
BIGLOBE WiMAXのキャンペーンが気になって調べていますね。
プロ目線で徹底的に調べた結果、現在WiMAX+5Gでイチオシのキャンペーンです。
おすすめできる理由は、以下の4つです。
- 契約期間の縛りなし&違約金なし
- 端末の分割支払い期間が24ヶ月で短い
- キャッシュバックをすぐ受け取れる
- 月額料金が安い
BIGLOBEの2年利用は、最安のプロバイダGMOとくとくBBの3年利用よりも実質月額で365円高いです。
ですから、安さを求める方はGMOとくとくBBがおすすめですが、「キャッシュバックの早さ」「条件のわかりやすさ」を重視するならBIGLOBEもアリです。
当記事では、BIGLOBE WiMAXの5Gプランのキャンペーンについて、条件を詳しく分析して他社と比較しながら解説しています。ぜひ参考にしてください。
目次
- BIGLOBE WiMAXのキャンペーン【2023年5月】
- BIGLOBE WiMAXのキャンペーンをおすすめする理由
- 【理由1】契約期間の縛りなし&違約金なし
- 【理由2】端末の分割支払い期間が短い
- 【理由3】キャッシュバックをすぐ受け取れる
- 【理由4】月額料金が安い
- 【まとめ】長期契約のリスクがなく安い
- BIGLOBE WiMAXのキャンペーン 3つの注意点
- 【注意点1】端末代 21,912円は実費負担
- 【注意点2】プラスエリアモードが有料
- 【注意点3】口座振替だと手数料がかかる
- BIGLOBE WiMAXをおすすめする人・しない人
- BIGLOBE WiMAXの解約方法
- まとめ
BIGLOBE WiMAXのキャンペーン【2023年5月】
BIGLOBE WiMAXのキャンペーン・契約条件のポイントは、長期契約のリスクが少なくて安いという点です。
ですから、安いプロバイダーでも以前よりは長期契約のリスクが減りましたが、まだBIGLOBEが有利です。細かい差の話になりますが、ご一読ください。
【ポイント】長期契約のリスクがなくて安い
BIGLOBE WiMAXは契約期間の縛りなしで、違約金もありません。端末代の支払回数も24回ですから「長期契約のリスクが他社より少ない」と言えます。
さらに、キャンペーン特典のキャッシュバックと月額料金割引のお陰で実質月額が安い(業界3位で1位と365円の差)ので、多くの人におすすめできます。
実質月額上位3社の条件をまとめたので、下表をご覧ください。
BIGLOBE WiMAX | GMOとくとくBB | カシモWiMAX | |
---|---|---|---|
契約年数 | なし | 2年 | なし |
違約金 | なし | なし | なし |
端末代 | 913円✕24回 | 605円✕36回 | 605円✕36回 |
実質月額 | 2年利用 3,945円 (3位) |
3年利用 3,580円 (1位) |
3年利用 4,248円 (6位) |
※実質月額とは、月額料金・端末代・事務手数料・解約金・残債など使用期間中にかかる全ての費用の合計から、キャンペーンの還元額を引いた実質費用を使用月数で割って算出した金額です。 |
ポイントになるのが端末代の支払期間です。BIGLOBEだけ24回払いで、上位2社は36回です。契約期間は2年でも、完済する前の解約だと残債の請求があります。
BIGLOBEは1年で解約した場合の残債が少ない
BIGLOBE WiMAXは、端末代の支払い期間が24回なので、短期で解約した時に請求される残債が少ないです。短期で解約した場合の残債が下表のとおりです。
半年(6回) | 1年(12回) | 2年(24回) | |
---|---|---|---|
BIGLOBE (913円✕24回) |
16,434円 | 10,956円 | 0円 |
GMOとくとくBB カシモWiMAX (605円✕36回) |
18,150円 | 14,520円 | 7,260円 |
GMOとくとくBBは、2年契約の満了月に解約しても、端末代の残債で約7千円の支払いが発生します。カシモWiMAXは、契約期間の設定はありませんが、同じ条件です。
結論
端末代の支払いが終わるまで丸3年間使うなら、GMOとくとくBBの方が良いですが、2年以内ならBIGLOBE WiMAXの方が解約時の負担は少ないです。
