
「スマホがソフトバンクだからポケットWiFiも」とお考えですか?
実はソフトバンクは「スマホにポケットWiFiを追加しても割引がないからお得になりません」
ですから、スマホとポケットWiFiをソフトバンクで揃えるメリットはありません。
そもそもソフバンのポケットWiFiは「無制限じゃないし料金プラン・条件が強気すぎ」です。
逆に今契約すべきなのはどんなときもWiFi・Mugen WiFi・ネクストモバイルの3つです。どれも通信量は無制限使い放題、月額3,100~3,480円前後で使えるポケットWiFiです。
ここでは、ソフトバンク ポケットWiFiの料金プラン・条件を詳しく解説した上で、他サービスと比較し「なぜ他のサービスをおすすめするのか」をお伝えします。
条件の良いポケットWiFiを契約して、安く沢山使える通信環境を整えましょう!
目次
- 【知っておきたい】ポケットWiFiの使い方と条件
- ソフトバンク ポケットWiFiのプラン
- ソフトバンク ポケットWiFiの端末代
- ソフトバンク ポケットWiFiと他サービスの比較
- 安くて使えるおすすめポケットWiFiサービス3選
- まとめ
【知っておきたい】ポケットWiFiの使い方と条件
「ポケットWiFi=パソコンを外で使う時のもの」と考えるのは古くて、ポケットWiFiを持つなら「スマホも常時ポケットWiFi経由で通信する」のが今の使い方です。
そうすれば、スマホの通信料を下げられますよね。
ポケットWiFiをサブではなくメインのネット回線として使うんです。
特に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の大容量プランは料金が高いですから、通信をポケットWiFiに肩代わりさせてプランを下げる節約効果は大きいです。
その上で、1ヶ月に使える通信量が増えないといけません。
要するに、ポケットWiFiを増やして以下の2点が実現されないと、ポケットWiFiを増やすメリットがありません。
- 使える通信量が増える
- 通信単価が下がる
逆にダメなパターンがこちら。
- 端末が増えるだけで通信量が変わらない
- 通信量は増えるけど通信単価は高いまま
ですからポケットWiFiは「できるだけ通信量が多くて月額料金が安い」のが必要な条件です。
2020年1月現在だと通信量は「無制限」料金は「月額3千円台前半」が相場です。
これを踏まえて、ソフトバンク ポケットWiFiの条件がどうなのか見てみましょう。
ソフトバンク ポケットWiFiのプラン
ソフトバンクのポケットWiFiは以下の2つの契約方法があります。
- ポケットWiFiを単独で契約する
(ウルトラギガモンスター+forデータ・ミニモンスターforデータ) - スマホ契約にポケットWiFiを子回線として追加する
(データシェアプラン)
例えば「スマ放題 Wi-Fiルータープラン」「4Gデータし放題フラット」「4Gデータし放題フラット+」などです。どれも現行のWiFiルーターに対応するプランではないので無視して問題ないです。
それでは2つの契約方法をそれぞれ詳しく解説します。
ポケットWiFiを単独で契約する
今、ポケットWiFiを単独で契約するプランは「ウルトラギガモンスター+forデータ」「ミニモンスターforデータ」のどちらかです。
2019年10月に施行された改正電波通信事業法に対応した新料金プランです。
ソフトバンクユーザーなら「●●モンスター」って見たことのある名前だと思いますが、スマホの基本プランのポケットWiFi版がこちらです。
通信量の割に料金が高すぎる!
こちらのプランはとにかく高いです。ミニモンスターはプランで、それぞれの特徴・料金がこちら↓
- ミニモンスターforデータ:1GB・2GB・5GB・50GBの段階的に料金が上がる
- ウルトラギガモンスター+forデータ:料金固定で50GB+動画SNS放題
プラン料金 | 基本プラン | 1年おトク割 | 合計(12ヶ月間) | |
---|---|---|---|---|
ミニモンスター 1GB |
3,000 | 980 | ▲1,000 | 2,980 |
~2GB | 5,000 | 4,980 | ||
~5GB | 6,500 | 6,480 | ||
~50GB | 7,500 | 7,480 | ||
ウルトラギガモンスター+ 50GB+動画SNS放題 |
6,500 | 6,480 |
これに端末代が802ZTの場合27,000円かかりますので、36回分割にすると750円/月 加算されます。
2年目からは1年おトク割が切れて1,000円高くなるので、ウルトラギガモンスター+forデータで8,230円にもなります。
同じソフトバンク回線を使ったサービスが、無制限使い放題で月額3,100~3,480円で使えるのに高すぎますよね?
