まれます。(私は2020年5月の最終営業日より少し前の27日(水)に振り込まれました。)
「GMOはキャッシュバックが受け取れない」と書いてるサイトもありますが、そんな事はありません。手続きを忘れなければ確実に受取れます。
途中解約を前提に契約するという、イレギュラーなWiMAXキャンペーンの使い方ですが、3年契約の長さが気になっている人におすすめです。
繰り返しになりますが、「絶対に」キャッシュバックを受け取って下さい。
在宅勤務・テレワークによく使うツールと通信量
チャットワーク(Chatwork)
チャットワークは定番のビジネス向けチャットツールです。グループチャットやタスク管理、ファイルの共有に通話(音声・ビデオ)もできる多機能なツールです。
私もチャットワークをブラウザのタブに常駐させていますが、今は名刺やメールにチャットワークIDを書いている人も増えているくらい定番のビジネスツールです。
チャットワークでも通話はできますが、通話はZoomやスカイプを使うことが多いので主な用途はチャット・タスク管理になります。ですから通信量は気にするほど多くありません。
気を付けるとすれば、大きいファイルの共有がある場合くらいです。
Zoom
今やオンラインのミーティング・会議・セミナーと言えばZoomです。仕事だけでなく、新型コロナウィルスによる外出自粛の影響で、オンライン飲み会もトレンドになっています。
Zoomは参加人数や、画面を表示させる端末(サイズ)によって通信量が大きく変わります。
グループビデオを1080pのフルHD画質で使うと、1時間あたり1.5~2GBにもなります。これがスマホサイズなら1時間あたり300~500MBに抑えられます。
通信量の上限があるポケットWiFiを利用する方は、小さい画面で利用するのをおすすめします。
スカイプ(Skype)
スカイプ(Skype)は1対1の音声通話・テレビ電話で使われてきたツールですが、お互いのスカイプIDが分からないと通話できないし、前項のZoomより通信量が多いので注意が必要です。
ビデオ通話だと1時間で1.5~2GBも消費してしまいます。Zoomの約4、5倍の通信量です。スカイプを使うなら映像なしの音声通話がおすすめです。ビデオ通話するならZoomを利用しましょう。
「どれくらい使うか」を考えて契約しよう!
毎日これくらい利用するのであれば、縛りなしWiFiの2GB/日では足りないので、1日5GB使えるWeBe WiFiがおすすめです。新規受付停止中
逆にビデオ会議・ミーティングは「ほぼ無い」という方は、2GB/日の縛りなしWiFiの通常プランで足りるでしょう。
と言うように、通信量を消費しやすいビデオ会議の時間を目安に、通信量を計算してポケットWiFiを契約するのがおすすめです。
まとめ
この記事では在宅勤務・テレワークにおすすめな「早く・安く・短く」使えるポケットWiFiを紹介してきました。ポケットWiFiを探している方は、ぜひ参考にしてください。
この記事で紹介したこと
- 在宅勤務に使うWiFiは「安さ」も大事だけど「短く」使えるサービスがおすすめ
- 「早く・安く・短く」使えるレンタルポケットWiFi 3選
- レンタルが嫌な方は、WiMAXを1年だけ使う方法もあり
当記事でおすすめしたサービスは以下の3つです。
- 2GB/日で月額3,300円【縛りなしWiFi】
- 5GB/日で契約期間3ヶ月【WeBe WiFi】 新規受付停止中
- 30GB/月が月額2,650円【ギガゴリWiFi<】 新規受付停止中
WiMAXを1年だけ使うのであれば、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンが最適です。