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WiMAXの2年契約をおすすめしない単純な理由と3年契約を賢く使う方法

WiMAXの2年契約をおすすめしない単純な理由と3年契約を賢く使う方法

お得にWiMAXを2年契約できるプロバイダーやキャンペーンを探していますか?

でも実は2020年2月現在「2年契約はおすすめできない」です。理由は「3年契約より料金がかなり高い」からです。

実質月額で1,000円以上も高くなってしまいます。

「それでも3年契約したくない」という方に私は3年契約の途中解約をおすすめしています。契約は3年ですが、2年で解約しても実質月額はほぼ変わらないです。

WiMAXの3年契約の長さが気になってる人は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 2年契約できるWiMAXのここがダメ!
  2. 3年契約の途中解約 4つのメリット
  3. 3年契約の途中解約でWiMAXを使う注意点
  4. おすすめプロバイダ&キャンペーン
  5. 2年契約から3年契約が主流になった歴史
  6. まとめ

2年契約できるWiMAXのここがダメ!

2020年2月現在 WiMAXを2年契約できるのは以下のプロバイダー・販売店です。

  • UQ WiMAX
  • @nifty WiMAX
  • novas WiMAX
  • 家電量販店系プロバイダー
  • au

それぞれどこがダメなのか、本当にハッキリしています。

2019年4月から減りました、、、

2019年3月までBIGLOBE WiMAX・カシモWiMAX・hi-ho WiMAXでもWiMAXの2年契約ができたんですが4月からなくなりました。この3社はWX03やTriproputerという「発売時期が古い端末」「性能がイマイチな端末」限定で2年契約を受け付けていました。これでいよいよ2年契約の選択肢が減りました。

『特典・割引がない』から3年契約よりすごく割高

割引がない

UQ WiMAX・nifty・novas WiMAX・家電量販店系プロバイダー・auは、最新端末で2年契約することができますが、割引や特典がないので3年契約よりかなり割高になります。

GMOとくとくBB(3年契約)とUQ WiMAX(2年契約)の料金を比較しました。

GMOとくとくBB
(キャッシュバック)
UQ WiMAX
契約年数 3年 2年
端末代 0円 15,000円
事務手数料 3,000円 3,000円
利用料合計 3年 160,032円 2年 97,000円
特典 34,600円
キャッシュバック
なし
実質費用 128,432円 115,000円
実質月額 3,380円 4,600円
条件:ギガ放題・端末W06【2020年2月時点】

実質月額がUQ WiMAXの方が1,220円も高いです。家電量販店でも同じです。

@nifty WiMAXは端末代が20,000円なのでさらに高いです。novas WiMAXは逆に端末代が0円なので、UQ WiMAXの2年契約より実質月額が少し安くなりますが、GMOとくとくBBの3年契約との差は歴然としています。

同じ端末で同じサービスを使うのに、こんなに料金が違うんではおすすめできません。

LTE回線を使うとオプション料金 1,005円が必要

2年契約だとLTE回線を使うのにオプション料金 1,005円がかかります。

LTE回線は1ヶ月7GBしか使えないのでメインでは使えないんですが、WiMAXの電波が届きにくい地下やビルの奥まった場所で「どうしても使わなきゃいけない時」にLTEが使えると便利です。

オプション料金1,005円を払ってまで使う必要はないけど、無料で使えるなら便利な通信モードです。

【まとめ】2年契約をおすすめしない単純な理由

WiMAXの2年契約をおすすめしない理由はシンプルに以下の2点です。

  • 3年契約より月々1,218円も高い
  • LTE回線を使うとオプション料金 1,005円が必要

今の2年契約は、「月々1,220円も高い上にLTEを使うとオプション料金まで取られる」という最悪な条件です。

利用者は2年契約を求めているのに、サービス提供側が条件を悪くして3年契約させようとしている現状はすごく残念なんですが、個人レベルではどうしようもないし、それが流れなので致し方ないです。

そんな現状でどうしても2年契約したい方におすすめなのが「3年契約の途中解約」です。

途中解約なので解約違約金は払わなきゃいけませんが、現行の2年契約のように「高い料金」で妥協する必要がありません。

3年契約の途中解約 4つのメリット

1.実質費用が安い

費用を詳しく検証すると、解約違約金を払っても実質費用が安いことが分かりました。

GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンで、3年契約を満了した場合と途中解約した場合の料金を比較しました。

