
格安SIMと光回線のセットを探してる人の、
- どれくらい安くなるんだろう?
- おすすめの組み合わせを知りたい。
- そもそもセットでお得になるのか…。
こういう疑問にお答えします。
いきなり結論から書きますが、今はOCNモバイルONE+OCN光の組み合わせベストです。
理由は、OCN光のキャンペーン特典が高額で光回線をすごく安く使える上に、格安SIMのOCNモバイルONEを使うと1回線ごとに200円安くなります。5回線まで増やせるので最大1,000円安くできます。
他にIIJmio・BIGLOBEも紹介していますが、圧倒的にOCNのセットがお得です。
格安SIMと光回線をセットで安くしたい方は、ぜひ参考にしてください。
OCN光のキャンペーンは7月31日までなのでお見逃しなく。
目次
格安SIMと光回線セットのおすすめ3選
1.光回線の特典がすごい【OCNモバイルONE+OCN光】
このセットのポイントは以下の3点です。
- OCN光のキャンペーン特典が多くてお得(52,000円キャッシュバック+工事費実質無料)
- OCNモバイルONEは利用料が最安クラスで、通話オプションが豊富で使いやすい
- OCN光モバイル割で月200円引き 最大5回線まで
セットの割引額自体は少額ですが、セット割を5回線まで適用できるので最大1,000円安くなります。ですから「家族で乗り換える方」におすすめ。
OCN光はキャンペーン特典で実質月額が安い
OCN光は、NTT東・西日本のフレッツ光エリアならどこでも使える光コラボの光回線です。
7月31日までですが新規・転用でも高額なキャッシュバック(新規 52,000円・転用 57,000円)が受け取れて、初期工事費も実質無料になるキャンペーンを開催しています。
月額利用料は他社並み(戸建て5,100円・集合住宅3,600円)ですが、キャッシュバックと工事費無料の特典を加味すると、実質月額が戸建て3,358円・集合住宅1,808円でかなり安いです。
戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|
事務手数料 | 3,000円 | |
工事費 | 18,000円 ⇒ 実質無料 | 15,000円 ⇒ 実質無料 |
月額料金 | 6,200円 ⇒ 5,100円 | 4,700円 ⇒ 3,600円 |
キャッシュバック | 総額52,000円 | |
解約時に必要な費用 | 工事費の残債 450円×16ヶ月=7,200円 |
工事費の残債 375円×16ヶ月=6,000円 |
実質費用 (実質月額) |
80,600円 (3,358円) |
43,400円 (1,808円) |
2年契約でIPoE接続(IPv4 over IPv6)は無料で使えます。
次項以降で紹介するIIJmioひかり・ビッグローブ光と見比べてもらえれば一目瞭然ですが、この実質月額の安さは特別です。
OCNモバイルONEは安くて通話オプションが豊富
OCNモバイルONEは、ドコモ回線を使う格安SIMサービスで、新コースの利用料が業界最安クラスです。音声通話SIMで以下の料金です。
- 1GB/月コース:1,180円
- 3GB/月コース:1,480円
- 6GB/月コース:1,980円
- 10GB/月コース:2,880円
OCN光とセットにすると、OCN光モバイル割で↑ここから月額200円引きになります。光回線と同一住所での契約なら5回線まで使えるので、総額1,000円スマホ代が安くなります。
また、OCNモバイルONEは通話オプションが豊富なので、通話が多い人も安心です。
- 10分かけ放題:10分以内の国内通話無料(850円)
- トップ3かけ放題:その月によく掛けた上位3つの電話番号宛の通話料無料(850円)
- かけ放題ダブル:10分以内の国内通話無料+上位3つの電話番号宛の通話料無料(1,300円)
「短い通話を沢山する人」「特定の相手とよく長電話する人」「短い通話もするし特定の相手との長電話もする人」と、色んなタイプの人に対応できます。他の格安SIMにはありません。
OCNモバイルONEは、地味ですが安さと便利さを兼ね備えた格安SIMで、業界シェア4位です。
