WiMAXを1年・短期で使いたいならこの使い方が絶対最安です!

WiMAXを1年・短期で使いたいならこの使い方が絶対最安です!

WiMAXを1年だけ使いたい、3年契約なんてしたくないという方の、

  • 1年契約できるWiMAXのプロバイダはないの?
  • できるだけ安くWiMAXを使いたいんだけど…。

こういう疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • 1年契約できるWiMAXプロバイダとその条件
  • 1年契約より実質月額 700円以上安くWiMAXを1年だけ使う方法
  • ↑この使い方を成功させるポイントと3つの注意点

2019年10月の法改正(電波通信事業法)に伴い、新たに1年契約できるプロバイダが現れましたが、正直言って「全然条件がよくない」です。

だから旧プランを賢く1年だけ使う方法がおすすめなんです。具体的に言うとGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンで契約して、キャッシュバックを受け取ったら解約するという使い方です。

他のサイトでは紹介されていない使い方なので、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いている私は「安くて安心して使えるネット回線」を紹介することをポリシーに、10年以上WEBで情報発信しているライターで、自宅兼事務所のネット回線はWiMAXを使っています。

目次

  1. BIGLOBE WiMAXなら1年契約できるけど条件が悪い
  2. まだ間に合う!3年契約を1年で解約する使い方
  3. GMOとくとくBBの申し込み手順と注意点
  4. まとめ

BIGLOBE WiMAXなら1年契約できるけど条件が悪い

BIGLOBE WiMAX スクリーンショット

2021年4月現在BIGLOBE WiMAXでWiMAXの1年契約ができます。

今も3年契約が主流のなかで、契約期間の選択肢があるのは喜ばしいことなんですが、如何せん条件が悪すぎます。

ポイントはこの3点です。

  • 端末代に21,120円もかかる
  • ハイスピードプラスエリアモードが有料
  • 新規契約特典のキャッシュバックが17,000円しかない

ひとつずつ詳しく解説します。

1.端末代に21,120円もかかる

これまで0円または1円が当たり前だった端末代に、BIGLOBE WiMAXは21,120円もかかります。

BIGLOBE WiMAXの端末代の詳細 スクリーンショット

支払い方法をクレジットカードにすると880円×24回の分割払いになり、一括払いは選べません。

1年で解約する場合、解約時に1年分の残債(10,560円)を一括で支払うことになります。

解約するサービスの端末代なんか払いたくないですよね。

端末代がかかるようになったので、月額料金は4,378円ですが、端末代の880円がプラスされて実質5,258円です。

2.ハイスピードプラスエリアモードが有料

BIGLOBE WiMAX ハイスピードプラスエリアモード 1,005円スクリーンショット

3年契約では無料で使えたハイスピードプラスエリアモードが有料になりました。使った月だけ1,105円請求されます。

これはルーターを持ち歩いて使う人にとっては致命的です。

au 4G LTE回線が使えるようになるので、WiMAXが苦手な地下や建物の奥まった部屋でもルーターが使えるようになります。通信量は1ヶ月に7GBまでです。

いざという時にハイスピードプラスエリアモードを「無料で使える」のと「1,105円かかる」のとでは全然違います。

WiMAXルーターを持つなら、ハイスピードプラスエリアモードは無料で使えた方が絶対に便利です。

3.新規契約特典のキャッシュバックが17,000円しかない

BIGLOBE WiMAX 1万5千円キャッシュバックバナー スクリーンショット

2019年9月まで30,000円以上あった新規契約特典が、電気通信事業法の改正に伴って減額され2021年4月は17,000円です。

サービス開始翌月に受取れるのは有難いですが、金額が半分になってしまったのは残念としか言いようがありません。

今も旧プランで契約できるプロバイダは、30,000円以上の新規契約特典が受け取れます。それに端末代も無料です。

GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンは最大33,200円のキャッシュバックがもらえます。

【結論】BIGLOBE WiMAXは実質料金が高すぎる

1年契約できるのはいいですが、「端末代が21,120円」「ハイスピードプラスエリアモードが1,105円/月」「新規契約特典のキャッシュバックは17,000円」では実質料金が高すぎます。