スマホ契約にポケットWiFiを子回線として追加する
スマホ契約にポケットWiFiを追加して通信量をシェアするのがデータシェアプランです。
追加の負担が少なそうに感じますが、ベースになるスマホのプランが安くなるわけではないし「スマホ契約のギガを消費する端末(ポケットWiFi)が増えるだけ」という点が重要です。
通信量は増えず月々1,730円アップ
スマホの子回線としての契約なので、通信量は増えずスマホの通信量をポケットWiFiでも使うことになります。
通信量は増えないのに月額1,730円も負担が増えます。
ウルトラギガモンスター+や、スマ放題をデータ定額50GB・20GBで契約していて、通信量が余りまくってるならポケットWiFiを追加しても使えますが、そもそも「通信量が余ってるならポケットWiFiは必要ないはず」です。
逆に「通信量が足りていなくてポケットWiFiを追加したい方」は、このプランで契約しても問題は解決しません。
このプランを使って、自分でスマホとポケットWiFi両方持つメリットはありません。
単独契約・スマホに追加 どちらも料金が高すぎる
ポケットWiFi単独契約だと50GB+動画SNS放題で7,230円(1年後から1,000円アップ)、スマホにポケットWiFiを追加すると通信量は増えずに1,730円の負担増。
この料金設定は「今のポケットWiFiの相場から考えて高すぎる」のでおすすめできません。
今のポケットWiFiの相場は、通信量「無制限・使い放題」料金「月額3千円台前半」です。
ソフトバンク ポケットWiFiの端末代
今、ソフトバンクで購入できるポケットWiFiは802ZT(2019年7月26日発売)・601HW(2017年3月17日発売)の2機種です。(オンラインショップの取り扱いは802ZTのみ)
端末代金や注意点を詳しく解説します。
27,000円の一括払いか750円×36回払い
2019年10月の改正電気通信事業法の施行に伴い、端末代の「実質0円割引き」が廃止されて利用者が負担することになりました。
ソフトバンクオンラインショップで取り扱っている802ZTの場合、27,000円の一括払いか750円×36回払いです。
言ってもしょうがないですが、9月までは端末代が42,480円と高かったですが、36回分割の支払額1,180円と同額が月月割で割引されて、端末代が実質無料でした。
分割払いにすると2年目から料金が高くなる
端末代の27,000円を一括で払うのは嫌ですよね、、、かと言って36回払いするのも注意が必要です。
「利用料の1,000円値引き(1年おトク割)が1年で切れる」からです。(ポケットWiFi単体契約の場合)
要するに2年目から月額料金が1,000円高くなるんです。
2019年10月からの新しい料金設定で、ソフトバンクは契約期間の縛りがなくなりましたが、端末代を長期の分割にすると結局は以下の選択肢のどちらかになります。
- 「残債を払って解約する」
- 「支払いが終わるまで使う」
そして、多くの人が後者の「支払いが終わるまで使う」を選びます。解約するサービスの端末代なんて払いたくないですからね。
このページでおすすめしているソフトバンク回線を使ったポケットWi-Fiサービスは、端末代(レンタル代)が0円のサービスなので残債という概念がありません。
ソフトバンク ポケットWiFiと他サービスの比較
ソフトバンク以外のポケットWiFiサービスから、ネット通が厳選した4つと「エリア・通信量・料金・端末代・契約年数」の5項目で比較しました。
ソフトバンク | どんなときもWiFi | Mugen WiFi | ネクストモバイル | WiMAX | |
---|---|---|---|---|---|
エリア | ![]() 広い (ソフトバンク) |
![]() 広い (3キャリア) |
![]() 広い (3キャリア) |
![]() 広い (ソフトバンク) |
![]() 少し狭い (WiMAX2+) |
通信量 | ![]() 50GB+動画SNS放題 |
![]() 使い放題 |
![]() 使い放題 |
![]() 使い放題 |
![]() 月間制限なし (3日10GB) |
料金 | ![]() 6,480円 (1年間) |
![]() 3,480円 |
![]() 3,280円 |
![]() 3,100円 |
![]() 3,480円 |
端末代 | ![]() 27,000円 (802ZT) |
![]() レンタル代無料 |
![]() 無料 |
![]() 無料 |
![]() 無料 |
契約年数 | ![]() なし |
![]() 2年 |
![]() 2年 |
![]() 2年 |
![]() 3年 |