光回線・格安SIM どちらも特徴は地味ですが、光はキャンペーン特典、格安SIMは利用料が安くて、セット割も付いて節約効果は大きいです。
2.セット割の単価が大きい【IIJmio+IIJmioひかり】
このセットのポイントは以下の2点です。
- IIJmioひかりはキャンペーン特典で1年間 1,500円引きで使える
- さらに、格安SIMとのセット割 mio割で光回線が600円/月安くなる
セット割の単価は600円で一番大きいです。光回線もキャンペーンで1年間1,500円引きで使えるので、1年目の安さが魅力です。
IIJmioひかりは工事費に注意
IIJmioひかりも、NTT東・西日本のフレッツ光エリアならどこでも使える光コラボの光回線です。
キャンペーンで1年間 月額料金が1,500円安くなりますが、新規の場合工事費が丸ごとかかってしまうので、意外と実質月額は安くありません。
戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|
事務手数料 | 800円 | |
工事費 | 18,000円 | 15,000円 |
月額料金 | 4,960円 ⇒ 12ヶ月間 3,460円 | 3,960円 ⇒ 12ヶ月間 2,460円 |
キャッシュバック | なし | |
実質費用 (実質月額) |
119,840円 (4,993円) |
92,840円 (3,868円) |
フレッツ光からの転用や、他の光コラボからの事業者変更の場合、工事費が必要ありませんので工事費分が安くなって、実質月額が戸建て4,243円・集合住宅3,243円まで安くなります。
ですから、新規よりも転用や事業者変更の方におすすめです。
IIJmioは標準的な格安SIM
IIJmioはドコモ回線・au回線を扱う格安SIMサービスで、料金プラン・オプション共に標準的です。
- ミニマムスタートプラン(3GB):1,600円
- ライトスタートプラン(6GB):2,220円
- ファミリーシェアプラン(12GB):3,260円
通話オプションは、3分かけ放題(600円)・10分かけ放題(830円)の2つ。
強いて挙げるとすれば、通話料の家族割がある点が特徴です。同じmioIDで契約した回線同士の通話は通話料が8円/30秒(標準は20円/30秒)まで安くなります。
ただ、家族間ならLINEで通話すれば通話料はかかりませんから、メリットはありません。
セット割の割引額は大きいですが、そもそもの光回線・格安SIMの料金が安くないし特典も少なめなので、前項のOCNより割高です。
ただ、1年目だけ考えれば戸建て2,860円・集合住宅1,860円で「月額料金がすごく安い」です。ここに魅力を感じる方はアリかもしれません。
格安SIMが使いやすい【BIGLOBEモバイル+ビッグローブ光】
このセットのポイントは以下の2点です。
- BIGLOBEモバイルは通話オプションとエンタメフリーオプションが使いやすい
- 光SIMセット割で月300円引き
私は今BIGLOBEモバイルを使っていますが、オプションを活用して料金を抑えられるしとても使いやすいです。「スマホでYoutubeや音楽をよく聴く方」におすすめ。
ビッグローブ光は「安そう」だけど「そうでもない」
ビッグローブ光は、NTT東・西日本のフレッツ光エリアならどこでも使える光コラボの光回線です。
キャンペーン特典は「25,000円キャッシュバック・工事費無料・無線LANルーター1年間無料」の3点で、特典総額最大61,000円と告知していますが、実質月額を計算すると安くないです。
戸建て | 集合住宅 | |
---|---|---|
事務手数料 | 3,000円 | |
工事費 | 30,000円 ⇒ 実質無料 | 27,000円 ⇒ 実質無料 |
月額料金 | 4,980円 | 3,980円 |
キャッシュバック | 25,000円 | |
解約時に必要な費用 | 工事費の残債 450円×6ヶ月=2,700円 |
工事費の残債 375円×6ヶ月=2,250円 |
実質費用 (実質月額) |
159,980円 (4,443円) |
123,530円 (3,431円) |