WiMAX+5Gのキャンペーン
初期費用 | 3,300円 | 端末代 | SCR01・X11・L11・L12 21,912円(913円×24回) |
---|---|---|---|
月額料金 | ・0ヶ月目:0円 ・1~24ヶ月目:3,267円 |
キャンペーン | 月額料金割引 5,000円キャッシュバック |
契約期間 | なし | 解約違約金 | なし |
BIGLOBE WiMAXの5Gプランは、月額料金割引・5,000円キャッシュバックというキャンペーンを実施しています。2年間の実質費用は98,620円で、実質月額は3,945円になります。
2023年5月現在 1位のGMOとくとくBBより365円高いです。他社との比較結果はWiMAXキャンペーン比較をご覧ください。
WiMAX2+のキャンペーン
BIGLOBE WiMAXは、2022年3月31日でWiMAX2+の新規契約を終了しました。今後はWiMAX+5Gのみの取り扱いとなります。
BIGLOBE WiMAXのキャンペーンをおすすめする理由
BIGLOBE WiMAXのキャンペーンをおすすめする理由は、以下の4つです。
- 契約期間の縛りなし&違約金なし
- 端末の分割支払い期間が短い
- キャッシュバックをすぐ受け取れる
- 月額料金が安い
ひとつずつ詳しく解説します。
【理由1】契約期間の縛りなし&違約金なし
BIGLOBE WiMAXは「契約期間の縛りなし」です。ですから必然的に、違約金もありません。
他の料金が安いプロバイダーは「2年または3年契約」「違約金(1,100円または1ヶ月分の利用料相当」があるサービスもあるので、契約期間の縛り・違約金がないのはBIGLOBEの大きなメリットです。
契約期間の縛り・違約金がない方が良い理由
WiMAXのようなポケットWiFi・インターネット通信サービスは、新しいサービスがどんどん登場するし、規制緩和等で条件が大きく変わることが多々あります。
さらに、自分のネットの使い方も変化するので、現時点でWiMAX+5Gがベストな選択肢でも、半年・1年・2年経った頃にベストとは限りません。
ですから、契約年数の縛りはない方が絶対に良いです。
新しいサービスが出た時、自分のネットの使い方が変わった時に、できるだけ少ない負担で乗り換えられるようにしておきましょう。
【理由2】端末の分割支払い期間が短い
BIGLOBE WiMAXは、端末の分割支払い期間が913円✕24回で短いです。他のプロバイダーは605円✕36回が多いです。
総支払額はほぼ変わらず支払期間が短いので、1ヶ月あたりの支払額は約300円多いですが、毎月同額を値引きしてくれるので、月々の支払額は増えません。
【メリット】短期で解約した時の残債が少ない
メリットは、短期で解約した場合の端末代の残債が少ないところです。
36回払いのプロバイダーだと、1年で解約すると2年分、2年で解約しても1年分の残債を、解約時に支払うことになります。
これがBIGLOBEだと、ぐっと少なくなります。具体的な額の違いはこちらで紹介しています。
【理由3】キャッシュバックをすぐ受け取れる
BIGLOBE WiMAXのキャッシュバックは、サービス開始翌月に受け取れます。
手続きは、マイページで口座情報を登録するだけです。手続きができるようになったら(サービス開始翌月15日)メールが届くし、スマホでリマインダー設定しておけば忘れることもありません。
BIGLOBEの他にもキャッシュバックがもらえるプロバイダがありますが、以下のように受け取れるのがもっと遅いです。
- GMOとくとくBB:12ヶ月後(25,500円)
- カシモWiMAX:解約時(端末の返却で5,000円)
私は格安SIMのBIGLOBEモバイルでキャッシュバックを受け取りましたが、手続きが簡単で、手続きの後すぐ振り込まれます。
サービス開始から受け取れるまでの期間が長いと、受け取り手続きを忘れてしまうリスクもあります。それがサービス開始翌月に受け取れるというのは、BIGLOBE WiMAXのメリットです。
【理由4】月額料金が安い
BIGLOBE WiMAXは月額料金が安いです。