GMOとくとくBB(キャッシュバック)
契約年数 3年(満了) 3年(途中解約)
端末代 0円
事務手数料 3,000円
利用料合計 3年 160,032円 25ヶ月 108,876円
解約違約金 なし 9,500円
特典 34,600円 キャッシュバック
実質費用 128,432円 86,776円
実質月額 3,380円 3,338円
条件:ギガ放題・端末W06【2020年2月時点】

途中解約して9,500円の違約金を払っても、実質月額は42円安くなるという結果になりました。

解約違約金を払うのに抵抗があるかもしれませんが、「違約金を払っても途中解約の方が微妙に安い」なんて驚きですよね。

2.最新端末が使える

W06・WX06 外観写真

3年契約ですから最新端末から好きな端末を選べます。

2020年2月現在 最新なのはモバイルルーターがWX06・W06、ホームルーターがL02・HOME02です。

最新端末の評判やレビュー、比較などはそれぞれ個別ページで詳しく紹介しています。気になる記事をご覧ください。

モバイルルーター:W06 レビューWX06 レビュー
ホームルーター:Speed Wi-Fi HOME L02WiMAX HOME 02

3.約2年で見直せる

見直しサイクル

ネット回線の見直しサイクルは短いに越したことありません。

今WiMAXが最適でも2年後は他に新しいサービスが出ているかもしれませんし、もし変わらずWiMAXが最適でも今より性能の良い新しい端末が必ず出ています。

どちらの場合も約2年で見直せるのは大きなメリットです。

4.LTEが無料で使える

この記事の前半で「メリットが無い」「使えない」と酷評したLTEですが、無料で使えるなら使っても損はありませんよね。

WiMAXの電波よりも周波数が低いLTE電波は、通信速度はWiMAXより遅いですが障害物の影響を受けにくいのでWiMAXよりつながりやすいです。

ですから、外出先で「どうしてもネットに繋ぎたいのにWiMAXが圏外」という時にLTEが無料で使えると安心です。

2年契約にはないメリットのひとつとして数えておきましょう。

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードについて徹底的に深掘り解説しています。ぜひご覧ください。

3年契約の途中解約でWiMAXを使う注意点

キャッシュバックキャンペーンで契約する

この使い方はキャッシュバックキャンペーンじゃないと魅力が半減します。

月額割引キャンペーンは合計約3万円の還元額を、3年(36ヶ月)かけて受け取るので、3年間満了しないと全額受け取れません。ですから途中解約には向きません。

実質月額を比較したら一目瞭然です。

条件:ギガ放題・端末 W06・25ヶ月目で解約【2020年2月時点】
順位 サービス名 キャンペーン 月額料金合計 キャッシュバック 実質費用 実質月額 備考
1位 GMO キャッシュバック 108,876 ▲34,600 86,776 3,338 2年で解約
2位 GMO 月額割引 86,550 ▲2,000 97,050 3,733 2年で解約
3位 Broad WiMAX 月額割引 87,231 100,281 3,857 2年で解約
4位 So-net 月額割引 97,487 109,987 4,230 2年で解約

1位のGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンと2位以下で実質月額が395円も違います。

というわけで、途中解約前提で契約するならキャッシュバックキャンペーンを選びましょう。

違約金が安くなるタイミングで解約する

解約するタイミングは違約金が9,500円になる月です。

サービス開始月の翌月を1ヶ月目として25ヶ月目から違約金が9,500円になります。

画像を見ていただければ分かりますが、サービス開始月が2月だった場合、翌々年の3月が途中解約するベストタイミングです。

解約違約金が高いと折角もらったキャッシュバックが相殺されてしまいますので、9,500円まで安くなる25ヶ月目がベストです。

また、解約が遅くなるのもダメです。1ヶ月遅くなるたびに月額料金の支払いが増えて相対的に実質月額が高くなってしまいます。

とにかく25ヶ月目ぴったりに解約するのがベストです。

1年で解約するとどうなの?