条件:WiMAXは「GMOとくとくBB 月額割引キャンペーン」、Mugen WiFiは「格安プラン」、ネクストモバイルは「使い放題プラン」の場合 |
こうして表にすると、ソフトバンク本家のポケットWiFiで評価が良いのは、契約年数の「縛りがない」という点だけで、料金・端末代が高すぎるのがよくわかります。
当サイトでは「どんなときもWiFi・Mugen WiFi・ネクストモバイル」の3社をおすすめしています。
ソフトバンクでポケットWiFiを契約しようとしていた方は、「絶対こっちの方が良い」のでぜひ参考にしてください。
ひとつずつ詳しく解説しますのでご覧ください。
安くて使えるおすすめポケットWiFiサービス3選
それぞれこんな特徴があります。
- どんなときもWiFi:無制限ポケットWi-Fiのパイオニア
- Mugen Wi-Fi:どんなときもWi-Fiの後発サービスで料金の安さが魅力
- ネクストモバイル:ソフトバンク回線のみが使い放題で安い
それではひとつずつ詳しく解説します。
無制限ポケットWi-Fiのパイオニア【どんなときもWiFi】
「通信量無制限・3キャリアの電波が使える・月額料金が安い」3拍子そろった今までにないポケットWiFiサービスとして2019年3月にスタートして、爆発的に利用者が増えたサービスです。
今は次項で紹介するMugen Wi-Fiをはじめ、よくばりWiFi・めっちゃWiFi・限界突破WiFi・hi-ho GoGo Wi-Fiなど類似サービスがどんどん登場していますが、どんなときもWiFiがその先駆けです。
回線はドコモ・au・ソフトバンクの3回線を、状況に合わせて自動で選択してくれます。ですからエリアが広く、サービス名通り「どんなときも繋がるWiFi」です。
私が実際に使った感じでは、ソフトバンクのエリア内なら基本的にソフトバンク回線が選ばれます。
「通信量を気にしたくない」という方はどんなときもWiFiがおすすめです。ただ後発サービスに料金面で抜かれていますので、「出来るだけ安く」という方は次項のMugen Wi-Fiがおすすめです。
どんなときもWiFiを詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。評判やデメリットも詳しく解説しています。
後発でどんなときもWiFiより安い!【Mugen Wi-Fi】
Mugen Wi-Fiは、どんなときもWiFiと同じクラウドSIM型のWi-Fiサービスで、どんなときもWiFiや他の競合より料金が安いのが魅力です。通信量無制限・3キャリアの電波が使えて月額3,280円です。
「どんなときもWiFi的なサービスを安く使いたい方」はMUGEN Wi-Fiがおすすめです。
Mugen Wi-Fiを申し込む時に注意してほしいのが「プランの選択」です。月額3,280円で使えるのは格安プランの方です。
もうひとつのアドバンスプランだと液晶ディスプレイ付きの端末になって翻訳機能や充電機能が付きます。そして月額料金が3,880円です。
そんな機能はWi-Fiルーターに必要ないので、格安プランを選んでください。
【公式】Mugen WiFiはこちら
※要確認 >>> 【要注意】新規申し込み受付 一時停止中
ソフトバンク回線のみ使い放題【ネクストモバイル】
ネクストモバイルは前2つのクラウドSIM型サービスと違い、ソフトバンク回線だけですが無制限・使い放題です。そして3つのなかで月額料金が一番安い3,100円です。
「ソフトバンク回線だけ使えれば大丈夫」という方はネクストモバイルがおすすめです。
モバイルルーターだけでなくホームルーターもあるので、家用のネット回線を探している方にもおすすめです。PCやゲーム機などをLANケーブルで有線接続できます。
まとめ
ソフトバンクのポケットWiFiは、ソフトバンクのスマホ契約に追加できても通信量が増えないし、単体で契約しても高すぎるのでおすすめしません。
ポケットWiFiを持つなら大容量・低料金で、PC・タブレットなどスマホ以外のWiFi機器+スマホも常時接続して使えるサービスを選ぶべきです。
ポケットWiFiをサブではなくメインのネット回線にするんです。
イチオシは月額3,280円で通信量無制限・使い放題のMUGEN Wi-Fiです。
おすすめポイントはこの3点。
- 通信量制限なし 使い放題で月額3,280円
- クラウドSIM対応で3キャリアのLTE電波が使えてどこでもつながる
- 手続き不要で海外でもそのまま使える
私も実際に契約して使いましたが、通信量・通信速度どちらも大満足で自信を持っておすすめできます。感想はMugen Wi-Fiのレビューで詳しく解説していますのでよかったらご覧ください。