初月は0円で、1ヶ月目~24ヶ月目が3,267円です。これに端末代の分割払い分 913円をプラスして、毎月の支払額は4,180円になります。
これが、実質月額が最安のGMOとくとくBBの場合、初月~2ヶ月目が1,474円で、3~35ヶ月目が3,784円です。これに端末代の分割払い分 605円をプラスして4,389円になります。
BIGLOBEの方が209円安いわけです。GMOとくとくBBはキャッシュバック額が25,500円なので、実質月額が安くなりますが、実際の支払額はBIGLOBEの方が安くなります。
【まとめ】長期契約のリスクがなく安い
BIGLOBE WiMAXの5Gプランは、契約期間の縛りなしで端末の支払期間が短く、5千円のキャッシュバックをすぐに受け取れるのが特徴です。ですから長期契約のリスクがありません。
とは言え、実質月額が高ければおすすめできませんが、下表の通り最安のプロバイダーとの差は、月額たった365円で業界2位の安さです。
順位 | サービス名 | キャッシュバック | 実質月額 | 端末代 | 実質費用 | オプション | 利用期間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | GMOとくとくBB | ▲25,500 | 3,580 | 21,780 | 128,874 | 1,100 | 3年 |
2位 | ZEUS WiMAX | ▲21,780 | 3,686 | 21,780 | 136,378 | 0 | 3年 |
3位 | BIGLOBE | ▲5,000 | 3,945 | 21,912 | 98,620 | 1,100 | 2年 |
4位 | ASAHIネット | 4,205 | 22,220 | 100,914 | 1,100 | 2年 | |
5位 | Vision WiMAX | ▲10,000 | 4,245 | 18,480 | 106,116 | 1100 | 2年 |
6位 | カシモWiMAX | ▲5,000 | 4,248 | 0 | 152,938 | 1,100 | 3年 |
※実質月額とは、月額料金・端末代・事務手数料・解約金・残債など使用期間中にかかる全ての費用の合計から、キャンペーンの還元額を引いた実質費用を使用月数で割って算出した金額です。 |
この表で見て欲しい点は、上位2社 GMOとくとくBB・ZEUS WiMAXの利用期間です。どちらも端末代を払い終える3年で計算しています。それがBIGLOBEは24回なので2年です。
端末の分割期間が3年のサービスは、3年以内の解約で端末代の残債を請求されるというのは、大きなリスクです。
「3年使い続ける」と断言できる方は、少しでも安いGMOとくとくBBを選ぶべきですが、断言できない方は「長期契約のリスクがなく安い」BIGLOBE WiMAXがおすすめです。
BIGLOBE WiMAXのキャンペーン 3つの注意点
おすすめできるBIGLOBE WiMAXにも、いくつか注意点があります。それが以下の3点です。
- 端末代 21,912円は実費負担
- プラスエリアモードが有料
- 口座振替だと手数料がかかる
ひとつずつ詳しく解説します。
【注意点1】端末代 21,912円は実費負担
BIGLOBE WiMAXは、端末代で21,912円必要です。モバイルルーター・ホームルーターどちらも同額です。
クレジットカード払いの場合 913円×24回払い、口座振替の場合 代引による一括払いになります。
ただ、毎月913円を値引きしてくれるので、実際の支払額は利用料の4,928円(2ヶ月目以降)のみです。
分割払いの途中で解約した場合、残債を一括で支払うことになります。12ヶ月で解約した場合、残債は10,956円です。
【注意点2】プラスエリアモードが有料
BIGLOBE WiMAXは、オプションモードのプラスエリアモードを使うと1,100円かかります。
プラスエリアモードとは
WiMAX+5Gのプラスエリアモードは、au 4G LTEのバンド18(プラチナバンド)が使えるようになるオプションモードです。
プラスエリアモードにすると、auのスマホが繋がるエリアどこでも使えるようになります。
標準モード(スタンダードモード)で使う電波は、WiMAX・au 4G LTE(バンド1・バンド3)・au 5Gなので、地下や建物内の奥まった場所、山間部などは苦手です。
