
最安値保証WiFiが気になってる人の、
- ネーミングが胡散臭いけど大丈夫?
- 月額は安いけどなんか裏があったりしない?
- 自分の使い方にあったモバイルWiFiかな?
こういう疑問や不安にお答えします。
この記事で分かること
- 最安値保証WiFiの絶対知っておくべき3つの注意点
- おすすすめする人・しない人の具体例
- 最安値保証WiFiの通信速度や口コミの評判
最安値保証WiFiは「安くてとても良いサービス」です。ただそれは『注意点を理解していれば』という前提の話です。モバイルWiFiが欲しい人全員にすすめられるものではありません。
一番注意してほしいのは端末で使えるエリアが違うという点です。特に郊外や地方でもモバイルWiFiを使う人は注意してください。
ですから、最低レンタル期間の1ヶ月を過ぎたら、いつでも違約金なしで解約できます。長期契約のリスクがないメリットは大きいです。
最安値保証WiFiを検討中の方は、注意点をよく理解した上で申し込みましょう。
目次
- 【要チェック】最安値保証WiF 3つの注意点
- 注意1.端末弁償金が44,000円で高い
- 注意2.1ヶ月の通信量は100GBまで
- 注意3.端末で使えるエリアが違う
- 最安値保証WiFiをおすすめする人・しない人
- おすすめする人
- おすすめしない人
- 最安値保証WiFi 条件のポイント
- 1.契約期間の縛りなしで最短1ヶ月から使える
- 2.月額3,611円で初期費用が0円
- 3.月間100GB・ソフトバンクエリアのみ
- 4.運営は不動産関連企業のSPACE AGENT
- 最安値保証WiFiの口コミ・評判
- 良い口コミ
- 悪い口コミ
- まとめ
【要チェック】最安値保証WiF 3つの注意点
注意1.端末弁償金が44,000円で高い
最安値保証WiFiのレンタル端末は、壊すと弁償金が44,000円もかかります。利用者の過失による故障・紛失・水没 どんなケースでも同じです。
この金額は、以下の通り他の端末レンタル制のサービスと比べてかなり高いです。
※保証オプションに加入していない場合
- THE WiFi:13,200円
- Zeus WiFi:19,800円
- どこよりもWiFi:19,800円
- クラウドWiFi:27,500円
これが1つ目の注意点です。
特にスマホの画面を割ったり、水没させた経験がある方は要注意です。
「絶対壊さない」or「補償オプション加入」
対策はシンプルに↑この2つしかありません。
私はこれまで、モバイルルーターやスマホを壊したり水没させたこともないので、補償オプションには加入しません。
というのも、せっかく月々3,611円で使えるのに、オプションに加入したら月々4,161円になってしまいます。この金額では最安値じゃなくなってしまいます。
補償オプションに入らず、下画像のような耐衝撃性のあるケースに入れて使います。
極力ケースから出さなければ、一番リスクが大きい「落下」は回避できます。
写真のケースはポータブルHDD用で、1,000円以下で買える物です。
それでも心配な方は、「補償オプションの加入」以外ありません。
あんしん端末補償は月額550円のオプションプランで、弁償金が44,000円 ⇒ 11,000円になります。
10,000円でも払いたくないので、端末を「壊さないように使う」のはマストです。
注意2.1ヶ月の通信量は100GBまで
最安値保証WiFiの通信量は、月間100GBが目安です。公式ページの一部に「使い放題」と書いてありますが、使い放題ではありません。
以下のように通信量に関する注意書きが記載されています。
* 回線元の判断により、短期間で膨大なデータ量の消費(目安は月間100GB)または異常な通信量とみなされた場合、速度制限(低速化:128kbps)が発生します。
出典:[公式]最安値保証WiFi | 月額3,611円で契約期間縛りなし | SpaceAgent
https://saiyasuwifi.spaceagent.site/
表記がちぐはぐで紛らわしいですが、「使い放題・無制限ではない」と考えましょう。月々の通信量の目安は100GBです。
「無制限」と紹介してるサイトもありますが、違いますので注意してください。
100GBでは足りない、もっと沢山使いたいという方は、最大200GBまで使えるどこよりもWiFiがおすすめです。
注意3.端末で使えるエリアが違う