ポイントが標準工事費の高さです。戸建て18,000円・集合住宅15,000円が一般的なんですが、ビッグローブ光は30,000円・27,000円もします。
特典で工事費は実質無料になりますが、これが特典総額の大きさに影響しています。
もう1つ、ビッグローブ光は3年契約という点も注意しましょう。先に紹介したOCN光とIIJmioひかりは2年契約なので、1年早く見直せます。
面倒ですが契約期間ごとに見直すことで、特典を受け取れるのでお得に光回線が使えます。
BIGLOBEモバイルは使いやすい格安SIM
BIGLOBEモバイルはドコモ回線・au回線を扱う格安SIMサービスで、光回線のセット割はドコモ回線の3ギガプラン以上が対象です。
BIGLOBEモバイルは、通話オプションが4種類あって使いやすいのと、Youtubeや音楽のサブスクの通信量がカウントフリーになる「エンタメフリーオプション」があるのが他社にない特徴です。
- 10分かけ放題:10分以内の国内通話無料(830円)
- 通話パック90:最大90分の国内通話(830円)
- 3分かけ放題:3分以内の国内通話無料(600円)
- 通話パック60:最大60分の国内通話(600円)
- エンタメフリーオプション:対象の動画・音楽サービス使用分がカウントフリー(480円)
通話オプションは月末に後付けできるので、その月の通話時間を見ながら選べば無駄がありません。
エンタメフリーオプションでYoutubeや音楽のサブスク利用分がカットできるので、基本プランのデータ量を下げられます。私も使っていますが、非常に使いやすい格安SIMです。
(詳しい感想や選んだ理由はBIGLOBEモバイル レビューをご覧ください。)
色んな格安SIMを使ってきましたが、BIGLOBEモバイルがイチオシです。
セット割より光回線の特典が重要
格安SIMと光回線のセットを選ぶには、セット割の額よりも光回線の特典が重要です。
というのも、セット割でスマホ代を安くできるのは「キャリアの料金設定が高い」からであって、キャリアより圧倒的に安い設定の格安SIMに、大きなセット割を望むことが無理があります。
前章で紹介した3つの格安SIM+光回線の組み合わせでも、セット割の額より特典額の方が大きいことが分かります。
セット割の額 | 光回線の特典 | |
---|---|---|
OCN | 1回線あたり200円/月 (最大5回線 1,000円/月まで) |
総額52,000円キャッシュバック 工事費実質無料 |
IIJmio | 600円/月引き | 1年間月額1,500円引き (総額18,000円) |
BIGLOBE | 300円/月引き | 25,000円キャッシュバック 工事費実質無料 無線LANルーター 1年レンタル無料 |
セットにした方が少し安いけど、良い所取りもあり
少額でもセット割があるので、格安SIMと光回線をセットにした方が安いのは間違いないですが、「自分に合った格安SIM+特典の大きい光回線」という良い所取りの選び方もありです。
例えば「エンタメフリーのあるBIGLOBEモバイル+特典が断トツ多いOCN光」という感じです。
月数百円のセット割にこだわって高い光回線を選ぶよりも、合理的だと思います。
キャリアのスマホを使っている方は、セット割の額が大きいので「セット割のある光回線から選ぶ」のが前提になりますが、格安SIMならそこまでこだわる必要ないということです。
まとめ
この記事では格安SIMと光回線のセット割のおすすめを紹介してきました。
一番安くておすすめなのは、OCNモバイルONE+OCN光の組み合わせです。割引対象の格安SIMを5枚まで増やせるので、家族で格安SIMに乗り換える方にもおすすめです。
ただ、セット割の額は大きくないので、他に使いたい格安SIMがあれば、「自分の使い方に合った格安SIM+特典の大きいOCN光」という組み合わせでも全然OKです。
もちろん、こだわりがなければOCNモバイルONEを使った方が安いです。
というように、セットにこだわらずフレキシブルに考えて大丈夫です。大事なのは「特典が多い(安い)光回線を選ぶ」ということ。
今はOCN光がキャッシュバックが高額で、工事費も無料になるのでイチオシです。