ただ、WiMAXしか使えなかったWiMAX2+と比べると、WiMAX+5は標準モードで使えるエリアが広がっています。詳しくはGalaxy 5G Mobile Wi-Fi レビューをご覧ください。
プラスエリアモードは、月間15GBまでという通信量の上限があるので、常駐で使える通信モードではありません。
【注意点3】口座振替だと手数料がかかる
BIGLOBE WiMAXは口座振替でも支払えますが、月々220円の口座振替手数料がかかります。
ですから、月々の支払い額は利用料4,015円+手数料220円=4,235円になります。(端末代は端末配達時に代引で一括支払いしている)
2年使ったとして手数料が5,280円になります。できればクレジットカード払いにしましょう。
または、口座振替手数料が必要ないUQ WiMAXで申し込む方法もあります。口座振替で契約したい場合はUQ WiMAXを選びましょう。
BIGLOBE WiMAXをおすすめする人・しない人
ここでは、これまで紹介してきたBIGLOBE WiMAXのメリット・注意点を踏まえて、おすすめする人・しない人を具体的に紹介します。
BIGLOBE WiMAXをおすすめする人
おすすめなのは「WiMAXは欲しいけど3年使うかわからない人」です。
BIGLOBE WiMAXの一番のメリットは、「長期契約のリスクがなく安い」という点です。
料金だけ考えれば、GMOとくとくBBの方が実質月額で365円安いですが、端末代が3年分割で、解約する時期によって残債の支払いが高額になります。
解約しなければ払うことにはなりませんが、もし解約して残債を払うことになれば実質月額が上がります。
3年は短いようですが、サイクルの早いネット系サービスにとっては長いので、私は長期契約のリスクがないBIGLOBE WiMAXが良いと思います。
BIGLOBE WiMAXをおすすめしない人
おすすめしないのは「プラスエリアモードを毎月使いたい人」です。
BIGLOBE WiMAXはプラスエリアモードが有料(1,100円/月)なので、毎月使う人にはおすすめできません。クレジットカード払いで月々の支払いが6千円を超えてしまいます。
分からない方はTry WiMAXで試す
自分がプラスエリアモードが必要かどうかわからない方は、Try WiMAXで実機を使って試しましょう。
WiMAX+5Gのモバイルルーター・ホームルーターが、15日間無料で借りられます。私も実際に何度も借りました(下写真)が、期日までに返却すれば一切費用はかかりません。
現在借りられるのは、WiMAX+5Gのモバイルルーター(下)・ホームルーター(上) それぞれ1機種ずつです。
BIGLOBE WiMAXの解約方法
BIGLOBE WiMAXの解約は、電話対応のみです。ネットから解約はできません。
当日付の解約希望の場合は、16:30までの受付です。解約月の末日に電話する際は早めに掛けましょう。解約月の月額料金は日割りにならず全額かかります。
手元にBIGLOBE IDを用意しておくと手続きがスムーズに進みます。契約時に届く書類の「BIGLOBE会員証」に記載されているので準備しましょう。
2年契約・3年契約している方は更新月を要確認
現行の1年契約の場合、違約金は1,100円で安いし自動更新ではないので、解約月に神経質になることはありません。
しかし2019年10月の改正電気通信事業法 施行前は、2年・3年の複数年契約もありました。
その場合、自動更新が付いているし、違約金も高額なので、違約金なしで解約できる更新月を確認しましょう。
まとめ
当記事では、BIGLOBE WiMAX 5Gプランのキャンペーンについて、詳しく解説しました。要点をまとめると、
当記事でわかること
- 契約期間なしで違約金がないので長期契約のリスクがない
- 端末代で21,912円かかるが、実質無料で実質月額は安い
- 「3年使い続ける」と断言できない方におすすめ
最安のGMOとくとくBBとの実質月額の差は365円です。この程度の差で、長期契約のリスクがないのがBIGLOBE WiMAXの魅力です。
3年契約に不安がある方は、BIGLOBE WiMAXがおすすめです。