最安値保証WiFiでレンタルできる端末は、上写真の3機種なんですが左側のW04は、ソフトバンク回線のプラチナバンド(バンド8)に対応していないので、使えるエリアが狭いです。
ソフトバンクがLTE回線で使っている主要な周波数が以下の3つです。
- 2.1GHz(バンド1)
- 1.7GHz(バンド3)
- 900MHz(バンド8)
3つめのバンド8が、いわゆるプラチナバンドと呼ばれる電波で、通信速度はそこそこですがエリアが広くてつながりやすい電波で、郊外・地方まで広くカバーしています。
バンド1・バンド3は通信速度が速く、都市部・市街地をカバーしています。
ですから、バンド8が使えないW04だと都市部は問題ないですが、郊外・地方で使う時に圏外になる可能性が高いです。
地方でも使いたいならJT-101・M7200を希望する
郊外や地方でもモバイルWiFiを使いたい方は、端末はJT-101・M7200を希望しましょう。
申し込み段階で端末の指定はできませんが、申し込み後にサポートセンターに希望を伝えれば、在庫状況に応じてですが、対応してもらえます。
端末指定はできますか?
Speed Wi-Fi NEXT04、Speed Wi-Fi NEXT05、TP Archer M7200のうち、いずれかの端末をお届けいたします。端末にご希望がございましたら、お申込完了後にサポートセンター(03-5877-3941またはinfo@saiyasune-wifi.jp)までご連絡ください。在庫状況等によりご希望に添えない場合もございます。機種に関してのお問い合わせは発送をもってご回答とさせていただきます。
出典:[公式]最安値保証WiFi | 月額3,611円で契約期間縛りなし | SpaceAgent
https://saiyasuwifi.spaceagent.site/
最大通信速度の速さはW04・W05の方が優れているので、都会・市街地だけで使うならW04・W05の方がおすすめです。
申し込む前にソフトバンク全体のエリア確認だけでなく、周波数ごとのエリア確認もしましょう。
バンドごとのエリアチェックは、以下の法人向けページでできます。
通信・エリア(法人専用端末) | モバイル | 法人のお客さま | ソフトバンク
最安値保証WiFiをおすすめする人・しない人
最安値保証WiFiの3つの注意点「端末弁償金が44,000円で高い」「1ヶ月の通信量は100GBまで」「端末で使えるエリアが違う」を踏まえて、おすすめする人・しない人を具体的に紹介します。
おすすめする人
最安値保証WiFiをおすすめする人は、以下のような方です。
- モバイルWiFiを長期契約(2年・3年)したくない人
- 通信量が月間100GBで足りる人
- 「安く」モバイルWiFiを持ちたい人
最安値保証WiFiの魅力は、初期費用と契約期間の縛りなしで、月間100GBを安く使えるところです。
特に、初期費用と契約期間の縛りがないので、気軽に始められます。
多くのモバイルWiFiサービスは、2年・3年という契約期間の縛りがあって、期間中の解約だと高額な違約金を請求されます。
最安値保証WiFiの場合、「100GBの通信量では足りなかった」「使いたい場所に圏外のスポットがあった」「想像より通信速度が遅かった」なんてケースでも、違約金なしで簡単に解約できます。
解約方法は申請フォームに必要事項を入力して申請するだけです。解約日は申請した翌月末です。2020年12月中に解約申請したら、2021年1月末日で解約になります。
おすすめしない人
最安値保証WiFiをおすすめしない人は、以下のような方です。
- 無制限・使い放題のモバイルWiFiを探してる人
- スマホをよく落下・水没させる人
- ソフトバンクエリア外で使いたい人
最安値保証WiFiの月間通信量の目安は100GBですから、「無制限・使い放題」のモバイルWiFiを探している方はダメです。
また、月額500円の補償オプションに加入すると月々の支払いが高くなってしまうので、よくスマホを落とす人はよく考えてください。
また、最近流行っている「クラウドSIM型」のサービスだと、海外に持って行ってそのまま使えますが、最安値保証WiFiは国内のみです。
海外出張や旅行中に使いたい方は、クラウドSIM型を選びましょう。
クラウドSIM型のポケットWiFiならクラウドWiFiがおすすめです。
通信量は最安値保証WiFiと同じ月100GBで、月額料金も3,718円で同レベルです。契約期間の縛りがないのがメリットです。国内はソフトバンク回線がメインで、ドコモ・au回線も使えます。