「2年ではなく1年で解約するとどうなるのか」気になる方もいらっしゃるでしょう。実は「もっと安くなる」んです。2年だと約3,400円の実質月額が3,000円ちょっとまで安くなります。

詳しい検証結果は以下の記事で解説しています。

1年・2年で解約するこをと前提にした使い方を知っていれば、3年契約も怖くありません。

おすすめプロバイダ&キャンペーン

3年契約の途中解約でおすすめな契約は、比較表で1位だったGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン一択です。

2019年9月までは他にも高額キャッシュバックが受け取れるプロバイダがあったんですが、改正電気通信事業法の施行に伴い止めてしまいました。本当に総務省は余計なことしてくれました。

キャッシュバックが高額なGMOとくとくBB

GMOとくとくBB スクリーンショット

GMOとくとくBBは他社と比べてキャッシュバック額が大きいので、実質費用が安くなります。2年で解約する使い方だと最安です。

2020年2月のキャッシュバック額は以下の通りです。

W06 WX06 L02 HOME02
本体のみ 34,600円
クレードル付き 31,600円

GMOの他にキャッシュバックキャンペーンを展開しているプロバイダーにBIGLOBEがありますが、新料金プランに移行して端末代が19,200円必要で、キャッシュバック額は7,000円です。

端末代0円で34,600円もらえるGMOとくとくBBの方が圧倒的にお得です。

料金の安さを重視する方はGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンがおすすめです。

ひとつだけ注意点あるのが、キャッシュバックの受け取り手続きです。契約から1年後に手続きをしないとキャッシュバックを受け取れません。

難しい手続きではありませんし1年後の手続きを忘れないことだけ注意して対策していれば確実に受け取れます!詳しいことは以下のページで解説していますので必ずチェックしてください。

2年契約から3年契約が主流になった歴史

LTEが使えるようになって始まった

WiMAXの3年契約が始まったのは、auのLTE電波を併用する端末(W03・W04)が出てきてからで、時期でいうと2017年6月からです。

でも当初は全く人気のないプランでした。

それもそのはずで、ほとんどのプロバイダーで2年契約・3年契約が選べる状態だったし、契約年数が1年伸びる代わりのメリットが「LTEのオプション料金1,005円 無料」だけでした。

ですから2年契約する人が圧倒的に多かったです。

その潮目が変わったのが、去年2018年11月でした。

2018年11月 GMOが2年契約の受付を停止した

2018年11月22日にGMOとくとくBBが2年契約をやめました。

既に他のプロバイダーは新しい端末で2年契約できなくしたり、2年契約そのものの受付を停止したりしていたので、「GMOもいつか2年契約をやめるだろう」とは思ってましたが、あまりにも突然のことで驚きました。

それまで3年契約よりキャッシュバック額は少なかったですが、最新端末でも2年契約できて実質費用が安いので、GMOとくとくBBの2年契約を選ぶ人が圧倒的に多かったです。

そんなドル箱状態の2年契約をやめるわけですから、GMO主導ではなくサービス提供元(MVO)のUQコミュニケーションズの方針だったんだと想像できます。

3年契約が嫌われる理由

2年契約がなくなったからと言って、3年契約のメリットが増えたわけではありません。

2017年6月の3年契約スタートとなにも変わらず、今もメリットは「LTEのオプション料金1,005円 無料」だけです。

このメリットがなぜ利用者に受け入れられないかというと、

LTEを使うハイスピードプラスエリアモードは、契約プランに関わらず月々7GBの通信量制限があるからです。

WiMAXは「ギガ放題プランで月間の通信量制限がない」のが魅力で選ばれているのに、『LTEは7GBしか使えない』から使う人が少ないんです。

しかも7GBを超えてしまうとLTEを使わないハイスピードモードの通信速度も道連れで月末まで制限されてしまいます。

そんな使いにくいオプションが無料になっても、進んで3年契約を選ぶ人はいません。

それでも3年契約が主流になった理由

メリットが薄いのに3年契約が主流になった理由は「2年契約の条件が悪すぎる」からです。

2020年2月現在のWiMAX 2年契約は、特典・割引がなくて料金が高いんです。実質月額で1,000円以上高くなってしまいます。

だからWiMAXは3年契約が主流になってしまったんです。

まとめ

ここまで「今はWiMAXの2年契約はおすすめできない」そして「3年契約の途中解約がお得」と解説してきました。

要点をまとめる↓こういうことです。

  • UQもプロバイダーも2年契約を嫌って減らそうとしている
  • 2年契約は「特典・割引がないから実質月額 1,000円以上高い」からダメ
  • 3年契約を途中解約すれば2年契約的に使えて「新しい端末」で「料金も安い」
  • ↑これをするならキャッシュバックキャンペーンを25ヶ月で解約する

どうしても2年契約したい方はこの使い方が一番お得です。ぜひ参考にしてください。