2021年4月現在の実質月額の比較表を見れば一目瞭然です。

条件:ギガ放題・端末 HOME02【2021年4月時点】
順位 サービス名 キャンペーン 月額料金合計 キャッシュバック 実質費用 実質月額 備考
1位 GMO キャッシュバック 175,987 ▲33,200 146,087 3,844 3年
2位 GMO 月額割引 150,407 ▲6,000 147,707 3,887 3年
3位 DTI 月額割引 147,609 150,909 3,971 3年
4位 カシモWiMAX 月額割引 148,445 151,745 3,993 3年
5位 Broad WiMAX 月額割引 148,932 152,837 4,022 3年
9位 BIGLOBE キャッシュバック 68,354 ▲17,000 64,334 4,595 13ヶ月
実質月額とは、月額料金・端末代・事務手数料・解約金・残債など使用期間中にかかる全ての費用の合計から、キャンペーンの還元額を引いた実質費用を使用月数で割って算出した金額です。

1位のGMOとくとくBB キャッシュバックキャンペーンより実質月額が751円も高いです。

この金額にはオプション料金は入っていませんから、ハイスピードプラスエリアモードを使うとさらに1,105円高くなります。

同じ端末・回線を使うのに、毎月751円も高いなんてあり得ませんよね?だからBIGLOBE WiMAXの1年契約はおすすめできないんです。

まだ間に合う!3年契約を1年で解約する使い方

そこでおすすめしたいのが、「端末代無料・高額キャッシュバックのキャンペーンで3年契約して、特典を受け取って1年で解約する使い方」です。

この使い方は解約時に違約金を払わなきゃいけませんが、違約金の額を大きく上回るキャッシュバックを受け取れるので、実質月額は安くなります。

3年契約のメリット(特典が大きい・LTEオプション無料・端末代無料)だけ受け取って、できるだけ負担が少ないタイミングで途中解約するという使い方です。

この使い方で1年だけWiMAXを使えば、実質月額は3,498円まで安くなります。もちろんハイスピードプラスエリアモードも無料で使えます。

では、この使い方のポイントはこの3点なのでひとつずつ解説していきます。

  • GMOのキャッシュバックキャンペーンが最適
  • 解約するのは違約金が減額されるタイミング
  • キャッシュバックを「絶対に」受け取る

GMOのキャッシュバックキャンペーンが最適

GMOとくとくBB スクリーンショット

なぜGMOのキャッシュバックキャンペーンが最適なのかというと、以下の3つの理由からです。

  • 特典を全額一括で受け取れる
  • 特典のキャッシュバック額が他社より多い
  • キャンペーン特典の違約金がない

途中解約する前に特典を全額受け取れないと損しますし、金額は多い方が良いのは当然です。Broad WiMAXのようにキャンペーンの違約金があると解約時の負担が増えてしまいます。

ですからGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンが最適なんです。

この使い方をGMOの月額割引キャンペーンですると、特典を全額受け取れないので実質月額が13ヶ月の解約で914円も高くなってしまいます。

解約するのは違約金が減額されるタイミング

解約する時期は解約違約金が下がる13ヶ月目が良いです。

違約金は下図のとおり【20,900円・15,400円・10,450円・なし】の4段階で変化するので、解約するタイミングは13ヶ月目・25ヶ月目・37ヶ月目のいずれかになります。

それぞれの実質月額を計算すると、13ヶ月目が一番安いから「13ヶ月目に解約するのが良い」です。

条件:ギガ放題・端末 HOME02【2021年4月時点】
順位 サービス名 キャンペーン 月額料金合計 キャッシュバック 実質費用 実質月額 備考
1位 GMO キャッシュバック 63,475 ▲33,200 48,975 3,498 13ヶ月で解約
解約金15,400円
2位 GMO キャッシュバック 175,987 ▲33,200 146,087 3,844 37ヶ月で解約
解約金なし
3位 GMO キャッシュバック 119,731 ▲33,200 100,281 3,857 25ヶ月で解約
解約金10,450円
4位 GMO 月額割引 150,407 ▲6,000 147,707 3,887 37ヶ月で解約
解約金なし
5位 GMO 月額割引 94,151 ▲6,000 101,901 3,919 25ヶ月で解約
解約金10,450円
6位 GMO 月額割引 49,005 ▲6,000 61,705 4,408 13ヶ月で解約
解約金15,400円