最安値保証WiFi 条件のポイント
ここからは、最安値保証WiFiの条件の「申し込み前に押さえておきたいポイント」を4つ紹介します。
- 契約期間の縛りなしで最短1ヶ月から使える
- 月額3,611円で初期費用が0円
- 月間100GB・ソフトバンクエリアのみ
- 運営は不動産関連企業のSPACE AGENT
ひとつずつ詳しく解説します。
1.契約期間の縛りなしで最短1ヶ月から使える
最安値保証WiFiは、契約期間の縛りがありません。
とは言え、「契約してすぐ解約」なんてことはできません。最安値保証WiFiは「解約申請した翌月末が解約日」という設定です。ですから、最低でも丸々1ヶ月は使わなきゃいけません。
端末の返送送料もかかるし、申し込み手続きもあるので、1、2ヶ月で解約するのはもったいないです。3ヶ月~半年くらいのスパンで考えている方におすすめです。
その他のモバイルWiFiサービスだと短くても2年、WiMAXだと3年契約が標準になります。そして、契約期間内の解約は違約金が必要です。
2.月額3,611円で初期費用が0円
最安値保証WiFiは、月額料金が3,611円で安いのと合せて初期費用が0円なのもポイントです。
ほとんどのモバイルWiFiサービスは初期費用で「事務手数料3,300円かかる」のが普通です。たかが3,300円ですが、1ヶ月分の利用料に近い金額ですから馬鹿にできません。
この料金設定は下表の通り類似サービスの中で最安です。
サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 通信量 | 契約期間 |
---|---|---|---|---|
![]() |
3,611円 | 0円 | 100GB | なし |
![]() |
3,718円 | 3,300円 | 100GB | なし |
![]() |
3,718円 新大容量プラン端末セット |
3,278円 事務処理手数料 |
100GB | なし |
![]() |
4,048円 | 0円 | 3日10GB or 1日2GB |
なし |
![]() |
4,048円 | 3,300円 契約事務手数料 |
実質100GB | なし |
初期費用の3,300円はかかりますが、クラウドWiFiも魅力的なサービスです。クラウドWiFiならソフトバンクエリアだけでなくドコモ・auエリアでも使えます。
3.月間100GB・ソフトバンクエリアのみ
最安値保証WiFiの通信量は、月間100GBが目安です。オーバーすると128kbpsに速度制限されます。
この制限速度は、動画・ゲームは完全無理で、WEBやSNSのチェックもままならないギガ死状態の通信速度です。
そして、使えるエリアはソフトバンクのLTEエリアのみです。
最近、ソフトバンク・au・ドコモ 大手3キャリア全ての回線が使えるモバイルWiFiサービス(クラウドSIM型)が有りますが、最安値保証WiFiは違います。
郊外や田舎でも使いたい方はJT-101・M7200を希望しましょう。
4.運営は不動産関連企業のSPACE AGENT
最安値保証WiFiを運営しているのは、不動産関係の事業を運営している株式会社スペースエージェントという企業です。
民泊物件.com・収益物件.comなど不動産とITを連携させた事業を複数展開しています。運営サービスの一覧はこちらのページで確認できます。
最安値保証WiFiの口コミ・評判
ここからは最安値保証WiFiを実際に使っている人の口コミ・評判を紹介します。
Twitter上のつぶやきを調べて、良い口コミ・悪い口コミ両方ピックアップしました。
良い口コミ
どんなときもWifiが障害でダメになったので、最安値保証Wifiをビビりながら契約した 2日で端末が届いて回線はYmobile ちゃんと繋がる、助かった… pic.twitter.com/qxuuDUxP0E
— ちぐりほ (@natto_banana) March 27, 2020
最安値保証WiFi届いた契約書も何もなしで端末が送られてくるだけだった TPlinkの英語の簡単な説明書があるだけ 慣れてない人はびっくりするかもだけどバッテリーを入れて電源入れるだけで繋がります 速度10Mbps位です 簡単優秀ですね
— HALL (@YLonyudo) March 27, 2020
昼間にこの速度は優秀すぎない?