違約金15,400円の13ヶ月目の解約が一番安くて、次が「違約金なしの37ヶ月目」、3位が僅差で「違約金10,450円の25ヶ月目」という結果になりました。

解約違約金を払っても実質月額が安いって意外ですよね。

というわけで、解約するタイミングに注意しましょう。

13ヶ月目に解約するには、解約月の20日までにGMOとくとくBBお客さまセンターにメールか電話で連絡します。(解約月以外はWEB上のマイページから手続きができません。)

キャッシュバックを「絶対に」受け取る

当たり前ですが、「絶対に」キャッシュバックを受け取って下さい。

キャッシュバックは時期が来たら振り込まれるわけではなく、受取り手続きをしないと受け取れません。

GMOとくとくBBの場合、端末発送月を含む11ヶ月目に案内メールが届いて、メール記載のURLから受取口座の登録を行います。すると登録した日の翌月最終営業日に振り込まれます。

案内メールが送られた日の翌月末日までに口座登録手続きをしないと、キャッシュバックは失効してしまいます。

ですから、メールを確認して口座登録するのを絶対に忘れてはいけません。

契約時にメールが届く月にスマホのリマインダーメールを設定し、手帳やカレンダーにも書いて手続きを忘れないようにしましょう。2021年4月に端末が発送されたら、メールが届くのは2022年2月です。

GMOとくとくBB キャッシュバックメール ヘッダー

メールが届くのは日時は月末の日の夕方4時です。すぐに手続きすれば、翌月の最終営業日に振り込まれます。(私は2020年5月の最終営業日より少し前の27日(水)に振り込まれました。)

GMOとくとくBBからのキャッシュバックが振り込まれた銀行の画面

「GMOはキャッシュバックが受け取れない」と書いてるサイトもありますが、そんな事はありません。手続きを忘れなければ確実に受取れます。

 

途中解約を前提に契約するという、イレギュラーなWiMAXキャンペーンの使い方ですが、3年契約の長さが気になっている人におすすめです。

繰り返しになりますが、「絶対に」キャッシュバックを受け取って下さい。

\3年契約の長さが気になるなら/

【GMO】キャッシュバックキャンペーンはこちら

 

これならBIGLOBE WiMAXの1年契約の実質月額4,595円よりも、1,097円も安く同じWiMAXが使えます。それもハイスピードプラスエリアモードも無料ですから、WiMAXを1年だけ使いたい方は絶対この使い方がおすすめです。

GMOとくとくBBの申し込み手順と注意点

ここからはGMOとくとくBBを申し込む手順と「失敗や損をしないための注意点」を解説します。

  • 手順1.エリアを確認する
  • 手順2.公式ページから申し込む
  • 手順3.端末はWX06 or HOME02
  • 手順4.契約プランは「ギガ放題」
  • 手順5.クレードルの有無を選ぶ
  • 手順6.オプションサービスを選ぶ
  • 注意点.申し込み完了ページを保存しておく

ここを見ながら申し込めば間違いありません。ぜひ参考にしてください。

手順1.エリアを確認する

まず自分がWiMAXを使いたい場所が通信エリア内かをサービスエリアマップでチェックしましょう。

自宅や職場など頻繁に使う場所は、必ずピンポイントエリア判定も確認しましょう。①で建物種別を選んで、②で住所を入力するだけです。

ピンポイントエリア判定で「○」と判定されれば大丈夫です。

GMOとくとくBBは申し込み住所がエリア判定で「○」なのに、「通信速度が遅い」など通信品質に満足できない場合は、違約金なしで20日以内のキャンセルが可能です。

エリア判定で「○~△」「△」と判定されて使えるか判断できない場合は、Try WiMAXで実際の端末を借りてチェックしましょう。回線元 UQ WiMAXのサービスで15日間無料です。申し込み方法や注意点は以下のページで解説しています。