最安値保証WiFiすごい pic.twitter.com/RVu3AUfpWz— 桜羅(おうら) (@arancia15) March 26, 2020
最安値保証wifi届いた。超快適。この時期にまじで有りがたいな。一ヶ月で100G、容量内でも使いすぎると速度制限って縛りはあるけど、どんなときもwifiよりはましやろ。一ヶ月使えば違約金免除で解約できるのが大きい。これでどんなときもwifiいつでも解約できるぜ
— tommy (@Thanks_GJbu) March 24, 2020
大規模な障害で炎上状態になったどんなときもWiFiから、最安値保証WiFiに乗り換えた方が多いです。
そして通信速度・通信量ともに満足している方のつぶやきを多く見かけました。
ただ、通信速度は場所・時間帯で大きく変わるので、数値は参考程度にご覧ください。
悪い口コミ
最安値保証WiFiもコロナの影響で遅延してる…
夜にでも記事更新します!— LINEモバイルとWiFiの先生 (@linemobile_t) March 31, 2020
最安値保証wifi 速度制限かかっちゃった
速度も早いし安いし解約いつでもできて使い勝手いいけどやっぱり月100GBはメインとして使うには少し足らんかなぁ
サブで使うにはかなりいいけど。
やっぱりクラウドwifi東京の方が俺には合うかもしれない。
もう数ヶ月様子見て判断するかな— Kitanai Ninzya (@k_ninzya) March 24, 2020
最安値保証wifi
平日昼休みの実力 pic.twitter.com/f01rtWIsuK— ネコ🌓 (@NukonNeko) March 11, 2020
まだ、サービスがスタートして短いので悪い口コミが少なかったです。(真面目に探した結果です。)
「待たされる」「100GBでは足りない」「通信速度が遅い」という口コミがありました。
実際、私もこの記事を書くために色々問合せましたが、新型コロナウィルスの影響で端末の入荷時期がずれ込んでいて在庫が減っているそうです。
さらに年度末と「どんなときもWiFiからの乗り換え」需要の影響で、申し込みが通常の数倍になっていて、今申し込んでも「すぐには発送できない状況」だそうです。
急ぎでモバイルWiFiが必要な方は注意しましょう。
通信速度に関しては、モバイルWiFiの場合混雑状況で大きく変化します。これは実際に自分が使う環境で試さないと答えは出ません。
もし使ってみて遅かったとしても、最安値保証WiFiの場合「契約期間の縛りがない」ので縛りがあるサービスよりリスクは少ないです。
まとめ
この記事では最安値保証WiFiの注意点や、おすすめする人・しない人、条件や利用者の口コミを紹介してきました。
この記事で紹介したことのポイント
- 端末によって使えるエリアが違うから、地方で使いたい人は要注意
- 月額3,611円・初期費用0円・縛りなしで月100GB使えるのは業界最安
- 2020年12月現在 まだ在庫不足が解消しておらず、発送までに時間がかかる
2020年2月下旬からの障害が長引いて炎上状態になった「どんなときもWiFi」から乗り換える方がとても多いです。使い放題ではないですが、月100GB使えて3,611円は安いですからね。
名前は胡散臭くて「怪しいな」と思うかもしれませんが、口コミの評判は上々です。
契約期間の縛りがなくて、初期費用もないので気軽に始められるのも魅力です。ぜひ参考にしてください。