手順2.公式ページから申し込む

申し込みは必ず公式ページから行いましょう。

公式ページ:キャッシュバックキャンペーン

上記以外の申込みページからだと、キャッシュバック額が少なかったり、解約違約金の条件が違う場合もありますので注意しましょう。

手順3.端末はWX06 or HOME02

次に端末を選びます。持ち歩くタイプのモバイルルーターならSpeed Wi-Fi NEXT WX06です。

GMOとくとくBB 機種選択画面 WX06

2021年4月現在 WX06が最新のモバイルルーターです。私も実際に購入して使いましたが、通信速度が速いし、機能が豊富で使いやすい完成度の高い端末です。

「WiMAXを持ち歩いて使いたい」という方はWX06で間違いないです。

GMOとくとくBB 機種選択画面 HOME02

「WiMAXは家用のネット回線」「持ち歩く事はない」という方はホームルーターのHOME02です。

手順4.契約プランは「ギガ放題」

契約プランは「ギガ放題プラン」を選びましょう。

GMOとくとくBB プラン選択画面

ギガ放題プランでも端末発送月+2ヶ月間は通常プランと同じ料金で利用できるので契約時はギガ放題を選択しましょう。

最長3ヶ月思いっきり使ってみて、7GBで足りるなら通常プランに変更すればいいです。

手順5.クレードルの有無を選ぶ

WX06は補助アンテナ付のクレードルを同時購入することができます。キャッシュバックが少し減るだけで実費負担はありません。

GMOとくとくBB 機種選択画面 WX06(クレードル)

WX06単体で使うよりも、電波受信レベルが良くなって通信速度も20~30%速くなるので、WX06を家のネット回線としても使いたい方は、クレードルの同時購入をおすすめします。

手順6.オプションサービスを選ぶ

最後にオプションサービスを選びます。

「端末補償サービス」「Wi-Fiスポットサービス」の2つは加入必須なので、必要なくても加入しなきゃいけません。最大2ヶ月無料なので端末発送月の翌月に解約すれば費用は発生しません。

GMOとくとくBB オプション選択画面

必要なければ端末発送月の翌月に解約するのを忘れないようにしましょう。
(オプションには「1ヶ月の最低利用期間」が設定されていて端末発送月内は解約できません。)

 

あとは、「個人情報・支払い情報などを入力」「入力内容を確認」で申し込み完了です。

注意点.申し込み完了ページを保存しておく

申し込みが完了すると、完了ページに会員情報(ID・パスワード・メールアドレス・接続情報)が表示されます。

ここに表示されている情報で、会員ページ・WEBメールにログインすることができます。

GMOとくとくBB 申し込み完了ページ

通信量の確認・オプションの解約や毎月100ポイントもらえるGMOポイントを月々の支払いに使うなど、会員ページのBBnaviは、すぐにログインできる状態にしておくべきです。

スマホだとかなり長いページになりますが、スクショで記録して分かるようにしておきましょう。

GMOとくとくBB 会員登録証

後日、会員情報が記載された書類が郵送で届きますが、スマホに保存されていた方が見返しやすいです。

あとは、約1年後にキャッシュバックの受取り手続きをして、キャッシュバックを受け取った後に解約するという流れです。

まとめ

WiMAXを1年だけ使いたいなら、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンでキャッシュバックを受け取ってから解約するのがベストです。

BIGLOBE WiMAXの1年契約は条件が悪すぎるのでやめましょう。

電気通信事業法の改正で解約違約金が安くなったのは良かったですが、その反面で端末代が有料になり、高額な新規契約特典もなくなってしまって、利用者にとっては大きな負担増になってしまいました。

2021年4月時点はまだ旧プランでも契約できますが、今後はどうなるか分かりません。

「端末代を払いたくない」「特典は沢山欲しい」という方は早めに申し込んだ方が良いと思います。